« stupid.com | メイン | レーザーレベル計 »

シロアリ

ari01
マウスを移動すると画面が変わります。

 

ari03


 

  一匹一匹が、3という数字に似ている。
それも、いること、いること!
どれくらいかというと、333333333333……ああ、きりがない。

ルナールは 博物誌に書いているが、これがシロアリとなると、そうもいってられない。我が家の北ベランダを支える柱が、シロアリにやられてしまった。我が家の場合はも う何遍も書いているが、マツモト建設という施工した工務店が一方的に廃業宣言などをしているので、こうなるとお手上げだ。
しょうがないので、自分で取り替えることにした。

 

 

  ari05
完成後の写真
 

図面をみると、柱はヒノキと書いてある。確か、ヒノキは虫が嫌うとどこかに書いてあったような気がしたが・・・・・・
寸法は多分4寸角だったのだろうが、メジャーで測ると10センチ。縮んだのだろうか。

インターネットで探すと、以前、デッキ材を買った新木場のJ STYLEという店で110x110x3,000mm ラフソウン(粗木製品)節付き ウエスタンレッドシダー(カナダ杉)というのがあった。お値段は7,320円也。

早速、新木場まで車で買い出しにでかけた。未乾燥と書いてあるだけあってかなり重くて、キャリアに載せるときにもうちょっとでバックドロップ(プロレス必殺技ですね)をやりそうになった。

サンダーをかけてワトコオイルを塗ると、なかなか良い感じだ。柱の長さは何遍も測り直して慎重にカットした。

シロアリにやられた柱は、ぐらぐらで全然用をなしていなかったが、まず、胴差しだか梁の部分を車用のジャッキと2x4の柱で持ち上げた。足踏み式ではなく、普通のぐるぐる回すジャッキだったので、ちょっと力がいったが何とか持ち上がった(この辺は以前、南側のベランダの梁が腐ったのを取り替えるときに、じ〜っと見ていたのが役立った)。 

梁との接合部分は、ほぞでつないであったが(腐る原因と本には書いてある)のこぎりで切断。
基礎の所には90x90の金物があって、そこに柱を入れるようにできているので、110x110の柱をそれにあわせて削った。

基礎の金物に柱を斜めに入れて垂直に立てるのにちょっと苦労したがこれも何とかクリア。梁との接合は金物で簡単につないで一件落着だ。

 

  ari04

新築時のファイルを探すと、しろあり防除保証書というのがでてきたが、愉快なことに1年以上前に保証期間が終了していた。シロアリのヤツ、これを読んでから仕事にかかったのだろうか。

 

コメント (11)

nak:

賢いシロアリにやられて大変ですが、プロ並みのいい仕事をされていますね。この柱に防虫処理はされたのでしょうか。
ワトコオイルはきれいに仕上がりますが、外部用には向かないと聞いたことがあるように思いますが・・・

go-shiyo:

yumさま

シロアリ、厄介ですネ。やがて30年ほど前に自宅の建替え前の旧宅で、業者にお願いしてシロアリ駆除をしました。
縁の下の柱に防虫剤を注入する方法です。
7年間保証と記憶しています。口約束で書類などは無かったか、と?シロアリへの効果の有無は不明でしたが、付帯効果としてゴキブリが全く出なくなったのが、目に見える効果としては絶大でした。

しかし、これら小動物に危害を加える薬剤は、長いスパンで考えると人間にも無関係と言い切れない不安が残ります。
何かの報道で、北海道にもシロアリが上陸したとありました。これも地球温暖化の影響でしょうが、突然とんでもない生物が現れそうで怖い!

しかし、yumさんはベランダでご苦労なさいますねえ~....。

yum:

nakさま

防虫処理は、固形の薬剤を柱の周りにまいただけで、木には注射していません。ついでに、強力な中国餃子もまこうかと思っています。

ワトコオイルは、屋内用と屋外用があって、一応屋外用を塗りました。主成分は亜麻仁油で、人にはヤサシイのですが、虫にもヤサシイのでしょう。シロアリのヤツ、このナチュラルなところが体にいいんだよねーとかいって、食っているのかも。

秋山先生ご推薦のキシラデコールにでも変えるかなあ。

yum:

go-shiyoさま

確かに強力な殺虫剤は、人間にもいいわけないので、兼ね合いが難しいところですね。

仰るとおり、ベランダには泣かされていて、実は北ベランダは床板も腐っているという愉快なことになっています。

設計か施工か使い方なのか・・・・・・何だか呪われています。

nak:

yumさま、
ワトコに外部用があるとは知りませんで、失礼致しました。餃子なら早く手配しないと、買えなくなりそうです。
虫にきびしい物は人にはやさしくないようで、キシラデを使えない人も居ますのでお気をつけ下さい。

yum:

nakさま

キシラデを使えない人というのは、なにか気持ち悪くなったりする人という意味でしょうか?

kazuhiko:

シロアリはなかなか素晴らしい生き物なのですが、それゆえ人・家にはやっかいでもあります。自然の一員と考え共生的な観点が必要です。
ワトコオイルは適切では無いと思います。シロアリよりもお見かけした部分では雨掛りも心配ですので、もっと撥水するものアウロ・リボス・オスモ(公平性のためあえて色々書きました(笑))などの外部用ががよいと思います。下から一定の部分だけでも良いと思います。
キシラデの問題は廃棄・燃焼時などで、実際の使用では発散などの可能性は少ないものです(でもなめない方が良いです)。勧めませんが局所使用ならしかたがないと個人的には思います。
冗談ではなく今話題の中国産餃子の毒物は有機リン系でシロアリ防除藥(同系列農薬)として使えると思います。それほど危ないものなのです。
最近のシロアリ防除保証が3~5年なのは薬剤の効力がそのくらいなのです。それ以上効く薬剤は長く効力があるので人にも危険なので禁止されてきた歴史が有ります。それくらい薬剤は危険でありながら、実はそれほどの効果がシロアリという生命体には無いのが実情です。
運良く柱の根本は点検がいつも可能のようですから、「点検」こそが予防です。90×90の金物の内側に進入路が無ければの話しですが。

yum:

kazuhikoさま

はじめまして。
貴重な情報を有り難うございました。

金物の内側には一応顆粒状の防除剤を撒いてみましたが、頻回に点検するようにします。

nak:

yumさま、
指定塗料としてキシラデを使ったことがありました。強じんな防臭マスクをしても気分が悪くなる人がいまして、離れたところで、他の人が使ってもおなじ症状を起こしましたので、人によっては 合わないようです。それ以来キシラデは一度も使用しておりません。

yum:

nakさま

キシラデ情報ありがとうございました。それでbe-windowはオスモなんですね。

nak:

yumさま、
最初からオスモでしたが、その後は塗料を指定されても受けないことにしております。人体に影響なく、耐候性もいいようです。

コメントを投稿

About

2008年01月31日 00:54に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「stupid.com」です。

次の投稿は「レーザーレベル計」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35