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2011年01月 アーカイブ

2011年01月02日

明けましておめでとうございます

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ことしもselfbuilderの皆様のご活躍をお祈りします。

 

 

2011年01月06日

韮崎サイコロ小屋報告15 <道具小屋つくり> 〜再び新年の挨拶をしなくてはならないとは

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この報告は1年ぶりになります。去年の今頃は、「報告14」で新年のご挨拶をしつつ、年内には完成するだろうと安易に考えていましたが、とんでもない。いまだに冷房完備の状態で、作業が終わったら近くの温泉に行って、早々に寝袋にもぐりこむ現場生活です。

そうです、開口部が一年かかってできませんでした。昨年暮れ、小さい窓にやっとガラスをはめ込むことができましたが、大きな開口部は未完で、ブルーシートをたらしたまま、という状態です。当然足場も取れませんし、外から見たら一年前とあまりかわらない姿をさらしています。

いずれ窓つくりの報告をしますが、今回は、道具小屋の写真を出してお茶を濁すこととします。

 

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2011年01月07日

手作り太陽熱利用パネル



アメリカはペンシルベニア州で木彫をやっているオバサンが作ってしまったというソーラーパネルだ。ソーラーパネルといっても電気を起こすのではなく熱を利用するほうだ。

横24f(7.3m) 縦8ft(2.4m)のものを合板で3ヶ月かけて作ったというから愉快だ。ダクトファンをタイマーで午前8時から午後3時半まで回しているし、将来的にはパイプを回して温水も作ってしまおうというから中々野心的でもある。

近頃のOMは何だか複雑になってとても高価なものになってしまったが、こういうのを見ていると、心がほのぼのとしてきますね。

私も一斗缶を利用したストーブの排熱利用システムを試作してみたが、OMだって案外簡単に自作できるのではないかと思えてきました。



 


2011年01月10日

いけあはっかーず

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イケアの家具はパーツをユーザーに組み立てさせることで、コスト削減を図っている。また、パーツを買い足してカスタマイズできる点が大きなメリットでもある。パーツは何の制限もなく自由に買えるので、私は押入れプロジェクトでワイヤーパスケットや引き出しなどをいくつも利用させてもらった。

余りこういうことを書くと、そのうちイケアでパーツを買うときに、製品を買った証明書をみせろといわれると困るなと思っていたが、このサイトはおおっぴらにイケアの製品やパーツを利用していろんなものを作ったのを投稿しようというサイトだ。名前もイケア・ハッカーズ
 

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2011年01月12日

雨・木・リークス? その3

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copy right 尚建築工房

雨・木・リークス?の原因は結露ではないか。しからば軸組金物に結露するのを、室内の空気を遮断することで断ってやろうと、秋山隊長の元、尚建築工房の佐賀井・大川両氏が作業にやってきてくれた。

具体的には図の矢印の位置から、発泡ウレタンのノズルを差し込み、bNJK50という金物がウレタンの泡で包まれるようにする作戦だ(図の赤い部分が充填されたウレタン)。

 

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2011年01月13日

渋川のホモ・ファーベル(手の人)

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以前、アメリカのホモ・ファーベルを紹介したが、私の山荘のそばにもホモ・ファーベルと呼べる人がいるので紹介しよう。

いつも薪割りでお世話になっているのだが、彼が自作するのは薪割り機だけではない。も農業用の機械もあらゆるものをいとも簡単に作ってしまうのだ。友人の動物カメラマン飯島正広氏のネズミだかモグラだかの撮影用水槽も彼が作ってくれた。

今回は夏にしか見たことがなかった自作のストーブ?というか暖炉を見たくて、秋山さん以下佐賀井氏・大川氏・saikoro氏とともに大挙押しかけてしまった。

彼は溶接が得意なので、このストーブもエントツも鉄板を溶接して作ってしまった。さらに驚くべきことには、このストーブの周りには銅管を回してその中に不凍液を入れ、これを床下に銅管を配管して床下暖房までおこなっているのだ。

炎の形が美しいですね。みんなデジカメを持ち出し夢中に撮影中だ。ストーブ以外にも面白いモノを沢山見せてもらった。

その昔、学生時代に化学工学の演習で電気溶接というのがあったが、ハンダ付けと違って溶接はそう簡単ではない。第一あの目を保護するサングラスは真っ暗で、電気の火花を飛ばすまで何も見えないのだ。溶接棒はすぐ溶接するモノに引っ付いてしまうし、一度引っ付いてしまうと酸化して、その部分をグラインダーで磨かないと溶接できない……などなど惨憺たるものであった。

でも、溶接ができると作る物の幅がひろがりますね。

 

2011年01月14日

be-windowの剛毅なサービス

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暮れにbe-windowのサイドスウィングという窓を調整するために、諏訪から大雪の中「もうたどりつけないかと思いました」といいながらアイランドプロファイルの技術の人がやってきてくれた。

