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5.その他 アーカイブ

2007年07月12日

消毒しない、乾かさない、ガーゼを当てない

   

 
セルフビルダーに切り傷、擦り傷はつきものだ。

皆さんは、このようなケガをしたとき、どうしていらっしゃるだろうか?

多分、マ○ロンなどで消毒し、ヨーチンなどを塗って、傷絆創膏を貼るか、傷が大きければガーゼを当てて絆創膏で止める 。これが一般的だと思うが、いまやこの常識がくずれつつある。

『これからの創傷治療』(夏井睦著 医学書院¥2,940)より「外傷治療ー常識の嘘」の一部を引用してみよう(筆者注:創→傷のこと)。


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従来の外傷(皮膚外傷)の治療の 原則を列記すると次のようだったと思う。

・創は乾かすと治る。

・創は消毒するものであり、消毒しないと化膿する。

・創はガーゼで覆う。

・創(特に縫合創)は濡らしてはいけない。 

しかし、これらはすべて間違っている。正しい知識とは以下のとおりである。

・創は乾かすと治らない。

・消毒しても化膿は防げない。

・消毒は創治癒の妨害行為である。

・皮膚欠損創をガーゼで覆ってはいけない。

・創はよく洗ったほうが良い。

一言で言うと「消毒をしない、ガーゼを当てない皮膚外傷の治療」ということになる。

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これが医学書でなかったら、もう「発掘!あるある大事典」の世界である。

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2007年07月13日

自然エネルギー研究所??

om研究所

久しぶりにOM研究所のサイトを見に行ったら、自然エネルギー研究所に改名されていた(皆さんは既にご存じか・・・・・・)。名前だけ変わったのか、太陽エネルギーだけでなく、風力、水力など他の自然エネルギーまで含めた新しい技術を開発していくのか、期待したいところです。

2007年07月16日

Build It

レンタルサーバーの設定が、お試しモードで動いていたらしく、プッツリと切られて、往生しました。その後のサポートも最悪で、値段だけで選んではいけないという良い教訓となりました。

 

たまたま見つけた、イギリスのセルフビルダーのための雑誌Build Itのweb siteだ。

発刊は1990年、発行部数は101,138と書いてあります。イギリスの人口は日本のおよそ半分で6,000万人。それを考えると結構な数字である。骨董品、ガーデニングと並んで、セルフビルドやDo it yourself も大好きな国民のようだ。

そういえば・・・・・・ 

 

 

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2007年07月20日

マウスの父と手話

mouse1

これは何でしょうか(答えは最後に)?

selfbuilderにとっては、pitfall(落とし穴)の話が結構役にたつのですが、これが続くとちょっと恨み節のようになってしまうので、今回は、スイッチ→ON OFF→2進法という連想から手話の話までいってみます。

マウスの父といえば、ダグラス・エンゲルバート氏だ。彼はマウスだけでなく、ワードプロセッシングやアウトライン処理、テキストリンクといった現代では当たり前のようになっている概念を生み出した人物としても有名だ。また、1968年にサンフランシスコで行ったデモンストレーションは、伝説のデモンストレーションとさえいわれている。 この辺、pcwatch山田祥平氏の『マウスの父 ダグラス・エンゲルバート氏インタビュー』によりかかって、書いています。よりかかりを続けます。

マウスを思いついたのは1961年。当時のコンピュータといえば、パンチカードにあらかじめ打ち込んだプログラムを読み込んで動かすという代物だったので、マウスにしろ他のアイディアにしろ時代を超越しすぎていてなかなか世の中に受け入れられず、嘲笑の対象にさえなったという。

そんな折、彼を慰めてくれたのは、娘たちだったという。 

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2007年07月22日

Be-h@usの値段は本当に安いのかな?

beworks

BE-WORKSのサイトを見にいったら、「Be-h@us の値段は本当に安いのかな?」が出ていた。この諸物価高騰の折に、創生期に比べて総合計で102%に収めているというのだから、驚きである。

BE-WORKSも気合いが入ってきましたね。期待したいところだ。

2007年07月25日

NPO法人BE-WORKS・賛助会員募集

BE-WORKS070725_2.jpg

NPO法人BE-WORKS が賛助会員の募集を始めました。

BE-WORKS: ご入会について、

BE-WORKSも気合いが入ってきました。ご期待にそいたいと思っています。


2007年07月31日

どこまでのハーフビルドに?


Ken0301_0010.JPG
Half-builded? セルフビルドで何が出来るのか、或いは自分で出来ないことは何だろうと考えるときに、家を建てる全体の作業を把握することも必要かと思います。以前、Be-h@us で作るときの作業について、設計家KAさんにリストアップして貰ったものを書いてみます。抜け落ちているものがあると思いますので、皆さんのご指摘を得て完成度を上げたいと思いますので、よろしくお願いします。

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2007年08月02日

窓を考える

wc1

 

 

階段下1

この写真は、わが家のトイレと階段下にある「片開き網戸」である。
まだ、わが家が出来る前に見学に行った与野の豪農の家---なにしろ門構えからしてすごい。門屋敷?というのだろうか、これがわが家全体の広さくらいある。---豪農の館で、この「片開き網戸」なるものを見たときは、何て美しいんだろうと感動したものである。
そして、わが家の設計図にこの「片開き網戸」を発見したときには、妻と手を取り合って感激した・・・・・・ちょっと大げさかな。ただ、できあがって住み始めてみると、わが家のような狭小住宅ではちょっと困ったこともあるのだ。

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2007年08月05日

どこから材料を仕入れるか


タイル用接着材
インターネットもかなり発達して、今は4-5年前より品数も豊富、値段も競争力があるように思います。以前はトイレの便器などはインターネットでは買えなかったので、工務店に紹介してもらった卸商から買うしかなかったですが、今はインターネットでの商品も豊富になりました。紹介してもらった卸商から、いろんなものを買いましたが、電気設備は秋葉原の方が安かったので、切り替えたこともありました。最近ではやはりプロを対象にした店で、タイルを買ってしまいましたが、あとでインターネットの方がはるかに安いことに気づきました、残念ながらまだ勉強不足。その後は接着剤などタイル関係のほとんどはインターネットショップで買いました。インターネットで安心して買えるものはメーカーの商品など品質が確定しているものでしょうか。インターネットショップには運賃ゼロのところもあり、まとめ買いする必要がないのも便利です。卸商の場合専門知識を持っていますので教えてもらうことは多いですが、卸商も素人に対する値段は必ずしも安いとは限らないので、要注意です。調べてみるとホームセンターの方が安い場合もあります、その上、例えば合板などはホームセンターでは一つひとつの品質を自分で選んで買えます。今は、ホームセンター・卸商・インターネットそれぞれに特色があり、選択肢があって良いと思います。私みたいな勉強不足は損を生みますので、ご注意を。

