« チェーンソー 現場の目立て法 | メイン | GeeBee R-2 »

樹高60mの杉の伐採



stankoff.ruというスーパーからみると、どうもロシア人がupしているサイトらしい。一体場所は何処かなと思ってyoutubeのデータを見ても不明であった。

アンコウならぬ杉の吊るし切りという手法というところまでたどり着いて、いろいろ調べてみると埼玉県本庄市にある美国林業という会社が妙技神社で行った作業であることが分かった。

同社のyoutubeに全く同じ撮影者による動画が出ていて、タイムスタンプを見ると2015年6月30日とあり、ロシア人のサイトより1年以上早くupしている(ロシア人のサイトは2016年10月4日)からこちらの方がオリジナルであることが分かる。このロシア人のサイトには、他にも日本の木工技術が色々紹介されていて中々興味深いのだが、他の動画ももしかしたら・・・・・・と思ってしまう。たとえ動画upの許可はもらったとしても、最低限出典くらいは載せておくのが礼儀というものだろう。
それにタイトルに165ft(50m)とあるが、これも美国林業 のデータでは60mとあるから、これも間違い。

さて、youtubeで"杉 吊るし切り"で探してみると、他の動画はもっと細い木を小さなチェーンソー切っているものしかない。こんな大木を高所で大きなチェーンソーで切り倒すのはものすごい技なのだろう。

作業員の足元をみると、地下足袋に何やらアイゼンだかスパイクのようなものをつけている。地下足袋というとその発明者は足袋屋の石橋徳次郎。その弟の正二郎がゴム底製造のノウハウを活かして創業したのが今のブリヂストン。ブリッジ=橋 ストーン=石だから苗字から会社の名前もついているんですね。

コメントを投稿

About

2016年10月19日 09:35に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「チェーンソー 現場の目立て法」です。

次の投稿は「GeeBee R-2」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35