家を建てるときは、通常、設計者が最初にスケッチを出してくれた後、模型を作ってプレゼンしてくれる。夢のふくらむひとときだ。
Google Sketchupというソフトを使うと、self builderでも簡単に3次元の家をつくることができる。
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秋山先生の事務所に打ち合わせに行ったときに、アメリカのDO-IT-YOURSELF関係の本を数冊お借りしてきた。これはその1冊である。
西部劇を見ていると、開拓者たちが砂漠の荒野に自分の家はもとより、教会を建てるシーンがよく登場しますね。SELF BUILDの原点のようなものでしょう。当時はまだ、ツーバイフォー工法ではなくティンバーフレーム工法といって、軸組工法だったようだ。
話はちょっと横道にそれるが、ジョン・フォードが監督しヘンリー・フォンダがワイアット・アープを演じた「荒野の決闘(My Darling Clementine) 」でも、ワイアット・アープとドク・ホリデイの許婚のクレメンタインが、教会のバザーでフォークダンスを踊る微笑ましいシーンがある(多分、教会のバザーというのは、元々は教会を建てるために浄財を集める手段として行ったものなんでしょう)。
二人がダンスに向かうときに、聞こえてくるのが"Shall we gather at the river?"という賛美歌。これは我々にはタヌキのキン○マの歌として馴染み深い。この歌については、私の敬愛する植物生態写真家の埴沙萠先生が大論文をお書きになっているので、是非ご覧ください。
西部劇ではないが、「野のユリ」という映画では、シドニーポワチエがやはり教会を建てるために一生懸命煉瓦を積んでいるようなシーンがありましたっけ。
まあ、とにかくこういう歴史があるので、アメリカのDO-IT-YOURSELF関係の書籍というのは、とても充実している。
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これはわが家の木のベランダで、気に入っているものの一つである。
しかし、このベランダが築3年にして腐ってしまったのだ。
最初に気がついたのは、柱をほぞ組にしてある部分だ。その他の表面は半年おきにワトコオイルという、オイルステインを塗っていたので、たいしたことは無いように思われた。
しかし、床板をはがしてみると、とんでも無いことになっていたのだ。
原因は、水はけの悪さだと思うが、工務店はわが家がベランダに置いた植物用のコンテナが元凶だという。しかし、ベランダにコンテナを置くことはよくあることだし、わが家のコンテナは床面には置かず、手すりに置いてあり、その手すりは腐っていない。
設計のOM研究所に電話をすると、同じようなベランダは同時期に他の現場でも作っており、そちらは異常がないので・・・・・・とまるでわが家に非があるような応対である。これには、現場も見ずに、よくそういうことを明言できるものだと感心してしまった。見よ!この相手をたじろがせ、一瞬絶句させる、思考停止的、偏見的、高圧的、妄執的な能力ーーーおばさん力とは、若いうちから醸成されるものなのである。まさにおばさんは、一日にして成らずだ(あの、ここのところ一般女性を蔑視するものではありませんので、よろしく)。
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ベランダを修理してから1年後、今度はベランダの基礎のコンクリートに渡してある根太の部分が、圧迫骨折したようになってしまった。
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