2007年08月06日

Google Sketchup

  planc  

   google sketchup

家を建てるときは、通常、設計者が最初にスケッチを出してくれた後、模型を作ってプレゼンしてくれる。夢のふくらむひとときだ。

Google Sketchupというソフトを使うと、self builderでも簡単に3次元の家をつくることができる。

 

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2007年08月10日

地鎮祭

地鎮祭

地鎮祭のときは、施主もいろいろ参加させられるので、ビデオカメラを家内に渡したら、写っていたのは神主さんの背中だけだった。あとは設計のN先生の「えい、えい」という声は録れていたようだ。
まあ、儀式というのは、日常性に非日常性を持ち込むことではありますが、神主さんというのは、普段とんとおつきあいが無いので、急にお願いするのも大変である。わが家の場合は、近所の神社にお願いにいったら先約があると断られて、急遽、工務店が調達した神主さんが車に乗ってやってきた。インターネットで調べても、神主さんのギャラをいくらにするかなんてことばかりで、何だかなーという感じだ。
仏式やキリスト教式もあると書いてありましたが、ご存じの方はコメントに入れてください。
 

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2007年08月12日

オーストラリアの洗濯物干し

洗濯物干し [+]

オーストラリアのメルボルン郊外のお宅で見かけた、洗濯物干し。

洗濯物干し [+]

真ん中のひもを引くと、両端のストッパーがはずれて垂直にしまえるようになる。

オーストラリアもDO  IT  YOURSELFが盛んで、週末はセルフビルドで家を建てる人が結構いるという。

ちなみに、物干しの背景に見えるちょっと荒削りな板塀もセルフビルドとのことだ。

2007年08月17日

スペインの洗濯物干し

tendedero1

スペインのグラナダに住む友人に、スペインの洗濯物干しTendederoの写真を送ってもらった。

 

tendedero2

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2007年08月21日

農地転用の提出書類

PICT0577.JPG

始めまして、kassと申します。茨城県古河市でBe-h@usを建てる者です。 よろしくお願い致します。

もう半年待ちぼうけなんですよー。

 

農地転用を自力でやりました。
その際に提出した書類をリストアップします。
リンクで飛ぶものは、役所に言われたとおり私が作成した書類です。稚拙な内容ですが、茨城県ではしっかり通りました。参考にしてください。

※注意:この事例は茨城県古河市のものでなので、農地転用しようという方は必ず該当地の農業委員会(農地転用)&建築指導課(開発許可)に相談してください!

 

 

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2007年08月22日

プロとアマ

階段側桁1

家を作る作業の場合、プロとアマチュアの違いは何でしょう。プロが作るものをアマチュアが作れるわけはない、プロが作れるレベルに素人が到達できるわけではない、と思っている人も多いかと思います。プロの仕事が早いのは間違いないでしょう。仕事には慣れていますし、またコストダウンのためにも、スピードはすごいものがあります。また、その道のエキスパートでもあります。仕事をプロに頼んだとき、依頼したものの出来上がりに満足して楽しむ場合が多いですが、頼んだ要求をプロが満たしてくれないで、期待していたものにならない場合もままあります。 風呂場のタイルを張ったとき、友人がプロを連れてきて手伝ってくれました。壁を平らにするのはさすがにプロでしたが、モザイクタイルを張る精度は少し荒く、目地の線が直線になっていないことをあまり気にしていませんでした。一緒に張りながら小生が一生懸命調整したので、プロも要求精度の違いを認めていました。私の要求する仕上がり精度が高すぎたのかもしれません。 時間をかけてもいい場合は、アマチュアでも出来るものが結構たくさんあるのではないでしょうか。時間を気にしないで、自分が納得できるやり方・作り方、自分が目的とした出来具合で作れるのは、アマチュアならではのものかと思います。素人が出来ることは、自分で作ることへのチャレンジ、作り方を勉強する面白さ、作る過程での楽しさ、仕上がりを想像する期待感・・・ 単にコストダウンだけが目的ではない楽しい部分がたくさんあるのではないでしょうか。チャレンジしておられる方、これからチャレンジされる方には、これ以外にもっとたくさん期待するところがあると思います。

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2007年09月03日

水上のセルフビルダー

飯島 [+]

週末に水上の山奥に住んでいる友人のカメラマン、飯島正広氏のところへ行ってきた。

彼はNHKの「ダーウィンが来た」などで、ユキヒョウやヒマラヤ越えをするツルなどを撮影しているので、画はご覧になったかたもいるかもしれない。つい最近は、日テレの「世界で一番うけたい授業」にも出ていた。
もう20年以上も前に、熊を撮影しているときに設計から施工まですべて自分ひとりでやったという。

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2007年09月20日

ブリコラージュ bricolage

このブログの名前 Be-selfbuilders の selfbuilders は、セルフビルドする人「自分自身で作る人」という意味です。「セルフビルド」は、Do It Yourself の「DIY」とも同じくです。

フランスでは、「セルフビルド」「DIY」にあたる言葉に、ちょっと聞きなれない言葉ですが、このブリコラージュ bricolage という言葉があります。身のまわりにあるありあわせの道具・材料で手作りするという意味で、「器用仕事」と和訳されるようです。
その語源であるブリコレ bricoler という動詞は、古くから球技、狩猟、馬術に用いられ、ボールが跳ね返る、犬が迷う、馬が障害物を避ける等の非本来的な偶発的な運動を指しているそうで、「ブリコラージュ」は同じ「作る」ということでも、いわゆる「セルフビルド」や「DIY」という言葉とは違った意味合いを持っているもののようです。

この言葉は、人類学者レヴィ=ストロースが著作「野生の思考」で未開社会特有の思考法を考える言葉として用い、現代の我々の思考様式にもそれが存在することを記述したため、我々にも親しいものとなったのです。

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2007年09月21日

Be-selfbuilders 懇親会のお知らせ

hanawahouse

(上棟時のBe-0071 hanawa-haus)

9/ 29(土)hanawa-hausの見学会のあと、17時すぎより第一回の「Be-selfbuilders 懇親会」をやってしまおうという、ありがたい企画が持ち上がりました。

当日は、 hanawa-hausのセルフビルダーであるNさんはもちろん、セルフビルドの教祖、秋山先生、hanawa-haus設計者の古川氏、セルフビルダーの大先達であらせられますnakさんなど多彩な方々の参加が予定されています。

