うま 番外・スティール編
yum さんの「うま三題」も番外編、ご自宅でご愛用の秋岡芳夫さんのテーブルの脚のお話にまで敷衍してきた。
それでは......と、現場で重用されているウマの発展系として、テーブルの脚として作ったスティール・フレームをご紹介しておこうと思ったのだ。
テーブルやら座卓を考えるに、ある大きさ形をもった水平の板が、床面より適当な距離を持った位置にある物と規定すれば、それを支える脚自体はミカン箱でもビールケースでもかまわない。いわゆるテーブルの四本の足という既成概念は不要なことなのだ。まぁ、足がぶつかるとか.....の他の用件を勘案すれば.....それなりのデザインということになが.......。
このスティール丸棒を曲げて溶接して作ったスペースフレームは、大工用のウマで代用していた製図板用の脚を、それ専用に作ったものなのだ。工事に使うのには........もうすでに逸脱してるとは思う。
この脚の効用の一つは、畳の上でも使えることだ。昔の建築学生、独立した個人が仕事場に製図板を拡げるのにも適当であったのだ。
こんな脚を二つ用意して、その上に板をのせればテーブルに........というのは、セルフビルダー的な考え方として覚えておいてもよさそうだ。