その時、窓枠のメインテナンスについてどんな塗料でどういうふうにしたらよいか質問したところ、「個人のユーザには、塗料をお送りしています」という。

先週、アイランドプロファイルから宅配便が届いたが、高価な2.5リットル缶オスモカラーワンコートオンリーとともに筆まで添えてあった。今時、剛毅なサービスに感謝・感激である。

2011年01月15日

ワークベンチ

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先週、秋山さんが我が山荘にお見えになったときに、ワークベンチをお土産にいただいてしまった。

「コストコで買ったので、余り期待しないでください」と仰っていたが、今まで私は黄色いプラスチックのコンテナにベニア板を乗っけてワークベンチにしてきたので、とても便利なのである。

このワークベンチの売りである高さが調節できるという面では、まだその便利さにお世話になっていないが、上面についているハンドルを回して万力のように板をはさめるところがとても使いやすい。

発売元はアメリカのカリフォルニア州の会社だがメイドインチャイナと書いてある。

この前米国アマゾンでボルネードサーキュレータのコメント欄に、アメリカ製だと思って買ったのに、メイドインチャイナと書いてあってけしからんと憤慨しているアメリカ人がいたが、今、アメリカの製品の相当な割合が中国で作られているのではないだろうか。

我が国の家電製品も気をつけてみると、中国製と書いてあるものがかなりある。まさに中国は世界の工場なのだ。

 

2011年01月18日

24時間換気扇



先々週、be金物に発泡ウレタンを吹いて断熱してくれた時に、なんで我が家だけこんなに結露しているのかが疑問に残った。

我が山荘は週末しか利用していないし、温泉饅頭屋のように湯気をしきりにあげているわけでもない。我が家が2階に洗濯物を干しているし、24時間換気扇回していないからではないかという問が設計者から返ってきたが、はて、24時間換気扇なんてついていたかなと思った。

確認申請書に図面があるというので、確認したのがこの換気計画図という図面だ。
ナルホド、トイレと浴室の換気扇に24時間換気扇という文字が入っている。
2階は納戸と書いてあるがトイレを作ったのでトイレ用換気扇だ。

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2011年01月19日

薪ストーブ廃熱利用プロジェクトその3

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エントツにかぶせた集熱部分を一斗缶からガルバリウムで作ったものに代えてみた。
ガルバリウムは3尺x3尺のものをホームセンターで900円くらいで売っていた。
厚さは1mmなくベコベコなので、アルミアングルで骨組みを作って、それにビス止めした。

一斗缶に比べ集熱部分は倍くらいになっているのだが、出てくる温度はそれほど変わらない。温度計の位置によって測定値が大分変化するので、吹出し部分の温度計もボイド管に穴をあけてそこに入れてみた。

もう一度計測してみると、ストーブの温度が200度くらいのときに、エントツ取り入れ口から2m位の場所で、68度、吹き出し口の温度は38度くらいであった。

2011年01月20日

雪の電子顕微鏡写真

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「雪は天から送られた手紙である」という言葉を残した中谷宇吉郎の随筆には、雪の結晶の顕微鏡写真を撮る苦労話がでている。

これはアメリカはメリーランド州の農業研究センターの人が撮影した雪の電子顕微鏡写真だ。

電子顕微鏡を使ったことのある人はお分かりになると思うが、試料をどうやって処理したのか興味あるところですね。
 

2011年01月21日

韮崎サイコロ小屋報告16 仮設便所小屋つくり

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道具小屋のあとは仮設の便所です。現場用の仮設トイレを返して、代わりにコンポストトイレを買いました。カナダのサンマー社製、1〜2人用、約30万円です。インターネット上で調べたところ、これが一番安いし場所もとらずただ置くだけ、ということになっています。大人一人でなんとか抱えてよろよろ歩ける程度の大きさと重さです。

いずれ風呂便所棟を増築の予定ですが、それまでは仮設の小屋を使うこととしました。で、写真のようなお手軽な、風が吹いたら飛んでいきそうな小屋を作った次第。外装は、拾ってきた波板鉄板と塗装済みコンパネ、広さは、3×6の2/3、つまり90センチ×120センチです。

 

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2011年01月23日

Macでblu ray

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最近ビデオの納品をblu rayでという注文が多い。Macはスティーブ・ジョブズがblu rayの必要性を認めないとかで、未だに実装されているのはDVDドライブだ。折角、final cut sudioという優れた編集システムがあるのに、出力の段階でwindowsに遅れをとっているのは残念だ。

しょうがないので、外付けのドライブ---定番はI-O DATABRD-UH8Sで急場をしのいでいるのが現状だ。外付けというのも面白くないし、付属のソフトも不要なので、windows用として売られているパイオニアのBDR-206というのを付けてしまった。価格も1万2千円弱と安い。パイオニアのドライブはDVDドライブの時からMacと相性が良くて、windows用のものがすんなりとつく。

写真は最近買ったmac proの筐体を開けたところ。昔からMacの換装技術というのは実によく出来ていて、なるべくビスなどを回さないでもパーツが付けられる工夫がされている。しかし、最近、コンセプトは良いのに実装するパーツがどうも良くない。
写真下のドライブは実装されていた日立LGのDVDドライブだが、ディスクを入れるとやたらブンブンと嫌な振動音がしてどうしようもない。

