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記録媒体を考える

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仕事で動画を扱うことが多く内蔵ハードディスクがすぐ満杯になってしまうので、外付けのディスクに吸い上げて保存している。最近はハードディスクの主流もATAからSATAへと変わってきている。その前はSCSIという時代もありましたね。

外付けハードディスクは、それぞれ電源付きのものを買うのももったいないので、最近は「裸族のお立ち台」というとんでもないネーミングのアダプタを使っている。これは文字通り箱にも入っていない裸のハードディスクをそのまま使えるので極めて経済的だ。ただし困るのは裸のハードディスクは壊れる危険が高いということだ。

イケアのタッパウエアにケースとして良い大きさのものが有ったのだが、友人の動物カメラマン飯島さんが「100円ショップでいいのがあるよ」と教えてくれた。

ハガキ入れなのだが、これがちょうど3.5インチのハードディスクにぴったりの大きさなのだ。

記録媒体というと、私が最初買ったpc8800の記録媒体はカセットテープであった。 これにパックマンのゲームなんかが入っていたっけ。

 

その後、フロッピーディスク、ハードディスク、MO、CDなどといろいろなものが出ては消えていった。データのデジタル化というと、その利便性が強調されるが、今や昔の媒体は読みだす機械さえ無くなって、アクセスできるものが少なくなってしまっている。

コンピュータ関係だけでなく、ビデオの媒体もベータや8mmビデオの機械は壊れたりもうどこかへやってしまったりで見ることができない。



このようにデジタルデータだけで無く、アナログデータも電気的に変換してしまったものは読み出しが困難で、もっと原初的なフィルムの方が見ることができるというのは、何とも皮肉な話ですね。

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2011年09月15日 09:43に投稿されたエントリーのページです。

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