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2012年05月 アーカイブ

2012年05月04日

線量計の貸し出し

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 我が山荘のある地域は、環境省の汚染状況重点調査地域に指定されているので、市も3月から線量計貸し出しを始めた。

自分の簡易線量計と値がどの程度違うかチェックするために市の線量計を借りてきた。市で使っているのは堀場のPA-1000Radiという10万円強のものだ。

分析機器というのは、その都度キャリブレーションをとって正確さが保たれるのだが、線量計などはキャリブレーションをとる標準の放射性物質の扱いが大変だから、まあ、出荷時にキャリブレーションをとってそのままなのだろう。


デジタル表示で小数点以下3桁も表示がでるが、3桁でるから正確だというわけではない。NHKの夕方のニュースでも、関東地方の線量を有効数字3桁まで放送しているが、あれもナンセンスなはなしだ。

 

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2012年05月08日

フラッシュ戸プロジェクト その2

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今回は、フラッシュ戸の両側の木口を隠す大手材(図の黄色の部分)をどうするかちょっと迷った。

最初はフラッシュ戸の厚み32mmx幅12mm程度の板を後から付けることを考えた。幸い45mmx24mmx2400mmの芯材がかなり余っているので、それを32mmx12mmにテーブルソーでリッピングしようと思ったのだが、24mm厚の角材を半分にするのはかなり危険だ。

そこで、芯材を厚みは24mmのまま幅45mmを32mmにリッピングすることにした。

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2012年05月09日

フラッシュ戸プロジェクト その3

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引き戸で苦労するのは、やはり戸車の取り付け用の穴を彫ることだろう。
深さ47mm 高さ48mm 幅16mmの彫り込みを4つも作らなくてはいけない。おまけにどこのメーカーの製品も穴の底面はアールがついてるんですね。

最初はルーターでやってみたが、深さや高さが40mm以上もあると、私が持っているビットでは刃が届かない。一番深く掘っても25mm程度だ。それに2030mmも長さがあるものをフェンスに支えるのは至難のワザだ。幅16mmというのも半端な値で、アメリカだったらルーターの刃にあわせて3/4インチ(18mm)にするのではないだろうか。

 

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2012年05月10日

フラッシュ戸プロジェクト その4

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戸車用の彫り込みの他に、組立て前にもうひとつやっておかなければなならいのが、底部のぶれ止め用の彫り込みだ。

Aの部分はルーターで簡単に彫れたが、Bの部分は2030mmの芯材を垂直にフェンスに支えてやらなければならないので大変だ。
以前はルーターテーブルを持っていなかったので、ビスケットジョイナーの刃を目一杯出して溝を掘った。ビスケットジョイナーを使えば、戸を組み立ててしまってからでも彫ることができるので便利だ。何回も穴を彫るので、ちょっと手間がかかりますけどね。

 

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2012年05月11日

榛東村のメガソーラー施設

今年7月1日から固定価格買い取り制度が導入されるのにあわせて、榛東村ではソフトバンクのメガソーラー施設が建設中だ。

「日本で一番太陽に愛される天空のメガソーラーパーク」という看板が出ている。場所はいつも榛名湖からの帰り道に通る山中のつぶれたゴルフ場の跡地(ウツボ沢と書いてあるあたり)で、ほとんど普通の車は通らない所。よくまあこんな場所をみつけましたね。発注者はSBエナジー株式会社 設計・施工シャープ株式会社とある(写真をクリックすると拡大表示されます)。

電気の買取価格は42円/kwとヨーロッパの倍くらいの値段に決まったようだ。これも単に消費者の電気料金に上乗せされるだけだから、電力会社は大名商売をやっていられるわけだ。

 

2012年05月13日

ぷりんたぶるはうす


直訳すると、印刷できる家。要するにプリンタの代わりにCNCマシン*、紙の代わりに合板を使って、コンピュータの3Dデータを元に家を作ってしまおうというものだ(*CADの3Dデータから制作した数値プログラムにより座標位置を制御しながら立体物を製作する切削用の工作機械)。

