何しろ夏のバルセロナは、ものすごい数の観光客がおしかけて大変なので、なるべくならサグラダ・ファミリアは敬遠したいところなのだが、友人のManelが内部は完成したので是非見てこいというので、でかけてきた。
内部は美しいキリスト像が鎮座するようになったのと、ステンドグラスの文字が増えたのが印象に残った。
最近のバルセロナは何処の名所も事前予約と拝観料が必要だ。
まあ、事前予約はインターネットでしておけば、長い列に並ばなくても済むので、便利かもしれない。
観光客はプリンターなんか持っていないから、携帯やipadなどの画面のバーコード(QRコード)を掲示すればokだ。
一方、拝観料のほうは、昔はとられなかったカテドラルやサンタマリア・ダル・マール教会でもとられるようになった。
サグラダ・ファミリアは、建設費などを拝観料でまかなっているのでしょうがないが、大体20ユーロ以上。カサ・ミラ20.5ユーロ カサ・バトリョ22.5ユーロと結構な値段だ。
続きを読む "サグラダ・ファミリア(聖家族教会)その1" »
サグラダ・ファミリア西側の正面は受難のファサードと呼ばれ、最後の晩餐からキリストの磔刑、昇天までの有名な場面が彫刻されている。東側の誕生のファサードと対照的である。今日はこの西側のファサードの神様のチンチンをめぐる話題を紹介しよう。
寄りかかっているのは、堀田善衞『時空の端ッコ』 p144 「バルセローナのケンカ」という項目。なおこれは、1991年1月に書かれたものである。
続きを読む "サグラダ・ファミリア(聖家族教会)その2" »