片流れ屋根の宿命で、2階のトイレの入り口の高さは1550mmしかなく、あとは3寸勾配で奥に行くほど天井が低くなる。そのため、2階のトイレは天窓をつけたり、便器のある部分を150mm床を下げたり工夫している。また、入り口を入って左奥は納戸を兼ねている。
google sketchupでみるとこんな感じだ。天窓は見えないが便器の置いてある部分が、一段低くなっているのがおわかりいただけると思う。
最初は赤の部分に洗面台を置いて、トイレの周りを壁で囲うつもりで、赤で示した部分に水とお湯、排水の配管をしてもらった。
しかし、そうすると納戸へ行くには、腰をかがめて這うように洗面台の後ろを回らなければならない。そこで、トイレの周りは壁で囲うのはやめ(何と大胆な!)、洗面台を入り口正面に移して、納戸へはトイレを突っ切って行けるように変更した。
洗面台そのものを作るのは大したことはないのだが、問題は配管の変更だ。1階にはBe-h@usには珍しく配管を隠すために天井が張ってある。電気の配線のために点検口を開けておいたのだが、ここから水とお湯の配管までは何とか手が届くが、排水管までは手が届かない
2階のbe-floorはネジ止めしてあるのでネジを外してみたが、容易には床板がはずれないのだ。
まず、水とお湯のストレート止水栓についている架橋ポリエチレン管が、止水栓から外れないので、止水栓を床から取り除けない。架橋ポリエチレン管はワンタッチの金具で繋げるが、これを外して再接続すると水漏れは保証しないと書いてある。
しょうがないので、一度ポリエチレン管をカットして、継ぎ手を二個使ってつなぐこととした。この継ぎ手が結構高くて、一個千円近くする。ワンタッチ継ぎ手もメインテナンスのことを考えると善し悪しだ。
排水管の方は、配管に角度をつけて流れやすくするため、be-floorから金具でつり下げてある。これが邪魔をして床板がはずれない。何とか手を伸ばしてこの金具を外して、床板を外すことができた。
床板を外してしまえば、こちらの延長は接着材と一個30円台のVUソケットを2個つないで、難なくクリア。
新たに床板に配管の穴を開けて、何とか組み立てたのがこの写真だ。
排水のほうは1日待って、とりあえず洗面器に水を張って様子をみた。
翌日、何だかポタポタと嫌な音がするので、チェックすると洗面器とSトラップの接合部から水が漏っているではないか。
(つづく)
コメント (2)
yumさま
これが噂の丸見えトイレですか?当初のプランとは幾分か変化したようですね。
プロが使用する工法や部材は、効率的に作業出来ることに力点が置かれている為に、我ら素人の急がない作業時間とはマッチしない面も感じています。
投稿者: go-shiyo | 2010年04月30日 09:58
日時: 2010年04月30日 09:58
go-shiyoさま
丸見えトイレは、当初プランから随分変化しました。
上下水道の配管に関しては、なかなか良い情報がありませんね。
アメリカのdiy関係の書籍でもwebでもplumbingという項目をみると、結構詳しく出ています。
投稿者: yum | 2010年05月04日 10:44
日時: 2010年05月04日 10:44