3Dプリンタが粉を固めて立体物を作るのに対し、CNCマシンは素材を削って立体物を作る。CNCマシンはこのような大きなものはまだ高価だが、これがテーブルソーくらいの値段になってくると、いろいろ面白いことが個人のレベルで出来るようになるでしょうね。現在は小さなマシンで名前を彫ったりしている程度ですが。


2012年05月15日

フラッシュ戸プロジェクト その5

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2012年05月16日

汚染された家庭菜園を考える

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毎年、石ころだらけの土地を耕して客土し、ひと畝づつ家庭菜園を作ってきたのだが、線量を測ると0.2マイクロシーベルト/時台のところがあったりして、口に入るものを作るのはちょっと諦めるしかない。

何しろ市の除染指針というのが、自分で表土を削ってポリ袋に入れて、それを庭に穴を掘って埋めろというのだからおはなしにならない。こちらはシロウトの家庭菜園だからまだいいが、シイタケ業者などは廃業に追い込まれているところもあるという。

 

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2012年05月17日

イケアのハンギングパラソル

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お天気の日が多くなってくると、日よけのパラソルが欲しくなる。ちょっと形の変わったイケアのハンギングパラソルを買ってみた。白いパラソルが夏らしくて良いのだが、雨に濡れるとシミができたりカビが目立ちそうなので黒にした。
直径3m、高さ2.6mもあるので、広げるとかなり大きく、また、真ん中にポールが無いので快適だ。


値段は9990円とかなり高いが、5000円くらいの大型パラソルを買っても、パラソルのポールをさす土台が7000〜8000円もすることを考えるとお買い得かもしれない。

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2012年05月18日

今年の薪 2012

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何しろ線量が高くてシイタケ業者が廃業に追い込まれるような状態なので、森林組合も木を切れない。そんな折、動物写真家・飯島正広氏の友人が大きな木を切り倒したのでそれをくれるという。場所も榛名の山中よりは大分離れているので、まあ大丈夫だろう(後で測ってみますが)。
いつも油圧式の薪割り機を借りる友人のところに行ってみると、すでに運ばれていたのは一抱えくらいもあるエノキであった。エノキは日本の国蝶オオムラサキの食樹だという。

 

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2012年05月21日

240円のフィルターで撮った金環日食

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いつものことながら、直前にならないと動くことをしない。日食の2〜3日前にNDフィルターを買おうと思ってamazonなどを探したのだが、1万円以上もするフィルターしか残っていない。

天気予報も曇りがちというので、とりあえずはamazonで一番安い480円の日食メガネを買った。その日食メガネの片目のフィルターだけを利用して撮影したのが、この写真だ。

 

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2012年05月22日

フラッシュ戸プロジェクト その6

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いつも使っているカメラのレンズに日食用フィルターを貼ってしまい、昔のカメラで撮影したらピンぼけ写真になってしまったので、仮の画を入れておきます。

えーと、今週はフラッシュ戸をレールに取り付けるところまで行ったのだが、ひとつ問題が発生。フラッシュ戸のレールを鴨居に取り付ける時に、下穴は開けたのだがネジを舐めて進退きわまってしまったのだ。

何しろネジがレールのU字型の溝の中にあるので、ペンチで回そうにもペンチの先が入らない(舐めたネジを外すものもいつくか売っているがそんなものは持っていない)。悪戦苦闘したがどうにもならないので、他のネジを全部外してレールごとバールで外した。もちろん鴨居の一部がバキッという音とともに損傷したことは言うまでもない。

カインズホームで買ったベストというメーカーの製品だが(最近、自社の検索システムで出てこないところを見ると、評判悪くてやめたのかなあ)、このメーカーに限らず付属のネジというのは安物が多くて、舐めてしまいやすく困ったもんです。ネジの値段をけちると、自分の製品にもケチがつくことを理解していないようだ。

 

