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2010年12月 アーカイブ

2010年12月02日

薪ストーブの温度計

火を入れていないのに薪ストーブの温度計が150℃を指している。壊れてしまったのだろう。
まだ2シーズンしか使っていないのになぁ…とネットで調べると、「そんなに長持ちしない」旨の記事がちらほら。
3千円もしたので、そう簡単に壊れられても困るのだ。
本国じゃ5$くらいで売ってるんじゃないかと、このcondar社のホームページを見てみたら17.5$。日本の販売店が暴利を貪っているという訳でもないのだな。

私は自分家の薪ストーブの特性を掴んだと思っているので、このまま温度計無しで行くつもりである。
みなさまはどのようにコイツとお付き合いしておりますか?

2010年12月07日

ネットワーク・カメラ

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これから寒い季節になると、週末榛名の山荘に行く時に、雪が降っていないか心配しなくてはならない。
ピンポイント天気予報も一応チェックしているのだが、一番手っ取り早いのは現場の映像をチェックできるライブ・カメラである。

ライブ・カメラといっても、ずーっとコンピュータをつけっぱなしにしておくのもいやなので、カメラだけで画像をチェックできるものを探してみた。

webカメラというのは、基本的にはパソコンに接続して使用することが前提となるが、その一形態であるネットワーク・カメラはルーターなどでインターネットに繋げば単独で使用できる。
 

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2010年12月09日

薪ストーブ廃熱利用プロジェクトその2

図1. 実験装置(クリックすると大きな画像をみることができます)

前回、煙突から出したフレキの先に150φ-100φのレデューサーをつなげ1mの100φのボイド管をつなげた(図1)。
これは現在土間から縁の下に、100φの空気取りの穴が基礎に開いているのでそれを利用するためだ。今回の温度計測点1はそのレデューサーの手前に60cm150φのボイド管を付けてそこに「温度とり」というデータロガーのセンサーをいれているので、図1とはちょっと違っている。
1m100φのボイド管の後ろには、再度レデューサーを入れ、その先に4m150φボイド管を3本繋げ、その先にダクトファンを入れて空気を引っ張っている。

ボイド管を150φにしたのは、
1)100φのまま空気を20m近く引っ張ると、抵抗が大きい。
2)ダクトファンの風量が100φのものが150φの1/2しかない。
3)OMのダクトのように200φのものを使うと床下で身動きがとれなくなる。
以上、3つの理由による。
 

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2010年12月10日

雨・木・リークス?

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巷間では、ウィキリークスが話題となっているが、我が家ではリークス=雨漏りあるいは結露が問題となっている。
写真は2階の梁の部分に見られたシミ。

 

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2010年12月14日

デジタル木造

う〜む、研究としては面白いが、同じようなピースの集合体のビルであるとしたら、材質は木よりも他のモノのほうが良いのではないだろうか。まあ、デジタルと木造という異質なものの組み合わせで注目を集めようとしたのでしょうが・・・・・・

現場で一番IT化が遅れている建築業界の中でどうやって実現するかも課題だろう。

何故、木造でなければならないのか、今ひとつ訴求力が無いような気がしますね。

2010年12月15日

プロパン戦争

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わが山荘を建てたときに、工務店がガスの配管の手配をしていないから文句を言ったら、プロパンガス屋を呼んで契約すれば、タダで工事しますよという答えが返ってきた。

変なシステムだなと思ったが、結局は工事費を縛りにしてガス屋を変えさせない悪しき習慣なのだということが分かった。

我が家はガスを週末にしか使わないし、それも煮炊きにしか使っていないから使用量は1立法メートルくらいだ。それなのに、東京の家のガス代(使用量は8〜9倍位)よりも高いのだ。

そんなこともあって今回ガス屋を変えてみることにした。そうすると、今まで使っていたガス屋は工事代をタダ乗りされては叶わないと、セルフビルドで忙しい週末に一時間も粘って、値下げするとか相手の悪口とかを並べるし・・・・・・

経済産業省資源エネルギー庁によると、「LPガスは、日本全国総世帯数の約半数にあたる約2,800万世帯の家庭で使われている」というが、今度変えたガス屋にしても、インターネットで調べるとよからぬ話がイッパイでているし、LPGの世界はとんでもないことになっているのだ。
私の友人のカメラマンは、日本に余り居ないのに、基本料金だけとられてとんでもないと怒って、プロパン屋を解約してしまい、友人の農家からガスを調達するという荒業を行っている。今日日、ユーザーものほほんとしていると、法外な料金を払い続けなければならない。

そこに最近は、弱小LPG屋に対し巨大な電力業界がオール電化で殴りこみをかけ、仁義なき戦いが繰り広げられているのだ。ユーザ不在の困ったはなしは何時まで続くのだろうか。

