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三脚のクイックシューを自作 その1

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埴 沙萠先生にいただいた三脚。クイックシューをつけるタイプなのだが、それが無いのでカメラがつかない。kenko giottos gx-30という型番はもう販売されてなくて、webで探してもみつからない。

しょうがないので、木で作ってみることにした。

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使用したのはケヤキの板。厚さ10mm巾42mmで板を切り出す。
最初、雲台の凹んだ部分にピッタリの大きさでカットしたら、カメラを傾けると固定したカメラが飛び出して失敗。
 

 

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他の三脚のクイックシューを参考に台形にカットした。しかもこのクイックシューでは、矢印の部分が枠の中に潜り込むように削った。

何しろ4cm四方のものをテーブルソーで加工するには、プッシュスティックでは抑えきれずに手で持ってやるしかない。ちょっと気をゆるめた瞬間にカットした木がぶっ飛んで、危うく指まで飛ばすところでした。

 

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三脚にピタリと収まり、矢印の下に台形の先端が潜り込んでいるので、三脚を傾けてもはずれない。

右側のクイックシューを固定する機構のところも、板が台形になっているのが ミソで、落ちてこないのである。

 

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あとはこの上に、カメラを固定する台を接着する(一番上のナットは、接着剤で固定するのでついているが、本当はここにカメラがつく)。

 

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裏側から見ると、こんな感じ。矢印の部分が欠けているのは、テーブルソーでぶっ飛んだ時にできたキズ。

 

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カメラを固定するボルトは1/4インチ25mmのものを少し短く金ノコでカット。近所のホームセンターで4本入って110円也。

 

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目出度くクイックシューが完成し、三脚が復活。カメラを固定する台には、来週ゴム板かコルクを貼ってやろう。

 

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2018年10月09日 09:36に投稿されたエントリーのページです。

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