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歯車式 box(finger) joint ジグ その5


事故はその時起きた。
このビデオで3分45秒あたりから、中心のフレームの側面にプランジカットでスリットを切るのだが、この場面で突発した。テーブルソーのハンドルを回してブレードを何回か上げた瞬間、中心のフレームが顔面めがけてぶっ飛んできたのだ。

幸いに、半身に構えていたので、直撃は避けられたが、メガネは吹っ飛び鼻の付け根をかすって重いフレームが飛んでいった。鼻の骨が折れたかと思ったが、鼻血が少し出た程度で済んだのは幸運であった。

多分、暑さで集中力が散漫になって、フレームに手前方向の力が加わってしまったのだろう。

テーブルソーのキックバックは、大体カットする木に捻りの力が入った時に起きるようだが、プランジカットで送りと逆方向に力が入った場合にも起こるのである。

これは丸ノコのプランジカットでも、送りと逆方向に力が加わった場合に起こるので要注意だ。この場合は、丸ノコがものすごいスピードで吹っ飛んで来るので恐ろしい。私はこれで、足の指を落としそうになりましたね。

今回あんな重いものがまともに当たっていたら、今頃は外傷性のクモ膜下出血か硬膜下血腫で救急に運ばれていたかもしれない。

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2017年07月19日 06:27に投稿されたエントリーのページです。

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