ジャムと梅干しの季節
埴 沙萠先生のところで、大量の桑の実とウメをいただいた。
養蚕県であった群馬では、桑の実はみんな子供のころに食べた思い出があるようだが、私は初めて食べた。
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埴 沙萠先生のところで、大量の桑の実とウメをいただいた。
養蚕県であった群馬では、桑の実はみんな子供のころに食べた思い出があるようだが、私は初めて食べた。
以前作った box joint ジグの歯送りの機構がいまひとつなので、歯車式のbox(finger) joint ジグに挑戦してみることにした。お値段は12ドル也。
かなり複雑なので、最後までたどりつけますかどうやら・・・・・・
まずは、真ん中の素材を立てる枠組み(矢印)から作り始める。
アチラの人が考えたプランで、一番困るのは木材の種類である。この枠組もスプルース(トウヒ)と書いてあるが、そんなの普通ホームセンターでは売ってない。
埴 沙萠先生のところで、杉とケヤキの板を大量にいただいてきた。写真に写っているのは1回分でこれを3回やったから、かなりな量である。
お隣の大工さんが、沼田の製材所で燃やしてしまうような部分を貰ってきたものだという。もう、その製材所はご主人が高齢になったので、閉めてしまったようで残念。
巾70mm/長さ800mm/厚さ36mmなんて板を結構使っているので、パーツを切り出すのが大変だ。Beフロアの板も尽きてしまったので、18mm厚の合板を貼り合わせて使うかなあとも思ったのだが、途中で30mm厚にするという指示もあるので却下。
結局、38mm厚のspfのツーバイ材を使うことにした。2mm厚さを縮めなければならないが、プレイナーを持っていないので、テーブルソーで削る。70mmも一遍で削るのは、モーターに結構負担がかかるので、何回かに分けて削った(写真左)。
ツーバイ材はまだ柔らかくて、整形が楽だったが、問題は堅木のほう。カエデの代わりにケヤキ(写真右)を使ったが、こちらは40mm厚の板をリッピングするのも大変で、なかなか一遍では切れない。
もっと大変なのは、40mm厚の板を18mm厚に整形すること。おまけに、60度でカットするというのもある。
そんな訳で、パーツを切り出すだけで1日かかってしまった。
風呂場の簾が古くなったので、取り替えた。
ホームセンターでも、amazonでも既成の簾の巾は最大176cmしかないから、ご覧の通り脇が少し空いてしまう。
Be-h@usの規格では、柱と柱の中心が200cmで柱の太さが10.5cmだから、窓の横幅は200-10.5=189.5cm以下ということで、176cmでは当然脇が空いてしまうのである。
これに対し、今までの日本家屋では、柱の中心から中心までが一間=181.8cmだから、10.5cmの柱を使えば、窓の幅は181.8-10.5=171.3cmと176cmあれば十分足りるのである。
風呂場の前にはヒイラギナンテンのトゲトゲの葉が茂っているし、手前には窓巾いっぱいのブラインドがあるので、まあ、よしとするか。
他人が考えたプランというのは、新しい発見も多いのだが、普段慣れないことをやるのでなかなか大変だ。
これは22mmφのボールベアリングを固定する穴(矢印)をあけるのだが、手前から半分くらい22mmφの穴を開けて、その先は20mmφの穴を開ける。こうすると、ベアリングが向こう側に抜けにくくなるわけだ。
穴を開けるのにはフォスナービットを使うのだが、22mmと20mmの2種類を必要とするし、垂直に開けるにはボール盤が必携である。
フォスナービットは、amazonでもモノタロウでも1500円くらいするが、近所のカインズでは590円で売っていて、何だかすごく得をしたような気分になりましたね。
幸いに、半身に構えていたので、直撃は避けられたが、メガネは吹っ飛び鼻の付け根をかすって重いフレームが飛んでいった。鼻の骨が折れたかと思ったが、鼻血が少し出た程度で済んだのは幸運であった。
多分、暑さで集中力が散漫になって、フレームに手前方向の力が加わってしまったのだろう。
テーブルソーのキックバックは、大体カットする木に捻りの力が入った時に起きるようだが、プランジカットで送りと逆方向に力が入った場合にも起こるのである。
これは丸ノコのプランジカットでも、送りと逆方向に力が加わった場合に起こるので要注意だ。この場合は、丸ノコがものすごいスピードで吹っ飛んで来るので恐ろしい。私はこれで、足の指を落としそうになりましたね。
今回あんな重いものがまともに当たっていたら、今頃は外傷性のクモ膜下出血か硬膜下血腫で救急に運ばれていたかもしれない。
普通はガラスカッターで切れ込みを入れて、机の角や定規を利用して切るようだが、この方法は初めて見た。ガラスの両面に切れ込みを入れるのがミソで、こうすると結構厚いガラスもきれいに切れるようだ。
これがキックバックで吹っ飛んだ中心のフレームである。重さを計ったら3kg近くあったから、小さなダンベルくらいのものが吹っ飛んできたことになる。
矢印のところでストップするスリットが、ずっと右の方まで続いている。幸い捻じれの力が加わらなかったので、こんなもので済んだが、普通はこのようにメチャクチャになってしてしまう。
16歯、12歯、48歯、51歯の木製歯車を作ってみた。 ボール盤で全部で127個の穴を開けて、バンドソーで切り抜くというのは、千日回峰に近いものがありますね。
素材はbaltic birchの合板を使えと書いてあるのだが、そんなものは無いので使ったのは、11mm厚のポプラ合板。
微調整をすれば何とかなるかなあと思っていたのだが、ポプラの合板はちょっと力が加わると剥がれやすくてだめだ。
それと、厚さも9mmくらいのほうが、接触面が少ないので、微調整しやすいのではないだろうか。まあ、最初に16歯と12歯のテストピースを作ってみれば良かったのだが......
そんな訳で、来週は9mm厚のシナ合板かラワン合板を作ってみようと思う。
油性の塗料は気をつけて蓋をしてしまっておいても、半年以上保存しておくと、油膜が進行して使えなくなっていることが多い。
塗料が固まるメカニズムにはいろいろあるようだが、特に油性の塗料は空気と触れないようにしておくのが良いようだ。
アサヒペンのwebにはペイント薄め液を少量加え、混ぜずにそのまま蓋をするという方法も出ている。
このビデオのように逆さまにすると、蓋がいい加減にしまっていると、漏れてくるから念入りに蓋をするようになる。また、内部から空気が漏れそうなところは固化して密閉性がたかまるのではないだろうか。
テーブルソーや丸ノコの刃は使っているとヤニなどがこびりついて、段々切れにくくなる。
これは、woodworker's jounalのビデオに出ていたそのようなノコ刃の洗浄法である。
重曹が効くというのだが、洗濯用の液体洗剤がいいという話もどこかで読んだことがある。どれが一番良いか、比較してみるのもよいかもしれない。
問題は、直径25cm近くのものを入れる容器だ。私が思いついたのは、写真の現像に使っていたバットだが、まあ、ホームセンターで探せばいろいろあるだろう。
トレリスは園芸用の格子状の垣だが、tuteurというのはこのようなピラミッド状の支柱のことを言うようだ。フランス語で保護者とか杭、棒という意味があるから、まあ支柱なんでしょう。
fine gardeningにその簡単な作り方がでていたので(2ページめ)来週あたり作ってみよう。
園芸用の支柱を3つ束ねるのはよくやるが、それに横さんを追加して補強するのがミソですね。
我が霧想庵の北の庭に植えた藤が「地這いの藤」になっているので、伐採した枝を使ってtuteurを作ってみた。