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2014年12月 アーカイブ

2014年12月01日

キッチン裏 開き戸プロジェクト その1

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イケアのキッチンキャビネットは裏側に支えの壁が必要ということで急遽作った棚。最初はグラスや食器を並べて、3枚の引き戸を作る予定だったのだが、引き戸を作るのが伸び伸びになっている間に、棚が物置と化してしまった。

そろそろ引き戸を作ろうかと思ったのだが、3枚で27mmしか余裕をみていないので、ガラス戸でもはめる予定だったのかもしれない。

ガラクタを隠した方が良いので、ガラス戸ではなく木で扉を作ろうとすると、9mm弱の3枚の引き戸はちょっと作りにくい。
選択肢は折戸か開き戸くらいしかないが、折戸はちょっと構造が複雑だ。消去法で開き戸ということになるが、開き戸にするのであれば棚を4つに区切って2枚x2の開き戸にすればよかったのだが、もはや棚を作りなおすのは大変だ。
幅が600mm強の開き戸は開けた時に、ちょっと邪魔になるがまあ仕方がない。

 

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2014年12月02日

キッチン裏 開き戸プロジェクト その2

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パーツを並べるとこんな感じだ。
扉の高さが1036mmあるので、木取りをするのに半端な長さだ。4x8尺のベニアがあれば無駄が少ないのだが、3x8尺だと残りが770mmくらいしかない。

久しぶりにjoyfulホンダに行ってみたが、シナベニアの4x8尺は無かった。おまけに4mm厚の3x8尺は1600円台とカインズホームより300円近くも高かった。

その他で気がついたのは、合板の種類が増えたこと。今までは合板といえば、ラワンかシナくらいだったが、トドマツとか数種類のものが有り、集成材も種類が増えていた。

安かったのはサンドペーパー。カインズホームやコメリで100円ちかいものが65円くらいであった。

結局、カインズホームで3x6尺を4枚買って、カットしてもらった。近頃はカットする人が変わっても長さが1mmも狂うことがなく、結構重宝してますね。

 

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2014年12月03日

薪ストーブ廃熱利用プロジェクト その8

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我が霧想庵には薪ストーブの廃熱を利用した温風暖房装置があって、その数カ所に温度計が設置してある。
ストーブの温度が200度くらいのときに煙突から2m地点のダクトの温度が58度、6mくらい離れたダクトファン手前の温度が55度、15mくらい離れた寝室下のダクトで40度くらいになる。
ダクトファン手前の温度低下が3度くらいなのに、ダクトファンの後では15度近くも低下している。

縁の下に潜って確認してみると、写真の点線部分のダクトが断熱材を巻かずにそのままになっていた。断熱材を使いきってしまったので、そのままになっていたのだ。

 

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2014年12月04日

プッシュスティック二刀流



今回4x4の柱をリッピングして、フラッシュ戸の芯材や縁取り用の薄い板を作ったが、テーブルソーで薄い板をリッピングするときは、木を抑える手が刃先に近くなるので結構危険だ。

テーブルソーにも付属でついてきたプッシュスティックがあるが、幅が12mmくらいあるので8mmとか6mmといった薄い板を挽くときは使えない。

このwoodgeas.caに出ていたプッシュスティックはそんなときに便利そうだ。
二刀流で板を斜め上と横から押すのがミソですね。
細い板を挽くときに尖端が削れてしまっても、また作れば良いので気兼ねなく使うことができる。

型紙はこちらからダウンロードすることができる。バンドソーが無くてもジグソーを使ったりすればよいので、人それぞれの作り方ができるだろう。

2014年12月05日

イケアolebyのマニュアルを解読する

oleby00   捨ててしまったと思っていたイケアolebyのマニュアルが出てきたので、じっくりと眺めてみた。

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2014年12月08日

キッチン裏 開き戸プロジェクト その3

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フラッシュ戸ができたので、取り付けのためのヒンジの穴を開ける。
直径35mmの穴を開けるのに、以前ルーター用に買ったビットを電気ドリルに付けて使ってみた。

