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薪からみえてくる放射能汚染

log100

今年は例年より寒いので薪の減り方が速くて、すでに一山無くなってしまった。まだ、2年ものの薪が残ってはいるのだが、これから先大変だ。
森林組合に電話してみると、今まで木の表面にあった放射性物質が内部に浸透して、シイタケのの原木や薪に利用するコナラなどは、もう切れる見込みは無いという。

シイタケ業者は長野や新潟から原木を取り寄せているし、なかには見切りをつけて廃業したシイタケ業者や、解散したきのこ生産組合もあるようだ。

まあ2〜3年で放射能が無くなる訳ではないので正しい選択ではあるのだが、当事者たちは断腸の思いで決断をしたのだろう。国産材で家を建てたりストーブ用のペレットを生産したりという森林資源の有効活用も、せっかく少しづつ根付いてきたのにここにきて足をすくわれた感じである。やりきれませんね。

 

コメント (2)

saikoro:

汚染ってこういうことですね、日本の1/3は汚染されていますね。

誰か賠償してくれるのか。
誰一人責任をとってない。

言い難い怒りがわいてきます。

yum:

saikoroさま

賠償のこともさることながら、いまだに発表されるデータが事故の当事者である東京電力から出てくること自体がおかしいと思います。これでは、泥棒いや殺人犯の自己申告と同じです。

東京電力の方が、国より技術力が高いからというのは言い訳に過ぎません。世界を探せば(いや日本を探したって)いくらだって人材はいるはずです。

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2013年01月15日 08:20に投稿されたエントリーのページです。

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