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金輪継ぎ?

東大寺

知人と金輪継ぎについて話した時に、丸い柱を金輪継ぎにしたものが、東大寺に展示されているよ、と聞きました。 丸い柱をどうやって金輪継ぎに出来るのか興味をもち、東大寺へ行ってきました。大仏さんの後ろ側に展示されているものの一つでしたが、説明書きは何もありませんでした。

ご覧のように、金輪継ぎではないようですが、直径60センチ以上の丸太を継ぐすごい技術があったようです。金輪と同じように横からほぞを打ち込むのでしょう。

どなたか、この継ぎ方の名前を教えてください。

 

コメント (8)

yum:

nakさま

直径60センチもの丸太をつなぐというのは、すごい技術ですね。

写真はそれを分かりやすく見せるためにカットしたモデルなのでしょうか。

go-shiyo:

nakさま

私も25年ほど前に奈良の大仏殿を見学しました。丁度、外周工事中ですっぽりとテント屋根に囲まれていたと、記憶しています。そんな状況をスケッチした絵はがきが売られていたのが印象的でした。

さて、現物については、さだまさしが寄進した瓦などは、記憶にありますが、これは随分とぶっとい丸太だな~ぐらいにしか見えていなかったのでしょう!継ぎ手の名称はともかくあの想像を絶する大きさの木造建築ですから、随所にこの様な継ぎ手が使われているのでしょうネ。

名称については通りすがりのあの方の登場をお待ちしましょう。

nak:

yumさま、
これは改築のときに取外した実物のようです。
同じ形のものを反対に置いて組み、金輪と同じように横からほぞを差し込むのだと思います。

yum:

nakさま

実物ですか。巨大なのでカットモデルかと思いました。

from VC

kazuhiko:

先日はhanawa見学会で失礼しました。飲んで座ってしまうとなかなか皆様を廻ることができませんですみませんでした。

さて、どこから見ても立派な金輪継ぎだと思います。丸太も角材も関係ありません。T字型の浅いほぞ(めちと言います)が特徴です。もちろん「込み栓」がsetで完成でございます。

nak:

kazuhikoさま、
これもやはり金輪継ぎですか、有難う御座います。一度チャレンジしてみたいですが、「込み栓」は少し傾斜をつけるのでしょうか。

kazuhiko:

nakさん
込み栓は通常堅木で作り傾斜は付けないと思います。傾斜を付けるのはしゃち栓やくさびの類だと思います。

nak:

kazuhikoさん
分かりました。傾斜なしだと、かなり精度が要求されそうですが、やってみましょう。

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2008年03月24日 13:26に投稿されたエントリーのページです。

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