これからセルフビルドで家を建てようとする方、セルフビルドに興味のある方(個人・設計関係・工務店関係、どなたでも)は、ふるってご参加ください。

 

2007年10月11日

マイナスイオンって?

mizu


 

最近、環境問題がクローズアップされてくるにともない、住宅関係の広告や記事にも、「マイナスイオン」なる言葉を頻繁にみかけるようになった。以前から、体にいいという「マイナスイオン」って、一口にいうけど一体何のイオン?と、思っていたのだが・・・・・・。そんな素朴な疑問に、科学的に答えてくれるのが、山形大理学部物質生命化学科の天羽優子さんのページだ(お茶大OBいやOGなので、お茶大のホームページの中にある)。 

 

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2007年10月13日

玄関の上がり框(かまち)

設計で、上がり框は円弧(半径1.6m)になっていました。どうやって円弧を作るのか、手間がかかり過ぎるのではと、悩んでいて一度は直線にしようと考えましたが、直線にするとやはり見栄えはよくない。

それなら、設計通りに作ろうと、チャレンジしたものです。

結果は、来られた方々にも気に入っていただき、設計どおりにしてよかったと思います。 

上がり框  

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2007年10月18日

ジョイフル本田

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ジョイフル本田というのは、 殻々工房の野澤さんのブログにも良く登場するホームセンターだ。なんでも茨城・千葉といった東関東では「ジョイ本」とか「JH」という愛称で親しまれているらしい。尚建築工房の佐賀井さんから「なんでもありますよ!群馬にも支店があります」という話を伺ったので、週末に高崎に帰ったときに探検に行ってみた。

ウィキペディアに「店舗あたりの平均敷地面積は、東京ドーム2個分弱程」と書かれている通り、とにかく広い(ウィキの「ファミリーレストランの『ジョイフル』や自動車メーカーの『本田技研工業』、近畿地方でホームセンターを展開している『オージョイフル』とは一切関係がない」というこの表現、なかなか楽しいですね)。

 

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2007年10月24日

selfbuildとdo it yourself

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googleでselfbuildで検索すると、ひっかかるのは大体uk・・・・・・つまり英国のサイトだ。一方、do it yourselfで検索すると、米国系のサイトが多い。だから、selfbuildという言葉自体は英国で生まれたのだろう。
と思っていたら、最近CNNに「英国人の6%『自分で抜歯』歯科医不足と高額医療費で」という記事が載っていた。オリジナルの記事をたどると、Six percent of English people surveyed have resorted to "DIY dentistry"とある。まあ、CNNだからDIYを使っているのだろうが、英国民というのはそこまで自分でやってしまうのかと驚きである(まあ、イギリスは階級社会だから、どういう母集団の6%だか分からないが)。
閑話休題。
で、米国のDIYのサイトで面白いものを見つけた。DIY BASICS: MORE THAN 400 TIPSとある。DIYの基本となる400ものコツを動画で紹介しているのである。

 

 

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2007年10月30日

イケア ホーム・プランナー

ikea_planner [+] 図1

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 図2 

 

台所のカウンターも、実験的にイケアで作ってみようかと思っていたのだが、実際にイケア港北店で見てみると何だか横幅3mを超えるようなものが多い。わが 家のような狭小住宅では、やはり家具屋にお願いして作りつけでやるしかないかなと思っていた。

しかし、イケアのホームページからプランナーツール(無料 図1)というのをダウンロードしたら、色々なパーツを並べて結構自由に作れることが分かった。プランナーツールというのは、まあ、簡易CADだ。Windows版しかなく、google sketchupのように軽快には動かないが、台所のプランニングに特化しているので、それなりには便利である。

使い方はいたって簡単。まず、台所の部屋の縦横高さ、窓の大きさなどを入力してから、ガスコンロ、シンク、食洗器、キャビネットなどといった、パーツをド ラッグして並べる。続いて各パーツについて画面の左側(図2)で、カウンタートップの材質・色、ガスコンロ・シンクの種類、巾木の高さなどを設定していけばよい。

ただし、パーツを並べるときにcontrolを押さないとうまく並ばなかったり、換気扇などは3次元表示にしておいてドラッグしないと並ばない点は、改良の余地があるようだ。

 

 

 

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2007年11月06日

インタフェースを考える

io

 パソコンの裏側を見ると、電源やらイーサネット、USB、モニタ・・・・・・等々様々なコネクタが並んでいる。これは大きく分ければ、エネルギーと情報に関するものだ。

家についても、同様にエネルギーと情報に関するインタフェース部分がある。ガスについては、あまり問題がなかったと思うのだが、問題は電気と電話である。最初から入れ込むことは分かっているのだから、もうちょっとましなインタフェースはないものだろうか。

 

 

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2007年11月12日

天井張り

吹き抜け2枚目    白ボンド塗り  
 吹き抜けの2枚目の張りつけ  傾斜部分の白ボンド塗り
天井は5.5ミリのラワンベニヤにワトコオイルを塗ったもので、いわゆる「目すかし張り」という張り方です。目すかし張りは板と板のあいだを少しあけて張る方式で、目すかしは通常板の厚み相当にする隙間にするのだそうです。従って板を貼り付ける野縁には、天井板の隙間が出来るため、これを隠す目的で似た色のテープをあらかじめ貼っておき、天井板のあいだに切れ端を挟んで位置決めして張りました。 

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2007年11月24日

【実録】 自力で農地転用

IMG_0349.JPG

農地法第4条許可済み、要は“農地転用”済みの畑地です。

我々の農地転用の顛末をまとめました。こんな情報でも無いよりはマシだと思いますので。

 

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2007年12月01日

Be-selfbuildersのメーリングリスト

mailinglist

 Be-selfbuildersのメーリングリストを新たに作りました。

性格付けとしては、ブログは「こんなものがありました」とか「これ知ってますか」というプレゼン型であるのに対し、メーリングリストは「これ知りませんか」とか「これは、どこで買えますか」という質問型かな(もちろんこれ以外にもありますが)と思っています。

メーリングリストは非公開ですので、入会希望の方(be-works会員限定)は、ここから入会希望とお申し込みください。お申し込みいただいた方には、be-h@usマニュアル、秋山先生の爪の垢・・・・・・などをご用意しております。どうぞ、奮ってご参加ください。

 

 

