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塗装(杉板外壁の場合)

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120mm幅3600mm長の外壁用杉板を600枚位塗装した。忘れないうちに気がついたことをまとめておきます。

 

1)塗料
秋山先生の定番、キシラデコールのシルバーグレイ。
恐らく杉の赤身に塗ると、不透明なペイントなのに木目がつぶれずに出るのでこれを使っているのだと思う。
値段は16リットル入りで(18リットルの一斗缶に入っている)およそ3万円程度。DIYショップよりもネットで探した方が安いところが多く、値段に随分開きがある。また、0.7L(2500〜3000円)、4L(8000〜9000円)入りの缶もあるが割高だ。16Lのシルバーグレイは置いてないDIYショップが多かった。
ネットにはキシラデコールは、溶剤で気持ち悪くなるという例が多く出ていたが、外で塗っていたので、気持ち悪くはならなかった。ただし、目がしょぼついたので、換気には十分注意した方が安全だ。

2)刷毛かローラーか
刷毛塗りと書いてあるが、カンナがけしていない杉板の木裏に塗るのは結構大変だ。大量の板を塗るにはローラーの方が楽だった。今回の杉板は相欠き接ぎだったので、その部分は刷毛を使用した。

3)塗装法
セルフビルドの場合、外張りをしてから塗るのは大変なので、その前に板の状態で2回塗りまでやってしまった(3回目は貼ってしまってから)。
塗る前にキシラデコールの缶を振ったり、撹拌したつもりでも、一缶目は缶の底に着色成分がスラッジのように貯まっていた。相当しつこく撹拌しなと駄目だ。

馬に杉板を10枚程度並べて塗ると時間をかせげる。最初は刷毛で塗っていたが、毛羽だった木裏はなかなか塗るのが大変。ペイントが余計にいるかもしれないが、ローラーにじゃばじゃばと付けて塗らないと、とても大量の杉板を塗ることはできない。

夏の炎天下に一日に140枚も塗ると、もうへとへとになる。へとへとになるもう一つの原因は、杉板の持ち運び。塗った杉板を乾燥させるために、足場やブロック塀に立てかけ、乾燥後は雨に濡れないように並べてシートがけをする。これが重労働だ。耐えることを悦びとするイギリス人になったようだ。

二度塗り目は半日から1日後にと書いてある。

 

コメント (2)

N:

塗装は塗るまでの準備が本当に大変ですよね。
しかもラフソウンの板は塗料が伸びないのでローラーや刷毛にたっぷりと塗料を染込ませなければならず、結果ポタポタ周囲を汚す羽目になりがちです。
hanawa_h@us は養生が不十分だったので窓枠やらガラス窓やら土間やら模様だらけです。
キシラデコールは近所のホームセンターにはシルバーグレイやジェットブラックなどのマニアック(笑)な色は在庫が無いので、私もモリエンで購入しました。
耐久性はまだわかりませんが、キシラデコールは発色、塗りやすさ、価格、実績などの点で気に入ってます。

yum:

Nさま

コメントありがとうございます。
やはり養生をきちんとやらないとだめですか。養生だけで時間がかかりそうですね。面倒くさいので適当にしようと思っていましたが、頑張って養生しようと思います。

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2008年09月09日 03:49に投稿されたエントリーのページです。

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