box(finger) joint ジグ その2
13段階の9段階目までやっと到達した。
やはり、インチをmmに変換するときの誤差が重なって、いくつか修正が必要でパーツを作り直したりしなければならなかった。
« 2015年01月 | メイン | 2015年03月 »
13段階の9段階目までやっと到達した。
やはり、インチをmmに変換するときの誤差が重なって、いくつか修正が必要でパーツを作り直したりしなければならなかった。
もう下駄を履かなくなって久しいのに、下駄箱という名前だけは生きている。不思議だなあ。カタカナ好きの設計者のみなさんは、何と呼んでいるのだろう。
さて、玄関を入ってすぐの土間に置く下駄箱とコートハンガーの組み合わせを作ることにした。
コートハンガーのバーをX軸方向に作ると、奥行きが600mmくらいは必要となる。
一方、下駄箱のほうはそんなに奥行きを必要としないので、コートハンガーのバーを奥行方向につけることにして、奥行きは400mmとした。
高さは東京の家のものを参考にして、1460mm。
まずは、sketch upで図面を描く。
横幅は丁度柱から柱までで、1105mmとなる。一番下の箱の右側が削れているのは、もう床がたちあがっているからである。
枠となるパーツだけダクトテープで固定して仮組みしてみた。
合板などの大きなパーツは大体ホームセンターでカットしてもらっているが、昔に比べると随分正確になったものである。
以前だったらカットするときに、1〜2mmの誤差がありますけどいいですねと聞かれたり、カットする人によってもばらつきがあったりしたものだが、最近は安心してお願いできるようになりましたね。
いつも華麗な荒業を見せてくれるDirestaのオッサンが、ホットグルーのコツを披露している。
木工用にはやはりこのくらい大きなグルーガンでないと威力を発揮できないようだ。
最後の方に出てくる、引き出しにパネルを仮止めする方法をやってみたが、私が買った小さなグルーガン
では非力でだめでしたね。
しかし、グルーガンは一つ持っていると、いろいろな場面で使えて便利だ。買うときは、くれぐれも手芸用の小さなグルーガンを買わないように、お気をつけください!
ハンガーを奥行き方向にかけると、一番奥のものが取り出しにくい。
そこで、ハンガーレールが手前に引き出せる金具を注文した。
スガツネのスライドコートハンガーは、UH型とWH型と2種類あってWH型の方が安い。
ちなみに400mmのものは、UH型が定価2916円(税込み)WH型が1596円(税込み)と1000円以上も違うので、迷わず安い方に決める。
販売店別では私の好きな京都の河長が1596円(税込み)+配送料864円で計2460円。
モノタロウが1790円+配送料500円 計2290円(税別)=2473円(税込み)。
河長は配送料がちょっと高いが、月曜に注文して火曜の朝には届いていた。モノタロウは税別表示なので、ちょっと注意しないといけない。やはり消費税8%は効いてきて僅差で河長のほうが安かった。
作っているうちに高さに違いが出るなど、不具合な点がいくつか出てきたが調整して何とか完成。
本組の作業は床に養生シートを敷いて行った。
組み上げるところまでは良かったのだが、いざ動かそうと思ったら、重くて持ち上がらない。24mm厚のランバーコアは相当な重さだなあ。仕方がないので、土間のそばまで養生シートごとひきずっていくよりなかった。
それと、土間のコンクリートが結構デコボコなので、土台の部分は調整するのに苦労した。
エポキシ接着剤の箱に入ってくる混合用のプラスチックの薄い板は、すぐ何処かにやってしまう。
私はいらなくなったタッパウエアの蓋などを使っていたが、woodworker's journalに出ていたアルミ缶を使う方法も便利そうだ。でも、なんでビールの缶でなくてソーダの缶がよいのだろう。ソーダ缶の方がくぼみが深いのだろうか。
ひと月前に「CNCマシンが500ドルを切るようになると面白くなる」と書いたばかりなのに500ドルを切るものが出てきた。
何と300ドル〜と書いてある。ただ300ドルというのはエキスパート向けで、趣味で使うのであればfull kit 650ドルのものがおすすめのようだ。
このビデオのオッサンは、メーカーから試用レポートと引き換えにマシンを供与されたようだが、どのキットを渡されたのだろうか。
"shape oko 2"で検索すると、マキタのルーターをとりつけたり、いろいろなことを試したりしている人がすでに結構いるようだ。
ビデオでは大したことはやっていないが、アイディア次第でセルフビルダーには3Dプリンタより可能性のある道具ではないだろうか。
How a Canadiano is made from Fishtnk on Vimeo.