2007年12月04日

ツーバイ(2×)材について


20071204002.jpg
みなさん、こんにちは。
もうすっかり冬ですね。
寒くなってきたので屋外作業するより室内の造作をしようと思う今日この頃です。
セルフビルダー初心者がホームセンターで購入する木材といえばやはりツーバイ材ですよね。ツーバイ材とかSPF材とか言ったりしますが、サイズがフィートだったり2×4なのに木口の縦横比率が1:2じゃなかったりと、以前、疑問を持った近くて遠いツーバイ材(SPF材)。何かのお役に立てればと、お茶飲みながらメモしてみました(パソコンで打つより楽だったので....画像をクリックして大きいのを見て下さい)

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2007年12月11日

工程管理ソフト

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  そもそも人間は管理されるのが嫌いな生き物である。でも、レット・イット・ビーとかケ・セラ・セラといっていると、エントロピーは増加する宿命にあるから、一向に家はできあがらない。

そこで何とかそんな悩みに応えてくれるのが、工程管理ソフトと呼ばれるものだ。でも管理という言葉からは、クライアントと業者、工務店と大工、あなた管理 する人、わたし管理される人・・・・・・などという構図が想像されて余り愉快ではない。

セルフビルドの場合も、どうしたって専門家の手を借りなければなら ない部分があるのだから、その人たちと仕事をうまく進めるためのツールと考えたらどうだろうか。例えば、外壁を塗ろうと思ったら、もう足場が無くて大変、 シンクを設置しにきたけど、配管がまだだった、施主の工事が長引いて次の工事にすすめない・・・・・・こんなことを防ぐためのツールだ。普通は工務店の現 場監督がするのだろうが、セルフビルドの場合は、施主工事とプロの工事とのすりあわせがより重要となるから、お互いに情報を共有することが必要となる・・・・・・こうみてくると、セルフビルドというのは、大金をはたいて施主様としていばっているのではなく、設計者、工務店のみなさんとも責任を分担する、ある意味ではking of hobbyというか、非常に崇高な行為だと思いませんか。

さて、この手のソフトとしては、そのむかしMacにはMacProjectというのがあったが、今はHyper cardと同じようにどこかに消えてしまった。 Winの人たちは、office projectというのを愛用しているようだが、ビル・ゲイツの奴隷にはなりたくないので余り使いたくない。

というわけで、WinでもMacでも使えてコラボレーションができるソフトはないものだろうかと探したら、Gantt projectというソフトがあった(そうそう、よく見るあの工程表の図はガント・チャートというのだそうだ)。オープン・ソースのソフトウエアで勿論タ ダ。javaで書かれたソフトなので、Win Mac Linux/Unixとosの壁を越えて使うことができる。工務店の人はWinを使っている人が多いので、情報を共有するにはよいのではないだろうか。お まけにビルの奴隷にならずに、office projectのファイルを開くこともできる。何だかgoogle documentのようなコンセプトのソフトなのだ。



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2007年12月13日

図面の整理

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図面というのは、一般の家庭では余り使わないA3(297x420mm)の大きさあるので、打ち合わせのたびに増える図面を整理しておくのは、なかなか大変だ。私のところはB系の書類は使わないようにして、ほとんどA4で整理しているので、A4のファイルに整理してみた。

 

  hukuro  

 

 

でも袋とじ(ほら、あのHな週刊誌で立ち読みできないようにしてあるヤツ)にしてしまうと、図面が分断されてしまう。 

 

 

 

  (袋とじ) 

 

  zumen02

具合が悪いから、片側で止めて折り込むと何だか収まりが悪い・・・・・・

と思って、打ち合わせの時に佐賀井氏の手元をみたら、ご自分のはきちんと製本してある。そういえば、自宅を建てたときは、設計事務所がやったのか工務店が押しつけられたのかは忘れたが、一番最終バージョンは製本したものをもらったのを思い出した。
では、セルフビルダーたる者、これしきが出来なくてどうする!というので、挑戦してみた。

 

 

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2007年12月17日

小僧から考える人へ

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家庭からアサガオが消えて久しいが、今日、日経BP社のken-platzというサイトを見ていたら、世の中はもっと進んでいることが分かった。

続きはこちら 

2007年12月25日

統一省エネルギーラベル

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  eco02

 

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現在、世の中にはエコのこだまが鳴り響いている。エコっていうのは、エコノミーのエコかと思っていたら、エコロジーのエコの方が本家らしい。


そんな時代を反映して、家電製品などは今までの製品に比べて大幅な消費電力の削減を実現した製品が出現し、売れ筋商品となっているといいう。消費電力を削減することで、CO2の排出量を減らし、エコノミーとエコロジーと両方にやさしい製品を目指すそうだ。


じゃあ実際にどの程度省エネを達成しているのか目安となるのが、財団法人エネルギーセンターが発行する「統一省エネルギーラベル」だ(ちょっとイカメシイ名前ですね)。省エネ型製品情報サイトでは、家電店で売られているエアコン、テレビ、冷蔵庫、VTR、電子レンジ・・・・・・のほか、ガスこんろ、石油・ガス温水器などいろいろな製品の省エネ性能をみることができる。


5つ星で5段階評価した省エネ性能、2011年の目標数値を基準とした省エネ基準達成率、年間消費電力量、年間の目安電気料金などが一目でわかるようになっている。
上からエアコン、電気冷蔵庫、液晶テレビ、のラベルを示している。こうやってみるとエアコンはテレビなどにくらべたら随分電気をくうことが分かる。



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2008年01月04日

お地蔵さんの柱

お正月に墓参りに行ったときに、素晴らしいものを見つけた。

jizo02   jizo03

お地蔵さんの屋根を支える柱が見事に継いである。なんという継ぎ方なのだろうか。秋山先生あたりは、詳しそうですね。
こんなところに目がいったのも、実は我が家の北ベランダの柱がアリにやられて交換したからだ。これについては、また、日を改めてupします。

 

2008年01月05日

google earthにskyモードが


 google earthをversion4.2にversion upしたら、なんと「sky」というモードが新たに加わっていた。

sky02

地球と同じように宇宙を気ままに探索することができるのだ。googleさんやってくれますね。

 

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2008年01月08日

Be-h@us施工マニュアル

manu01

Be-worksから送ってもらった、Be-h@us施工マニュアルのpdfファイルをA3でプリントアウトして谷折りにして製本してみた。
お世辞抜きで、appleのマニュアルに匹敵するくらい良くできている。秋山先生はじめ関係者のかたがたの気合いというか、ココロザシがひしひしと感じられる。

 

 

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2008年01月09日

石崖

ロカ宮殿   12角  

こんなに隙間のない石崖はどうやって作ったのでしょう。皆さんご存知のインカの石崖です。
暮にインカを見学してきました。
この石崖はインカ時代に作られたものではない・・、ピラミッドはエジプトが作ったものではない・・と、昔読んだ「神々の指紋」(グラハムハンコック)の説をますます信じる気持ちになりました。

