階段箪笥は、江戸時代のはじめに狭い町家で登場したというから、今から400年以上も前のことである。
階段の下の空間を有効に利用するために、引き出しや戸棚をとりつけたのだそうだ。
階段箪笥が展示してあるこの府中家具木工資料館というのは、東京の府中市にあるのではなく広島県の府中市でした。
閑話休題。
その階段箪笥がカリフォルニア州で蘇ったというのだからなかなか面白い。その名も文字通りTansu Stairs。
作製したのは注文家具を専門に作っているDorset Custom Furniture(ヴァーモント州)。
カリフォルニア州という土地柄、日系人でも注文したのかなあ。
表紙の写真はわかりにくいですが、中のスライドショーを見ると製作過程や図面もでてきます。