一個はうまく開けられたのだが、シナベニアが柔らかいせいかビットの中心がずれやすくて位置決めが正確にできない。

 

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2014年12月09日

ポケットホールで簡単なキャビネットを作る



fine wood workingに出ていた、ポケットホールで簡単なキャビネットを作る方法だ。

ポケットホールは接着剤を使わなくても頑丈な組み立てが素早くできるので、接着剤の乾く待ち時間がなくて気に入っている。ただし18mm厚くらいの板までなら良いが、それ以下の厚さの合板などでは、他の方法を選ぶ必要がある。

クランプもしっかりと固定できて、実に良く出来ている。しかし、最近中国あたりで作らせているのか、金属の部分はデコボコ、取手のプラスチックカバーは握るたびに抜け落ちる。イケアの製品にも同じことがいえるが、製作費の安い中国で作らせるのは良いのだが、品質管理くらいはきちんとやってもらいたいものである。

2014年12月10日

植物用の棚 その5

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11月21日に温度とりをセットして、温度変化を記録してみたが、温度計のセンサーに日があたっていたせいか70度にもなってしまうので、センサーを日陰の位置に置いて記録しなおしてみた。

グラフは11月24日から12月7日までおよそ2週間の温度変化の様子である。
大体最低温度は朝の5〜7時、最高温度は11〜12時くらい。週末(青で囲んだ部分)は、ストーブを焚いているせいか、最低温度が数度高いようだ。

 

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2014年12月11日

パブでサイエンス



pbsで10月から始まった、パブでビールでも飲みながら科学の与太話をしてしまおうという、なかなか愉快な企画だ。

今回は第一次世界大戦の際、空中戦で名を馳せたイギリスのストレンジ機長(大佐/大尉という意味もありますね)のおはなし。

ところで、スタンリー・キューブリックの名作に「博士の異常な愛情」というのがあるが、その原題Dr.Strangeloveというのは、案外このストレンジ機長を意識していたのかも知れないなあ。

(閑話休題)
1914年当時、飛行機から機関銃をぶっ放す時、一番問題となるのは、自分のプロペラを撃ってしまうことだったという。ルイス機長はどうやって、この難問を解決したのか。はたまた、その結果は如何に・・・・・・


2014年12月12日

ろくろでスプーン



スプーンといっても、オタマくらい大きいものだ。
こういうのを見ていると、ロクロが欲しくなるが、安いものでも結構な値段しますね。

簡単なものなら、こんなドリルを使う方法もあるが、どの程度のことができるんだろう。


2014年12月15日

キッチン裏 開き戸プロジェクト その4

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仕上の塗装は、ニッペの水性エコファミリーというシリーズのウォームグレー。真っ白でなく明度が85〜90%なので、おちついている。

開き戸に取手をつけなかったので、すっきりと収まった感じだ。他人が開けることはないので、扉のどちら側を押したら開くのかは本人さえわかっていれば良いのである。
 

2014年12月16日

プッシュスティック二刀流 その2

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ドアの芯材に使ったレッドシダーが余っていたので、両面テープで2枚貼りあわせて、ジグソーで型紙通りに切り抜いた。本当は樫とかカエデといった堅木で作るのが良いのだろう。

ちょっとデコボコの部分は、ベルトサンダーで修正。

 

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2014年12月17日

植物用の棚 その6

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10月27日に種を蒔いてから、およそ一月半後の状態だ。ルッコラ(ロケット)の方はもう収穫してサラダにできるくらい大きくなった。

 

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2014年12月18日

簡単水糸の結び方



水平の基準線を張るのに使う糸は何と言ったかいつもど忘れしてしまうが、水糸というんでしたね。その水糸を杭に結びつけるときに、普通はどうやってピンと張っているのだろうか。