え〜と、何の話でしたっけ。最近のインタフェースはハードディスクもDVDドライブもシリアルATAだ。昔のG5に換装する方法もwebを探せばでているようだ。

パイオニアのディスクを上に入れ替えたが、Toast10とblu rayのプラグインを使えば、windows用のblu rayがMacで何の支障もなく使える。

Macにはblu rayのドライバーが無いが、焼いたディスクはvlc payerで見ることができる。
レンタルビデオもblu ray ripperを使えば……フッフッフなのである。

でも、一刻も早くblu rayに正式に対応してもらいたいところだ。
(blue rayを換装される方は自己責任で)


 

2011年01月24日

薪ストーブ廃熱利用プロジェクト その4

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今までは、ダクト内の温まった空気をダクトの先端に取り付けた給気用換気扇で引っ張っていた。
今回はエントツ部からアルミのダクトで2m位の位置にチェンバーを作ってその中に、排気用の換気扇を入れて温かい空気を押し出すようにしてみた。
とりあえず、排気用換気扇としてボルネード733というサーキュレータを流用した。

ボルネードのサーキュレータの風量は733という型番は不明だが、一つ下の630というタイプで10.14立法m/分だから608.4立法m/時という計算になる。一方、三菱の給気用換気扇は110立法m/時。

風量が随分違うので、スイッチを入れるとぐんぐんと温度が上がりあっという間に、チェンバーの温度が80度近くになる。凄い!! しかし、これではサーキュレータのモーターが危ないので、次回はチェンバーの位置をもう少しエントツから離した位置にして実験してみようと思う。

 

2011年01月25日

OMがらり考

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榛名の山荘でガラリを幅広のものに入れ替えたので、W90 L600のガラリが7枚不要になってしまった。1枚4095円也のものを捨てるのも勿体無いので、東京の家のガラリを取り替えることにした。

OMの床下は暖かいので、ゴキブリが住み着いてしまったのだが、東京の床下は潜って点検できず困っているのだ。新ガラリはシャッター付きなので、シャッターを閉めて、燻蒸大作戦でもするしかないかと思っている。

写真上が新ガラリ、下が旧ガラリである。新ガラリは顎と段欠きで支えるタイプ、旧ガラリは段欠きした溝に落としこむタイプ。もうガラリをハメる溝は切ってあるので、当然簡単にハマるものと思っていたのだが、何と寸法が微妙に違うのだ。
 

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2011年01月26日

メルドスハードオイル

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以前はbe-floorを塗るのにアルドボスというオイルを使っていたが、室内の広葉樹用と書いてあるので、今回は針葉樹用のメルドスハードオイルというのを買ってみた。

ハードオイルと書いてあるから、何かワックスかグリスのように固いものを想像してしまうが、主成分は亜麻仁油でサラサラとしていて、アルドボスより使いやすい気がする。

be-windowの窓枠もそろそろ塗らなくてはならないのだが、屋外作業をするにはちょっと寒くて・・・・・・

 

 

2011年01月27日

メモリーのできるまで



現在、コンピュータ以外でもデジカメやusbメモリでメモリーチップが多用され、メモリー容量はとてつもなく大きくそして安くなっている。

昔だったら、企業秘密がイッパイでメモリー工場を撮影するのは至難の業であった。

メモリーメーカーは経費削減のために吸収合併を繰り返し、メモリーチップのメーカーのシェアも随分変わってしまった。日本では、NEC、日立、三菱のメモリチップ製造部門が吸収合併で出来たエルピーダのみ。韓国勢が世界を席巻しているのが現状だ。

このビデオでもシリコンウェーハは米国で製造し、メモリーボードやusbメモリーはアジアで組み立てているというのが象徴的ですね。

今やメモリーを販売しているメーカーは沢山あるが、その大本のところを製造しているメーカーは非常に少ない。

2011年01月31日

垂直のものを水平に使ってみた

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自宅の台所は、レンジフードの下にポールを横にして、料理中に使うお玉やフライ返しなどを吊り下げることができたのだが、山荘の台所はレンジフードの下にはそのような場所をとることができない。
レンジフードより手前側は壁がないので、ここにもポールを渡したりできないので不便をしていた。

近所のカインズホームで900X450のメッシュポールなるものを670円で売っていたので、これを天井から4本のステンレスチェーンで吊るしてしまった。本当はメッシュポールは壁に垂直に浮かして取り付けて使用するものらしい。

ステンレスチェーンは150kgの荷重に耐えるものを使ったが、吊るすのに使ったヒートンが荷重15kgだからもう一つ細めのもので十分であった。一番奥の天井が丁度棟木だと思ったのだが、石膏ボードのふかし天井になっていたので、鎖を横から回してつけなければならず、ちょっと苦労した。

台所のカウンターに置いてあったザルなどもこの上に片付けて、カウンター上はすっきりとしたのだが、家内からはラーメン屋のようだと不評だ。

ラーメン屋がおこるぜ!

 

 

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