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本棚を作る時に1200mmくらいの間隔をクランプで抑える必要がでてきた。しかし、Fクランプにしろバークランプにしろ、長尺のものはなかなか売っていないし売っていても高価である。
そんな折、たまたまオフコーポレーションでパイプクランプを安売りしていたので衝動買いしてしまった。安売りといっても1セットパイプ無しで2000円くらいになる。
「な〜に、パイプくらい両端ネジ付きのものをホームセンターで買ってちょん切ればいいさ」と考えていたのだが、これがいろいろ探したが無いのである。オフコーポレーションで1500mmのものを買うと2100円もする。何だか高い買い物についてしまった。
以前、「本棚をめぐる十字問題」でも触れたが、棚板が十字状に交差する部分をどうするか。いくつか実験してみて、次のような結果となった。
25mm厚の縦板に対して、両側から5mmの深さのdado(大入り)を切ってある。従ってdadoを切った部分の厚さは25-5x2=15mmしかない。ここに#20のビスケット(長さ56mm×幅23.5mm×厚さ4mm)を両側に入れようとすると、幅が8mm程度足りない。
そこで、手前側はビスケットで止め(赤矢印)、向こう側はネジ止め(青矢印)にすることにした。dadoの溝の中にビスケットの溝を切るのはちょっと苦労したが、ビスケットジョイナーの刃をmaxに設定して何とか切ることができた。
一方、ネジ止め用の下穴は垂直に開けないと、18mm厚の棚板からネジが飛び出してしまう。ボール盤かドリルガイドが欲しいところだ。
本棚の大きさが大きくて、床に倒して置くスペースがないので、本棚を立てた状態で組み立てなければならない。すると既にはめ込んだ棚板の上にもう一段棚板を足そうとすると、既にはめ込んだ棚板が落ちてしまったりで大変だ。う〜む、何だかパズルのようだ。
先週購入したパイプクランプを使って、長尺ものの板接ぎをしてみた。
1200mmの棚板を2枚ビスケットでつないだ。
これは気象庁気象統計情報を元に、2011年1月1日00:00〜2012年1月1日00:00の間に日本周辺で起きたM3.0以上の地震を地図上にプロットしたものだという。StoryMonoroch さんという個人のレベルでこのようなものが出来てしまうというのは、すごい世の中になってきたものだ。
これを見れば東日本の太平洋側に、原発を建設するのが狂気の沙汰であることが一目瞭然である。気象統計情報がどの年代まで遡れるのかは分からないが、恐らく東日本の太平洋側に地震が頻発している様子が分かるだろう。
もう20年くらい前、まだインターネットがこれ程普及していない時に、SFC慶應藤沢の設立に参画されたT先生を取材したことがあった。先生はインターネットの効果として、「これからは『情報の下克上』が起きて、教授といえどもうかうかしていると学生に先を越される時代がやってくる」と予想されていた(もう一つは「世界的規模のコラボレーション」)。
そのとき「情報の下克上」には、inputの意味合いが強かったのだが、もはやこのようにoutputの面でも「情報の下克上」が始まっているのである。
今回は棚板の加工用にこのような馬を作った。
赤丸の部分をupしたのが次の写真。
Starry Night (interactive animation) from Petros Vrellis on Vimeo.
