グーグルスケッチアップで図面を描いた階段を完成させた。
図面を描くのは簡単だったが、実際に作るのにはいくつかコツがいった。
順に説明しよう。
実際に階段をとりつける位置で作業すると、水平面・垂直面を確保しにくいので、家の中の床と壁を利用して組み立てていく。
階段の側面の板(桁)を所定の高さに止める。壁に直接釘を打てないので、後ろに余ったツーバイ材などをあてがっておく。踏み板はまず一箇所ネジ止めして、水準器で水平を見ながら固定していくとよい。
踏み板は今回は1mの長さがあるので、たわまないように裏から余ったツーバイ材を当てておく。階段が一段だけなら、真ん中を下からブロックで支える手もあるが、2段以上あるとこの方法がスマートだろう。
踏み板は側方からネジ止めし、更に階段用のL字金具で補強。
デッキ本体へはL字金具で固定した。
階段の下部も腐らないようにキソパッキンを切って使用した。
階段を支える基礎は今回はブロックでなく、コンクリートのピンコロを使用。この方が穴が開いていないので便利だ。まあ、階段も最初から計画に入れておいて、基礎を作っておいたほうが良いかもしれない。
アメリカではこういう階段の作り方(後半)をするのが多いようだが、レッドシダーなどで作るとやはり腐りやすいのではないだろうか。