イケアのKomplementというワードローブのハンガーを吊すバーを取り付けようとしたら、写真右上のプラスチックのパーツが下のように壊れてしまった。
マニュアルには、clidk!と書いてあるのだが、これが入らないなんてちょっと信じられない。
しょうがないので水をつけたり油を塗ったりして、だましだまし入れて最後にゴムハンマーで軽く叩いたら破裂するように破壊されてしまった。
同じ製品のもう一つのものは、簡単に入ったのだが、ロットによってばらつきがあるらしい。
試しに、すんなりと入ったもう一つのパーツを入れようとしたが、入らないないので、問題はパイプの径が大きいからかもしれない。
また、破壊されたパーツにも問題があって、よく見ると何やらブツブツと表面が荒れているので、パーツのプラスチックも均一ではなく弾力性が乏しかったようだ。
ラベルを見ると、made in Indiaインド製と書いてある。コストを下げるため、人件費が安いアジアで製造するのはいいのだが、どうもその後の品質管理がいい加減なようだ。
日本の製品だって、半世紀前は「安かろう悪かろう」の見本のようなものだったが、今や世界最高の品質を誇るまでになっている。途上国が辿る宿命のようなものかもしれないが、それを作らせているイケアにも責任の一端はある。
コメント (4)
イケアは多分!それぐらいのクレームは、先刻ご承知だと思いますね!
その範囲の不具合は、想定内で世界戦略を展開していると感じています。
デザイン、価格、品質、クレームを天秤に掛けて、計算していると思います。
しかし、この方向だけに使う設計なら、耳も広いし穴位置も遠いなあ〜と...。まあ!今回の破損個所とは無関係ですけど。
投稿者: go-shiyo | 2010年02月24日 22:38
日時: 2010年02月24日 22:38
go-shiyoさま
イケアに別に高品質を求める訳でもなく、あのほとんどが接着材ではないかと思われるパーティクルボードも承知の上で買っています。
しかしです。
軸受けがゆるゆるとかいうのではなく、入らないんじゃ機能しないわけですから。でも、死人がでないと米議会も社長を呼びつけないだろうし・・・・・・
今までの経験では、大体プラスチック製品の精度が悪いようなので、購入したらその場でチェックしなければ!!というのが教訓かなあ。
投稿者: yum | 2010年02月25日 09:41
日時: 2010年02月25日 09:41
yumさま
言い回しが多少乱暴ですみません...です。
私もイケアに品質がないがしろで良いとか、逆に徹底的な品質管理を望んでいる訳でもありません。それは、品質は良いに決まっていますがね!
皆が(私が)イケアに引かれるものはなにか?と考えた時!ニトリや無印に感じられないワクワク感だと思っています。
壊れない事を大前提に考える民族との違いを感じてしまうのです。樹脂型の設計ひとつ取り上げても、日本企業なら生産技術者の意見で、グダグダになってしまうデザイナーの原案もイケアはそのまま押し通してしまっている!そんな気がします。
このブログで、クレームに対するイケアの代品支給の対応などを拝見していても、検品や検査をする体制になっていなんでしょうネ!それでも、売れているからでしょうか?
日本向け仕様を別に展開しないと、解決しないのでしょう!と思ってしまいます。
投稿者: go-shiyo | 2010年02月26日 18:27
日時: 2010年02月26日 18:27
go-shiyoさま
>このブログで、クレームに対するイケアの代品支給の対応などを拝見していても、検品や検査をする体制になっていなんでしょうネ!それでも、売れているからでしょうか?
>最近は、変わって来たようです。
カスタマーサービスのマネージャーの人がきちんど電話をくれて「私が責任をもってチェックしてからお送りします」と約束してくれました。
投稿者: yum | 2010年03月01日 13:18
日時: 2010年03月01日 13:18