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デッキプロジェクト part2 その2

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玄関前のデッキが完成した。
一応、階段もつけたのだが、宅配便屋のおにいさんは玄関と思っていないらしく、「ここが玄関でいいのでしょうか?」と二度も確認していた。

う〜む、してみると玄関の要素とは何なのか。門灯はつけたので、表札かな。インターフォンを入り口につけても、ガラス越しに見えるので、何だかアホみたいだよなあ(インターフォンはポストの横につけてある)。
ひさしを入り口の上だけにしておけば、玄関に見えるのか。はたまた、2本くらいポールを立てればよいのか。

 

さて、デッキを2つ仕上げたところで、気がついたところをまとめておきましょう。
1)縦張りか横張りか?
好みにもよるでしょうが、私は家の方から見て縦に張っておいて良かったなと思う。これは、次の2と関係する。

2)デッキ面に1%くらいの勾配を持たせる。
雨などがかかったときに、水切れを良くするために、デッキ面を1%傾斜させて置く。そのためには、縦張りにしたほうがやりやすい。

3)土台の水平出しには、アジャスターボルトが便利。
シロウトがコンクリートの基礎を打って、土台の水平出しをするのは結構難しい。アジャスターボルトを使えば、基礎が少しくらい高さが違っても、それを補正して、土台を水平にできるので便利だ。ただし、組み立てるときに不安定なので、クランプなどを使って仮固定するとよい。

4)デッキの固定は、裏から固定。
デッキを表から固定すると、どうしてもそこから水が入って腐りやすくなる。
特に素足で歩く場所は、裏から止めると釘穴も無く、すっきりとして気持ちが良い。

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ついでに、今回使った治具(といっても大したものではないが)を紹介しておきます。
デッキとデッキの間隔を一定にするのに使った木片。デッキの本には5mm程度が良いと書いてあったが、今回は9mmにした。

 

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根太から張り出す長さを揃えるための治具。今回は4cmにした。


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デッキを根太に下から固定する際に、根太に予め開ける下穴の間隔を決める治具。

デッキを下から斜めに釘で固定するときは、クランプで強く固定しておかないとずれてしまうので注意が必要だ。

コメント (2)

saikoro:

格好のいい玄関になりましたね。
道路側のテラスと高さが違うようですが、訳があるのでしょうか。

ところで、奥に写っている三角はナンですか。
建物から直角に板を張るための定規ですか。その直角はなにから移しましたか。

yum:

saikoro さま

するどい観察眼ですね。
1)段差
家内が脚が不自由なもので、玄関の引き戸を基礎を削って、土間と段差が無いように下げています。一方、道路側は窓と段差が余り無いようにしたもので、素足で歩く道路側と、土足で歩く玄関側に段差が生じました。

2)三角定規
直角は、玄関側の外断熱の壁から移したので(本当は基礎を打つ段階できちんと測量すればっよかったのですが)ちょっといい加減で、板を貼る段階で板の角度を少しずつ調整して誤魔化しています。

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2009年10月02日 06:44に投稿されたエントリーのページです。

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