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2013年07月 アーカイブ

2013年07月02日

デッキ用テーブル・プロジェクト その1

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東京の家のツーバイ材の廃材でデッキ用テーブルを作ることにした。
ツーバイ材の厚さは通常38〜40mmなのだが、廃材を調べてみると38mmと34〜35mmのものがある。

アメリカではデッキの床板に5/4インチ(26mm)厚のものを使うようだが、34〜35mmというのはそれとも違う。いくら何でも38mmから4mm近く縮むわけもないし不思議だ。

まずは、ツーバイ材を貼り合わせるため側面を5mm程度リッピングしてみたのだが、ツーバイ材は結構曲がっていたりして、貼り合わせようとすると間が開いてしまう。
これは困った。ジョインターがあれば一発で基準面が出るのだが、生憎持っていない。

「そうか、基準面を持ったものを取り付けてやれば良い!」ということに気がついて、合板の切れ端をビス止めしてリッピングした。これで真っ直ぐな基準面ができるので、それをフェンスに合わせれば平行な板ができる。
 

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2013年07月03日

ベランダ改築作戦 その3

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防水用のブチルテープを使いきってしまったので、ちょっと作業が中断していたがベランダのスクリーンと床板張りが完成した。

 

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2013年07月04日

トマトケージ その1



トマトかごというと、出来たトマトを入れるかごのようだし、トマト檻というと何か獰猛なトマトの入れ物のようだし、トマトケージというしかないなあ。

要するにトマトの立体的な支柱のことだ。この鉄筋格子を利用したケージはアメリカでは一般的なようで、youtubeで検索してもいろいろ出てくる。円柱ではなく三角柱タイプのケージは使わないときには畳んでおけるので便利かもしれない。

トマトだけでなく、キュウリやエンドウなどのツルものにも使えそうだ。


2013年07月05日

宇宙服を解剖する



宇宙飛行士はコンドームのようなものをつけてその先が収尿器につながっている、というのは何かで読んだことがある。そのコンドームもどきを申請するとき、みんな大きめのものを言う傾向があるそうだ。

しかし、オシメをしているとは知りませんでした。迂闊だったなあ。


2013年07月08日

デッキ用テーブル・プロジェクト その2

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ツーバイ材をもう一枚足して、1500x900mmと縦の幅を100mmくらい伸ばした。その理由はそのうち説明しましょう。

 

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2013年07月09日

自動水やり器修理

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自動水やり器の散水側から水漏れがして、使い物にならない。
水漏れ以外は正常に動作するので、ネジを外して中の様子を見てみようと思ったのだが、プラスネジだけでなく一部に星形のネジを使っていて開けてみることができない。
大昔のMacに使っていたTXレンチは大きすぎて使えないので、小さめのものを買ってきて開けた。
 

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2013年07月11日

正直者のイス その1

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木工製品のイスは、競いあうようにシートや背もたれにカーブを付けて座りやすくしている。
自作の場合はそうすると、木取りもちょっと厄介だし、曲がりをつけるのも大変だ。

まずは、曲がったことはしないというコンセプトで、デッキ用のイスを考えてみた。
名付けて、曲がったことはしない「正直者のイス」。

 

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2013年07月16日

正直者のイス その2



最初に書いた図面では、肘掛けの部分を削ったりしなくてはならないので、少し修正した。参考にしたのは、ハンク・ギルピンというオッサンのガーデンチェアだ。

どんなオッサンかは、こちらのインタビューをご覧ください。

具体的には、背もたれの部分を止めるのに、後ろに一本支えの棒を入れ、背もたれをおよそ10度後ろに傾けることにした。さて、うまくいきますでしょうか。

2013年07月17日

正直者のイス その3

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イスの素材は、例によって東京の家のベランダの廃材。その廃材であるレッドシダーを38x40mmの角材にリッピングした。座面、背板、肘掛け部分は、4x4の柱を20〜30mmにリッピング。一部釘跡などが目立つところもあるが、一皮剥くと思ったよりきれいだ。

まずは、側面の脚のフレーム部分。脚はポケットホールで繋ぐ。

 

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2013年07月18日

スーパー楕円


大きな地図で見る google mapは新しくなってからどうも使いにくくていけませんね。写真のサブメニューで鳥瞰を選んでください


私がスーパー楕円に初めて遭遇したのは、友人の工業デザイナーの事務所であった。何だか薄っぺらい自慢のテーブルが置いてあったのだが、当時はそんなに高価なテーブルとは思わなかった。

そのとき、これはスーパー楕円といってね……と渡されたのが、坂根厳夫著『遊びの博物誌』であった。


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2013年07月19日

トマトケージ その2

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近くのホームセンターでみつけた鉄筋格子は、およそ10cmのマス目が17x9個あるものだった。多分3尺x6尺のサイズなのだろう。お値段は250円也。

