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小型クロスカット・スレッド

crosscutS01

「大は小を兼ねる」ということで、大型のクロスカット・スレッドを作ったが、実際の作業ではそんなに大きなものをカットする割合はあまり多くない。大きいと取り回しも大変なので、小型のクロスカット・スレッドを作ってみた。
参考にしたのは、woodgear.caのこのページ

幅400mm長さ380mmで1本レールだ(写真はテーブルソーの立ち位置とは逆から見ている)。
フェンスの高さはオリジナルは70mmだが、カットする木をあてがう向こう側は105mmにしてある。
まずはベースの板にレールを取り付け、幅400mmより少し長めにしておいた右端を切り落とす。この基準面に対し直角にフェンスを取り付ける。
 

crosscutS02

 1本レールにしておくと、レールをテーブルソーのどちらにも入れて使えることだ。
私のテーブルソーの場合、ベースの幅をもう少し長めにしておいても良かったかもしれない。

crosscutS03

 ベースに切れ目を入れたところ。

 

crosscutS04

写真はテーブルソーの立ち位置から見たもの。フェンスの後ろ側には、手を保護するためブレードガード(矢印)を取り付けた。
今、手前のフェンスは2本のビスで仮止めしてある。これから以前紹介した5カット法で精度を確認してから、フェンスをしっかりと固定する。

5フェンス法では、カットした木片の向こう側の幅をF、手前の幅をBとすると
(F-B)/4x[フェンスを固定した2つの釘の間隔]/5カット目の板の長さ=フェンスの移動距離

この式に5フェンス法の結果を代入すると
0.15/4x380/250=0.05mm
と一発でかなりの精度が出てしまった。バンザイだ。
早速いくつか試し切りをしたが、なかなか使い勝手が良くて快適である。
 

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2014年12月24日 09:17に投稿されたエントリーのページです。

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