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2007年12月 アーカイブ

2007年12月01日

Be-selfbuildersのメーリングリスト

mailinglist

 Be-selfbuildersのメーリングリストを新たに作りました。

性格付けとしては、ブログは「こんなものがありました」とか「これ知ってますか」というプレゼン型であるのに対し、メーリングリストは「これ知りませんか」とか「これは、どこで買えますか」という質問型かな(もちろんこれ以外にもありますが)と思っています。

メーリングリストは非公開ですので、入会希望の方(be-works会員限定)は、ここから入会希望とお申し込みください。お申し込みいただいた方には、be-h@usマニュアル、秋山先生の爪の垢・・・・・・などをご用意しております。どうぞ、奮ってご参加ください。

 

 

2007年12月04日

ドミノ ジョインター

ドミノ  
FineWood Workingという木工雑誌に紹介されているのを見て、一目ぼれして、3月末の発売と同時にアメリカから購入しました。見た目はビスケットジョインターに似ていますので、板をつないだり・箱などの組立てに使われているビスケットジョインターをご存知の方は分かりやすいと思います。

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ツーバイ(2×)材について


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みなさん、こんにちは。
もうすっかり冬ですね。
寒くなってきたので屋外作業するより室内の造作をしようと思う今日この頃です。
セルフビルダー初心者がホームセンターで購入する木材といえばやはりツーバイ材ですよね。ツーバイ材とかSPF材とか言ったりしますが、サイズがフィートだったり2×4なのに木口の縦横比率が1:2じゃなかったりと、以前、疑問を持った近くて遠いツーバイ材(SPF材)。何かのお役に立てればと、お茶飲みながらメモしてみました(パソコンで打つより楽だったので....画像をクリックして大きいのを見て下さい)

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2007年12月11日

工程管理ソフト

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  そもそも人間は管理されるのが嫌いな生き物である。でも、レット・イット・ビーとかケ・セラ・セラといっていると、エントロピーは増加する宿命にあるから、一向に家はできあがらない。

そこで何とかそんな悩みに応えてくれるのが、工程管理ソフトと呼ばれるものだ。でも管理という言葉からは、クライアントと業者、工務店と大工、あなた管理 する人、わたし管理される人・・・・・・などという構図が想像されて余り愉快ではない。

セルフビルドの場合も、どうしたって専門家の手を借りなければなら ない部分があるのだから、その人たちと仕事をうまく進めるためのツールと考えたらどうだろうか。例えば、外壁を塗ろうと思ったら、もう足場が無くて大変、 シンクを設置しにきたけど、配管がまだだった、施主の工事が長引いて次の工事にすすめない・・・・・・こんなことを防ぐためのツールだ。普通は工務店の現 場監督がするのだろうが、セルフビルドの場合は、施主工事とプロの工事とのすりあわせがより重要となるから、お互いに情報を共有することが必要となる・・・・・・こうみてくると、セルフビルドというのは、大金をはたいて施主様としていばっているのではなく、設計者、工務店のみなさんとも責任を分担する、ある意味ではking of hobbyというか、非常に崇高な行為だと思いませんか。

さて、この手のソフトとしては、そのむかしMacにはMacProjectというのがあったが、今はHyper cardと同じようにどこかに消えてしまった。 Winの人たちは、office projectというのを愛用しているようだが、ビル・ゲイツの奴隷にはなりたくないので余り使いたくない。

というわけで、WinでもMacでも使えてコラボレーションができるソフトはないものだろうかと探したら、Gantt projectというソフトがあった(そうそう、よく見るあの工程表の図はガント・チャートというのだそうだ)。オープン・ソースのソフトウエアで勿論タ ダ。javaで書かれたソフトなので、Win Mac Linux/Unixとosの壁を越えて使うことができる。工務店の人はWinを使っている人が多いので、情報を共有するにはよいのではないだろうか。お まけにビルの奴隷にならずに、office projectのファイルを開くこともできる。何だかgoogle documentのようなコンセプトのソフトなのだ。