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2008年01月21日

粕田h@us 地鎮祭

1月15日、茨城県古河市のkassさんのbeh@usがいよいよ着工となった。
敷地には一本の杭と盛砂だけ。施主の「日頃世話にもならない神主を呼ぶ気がしない」という気持ちを工務店がくみとって、極めてシンプルなスタイルになったとのことだ。とても美的いやbe的で、すがすがしさを感じますね。
詳しくはご本人のブログをごらんください。

 

 

2008年01月26日

hanawa h@use とりあえず引き渡し

hanawa

アトリエフルカワのfuRuさんのブログに、今までいろいろ話題となったhanawa h@usの工務店に依頼した分の工事が完了し、とりあえずNさんに引き渡されたことが書いてあった。とりあえずの引き渡しとは、これからまだ、Nさんによるセルフビルドが継続するという意味である。

3月15日(土)には、完成見学会を開くとのこと。
それにしてもnakさんにしてもNさんにしても、プロ級の腕前なので、セルフビルドもどきの私は、ちょっとびびりますね。グヮンバラネバ。

 

2008年01月29日

stupid.com

stupid00

 ええ、セルフビルドとは、全然関係ないアホねたです。

アメリカのstupid.comというサイトは、どれだけアホな商品が考えられるかに挑戦しているようだ。ヒラリーさんの股でクルミを割ってしまおうなんてすごいですね。コワソウ!!

 

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2008年02月16日

すがもり

2月11日   南側  
  2月11日 北側には雪が残っています    OMのついた南側、 55センチの積雪

 屋根に積もった雪が昼間融けて夜凍ります。凍った部分が土手となり、水位が高くなり屋根内部に水が入りやすくなることが起きて、これが雨漏りとなります。これを「すがもり」と言うそうです。
我が家は屋根を葺いてから2冬目の2003年に北側の2つの天窓付近から雨漏りしました。

屋根を担当していただいた工務店の社長さんは良い人なので責任を持って対応して下さると思っていまして、毎回雨漏りの報告はしたものの、あえて督促はしませんでしたが、昨年10月にようやく調査に来てくれました。その間に5回雨漏り、そのうち4回は2月、7月に1回。見に来た工務店はよく分からないが結露ではないかと言っています。

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2008年02月17日

うちのBe-h@usとの出会い

こんにちは、那須でハーフビルドしているnozです。
Be-h@usにしようかどうしようか迷っているハーフビルド希望の方に具体的な例として少しでも参考になればと思い、うちがBe-h@usに決めたまでの経緯を自分達のwikiから転載します。基礎や建方の模様も小さな画像しかありませんが、ある程度まとめた記事をBe-selfbuildersにエントリーさせて頂こうと思います。
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土地購入後、家作りはじめの計画段階、那須近くの工務店に設計施工をお願いしようと思っていました。
予算の関係で断念しましたがOMソーラーに興味があったしフォルクスハウスが気に入っていたのでOMソーラー協会加入の工務店をネットで検索して相談。まずは自分達の希望を幾つか伝え工務店のプランを待ちました。

●店舗併用2世帯住宅を建てたい
●自分で施工出来そうな部分は自分でやりたい
●店舗の壁は窓を作りたくない
●外壁は金属(ガルバリウム鋼板)にしたい
●店には薪ストーブを入れたい
●緑化屋根にしたい
●予算は2500万〜3000万
これがおおまかな希望。

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2008年02月22日

引戸が落ちないように

吹き抜けの引戸  

西側室内から見た引戸    

上: 西寝室の引戸を室内から見たところ

左: 吹き抜けから見た東寝室の引戸

2階の寝室の吹き抜け側の開口部は設計では障子になっていましたが、音が通りやすいので永田さんに相談して板戸に変え、中に遮音シートを入れました。作っている段階で戸が落ちることを心配して、けんどんで吊り込む引き戸が持ち上がらないように木部品をつけました。

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2008年02月29日

シャワー室・トイレのファン

シャワー室ファン完成   トイレファン完成  
  シャワー室ファン  トイレファン

2階のトイレ・シャワー室のどこにファンが付くのか、設計(平面図、展開図)にはありませんでした。隣り合わせのシャワー室・トイレいずれも野地パネルの下なので上にファンはつけられません。電気配線図にはシャワー室のファンは北側の壁につけるようになっていますが、ファンは最高でも床から1.5メートル、ダクトを軒の下に出すには出口は床から50センチと低くなってしまいます。

展開図  

元の設計のシャワー室・トイレ展開図

下がシャワー室内

 

 

何を言っているのか、分かりにくいかな? ご質問で解決しましょう。

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2008年03月06日

墨汁塗りとセルフビルド

2002年8月  

永田さんのご提案で、杉板の外壁には墨汁を塗ることにしました。墨で書いた表札のように、墨汁の炭素が木の腐食を防ぐ効果があるからです。

墨汁100%から5倍に薄めたものまでサンプルを作り、3倍(水を2)に薄めたものに決めていただきました。

墨汁をそのまま塗ると黒が強すぎる感じですが、薄めたものは少しやわらかく、なかなか良い選択でした。 

2002年8月  

最初は墨汁をホームセンターで買いましたが、300ccで300円、100円ショップのものは180cc。結果として、ほとんどは100円ショップで買い、合計91本、17リッター、塗料としては安くつきました。墨汁はさらさらで、縦には塗りにくいので、杉板を水平にして塗り、乾いてから切断・張りつけをしました。

墨汁塗りから、張付けまでたくさんの人に手伝っていただき、助かりました。  

墨汁空ボトル   墨汁塗り  
  空ボトル   墨汁塗り

 

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2008年03月07日

粕田h@us 上棟式

kjoto

1月15日に地鎮祭を行った茨城県古河市のkassさんのbeh@usが、3月6日上棟式をむかえたとのことだ。
おめでとうございます。
しばらくすると、セルフビルドも始まりますね。レポートをよろしくお願いします。

詳しくは、ご本人のブログをご覧下さい。 

2008年03月10日

Be-h@usとの出会い。別離、そして...。

推定!全国50万人の、Be-h@usファンの皆様こんにちは!初エントリーのgo-shiyoです。改めまして宜しくお願い申上げます。何を発信すれば良いのやら随分と悩みましたが、先ずは、Be-h@usとの出会い。別離、そして...再会。そこらあたりのお話から進めましょうか。

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hanawa_h@us---完成見学会とセルフビルダー交歓会のお知らせ