ビデオに出ていたものは、3マスのところで切るといっていたが、それでは大分小さいので、5マスのところでカットすることにした(アメリカのはきっとサイズが大きいのだろう)。
カットはホームセンターの工作室に置いてあったボルトカッターを利用。このほうがディスクグラインダーより簡単だ。

錆がすぐ出そうなので、予め塗装しておく。
 

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2013年07月22日

デッキ用テーブル・プロジェクト その3

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今回はデッキ用テーブルをスーパー楕円テーブルに変身させる。
このホームページで目的のスーパー楕円がどんな感じになるのか、シミュレーションが出来るところまでいったのだが、問題はそれをどうやって実現するかだ。 

まずは型紙を作るところから始める。
eのパラメータを180度(デフォルトは360度)にすると、縦半分を表示することが分かった。90度にしても横半分にはならないので、縦長のスーパー楕円の型紙を作る。

更に左下の"Download as PDF file"のところで、A4縦、1:1にすると素晴らしいことが分かった。
 

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2013年07月23日

ハチ 2013

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屋上の家庭菜園でキュウリを取ろうとしたら、ハチがやけに沢山いる。
ふと足元を見て驚いた。もう足首が触れそうなプランターの縁に蜂の巣ができているではないか。どうやらフタモンアシナガバチのようだ。スズメバチなどに比べたらおとなしいらしいが、刺されるとスズメバチより痛いと書いてある。

いつもは一階のbe-windowの縁に作るのだが、今年はよりによってプランターの縁にマイホームを作っている。他のプランターは、杉板で囲ってあるのだが、そちらには作らず、何故かプラスチックがむき出しのプランターに作っている。木の家よりプラスチックの家が好きなのだろうか?多分、庇が出ている所が、良いのかもしれない。

 

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2013年07月24日

テーブルソーで曲面のシートを作ってしまう



テーブルソーといえば、縦引きにしろ横引きにしろ、真っ直ぐに切ることを旨としている、いわば正直者の代名詞のような存在である。そのテーブルソーに曲がったことをさせようというのだから、これは愉快だ!

ちょっと前置きが長いので4分あたりから見れば、実際のやり方が分かりますね。
いやはや、これはお見事という他無い。

2013年07月25日

ソーシアルメディアのはらむ危険性



そのむかし、アンディー・ウォーホルは ”未来では、誰でも15分間、世界的有名人になれる”といった。

しかし、現代では face book、google、twitter、linkedin・・・・・・などのソーシアルメディアに吸い上げられた個人情報のせいで、”誰でも15分間しか匿名になれない”という。

こう語るのは、ハーバードビジネススクール ライフサイエンス・プロジェクトを立ち上げたフアン・エンリケスだ。

マーケティング関係では「オムツとビール」という有名な話がある。米国のウォルマートのPOSの膨大なデータを分析した結果、会社の帰りに奥さんからオムツを買って帰るように頼まれた若い夫は、ついでにビールを買って帰る傾向があることが分かった。そして、オムツ売り場のそばにビール売り場を移したところ売上が倍増したという。

オムツとビールという一見何の関係もなさそうなものが、ビッグデータを串刺しにすることで、あたらしい視点がみえてくるという例でよく引き合いにだされる話だ。
現在では、これに顔認識技術まで加わっているので、恐ろしい世の中になったものである。

tedは最近、だいぶ日本語バージョンも充実してきて、見やすくなりましたね。

2013年07月29日

デッキ用テーブル・プロジェクト その4

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今回はジグソーでざっと切ったテーブルを、テンプレートを利用してルーターでキレイに仕上げる。
活躍するのはパターンビットとかトリムビットと呼ばれているルータービットだ。
ベアリングが刃の下についているものと上に付いているものとがある。まあ、どちらから見るかによるのだが、刃の下に付いている方をトップベアリングビット、上についているものをボトムベアリングビットという。

まあ、トップベアリングビットの刃の長いものがあれば、ツーバイ材を一発でトリミングできるのだが、私が買ったビットは1インチの長さしかない。そこで、最初トップベアリングビットで削った後、板をひっくり返してボトムベアリングビットで残りを削る作戦だ。
 

 

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2013年07月30日

正直者のイス その4

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正直者のイス(左)が結構好評だったので、それに気を良くしてボルト止めしないバージョン(右)も作ってみた。
マイナーチェンジなので、正直者のイスver.1.1だ。
変更点は、以下の3つ。
1)ボルト止めは、やめる。
2)接合部分はポケットホールで止める。
3)ポケットホールで止めやすいように、フレームの幅を38mmから45mmに変更。

 

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