2010年12月16日

隠しカメラ



日本では「隠しマイクの探索」というのが、警察ものと並んでニュースショーの定番の一つになっている。

アメリカでは一歩進んで隠しカメラとその発見器まで出現しているというから驚きだ。余りありがたくない技術の進歩ですね。

もうひとつ、baby cameraといって赤ちゃんの様子をちょと離れたところからwifiを使ってパソコンや携帯でチェックできるシステムも人気だが、セキュリティがきちんとしていなかったり混信したりで、自分の子と思ったら隣の家の赤ん坊が写っていたなどという笑えない話もあるようだ。


2010年12月20日

電磁調理器収納テーブル

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他にやることがイッパイあって、まだ、ちゃんとしたテーブルを作る余裕がないので、我が家のテーブルは未だに3尺四方の25ミリ厚のラワンランバーだ。

このテーブルの天板の真ん中を繰り抜いて、卓上用の電離調理器をしまえるように底板をつけ、普段は羽目板を載せてテーブルとして使えるものを作ってみた。ルーターで段欠きをするときに、ちょっと手が滑って多めに欠いてしまったが、しょせんラワンランバーだから鷹揚に構えていられるところが精神衛生上実によい。

電磁調理器はファンがガンガンと回っているので、そこから出る空気の流れを遮断しないように両脇は矢印の部分を開けるように工夫した。

我が家は、暖房は石油、調理はガスと、エネルギー源を分けてリスクを分散させてある。今回、ガス屋を代えたので、このテーブルは、「勝手にいい加減な値上げをしようものなら、すぐ電気に代えてやるぞ」というメッセージも含んでいるのである。

まあ、そんなメッセージは別にしても、鍋の季節にこのテーブルは実に便利だ。

 

2010年12月21日

雨・木・リークス? その2

屋根伏図を見つけたので、それと前回雨漏り?によるシミがみられた位置を照合すると、その位置は棟梁と登り梁の交点でNJKと呼ばれる大きな金物があるところとぴたりと一致する(前回雨漏り?によるシミがみられた位置の右側のものは2mほど間違えてつけていて今回のが正しい位置です)。

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2010年12月23日

テオ・ヤンセン風セグウェイ

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画面をクリックすると動画をみることができます。

テオ・ヤンセンという風で動く巨大なオブジェを作り続けているオランダ人アーティストがいる。
これは彼の作品に影響を受けて、ルイジアナ大学機械工学科の学生たちが作った、テオ・ヤンセン風セグウェイだ。なんとも足の動きがかわいいですね。

 

2010年12月24日

テオ・ヤンセン 作品を語る



テオ・ヤンセンのStrandbeest (beastでない点に注意)---浜辺の生命体と名付けられた一連の作品は、モータなどは使わず北海を渡ってくる強風をエネルギー源としている。大きな身体にもかかわらず、砂浜をもぐることなく自由に動き回り、しかも自立して生きるように設計されているという。

そのメカニズムは、極めてシンプルかつ合理的。例えば海に入ってしまわないようなセンサーにしても、ハイテクに頼ることなく実に良く考えられている。

BMWのコマーシャルでご覧になった方もいるかもしれない。2010年12月9日(木)~2011年2月14日(月)まで、お台場の日本科学未来館で「テオ・ヤンセン展」を開催中。学研「大人の科学」(3500円)でも1月14日にキットが発売される。

(2007年3月カリフォルニア州モントレーで行われたTEDカンファレンスより 画面左下のview subtitlesボタンを押してjapaneseを選べば、日本語字幕つきでみられます。ステップ・カウンターを万歩計と訳しているのはご愛嬌ですがね。)

2010年12月30日

一酸化炭素警報器

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ストーブ排熱利用プロジェクトで温度に関しては大体見通しがついたが、もう一つチェックしておくことがある。

エントツの周りを囲んでそこから空気を引っ張ってくるので、あまり強く空気を吸引するとエントツの継ぎ目から排ガスを一緒に拾ってしまわないかということだ。へたをすると、排ガス中の一酸化炭素で就寝中にあちらの岸にいってしまうなんてことも考えられる。

というわけで、webで一酸化炭素警報器というのを探してみたのだが、なかなか良いものがみつからない。日本では熱感知器や煙感知器が義務化されてその規格はあるが、一酸化炭素警報器については、まだ規格がないからだ。

一方、アメリカでは一酸化炭素警報器が火災感知器の規格(UL規格)としてあり、広く普及しているという。試しに米国amazonで検索するとイッパイでてくる。値段も10ドル代からあり30ドル代が平均的な値段だ。

しかし、残念なことに販売は米国内のみとなっている。米国amazonは結構この「販売は国内のみ」というのがあって苦労する。しょうがないのでさらにwebで検索するとsearsというのが国際販売も行なっている。しかし、私が購入した製品はamazonだと29.54ドルなのにsearsだと40.49ドルと随分値段が違う。
それとバカにならないのが、運送費でそれを入れると結局、9000円以上になってしまった。

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2010年12月31日

マルチングの効果

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北側の塀の近くに薪を積む際、下から湿気が上がってこないようにブルーシートを敷いておいた。
寒い朝、たまたまブルーシートをめくってみたら、ブルーシートの下には霜柱はみられず、黒々とした土が現れた。これ程違いがあるとは驚きだ。
 

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