<208.3.10.追記>
いよいよ今週末に迫りましたhanawa_h@usの見学会ですが
見学会終了後に行われる懇親会の会場が決まりましたのでお知らせいたします。
当初は秋葉原とお知らせいたしましたが銀座に変更させていただきましたことをご了解下さい。

会場:傳八
時間:午後6時から

懇親会のみのご参加も歓迎いたします。
メールでお申し込みください。
みな様のご参加をお待ちしております。

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2008年03月11日

住宅ローンについて

私組んだローンの08年3月11日時点での金利。
top_img_01.gif


家を建てるにあたって、まず問題なのは「お金」。
一年半ほど前、私がローンを組む段階では『フラット35』が、「わりと低金利」+「長期固定金利」等の謳い文句で各メディアの一押し。
ある銀行の固定金利ローンも調べてみたら年収が基準に達しておらずNG。哀しすぎる…
そのようなことを経て、我が家はフラット35で家を建てることとなったわけであります。


でここからが本題。

一般的な住宅ローンは、抵当権が設定されてからの一括融資のみ。要は家が建たないと融資してもらえない。この辺金融機関のホームページではあえて伏せられてるところ。
その一方、建築家や工務店に支払う「設計監修料」「工事費」は契約時・中間金・完成時に支払うのが一般的。その大半を家が完成する前に用立てなければならない。
この矛盾をどう埋めるのか?

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2008年03月14日

Be-h@usとの出会い。別離、そして2。メータモジュール!

前回はBe-h@usを選択しなかった理由について述べました。しかし、一旦別離の道を歩み始めた私とBe-h@usの道は、再び交わることとなる訳です。それは、先に上げた項目に変化があったり、解釈が変わってきたからであります。具体的に話を進めましょう。

①メータモジュールについて 

nakさんとのメール交換のなかで、910モジュールがBE-WORKSとして検討されていることを知ったのです。しかし、正式アナウンスされないのは、まだ図面の未整備等々の理由によりBE-WORKSの組織として動き出していないだけだ。とお聞きしております。

まさに青天の霹靂、Be-h@usとしては、譲れない基本スタンスだと理解していましたので、まさか三尺モジュールが出てくるとは、本当に想定外でした。 

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2008年03月17日

hanawa_h@us---見学会・懇親会のご報告

15日の土曜日に行われた「hanawa_h@us」の見学会のご報告です。

大変大勢の方にご来場いただきましてありがとうございます。
「Be-h@us」に関心のある方、セルフビルドに関心のある方。
来場してくださった方もそのご興味は様々でしたが、
なにかひとつでも、見学していただいたことが家づくりのヒントになるようでしたら幸いです。

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2008年03月24日

金輪継ぎ?

東大寺

知人と金輪継ぎについて話した時に、丸い柱を金輪継ぎにしたものが、東大寺に展示されているよ、と聞きました。 丸い柱をどうやって金輪継ぎに出来るのか興味をもち、東大寺へ行ってきました。大仏さんの後ろ側に展示されているものの一つでしたが、説明書きは何もありませんでした。

ご覧のように、金輪継ぎではないようですが、直径60センチ以上の丸太を継ぐすごい技術があったようです。金輪と同じように横からほぞを打ち込むのでしょう。

どなたか、この継ぎ方の名前を教えてください。

 

2008年03月28日

浴室の壁板

浴室   シャワー室  
  浴室  シャワー室 

浴室・シャワー室のタイルの上部は板張りにしました。
防水シートを全面に張りましたので、壁板はその上に直接張りました。下地はBe-hausのパネルなので、横桟の位置が決まっていて、その上に釘打するように注意しました。Be-hausパネルの場合は釘を打てる位置が限られるので、横桟の位置をきざんだ棒を作っています。これをバカ棒とよぶ人もいますが、なんとなく使いにくい言葉です。
エアガン用のステンレス釘を使い、エアガンで釘の頭が深く入りすぎるといけないので、空気圧を下げて打ち込み、あとは金槌で打ち込みました。

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2008年04月01日

足場

西側の足場   屋根の足場  
 西面  屋根の上
足場に関心のある方もいらっしゃるので、新たに足場を取り上げてみました。
傾斜地であるため、低い西面から見ると3階建てで、その上に屋根が8寸勾配なので、結構高い足場になってしまいました。屋根の野地パネルが入った段階で屋根にも足場をかけてもらい、ようやく屋根に上がれるようになりましたが、カメラを持って屋根に上がるのは大変でした。

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2008年04月06日

バンクーバーのDIYショップ

バンクーバーの街中、キツラノ(日本でいえば代官山か)でみかけたDIYショップ。DIYショップとかホームセンターというと、郊外の大型店を想像するが、このHOME hardwareという系列の店は、代々金物屋をやっていた店を束ねていて、街中の金物屋さんが生き残っているのである。 

 

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2008年04月12日

排気口は吸気口

ダンパー1    ダンパー2   
  逆流防止ダンパー、排気している状態   よく見ると閉まっていても結構隙間がある

shinさんご夫妻がお越しになり、ストーブに火をつけたところ、よく燃えると感心されました。
お二人とも経験豊かな建築家で、話している内に、吸気口がないのにこれだけ燃えるのはおかしいどこかから漏れているとのこと、shinさんは既に4軒でストーブが燃えにくい経験をお持ちでした。早速奥様が浴室の換気扇から空気が入っているのを確認、さらに台所の換気扇からも漏れているとご指摘。台所は電動ダンパーなのに、手をかざしてみると確かに少し漏れているようでした。

 

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2008年04月23日

ひざあて(2)

ひざあて2  

A

 

B

 

これが届いたひざあてです。運賃の連絡が来ましたが、商品代より高かったので驚きです。
送ってきたのは合計8つで、一番上が2個、あとは3個づつです。アメリカから送られたものですが、すべてMade in Chinaです。
ご注文は受けますが、私が勝手に買ったもので、単価が高くなりましたので、お買いいただかなくても結構です。ほぼ同じ大きさですので、送料を均等分割した結果、A 1250円、B 1800円、C 2020円です。これには国内の送料は入っておりません。
近所の作業着などを売っている店でも、ひざあてを扱っていまして、950円と1750円の2種類があり、いずれも中国製でした。
ご参考までに、商品代は米国の消費税込みで$64.11、宅急便送料は72.60でした。
少し金額が大きくなると送料の比率が小さくなり、輸入する意味も出るかと思いますが、これでは高すぎます。輸入する意味があるものについては、いずれ提案させて頂きます。

