明けましておめでとうございます
ことしもセルフビルダーの皆様のご活躍をお祈りします。
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ことしもセルフビルダーの皆様のご活躍をお祈りします。
以前作った1レールのクロスカットス・レッド、UHMWポリエチレンのガイドレールがやはりちょっとガタつくのでアルミのガイドレールに取り替えた。
このルーターテーブルは、もともと「ベルト・ディスクサンダー用カート兼ルーターテープル」として作ったので、棚の幅はベルト・ディスクサンダーを入れるのに適した幅になっている。
その下段の棚が開いていてもったいないので、引き出しをつけることにした。
grommetというアイディア商品を紹介するページに出ていたusbリストバンド。
ちなみにgrommetというのは、研究社リーダース英和辞典によれば
grom・met [gr*m*t, gr*m-]
*n. 綱輪; 鳩目; グロメット 《電線などの貫通する穴にはめる絶縁ゴム[プラスチック]》; 【海】 索輪, グラメット; 《パイプを連結する》 座金, パッキン; 《軍帽の形を保つために入れる》 輪形の枠[芯].
最近テレビを見なくなって久しいので、こんな番組をやっているのは知らなかった。
英語版だからまだyoutubeから消去されずに済んでいるのかもしれない。
確かに指物師の技はスゴイのだが、何だか絶滅危惧種を見ているようで素直に喜べない。その昔、工業デザイナーの秋岡芳夫さんが、誂え物を復活することで使い捨ての文化から直しながら使う文化の復権をとなえていたが、状況はますます悪化するばかりだ。
浅草の家具屋でチラッと見える正礼の三十数万円という値段が象徴的。今どきこんな和箪笥がしっくりと収まる家がどのくらいあるのだろうか。作り手の方も考えなくてはいけない。
日本の伝統技スゴイでしょうということなのだろうが、箪笥の隠し留め継ぎなんてのは"Blind secret mitre dovetail joint"という手法が西洋にもあるし、新木場を出してこないでも木は寝かせて使うのは世界の常識だ。演出者の勉強不足だろう。
今や日本のホモ・ファーベル(作る人)は、「モノづくり日本」などと言ってられない状況にある。ピラミッドの頂点を占める絶滅危惧種の下の層は金槌一本、ノコギリ一本持たない人が増えている。
これはどの業界にも言えるが、本物のよさが分からないから、選択基準は値段。そてて本物は衰退するという負のスパイラルになっている。
指物師でなく大工の世界だって、層が薄いから全体の実力は下がっている。そのうち設計者が頑張って設計しても、それを実現できない世界がやってくるのだろう。いや、もうそうなりつつあるのかも・・・・・・
CNCマシンというのは、ルーターをコンピューターでコントロールして色々な細工をしてしまおうというものだ。
3Dプリンタが粘土細工のように足し算で細工するのに対して、CNCマシンは彫刻のように引き算で細工をするものだから、より木工に向いている。
人間というのは贅沢なもので、コンピュータでやるので、あまりに正確すぎて面白くないという意見もあるだろう。するとソフトウエアの方でゆらぎをだしたりして、少しへたに作るプログラムも出てくるだろう。
5年くらい前に3Dプリンタを紹介したときに、auto deskの社長が「値段が5000ドルを切ったら普及するだろう」なんて話をしていたが、今や500ドルを切って、何だかあやしげなものを女性が作って逮捕されるなんて時代になっている。
現在市販の木工用CNCマシンは大型が4000ドル、小型が1600ドルくらいだから、これも500ドルを切るようになってくると、面白くなりそうだ。
以前、床下放熱器を風呂の脱衣場の床上放熱器にした。今回はその放熱器の下の床に穴を開けて、ストーブの廃熱利用の空気を分岐させてやろうというアイディアだ。
ストーブの下までは、余っていた75mmのvu管で分岐して廃熱の空気を持ってくることにする。吹き出し口にはシャッターをつけて、空気の流れをオン・オフするため、vu管の直径よりも少し大きめのカップリングが入る大きさの穴(矢印)を開ける。
廃熱の吹き出し口シャッターで参考になったのがこのビデオ。
こちらは集塵機用の吸込口だが、これを逆転の発想で吹き出し口に使ってやろうという作戦だ。
ビデオで紹介したシャッターに少し改良を加えて、スケッチアップで図面を書いてみた。
あとは、150mmφの本管からどうやって75mmのvu管を分岐させるかだ。同じ径のy字管ならあるが多分異径のy字管はないだろう。
真鍮は確かに加工しやすい金属だが、いやはやDirestaというオッサンの金属加工の技には感心してしまいますねえ。
150mmφの本管に直接穴を開けて、そこに75mmの管を繋ぐ方法もあるが、狭い縁の下で加工するのはちょっと不可能だ。
そこで、予めy字管を作っておいて、本管の一部を切り取ってすげ替えるという作戦でいくことにした。
y字管は以前150mmφのものがあったので、それで分岐したあとレジューサーで直径を縮めてやろうと思ったが、ホームセンターに行ったら100mmφのy字管しかない。
無ければしょうがない、自分で作るしか無い。まず、150mmのボイド管に先週買った自在錐で穴を開けた。
シャッターは、ベースを11mmのポプラ合板、その他の部分を4mmのシナベニアで作った。
スターエムの自在錐はきれいな円が切れて気持ちが良い。
ただし、4mmのシナベニアに穴を開けるときは、センタードリルを薄板用に交換したが、刃がなかなか食い込まないので、結局厚板用に取り替えて開けた。
また、刃が両脇についていて、これが同じ円周上ではなく刃の厚さだけずれて、回転するようになっている。何ということはない目的とする直径は1枚の刃で切っているわけだが、直径の大きさにかかわらず刃の厚さだけずれて切るというのは意味があるのだろうか。
おなじみJimmy Direstaの荒業です。
見ていて疑問点が2つ。
切り倒した丸太から乾燥もせずに、物を作って狂ってこないのだろうか。
あるいは立ち枯れの木だったのだろうか。
木工用の旋盤だかロクロというのはやったことがないのでよくわからないが、ちゃんと角材を作らないとだめなのだろうか。
多分、脚の上?の方は四角になっているし、回転する際のバランスの問題や、削る台の制限というのもあるのだろう。
リョービの電動チェーンソーCS-3601の部品が飛んでなくなってしまった。
チェーンソーのチェーンはこのようなモーターに直結した星形の歯車?で回転するようになっている。
脱衣場の温度がどのくらいになっているのか2チャンネルある温度計をつけてみた。
矢印の位置がダクトの開口部である。大体ストーブの煙突から12m位の位置だ。
温度計は上がダクトの温度、下が室温を示している。
脱衣場は狭いからドアを閉めておけば室温が20度くらいにはなっている。ドアを開けておくと今まで一番温度が低かった、トイレの前あたりも大分暖かくなる。
以前、finger(box) joint ジグを作ったのだが、4枚いっぺんに作ろうとするともうひとつ精度が出ない。そこで、今回はi build it.caでしばしば登場する、box joint ジグのプランを買って挑戦してみた。お値段は12ドル也。
日本と板の規格などが微妙に異なる。例えばよく使われる3/4インチ厚と1/2インチ厚の板は、日本では18mm厚と12mm厚だ。この辺がどう影響してくるだろうか。
私はオガ屑を接着剤で練って埋めていたが、オガ屑と接着剤の混ぜ具合で乾いたあと光ってしまってうまくいかないこともあった。
woodgear.caに出ていたのは、もっと大雑把な方法だ。今度試してみよう。