20年以上も使った古いノミを新しくよみがえらせたのだそうだ。
ここまでやってもらえると、ノミも幸せだろう。
しかしまあ、いつみてもこのオッサンの金属加工技術には驚かされますね。
今週はカメラを山荘に忘れてきてしまったので、写真なしのレポート。
ドアはフラッシュ戸にするので、芯材を何にするか考えなければいけない。
今までは東京の家のバルコニーの廃材(レッドシダー)をリッピングして使っていたが、それも尽きてしまったので、ホームセンターで探す。
4mm厚のシナベニアを両側に貼るので、厚さを20mm程度に抑えるには12mm厚の材料が必要だ。いろいろ見たがホームセンターでは、選択肢はホワイトウッドくらいしかない。
しょうがないので、1x4と1x6のホワイトウッドを12mm厚にリッピングして使うことにした。まあ、外で使うのではないから、悪評の高いホワイトウッドでも大丈夫だろう。
それにしても、円安の影響はホームセンターにも出てきて、何だか材木の値段が先週よりも上がっているようだ。アベノミクスの影響は、こんなところにもじわじわと浸透してきているのである。
棚板は結局、ポケットホールでつけることにした。
丁度手持ちの1インチ(25.4mm)のポケットホール用ビスが15mm厚の板にも対応していたからである。
予め棚板の四隅にポケットホールの穴(赤矢印)を開けておいてから、棚板の下に170mmのスペーサー(青矢印)を入れて棚板をネジ止めする。スペーサーを上に移動してこれを繰り返す。
ポケットホールというのは、接着剤なしでもしっかりと固定できるので便利ですね。
棚の一番下は長靴が入るように2段分空けたが、6段の棚があっという間に仕上がった。今週はフラッシュ戸を作る予定だ。
1週間くらい前に500ドルを切るCNCマシンで、inventablesのshapeoko2を紹介したが、inventablesというメーカーはアメリカの主だったdiyerにマシンを無償で供与して使い勝手を試してもらっているようだ。
何だ二番煎じをやるのかとおもっていたら、"think"をモットーとするこのオッサンはもう一歩先を考えているようだ。何と8フィート(2.4m)x1mのものを試してみようと思っているのである。
rocklerのおよそ5000ドルのcncマシンでさえ、拡張して63インチ(1.6m)にしか対応していないのに、8フィートに対応するshapeoko2はいくらのシステムなんだろう。50cm四方くらいのマシンでは、まあ、工芸くらいにしか使えないが、これが6尺や8尺の板に対応してくるとなると、俄然diyへの応用が期待されるのである。つまり個人レベルでこういうことが出来てしまうのではないだろうか。
ルーターの代わりにペンをつけて、試運転をしているビデオを見て、あれっ、これはプリンタが出てくる前に随分お世話になったプロッターの技術だなと思った。プロッターはx.y2次元の技術だが、cncマシンはz方向も加わった3次元の技術なのだ。これから先どのような展開になるのか楽しみだ。
今週はいよいよフラッシュ戸作りだ。
まず、芯となる枠組みを作る。
いつもスライドヒンジはイケアのintegralヒンジを使っていたのだが、今回はイケアまで行っている時間がなかったので、スガツネのlamp230-26/19Tというのを買ってみた。
下穴用ビットとドリルビットを交互に使う時など便利かもしれませんね。
ただし、ドリルのモーターはフレミングの左手の法則で回っているわけだから、その磁場を乱すような強力な磁石を貼り付けたら、貼る位置によっては、モーターの出力が低下しないのだろうか。
ところでフレミングの法則って確か中学校で習ったが、こんな法則、外人の友達に聞いても誰も知らなかったなあ。