私はデッキなどを作るときはいつも、巻結びでやっていたが、なるほどこういう方法もあるのか。まあ、知っている人には常識なんでしょうが・・・・・・

2014年12月19日

エアロポニックスって何だ



エアロポニックスというのは、水気耕栽培などと訳されており、NASAが宇宙船で野菜を作るために開発されたと言われている。

水耕栽培では液肥をポンプなどで循環させているが、水気耕栽培では液肥を断続的に霧状に噴霧して液肥だけでなく酸素の供給も理想的に行っている。そのため水耕栽培に比べて150%以上の優位性があるうえ、使用する水の量も90%くらい減らせるという。

そんなシステムを12歳、13歳、15歳の少年少女たちが手作りで実験しているのだから驚きだ。ポンプなどのコントロールはarduinoで行い、電源は太陽光、植物の様子は赤外線のカメラでチェックしている。
しかし、12歳のメガネをかけた妹というのは、とても12歳にはみえませんね。
日本でもエアロポニックスキットのようなものが売りだされているようだが、例によってなんでこんなダサいネーミングをするんだろう。



 


2014年12月20日

はみ出した接着剤をきれいにする6つの方法

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woodworkes guid of americaにでていた「はみ出した接着剤をきれいにする6つの方法」。木工用ボンドなどの接着剤は水溶性なのに、乾くと油性ペイントだけでなく水性ペイントもはじいてうまく塗装できない。
そこで、はみ出した接着剤は取り除かなければならないが、それにはいくつかのコツがある。

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2014年12月24日

小型クロスカット・スレッド

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「大は小を兼ねる」ということで、大型のクロスカット・スレッドを作ったが、実際の作業ではそんなに大きなものをカットする割合はあまり多くない。大きいと取り回しも大変なので、小型のクロスカット・スレッドを作ってみた。
参考にしたのは、woodgear.caのこのページ

幅400mm長さ380mmで1本レールだ(写真はテーブルソーの立ち位置とは逆から見ている)。
フェンスの高さはオリジナルは70mmだが、カットする木をあてがう向こう側は105mmにしてある。
まずはベースの板にレールを取り付け、幅400mmより少し長めにしておいた右端を切り落とす。この基準面に対し直角にフェンスを取り付ける。
 

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2014年12月25日

散光スクリーン

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わが霧想庵の二階の天窓は夏の間はすだれのスクリーンをつけているのだが、冬になると暗いので外している。すると、直射日光が床に当たるので、しょうがないので紙を貼っていた。

天窓というのは夏の日光が強い時は困るんですけど、みなさんはどうしてるんでしょうか。

さて、これではあまりにも見栄えが悪いので、散光スクリーンを作ることにした。
参考にしたのはまたもやwoodgear.caのこのページ

 

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2014年12月26日

プッシュスティック二刀流 その3

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プッシュスティックに色を塗ってみた。
手持ちのペイントで赤系統というと、窓枠に使ったスカンジナビアンレッドしかない。

二刀流はちょっと慣れるまで感覚がつかめなかったが、左からフェンスに押し付ける力が加わるので、なかなか調子がよい。

 

2014年12月27日

3カット法って何だ

チェーンソーで剪定すると、つい一発で切り落としがちだが、やはり木のためにはこのような太い枝を切り落とすときは、3カット法で切り落とすのが良いのだろう。
日本の園芸の本などにもよく出ている方法だが、私が見た本では下からと上から切るときの距離がもっと短かったような気がする。動画をよく見ると、切り落としたときに、枝がちょっと裂けてますね。
でも、まあ3回めで幹に近いところから切り落とすのだから、これでも良いのかも知れない。

2014年12月31日

マツの薪

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ご近所の方が、我が家の薪小屋から薪がどんどん減っていくのを見かねて、自宅で刈り倒したマツを下さった。
しかし、ストーブの本などを見ると、マツは油分が多くて高温になってストーブを傷めるし、煙突がつまりやすくなるなどと書いてある。

webで見ると、マツだけを燃やすのではなく、他の薪と混ぜて燃やせば大丈夫などという説も見受けられる。

まあちょっと迷ったが、試しに燃やしてみた。確かに燃えやすいが、油煙をあげることもなく、短時間で200度くらいに温度が上がるのでスターターとして使う分には良いかもしれない。あとは、どのくらいススが付くかは来年のお楽しみだ。
 

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