バンドソーでちょっと大きめに切り抜いたところだ。バンドソーは大きくて重いので、外に運び出すことができないので、家内がいないときを見計らって使わなければならない。そんなこともあって、切り方がでこぼこでうまくなりませんね、といいわけを・・・・・
ここからが12mm厚の型紙の出番。40mm厚の板を一遍には整形できないので、まずは型紙に沿って、ベアリング付きのフラッシュトリムビットを使って半分くらい整形。ちょっと写真の撮り方が悪くて、本当は削った素材を90度右に回転して撮影すべきでしたね。
基準面が半分までできたので、上下反転して、基準面にフラッシュトリムビットのベアリングを添わせて更に削る。
このとき両端の木端を先に削ると、このように側面が割れることがあるので先に側面を削っておかなくてはいけない。
きれいに整形できたところだ。上2本が座面用、下2本が背もたれ用。
更にラウンドビットで角を丸める。
座面と背もたれはこのような曲面になります。
背もたれは、座った感じが今ひとつ良くないので、sketchupの図面より下の方を35mm前に出して傾斜をつけた。
左が「ちょっと曲者のイス」、右が「正直者のイス」。
う〜む、ちょっと座っただけでは、違いが分かりませんね。
木だけでもっと快適性を増そうとしたら、Sam Maloofのイスのように座面も背もたれも削る必要があるのだろう。
まあ、トライアル・アンド・エラーでやるのも大変ですから、今だったら3Dプリンタで実物大模型を作るというのがいいんでしょうね。