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ドライブレコーダー

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その昔陶淵明は、帰去来の辞で「田園 將に蕪(あ)れなんとす」とうたったが、現在の日本では一国の首相や高級官僚が嘘をつき通し、親が子供を折檻し、あおり運転でヒトを死に追いやり「人心 將に蕪(あ)れなんとす」という情けないことになっている。

去年追突事故にあってからつけなくてはと思っていたのだが、2週間くらい前にアマゾンのタイムサービスでソニー製のセンサー/レンズ付きのものを4000円台で売っていたので買ってみた。

内張りをどう剥がすかとか、配線引き回しをどうするかなんてことは、いっぱいネット上にでているから、そちらを見ていただくとして、ここではちょっと気がついたことをあげておこう。
1)フロントカメラの取り付け位置
これも色々でていて、バックミラーに隠れる助手席側というのが大方の意見だ。その根拠となるのが「道路運送車両の保安基準第29条『窓ガラス」というのだが、役人というのはよくもこう分かりにくい文章を書けるものかと感心してしまいますね。
まあ、それと視界を妨げない位置というところから、この場所になるのでしょう。
ということは、運転席からはフロントカメラのモニタは見えないということである。
 

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2)リアカメラの位置
まあ、これがついていたので、とりつけるまで時間がかかってしまったのだが、いろいろ考えたあげく私はハイマウントストップランプのカバーにビス止めした。リアカメラの位置に関しては法的規制はないようだ。

一応リアカメラは防水だから、車外のナンバープレートの上にとりつけるという選択肢もある。そして、リアカメラのトリガー用の配線をバックライトからとれば、自動的にバックガイドモニタになるという。
しかし、ものすごく苦労してこの配線を引き回しても、フロントカメラは運転席から見えないからナンセンスである。リアカメラをナビのモニタにつなげるタイプならまだ意味があるんでしょうが。
フロントカメラの3インチの小さいモニタで見てもよくわからないし、リアカメラの映像は自動的に録画されている。
 

 

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これが内側からみた、リアカメラ。

 

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そして、こちらが外側から見たリアカメラ(矢印)。丁度ストップランプの真下。

 

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3)カメラの電源
カメラの電源はシガーソケットからとるようになっているのだが、私はシガーソケットからすでにusb電源をとっているので、ヒューズから電源をとるアダプタをつけた。
引き回した線が余ってしまって、ごちゃごちゃして困る。
それなら、シガーソケットとって配線短くして直付けしてやろうと思ったら、カメラが動かない。よく調べるとシガーソケットアダプタは12Vを5Vに落としているのである。道理でカメラの電源入力がミニusb端子であったわけだ。

 

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12Vを5Vに落としているのは、右側のシガーソケットアダプタの方である。
シガーソケットというのは、元々はシガーライターを熱くするだけだから12Vなのだ。しかし、自動車業界も未だにシガーソケットなんて遺物を引きずっているが、もはや喫煙者の比率は大きく減っているのだから、インタフェースをusbにするなど考え直す時期にきているのではないだろうか。
 

 

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4)リアカメラの映像
最初カメラのモニタで見て、フロントカメラの映像しか出てこないので、あれっ、ハズレを買ってしまったかなと思って、メモリを見たらリアカメラの映像はフロントカメラフォルダー(DCIMA)と別のフォルダー(DCIMB)に記録されるようになっていた。
カメラのモニタでもずーっと送っていくと、リアカメラの映像が出てきて一件落着。
モニタには、切り替えでフロントとリアの4〜5種類の合成映像が出るので、それが記録されているのかと思った私の勘違いでした。

ディーラーで純正のドライブレコーダー付けたら3万円以上とられるのに、1万円以下の中国製でかなりのクォリティーのものが付いてしまうのだから、この分野でも日本のメーカーはピンチですね。
おまけにサポートに日本語で質問しても、速攻で返事が帰ってくる。「ニッポンすげえ!」は何処にいってしまったのでしょうか。
 

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2019年03月06日 07:58に投稿されたエントリーのページです。

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