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イケアの品質 その3

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イケアのKomplementというワードローブのハンガーを吊すバーを取り付けようとしたら、写真右上のプラスチックのパーツが下のように壊れてしまった。

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マニュアルには、clidk!と書いてあるのだが、これが入らないなんてちょっと信じられない。
しょうがないので水をつけたり油を塗ったりして、だましだまし入れて最後にゴムハンマーで軽く叩いたら破裂するように破壊されてしまった。

同じ製品のもう一つのものは、簡単に入ったのだが、ロットによってばらつきがあるらしい。
試しに、すんなりと入ったもう一つのパーツを入れようとしたが、入らないないので、問題はパイプの径が大きいからかもしれない。

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また、破壊されたパーツにも問題があって、よく見ると何やらブツブツと表面が荒れているので、パーツのプラスチックも均一ではなく弾力性が乏しかったようだ。

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ラベルを見ると、made in Indiaインド製と書いてある。コストを下げるため、人件費が安いアジアで製造するのはいいのだが、どうもその後の品質管理がいい加減なようだ。

日本の製品だって、半世紀前は「安かろう悪かろう」の見本のようなものだったが、今や世界最高の品質を誇るまでになっている。途上国が辿る宿命のようなものかもしれないが、それを作らせているイケアにも責任の一端はある。

コメント (4)

イケアは多分!それぐらいのクレームは、先刻ご承知だと思いますね!
その範囲の不具合は、想定内で世界戦略を展開していると感じています。
デザイン、価格、品質、クレームを天秤に掛けて、計算していると思います。

しかし、この方向だけに使う設計なら、耳も広いし穴位置も遠いなあ〜と...。まあ!今回の破損個所とは無関係ですけど。

yum:

go-shiyoさま

イケアに別に高品質を求める訳でもなく、あのほとんどが接着材ではないかと思われるパーティクルボードも承知の上で買っています。

しかしです。
軸受けがゆるゆるとかいうのではなく、入らないんじゃ機能しないわけですから。でも、死人がでないと米議会も社長を呼びつけないだろうし・・・・・・

今までの経験では、大体プラスチック製品の精度が悪いようなので、購入したらその場でチェックしなければ!!というのが教訓かなあ。

yumさま

言い回しが多少乱暴ですみません...です。

私もイケアに品質がないがしろで良いとか、逆に徹底的な品質管理を望んでいる訳でもありません。それは、品質は良いに決まっていますがね!

皆が(私が)イケアに引かれるものはなにか?と考えた時!ニトリや無印に感じられないワクワク感だと思っています。

壊れない事を大前提に考える民族との違いを感じてしまうのです。樹脂型の設計ひとつ取り上げても、日本企業なら生産技術者の意見で、グダグダになってしまうデザイナーの原案もイケアはそのまま押し通してしまっている!そんな気がします。

このブログで、クレームに対するイケアの代品支給の対応などを拝見していても、検品や検査をする体制になっていなんでしょうネ!それでも、売れているからでしょうか?

日本向け仕様を別に展開しないと、解決しないのでしょう!と思ってしまいます。

yum:

go-shiyoさま

>このブログで、クレームに対するイケアの代品支給の対応などを拝見していても、検品や検査をする体制になっていなんでしょうネ!それでも、売れているからでしょうか?

>最近は、変わって来たようです。
カスタマーサービスのマネージャーの人がきちんど電話をくれて「私が責任をもってチェックしてからお送りします」と約束してくれました。

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2010年02月23日 09:51に投稿されたエントリーのページです。

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