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パーゴラプロジェクト その4

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前々回デッキの基礎を作ったときのデータから、今回必要となるセメント材料の量を見積もってみた。
前々回はボイド管の数が12で、セメント2袋、砂4袋、砂利8袋を使用した。今回はボイド管の数は34あるので、およそ3倍つまりセメント6袋、砂12袋、砂利24袋が必要になる勘定だ。重さにすると795kgある。結構な量ですね。

砂も砂利もこれだけの量となると、ホームセンターで買うより砂利屋で買った方が良いのだが、それを運ぶのにせめて軽トラが無いと無理だ。軽トラごと計りに乗せて、そこに砂や砂利を積んで、軽トラの重さを差し引いて量を計るのだそうだ。

また、腰痛持ちとしては、これだけの量を手で捏ねるのは大変だ。生コン車を頼むという手もあるが、生コン車はコンクリートをどすんと落としてすぐ帰ってしまうので、何人かいないと作業中にコンクリートが固まってしまう。

砂利屋に相談すると、半練りといって生コンではなく、セメント、砂、砂利を少ない水で練って水を足して練れば良い状態のものを売っているという。近くの生コン屋に行くと、半練りのものを上から荷台に落とすので、トラックでないとダメだとのこと。田舎で何かやろうとしたら軽トラというのは必需品なのである。

 

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いつも薪割り機を借りる果樹園をやっているS氏に相談すると、的確なアドバイスをくれた。
1)半練りも水を足して混ぜるのは結構重労働。
2)配合比(砂利:砂:セメント)は6:3:1だとボイド管に入れるとジャンカができやすいので4:2:1の方が良い。
3)砂利もボイド管に入れるなら少し小粒の方が良い。

アドバイスとともに、自分で練るのがベストと2トン車とコンクリートミキサーを貸してくれた。2トン車といってもロングボディなので、運転するときは緊張しましたね。

作業を始めると、暇な老人や子供たちが見物にやってくる。「すげ〜っ!」「あんたこういう商売だったかいねえ」・・・・・・
コンクリートミキサーのおかげで、何とか6ラウンドのコンクリート練りをこなしてボイド管にコンクリートを流し込むことができた。これを手で捏ねていたらどうなったことやら。友人に感謝である。

 

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2011年09月12日 08:16に投稿されたエントリーのページです。

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