2008年05月07日

赤ゲラ

戸袋  

戸袋の入口がこんなことになっていました。

赤ゲラ以外にこんないたずらをすることはないでしょう。

これだけかと思ったら、 

西側  

西側の軒天の穴、拡大すれば見えると思います。

南にはOMダクトがあるので、少し遠いですが西壁の北寄りに補修のための穴をあけました。 

2001年、外壁を始める直前に、黒塗りは赤ゲラが好むのでやめた方が良いと言われました。驚いて周りの人に聞きましたが、皆さんそんなことは聞いたことがないとのことで、予定通り黒にしました。
最近shinさんからやはり黒は危ないとのお話があり、赤ゲラが来やすい2階の板張りには、板の下に薄い鉄板を張る方式があり、赤ゲラがつっつくと鉄板が響くので赤ゲラが来なくなると聞きました。

赤ゲラはキツツキの一種で頭と尾の一部が赤い鳥で、時々庭で見たことがあります。

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2008年05月26日

あほーざんす

totr01

モノをどう取り扱ったら良いかは、そのモノが自ずと示している(示すべきだ)というのが、インタフェースのデザインで重要なアフォーダンス(affordance)の考え方だ。


もともとは知覚心理学者J.ギブソン・・・というのが、好きな方はそちらをお読みいただくとして、
既にスイッチの順序のところで紹介したD.A.ノーマンの「誰のためのデザイン?」で簡潔に紹介しているので、それを引用する。

 アフォーダンスは物をどう取り扱ったらよいかについての強力な手がかりを提供してくれる。ドアの押し板は押すためのもので、ノブは回すためのものだった。スロットはそこに何かを挿入するためにある。ボールは投げたりはずませたりするためのものだ。アフォーダンスの特徴がうまく使われていれば、何をしたらよいかはちょっと見るだけでわかる。絵やラベルや説明の文章も必要ない。複雑なものには説明がいるかもしれないが、簡単なものには必要であってはならない。単純なものに絵やラベルや説明が必要であるとしたら、そのデザインは失敗なのだ。

・・・・・と前置きが長くなったが、写真は最近のTOTOのウォッシュレットのリモコンのデザインだ。カタログには「四隅にスイッチを配置して、広い範囲で操作できる形状で、デザインも一新しました。誰もが使いやすい工夫がされています」とあるが、四隅がスイッチであることがさっと分かるだろうか?
これじゃあ、『アフォーダンス』ではなく、『阿呆ざんす』じゃないだろうか。

 

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2008年06月01日

気密性のチェック

homeEnergy

Fine home building のビデオにHome-energy auditsといって、家庭のエネルギーの無駄をチェックしてくれるサービスがでていた。
家庭で使われるエネルギーの中では、暖房(給湯に使われるものも含める)の割合が60〜70%を占めているから、家の断熱性や気密性のチェックが重要になる。
アメリカ以外でもイギリスカナダといった寒い地域では、このようなシステムが整っているようだ。

確かBBCで見たイギリスの気密性のチェックも、このビデオと同じようにドアのところに大きな換気扇をとりつけて、圧力を測って気密性をチェックしていたようだ。
何だか簡単そうなテストなので、be-h@usuの優秀性を証明するため、ゆくゆくはbe-worksあたりでやってもらえるとありがたいな。

 

2008年07月01日

白木の床

shiraki

白木の床は、素足で歩いて気持ち良く、見た目も美しいのだが、傷つきやすいのが難点だ。
板張りの床というのは、机と椅子とセットで半分くらいは機能性を求めて選んだはずだ。キャスター付きの椅子で、ガリガリと移動しても気にしないという境地までいけばたいしたものなのだが、なかなか小人はその境地まで達することができず、ちょっと傷がつくたびに一憂することとなる。

木の椅子は、脚の後ろにフェルトを貼って傷を防いでいるが、キャスター付きの椅子のほうは、ホームセンターで安物のカーペットを買ってきて敷いている。
皆さんはどうしていらっしゃるでしょうか?

 

2008年07月23日

か かやり かや

kayari01

 

何処から入ってきたのか、耳元でぶんぶんと唸る蚊が一匹。そのせいで起きてしまった。

そういえば、友人のイラストレーターつだかつみさんが、蚊遣りの話を書いていたなと思って見直してみた。

江戸時代はまだ蚊取り線香というものはなく、蚊遣り(かやり)とか蚊燻し(かいぶし)といって、木っ端を焚いて蚊を追い払っていたらしい。これじゃ蚊だけでなく、人間様も燻されて大変だったろう。蚊遣りによく使われていた榧(カヤ)という木は、蚊遣りから転じてその名前がついたとの説もあるとのこと。

蚊取り線香というのは、昔からあったのかと思ったら、その原料となる除虫菊は、アメリカから明治時代(1885年)に輸入されたそうだ。最初は粉状や棒状であったが、火事になることが多くて、渦巻き型が発売されたのが1890年。なんでも、今の金鳥 (大日本除虫菊株式会社というのが正式名称なんですね )の創始者、上山英一郎の妻(ゆき)が、倉の中でとぐろを巻くヘビを見て、夫の元に駆けつけ告げたのが発想の元になっているそうだ。本当かな。

 

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2008年07月24日

木工入門 第2弾

woodwork

以前ご紹介したことのある、fine woodworkingのホームページだ。

木工入門ビデオの第2弾が始まった。今回のテーマは「ワークベンチを作ろう」。英語が分からなくても画面を見ているだけで楽しい。それにしても向こうの人は、ルーターを使うのが好きですね。姉妹誌のfine homebuildingでは、トリマーのレビューをやっていた。トリマーとは言わず、trim routerというらしい。「このライオビはユニークだ 」というのを見たら、何とリョービのコードレス・トリマーだった。リョービの電動工具というのは、日本で売っていないものもあるようだ。

 

2008年07月25日

暑中お見舞い

otter

バンクーバーのスタンレーパークにある水族館のラッコ君から、暑中見舞いが届いた。

暑い時には、水の中で寝ているに限るそうだ。何ともうらやましい。

動画をご覧になりたいかたは、こちら

 

2008年07月28日

自然はこわい!