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2007年12月13日

図面の整理

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図面というのは、一般の家庭では余り使わないA3(297x420mm)の大きさあるので、打ち合わせのたびに増える図面を整理しておくのは、なかなか大変だ。私のところはB系の書類は使わないようにして、ほとんどA4で整理しているので、A4のファイルに整理してみた。

 

  hukuro  

 

 

でも袋とじ(ほら、あのHな週刊誌で立ち読みできないようにしてあるヤツ)にしてしまうと、図面が分断されてしまう。 

 

 

 

  (袋とじ) 

 

  zumen02

具合が悪いから、片側で止めて折り込むと何だか収まりが悪い・・・・・・

と思って、打ち合わせの時に佐賀井氏の手元をみたら、ご自分のはきちんと製本してある。そういえば、自宅を建てたときは、設計事務所がやったのか工務店が押しつけられたのかは忘れたが、一番最終バージョンは製本したものをもらったのを思い出した。
では、セルフビルダーたる者、これしきが出来なくてどうする!というので、挑戦してみた。

 

 

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2007年12月16日

キッチンの引出し

キッチン   

わが家のキッチンには18個の引き出しを作りました。小さい引出し4つ以外は、重いものを入れられるようにレ ール金物を使いました。ほとんどの引き出しはランバーコアを糊付けで、重いもの入れるところは木ネジで補強しました。普通の引き出し の作り方で小さいものは作りました。

引出し1    引出し2  

一番上の物置台は、家具店で見た水屋の炊飯器台を真似たもので、冷蔵庫に物を入れる時とか料理する時の置き場を広げるためです。

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2007年12月17日

小僧から考える人へ

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家庭からアサガオが消えて久しいが、今日、日経BP社のken-platzというサイトを見ていたら、世の中はもっと進んでいることが分かった。

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2007年12月20日

ダイニングテーブル(1)

 テーブル板の加工  
  サペリ材 自動カンナ  
    右が巾を310ミリに落とした板3枚     自動カンナで削り
アフリカ産広葉樹(サペリ)を利用してダイニングテーブルを作ろうとしています。900x2200ミリぐらいにしようと考え、巾が400ミリ強の3枚の材料を製材屋でおよそ50ミリの厚さにしてもらいました、一人で動かすのも大変な重さで、量ってみたら1枚45kgぐらい。
自動カンナに入れられる最大幅が317ミリなので、3枚をテーブルソーで巾310ミリに切り落しました。1枚35kgぐらいになったので、やっとひとりで動かせる重さ。自動カンナの入口・出口の高さを合わせて、両面削って48.5ミリ、ほぼ同じ厚さに出来ました。

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2007年12月22日

ゴムハンマー

出来上がり  

何かを傷つけないで叩き込むときなどに、ゴムハンマーは有効ですが、欠点は叩いた所に黒くゴムがついてしまうことです。これを防ぐために、レザーでカバーをつけました。これはアメリカの木工雑誌からヒントを得たものですが、これで汚れることもなく心配がなくなりました。
ゴムハンマーはいずれも100円ショップで買ったものですが、レザーのおかげで価値がグンと上がりました。

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2007年12月23日

橋の下を沢山の水が流れて

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1940年パリ陥落後、仏領モロッコのカサブランカは、自由を求めて渡米しようとする人々であふれていた。その一角にあるリック(ハンフリー・ボガート)のカフェアメリカンは、そんな人々のたまり場だ。ナチの手を逃れてやってきた抵抗運動家の妻イルザ(イングリッド・バーグマン)は、そこでパリでなじみであったピアノ弾きサム(ドゥーリイ・ウイルスン)と再会する。
「ハロー サム」
「もうお会いできないと思ってました」
「ひさしぶりね」
「ええ いろんな事がありました」(このあといくつか会話があって、あの As time goes byが流れる)

