ダイアル・インディケーターを使って、テーブルソーの刃の調整をしてみた。
まずは、刃がマイタースロットに対して平行かどうかを調べる。
1/100mmまで測れるので、ダイアル・インディケータの置き方ですぐ0.2mmや0.3mmはくるってくるので、ダイアル・インディケーター・ホルダーをマイタースロットに押し付けるようにして慎重に測る。
「感度を上げればノイズに弱い」というのは誤差論の基本である。
コンビネーション・スクエアで、一応平行はチェックしていたのだが、ダイアル・インディケーターで測ると0.4mmくらいずれているのが分かった。
ダイアル・インディケーターで測定しながら、テーブルソーの調整ネジを締め直す。
ネジを締め直すときにも少し動くので、何回かやって0.05mmの差ぐらいのところまで調整した。
フェンスの平行もチェックしたが、こちらはフェンスを動かしてストッパーで止めると、すぐ0.2mmや0.3mmはずれる。
まあ、木は湿度で収縮するから、そのくらいの精度で十分なのだろう。