木工では円を描くことが結構多い。家に転がっていたコンパスは、鉛筆の芯を入れるタイプのもの。中心となる針の脚や鉛筆の芯の脚が曲がるようになっているのだが、これが作りが悪くてぐらぐらで具合が悪い。
ibuildit.caのページを見ていたら、簡単なミニコンパスが出ていたので、早速作ってみた。
使用したのは、4mm厚のシナベニアのきれはじ。
失敗してもいいように、3セット分バンドソーで切り抜いた。
針の部分は、配線用ステープルの小さい方(長さを測るのを忘れました)を使った。
針と鉛筆の関係が、直感的に分かりにくいので、慣れるのにちょっと時間がかかるが、なかなか便利だ。また、ミニコンパスといっても、直径24cmくらいまでの円が描ける。
同一平面で円を描くには優れているが、立体的なものの中心を出したりするのには、やはり普通のコンパスも必要ですね。