2012年05月23日

キーボードのおそうじ

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数世代前のapple純正の白い英字キーボードを愛用しているのだが、どうも汚れが目立っていけない。キーの表面はウエットティシューで拭けばキレイになるのだが、キーとキーの間の汚れが掃除機で吸ってもなかなかキレイにならない。

そんな折、植物生態写真家の埴 沙萠先生が、ピンセットでキーを外して掃除すると、すっきりして文章を書くのが楽しくなりますよと教えてくれた。写真はキーを外したところ。上の方にまとまって見える将棋のコマのようなものが外したキー。  

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2012年05月24日

波に魅せられた男










Reuben Margolinは、波という極めて数学的なテーマを、動く彫刻という極めてアナログ的手法でその美しさを我々に伝えてくれる。まさに波に魅せられた男だ。

力車にも凝っているところがなかなか微笑ましいですね。

2012年05月25日

これできますか?



sprintというアメリカの電話会社が制作している不思議なTIPSのひとつだ。電話会社だからどれもwaitlessというのがテーマなんだろう。
私もやってみたけど、うまくできなかったなあ。

まずは、卵の細い方と太い方のどちらから吹くのか迷った。画面を見ると、細い方から吹いてますね。
と考えているうちに、鶏は細い方と太い方とどちらからうむのかという素朴な疑問にぶちあたった。答えはこちら

はたまた、こうやってむいた卵を誰が食べるんだろう。もし、ラーメン屋のお兄さんがこうやって卵むいていたら・・・・・・
妄想はさらに広がり、人類が卵生だったら、次のような新聞記事がでるのではないか・・・・・・

●ワコール、ハイテック抱卵ブラ発売
株式会社ワコールホールディングス(本社京都市)は、ケブラー繊維でできたハイテック抱卵ブラを開発し6月1日より販売する。ケブラー繊維でメッシュ状になっているため蒸れにくく、また、サバイバルナイフで切りつけられても安全だという。

●母は強し 渋谷駅
抱卵3ヶ月のakiさん(32)=東京都八王子市=は、東京メトロ副都心線渋谷駅で胸にぶち当たってきた男性=年齢不詳・住所不定=をライトセイバーで撃退した。akiさんは「卵児を守ろうと必死で、気がついたらライトセイバーを手にしていました」と本誌記者に語った。

とか何とか。

え〜と、話を元に戻すと、その他にも色々不思議なTIPSがあるが、この中では赤ちゃんを泣き止ませる方法というのが一番可能性があるのではないかと思う。




 

2012年05月28日

フラッシュ戸プロジェクト その7

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水性ペイントを塗ったが、色は真っ白だと目にきついので、明度85〜90%のウォームグレーにした。

ニッペの水性エコファミリーというシリーズのひとつで、一応低VOC塗料と表示されている。これだと、近所のホームセンターにも置いてあるので、急に足りなくなったりしたときに便利だ。

しかし、ニッペにしろアサヒペンにしろ、何で日本のペンキ缶のデザインというのはこうまでダサインでしょうかね。

2012年05月29日

サイクロン集塵機3機種比較



サイクロン集塵機は集塵機の前に取り付けて集塵機の目詰りを防ぐのに使うもので、セルフビルダーの間では、ダクトの異径継手を使って自作するのがはやっている。ここでは、アメリカで人気の3機種について比較検討している。

本命はスポンサーのrocklerの製品かと思ったら、一番安いoneida のdust deputyがお薦めとは意外でした。diy用にパーツを買って組み立てられるところは、好感がもてますね。

日本のオフ・コーポレイションでも手に入るが、値段が倍くらい。まあ、かさばるからしょうがないのかもしれないが。それにしても、最近のオフコはメールだしても対応が遅くて何だか好きになれないなあ。


2012年05月30日

raw画像+photoshopの効果

raw01    家の中の写真はライトをあてきれなかったり、広角で歪んだりとなかなかキレイに撮るのが難しい。そんな時、raw画像で撮ってphotoshopで補正すると大分見やすい写真になる(マウスを写真に重ねると修正後の写真になります)。

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