この最後の台詞は、原語ではA lot of water under the bridgeといっていた。開高健が好んで使っていた「橋の下を沢山の水が流れて」という表現は、本当はこれから来ていたのかもしれない(ご本人もアポリネールの詩の一行からと言っていて、よく、『ミラボー橋』が引き合いにだされるのだが、そこには「橋の下を沢山の水が流れて」という言いまわしはない)。


閑話休題。


最初、LED(Light Emitting Diode=発光ダイオード)を間近に見たのは、10数年前にデジタル回路の実験回路を組み立てた時だった。当時はまだ、ICの動作確認とか電源のインジケータくらいにしか使われていなかったし、ほのかな明かりだった。
そして、橋の下を沢山の水が流れて・・・・・・

 

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2007年12月25日

統一省エネルギーラベル

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  eco02

 

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現在、世の中にはエコのこだまが鳴り響いている。エコっていうのは、エコノミーのエコかと思っていたら、エコロジーのエコの方が本家らしい。


そんな時代を反映して、家電製品などは今までの製品に比べて大幅な消費電力の削減を実現した製品が出現し、売れ筋商品となっているといいう。消費電力を削減することで、CO2の排出量を減らし、エコノミーとエコロジーと両方にやさしい製品を目指すそうだ。


じゃあ実際にどの程度省エネを達成しているのか目安となるのが、財団法人エネルギーセンターが発行する「統一省エネルギーラベル」だ(ちょっとイカメシイ名前ですね)。省エネ型製品情報サイトでは、家電店で売られているエアコン、テレビ、冷蔵庫、VTR、電子レンジ・・・・・・のほか、ガスこんろ、石油・ガス温水器などいろいろな製品の省エネ性能をみることができる。


5つ星で5段階評価した省エネ性能、2011年の目標数値を基準とした省エネ基準達成率、年間消費電力量、年間の目安電気料金などが一目でわかるようになっている。
上からエアコン、電気冷蔵庫、液晶テレビ、のラベルを示している。こうやってみるとエアコンはテレビなどにくらべたら随分電気をくうことが分かる。



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2007年12月26日

クランプ


クランプ
一人で作業をするには、yumさんからご指摘された通り、クランプが有効的です。たくさんの人にお手伝いいただきましたが、手伝って欲しい時にいつでも助けていただけるわけではありません。一人でやっているとクランプは従順で優秀な助手です。

写真の左の3つはクイックグリップと呼ばれているもので、簡単に片手で手早く締めることが出来ますので便利です。一番左のクランプは拡張用で、グリップの方向を付け替えると2つ目と同じように締め付けるクランプになります。6本買ったものの内、たまたま1本だけが拡張にも使えるタイプだったのですが、これは重宝でした。もう1本あるともっと楽だったでしょう。

右の2つは普通のクランプですが、締め付ける力はクイックグリップよりはるかに強く、しっかり固定したい時はこのクランプを使った方が良いでしょう。ルーターで溝を突いていた時、ガイドの板を押さえていたクイックグリップが動いてしまい、溝がずれてしまったことがあり、それ以来力を入れるときにクイックグリップは使わないようにしております。

真ん中の赤いクランプはデンマークで見つけたもので、バーの両側に押さえるところ(赤い部分)があるので、押さえる巾も少し広く出来ます。引き出しを作る時などにはサイズ的にも適切でした。また、レバーを廻すと拡張用に切り替えることも出来るので便利です。 力はクイックグリップと同じです。

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2007年12月29日

壁板のコーナー

入り隅   出隅   
                       壁の入り隅              壁の出隅
壁板の横張りが設計図に指定されていたので、米松の壁板を手配しましたが、壁板がぶつかるコーナー部分をどのように納めるのか詳細がありませんでした。N設計室の永田さんにお願いして、この納まりを教わりました。 出隅・入り隅と言う言葉はこのとき初めて知りました。 

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