photoshopの出現によって、よりリアリスティックな「あり得ない写真」を合成することが可能になった。プレゼンターのスウェーデン人Erik Johannsonが、デジタルカメラを最初に手にしたのは15歳の時だったという。「あり得ない写真」---電子的コラージュの秘密を披露している。
いよいよ組立て段階になった。
これは下6段が組みあがったところ。
ちょっと長い前フリ
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本当は「凍る不凍栓顛末記その後」にあたるものなので、今までの経過を含めてちょっと整理しておく。まずは不凍栓の原理から(図は竹村製作所のものを引用させていただいています)。 不凍栓の原理というのは、「水道管に水があるから凍る。じゃあ水を抜いてしまえ。さあ、どうだ」というものだ(むかしは「胃がんになるのは胃があるからだ。じゃあとってしまえ」なんていう乱暴な手術もあったとか)。 ところが、我が家の不凍栓は凍る。凍るというのは「水抜きができてない」からだと考え、まず、④以下の部分に砕石を入れて排水をしやすい環境にしてみた。しかし、凍る。 そこで、今度は②の部分のコマの空気の抜けが悪くて水が抜けないと考え、コマを「吊りコマ」というものに変えてみた。それでも凍る。 もういちど見なおして、実際に地面を掘り返して不凍栓の排水部をチェックしてみた。すると水道屋が「凍結深度の60cmはクリアしています」というのは大嘘で40cm強しかない。地下の部分で凍っているのだろうか。それで、きちんと凍結深度以上にするように改善をお願いしているというのが現状だ。 |
工業デザイナーの故秋岡芳夫さんの工房には 「木はそる あばれる 狂う いきているから だから 好き」 という、木を讃える額がかかっていた。
木製のbe windowもいきているから、手入れをしてやることが必要だ。我が家のbe windowは乾燥して少し痩せてきたので、ハンドルが少しがたつくようになった。ハンドルを固定しているネジを増し締めしてやれば良いのだが、アルミのカバーの外し方が分からない。メーカーのアイランドプロファイルに問い合わせると、メインテナンスのpdfファイルを送ってきてくれた。
マニュアルには「ハンドルを上にした状態で、下部にへらのような薄いものを2mm程度差し込んで(カバーの厚みは2mm程度)こじますと(原文のママ)、アルミのカバーが浮き上がりはずれます」とある。
ヘラが見つからなかったので、マイナスドライバーでやってみた。カバーの真ん中の穴にドライバーの先を突っ込んでこじっただけでは外れにくい。真ん中に突っ込んで少しカバーを浮き上がらせた状態で端の部分をこじるのがコツのようだ。
フィルムのカメラの時代は、花火や夜景、天体写真を撮ろうとしたら大変だった。 ASA400(普通はASA100)という高感度フィルムを使ったり、露出を増やしたり、増感といって現像の段階で感度を上げる処理をしたりしていた。当然、そうすると写真がざらついたノイズの多いものになりますね。
それが、今では普通のデジカメでも簡単に花火や夜景の写真が撮れてしまう。iso感度を400どころか800、1600程度まで簡単にあげられる。ちょっとした一眼レフだと6400程度まで可能だ。
これはデジカメでは、入ってきた光をセンサーで受けて電気的に増幅しているからだ。そのとき問題になるのがノイズ。ノイズは電子回路を電流が流れる時に回路の交差した部分で磁気作用によって生じるという。iso感度を上げるとこのノイズも増幅してしまうから写真のクオリティが落ちてしまうというありがた〜い講義でありました。
まあ、原理的にはそうなのですが、もう一つ人間の目のノイズを見分けるレベルも関係してくる。だから瞬間が勝負のプロの動物カメラマンなどは通常でもiso400で撮影しているし、また一般の人は例えば花火だったらそちらのほうに目がいって、ノイズなんて余り気にしないんですよね。
温度センサーが埋まったままになっているので、1週間の地温の変化を記録してみた。
センサーの位置は不凍栓の排水部と同じ地下40cm強。
地温は大体5〜6度代を保っていて、零度近くにはならない。面白いのは25日の未明から正午にかけてかなり激しく雪が降ったのだが、この時が一番地温が高く6.8度を記録している(赤帯部分)。24日が天気が良かったから、その放熱でタイムラグが生じているのだろうか。
世界中で見られるyoutubeではわずか数%の視聴率が100万人単位にもあたる。
youtubeでビデオが爆発的に広まるには、3つの大きなファクターがあるという。
1.Taste maker【流行を作りだす人】
2.Participation【(創造的な)視聴者参加】
3.Unexpectedness【意外さ、唐突さ】
youtubeのtrends manager Kevin Allocca氏がそれぞれ例を上げながら分かりやすく解説している。
むかしインターネットの創世記にiijを取材したとき、大きなワークステーションで動いていたのは、160x120pixelのとても小さな動画だった。そして、インターネットの動画といえば、不鮮明でコマ落ちしたものが相場であった。今や普通のパソコンでHDのフルフレームの動画が見られるのだから、隔世の感がありますね。
Tuna Roll - Audio Fix from Bamboo Sushi on Vimeo.