11年ぶりのバルセロナである。スペイン人の友人の奥さんが亡くなった後、新しいパートナーを見つけたというので、そのお祝いを兼ねてやってきた。
イギリスからフェリーでサンセバスチャンについて、そこから南下してこようと思ったのだが、フェリーは飛行機よりも高いしバカンスで宿はとれないしで、今回はバルセロナだけに留まることにした。
一泊185ユーロ(22200円、1ユーロ=120円換算)だが、町のど真ん中にあって交通の便は良いし広さも91平米あるので、2人で2万円強はまあしょうがないか。
スペインはユーロ圏に入ってから、結構物価が高くて、昔のように1000円以下のhostalに泊まってbarで豪遊するというイメージはもうない。ユーロ圏に入って一番得をしたのはスペインじゃないだろうか。
さて、件のアパートは古いビルを旅行者用に改装したものだ。何故かイサム・ノグチのあかりシリーズが好きなようで、イッパイ吊り下がっている。キッチンも完備しているので、近くの市場やスーパーで食材を仕入れてくれば、結局レストランで外食するより安くつくのではないだろうか。酒はbarで飲めばよい。
ただし、問題は階上の音が響くこと。深夜にシャワーの音で目覚めてしまった。古いしっかりとした建物でも、上下の音は結構響くものですね。