我が家の場合、屋上にデッキを作るときに問題となるのは次の3点だ。
1)1mにつき30.5mmの水勾配がついているので、それをどうするか。実際には水平にするのではなく、1%の水勾配をつける。
2)屋上はゴムの防水シートで覆われているので、ビスや釘を打つことができない。
3)デッキを出入口より高くできないので、床板の高さが最小40mm、最大218mmしかとれない。
1)に関しては、計算で頭がこんがらがってしまいそうになる。いつものようにgoogle sketchupで作図することでこれは何とかクリアした。
2)については、スノコのようなモジュールをいくつか置けば良いのだが、手摺りをつけるとなると、スノコが落下してしまう恐れもある。そこで、図の左の手摺りの無い部分と右の手摺りの有る部分に分けて作ることにした。
また、ゴム製の防水シートを傷つけないように基礎パッキングというゴムの板を根太や柱の下に入れることにした。
3)は何が関係してくるかというと、床板を今までのように下から止めることが出来ないことだ。これはどうするか思案中だ。
KregのDeck jigを使おうかと思ったが、最大5/4インチの厚さにしか対応していなくて2x材に使えない。
シンプソン金具のデッキボード・タイは、1枚床板が腐っても全部端から剥がさないと、取り替えることができない。何かいいアイディアがあったら教えてください。
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設計図の右半分の骨組みの準備までしたところで、今週は時間切れとなった。
今回は傾斜屋根のところに柱を40本近く立てなければらなないので、柱を切る手間が大変だ。
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デッキの塗装に使うペイントは、今まで塗装の耐久性などを考慮してアサヒペンのウッドガード(写真左)にしてきた。キシラデコールなどに比べると安くて費用対効果比も良く気に入っていたのだが、一つだけ困るのがそのニオイで、特に家人には不評だ。
屋上に作るデッキは寝転がって空を眺めたりしたいので、塗料をもっとニオイが少なくかつ耐候性の良いものに変えてみた。新しい塗料を選ぶとき参考にしたのが、このページの耐候性テスト。
今回選んだのは和信化学工業のガードラックアクア(写真右)。値段はウッドガードの倍位する。アクアという名前が示すとおり水性だが、4〜5年の耐候性があるという。油性のものもあるが、水性の方が耐候性が高い実験結果を示している。
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ここのところ週末になると雨が降って、なかなか仕事がはかどらない。
先週の写真とほとんど同じに見えるが、今週は骨組みに筋交いなどを入れて強化した。
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