今朝、8時過ぎにいつものように会社へ行こうとすると、知人に呼び止められて「会社へ行っている場合じゃないぞ!」と、言われ自宅そばの浅野川を見ると、この有様。

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2008年07月29日

ウッドフェンス製作中

hanawa_h@us の北側にウッドフェンスを製作しています。
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見ての通り、隣地側の金網はほとんど剥がれ落ちて防犯上よろしくありません。

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2008年07月31日

Annaに質問

anna00  

 

 

イケアのホームページ右上にある質問コーナーが、なかなか良くできている。

たまたま、イケアにキッチンの取っ手を買いにいったときに在庫が無かったので、係の人に いつ入るのか聞くと、web上で確認できるとのことであった。

家に帰ってから、webで調べたが取っ手は出てくるのだが、在庫の有無は分からなかったので、何だ不親切だなメールで問い合わせるしかないかなと思って、「Annaに質問してください」というコーナーでメールの文章を書いて、「質問する」というボタンをクリックした。

すると、質問が長すぎますというアラートが・・・・・・

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2008年08月12日

蝦蟇の油売りと刀

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いよいよ、外壁を貼る段階にまで工事が進んで、外壁パネルは防水シートで覆われている。やっとここまで来たなと感慨にふけりながら、2階の内部を見上げていたら、「あれ、棟梁の脇から青空が見える!」ではないか。

上の写真のup

このまま、外壁を貼られてしまえば、危うく見逃すところであった。一体、工務店は何をチェックしているのやら!!

 

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2008年08月15日

木製サイディングの塗装工場


毎度おなじみのfine homebuildingのビデオに、木製サイディングの工場での塗装風景がでていた。 「サイディングを25年持たせようと思ったら、ペンキ屋でなく工場を使え」とある。

真夏の炎天下に、火ぶくれになりながら400枚以上の杉板を塗った私としては、余りのあっけなさに愕然としてしまった。まるでB29と竹槍ですね(ちょっと古いかな)。

日本でサイディングというと、主に金属製のものを想像してしまうが、アメリカでは、こういう商売が成り立つのだから、木製サイディングの需要が結構あるのだろうか。

 

2008年10月23日

ダイアモンドカッターは建築業界にパラダイムシフトをもたらしたのか?

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                                                                              イラストはつだかつみ氏のご厚意による

パラダイムシフトというのは元々はサイエンスの分野で用いられていて、科学革命と訳されている。例えばニュートン力学からアインシュタインの相対論への変化のように、今まで当然と考えられていた概念が革命的に変化してしまうことをいう。
「ものづくり」の分野では、技術革新によってこれが実現されることが多く、電話の出現で遠くの人間と話すことができるようになったし、更に携帯電話では場所を選ばす人と連絡をとることが可能となった・・・・・・と前振りが長くなったが、最近こんな経験をした。

 

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2008年11月17日

Best of CRAFT

ここのところぼやき系の話題が多かったので、少しは明るい話題を!!

make magazineのwebに出ていた、best of craft

このムンクの叫びは、実にいいですね。

 

2008年11月25日

カインズホーム

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カインズホームは、ジョイフルホンダと並んで北関東ではあちこちで見かけるホームセンターだ。渋川から前橋に帰る途中に凄く大きい店舗があるというので行ってみた。スーパーセンターという名前をつけているだけあって、とても大きい。一般の雑貨を扱っている棟と資材館などとは別々になっている。

資材館の壁には、「日曜大工用品からプロ用資材までフルサポート」というキャッチフレーズが書かれている。カインズホームは店舗によって随分品揃えが違うが、ここは「えっ、こんなもの買う人がいるの」と思われるプロ用の機材まで置いてあって、ジョイフル本田より色々なものがありそうだ。

 

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2008年12月11日

気温・湿度 測定結果

拡大

(天気マークの下にある数字は、前橋の最高/最低気温)

まず、外気温と室温の関係を1F寝室(南向き窓の前)、2F(北窓の前)で測定した。
外気温を計った場所が2F東側ベランダだったので、外気温の最高値が9時くらいと、室温の最高値と3時間くらいずれがでてしまった。

1F寝室は温度センサーに直射日光があたったせいか、最高値が25度近くにもなっている。まあ、太陽さえ出れば、1F寝室は昼間20度位にはなるということで、OMなんていらないかもしれない。あとは14時以降の放熱をどう抑えるかですね。14時以降に補助暖房でも入れて、もう一つピークを作ってやれば良いかもしれない。

2Fは北窓の前であったが、最低気温がマイナス3度になっても5度を割ることはなかった。
外断熱の工事は12月1日くらいから始まっているが、グラフからその効果を読み取ることは難しい。

 

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2008年12月15日

シロアリは耐寒性があるのか

termite01 何故だか、庭の片隅に杭などの廃材を工務店が雨ざらしのまま野積みにしている。
雨で湿っているので、乾かしてストーブの薪ににしようと、玄関のそばに広げたら・・・・・・

 

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2008年12月18日

情報の出し惜しみ

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 最初、ボイラー用に風呂場の壁に外部用コンセントを1つける予定であった。しかし、太陽熱温水器の暖まったお湯をボイラーにいれることになったので、sky blenderという機械が必要となり、もう1個つけることにした。

ケーブルは風呂場のタイルの壁の下を通すので、タイルを貼る前に急遽配線を行った。ここまでは想定内であった。

 

 

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2008年12月30日

be-windowのピンクのラベル

bewin09

大体、建築現場のガラスには、ガラス注意などというラベルが貼ってある。現場の人間がガラスに飛び込まないようにという思いやりからだろう。
be-windowにも○×h@usという施主の名前の書いたピンクのラベルが貼ってある。
でも、このラベル、ノリでピチッと貼ってあるので、剥がすのが結構大変なんです。もう少し何か工夫がないものだろうか。

 

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2008年12月31日

おうちの秘密

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                                                                                         イラスト提供 つだかつみ氏

以前にも書いたが、毎年、気象庁の忘年会は、小川知子の「ゆうべの秘密」の2番を大合唱して、盛り上がるのだそうだ。「ゆうべのことはあ〜、もう、い〜わなあい〜でえ〜・・・・・・」と。

では、我がセルフビルダーズも、秋山大先生に御登場いただいて、おうちの秘密を歌って今年のシメとすることにしよう。
工務店パートと施主パートに分かれてますから、気をつけて下さい。
じゃあ、いきますよ。

(工務店パート)

おうちのことは もう云わないで

甘えて意地悪 しただけなのよ

(施主パート)

幸せなのに 涙が出るの

貴方にすべてを かけたのだから

(工務店パート)

おうちのことは もう云わないで

優しくそっと 見つめて欲しい

 

2009年01月04日

謹賀新年

「赤城から上る初日の出」といきたいところだったのだが、赤城より随分南にずれて桐生/足利あたりだ。

家の引き渡しも終わり、これからセルフビルドが本番となる。今年もセルフビルドのよしなし事をそこはかとなくレポートしていきたいと思います。

今年の後半からはgo-shiyoさんのbe-h@usも着工になると聞く。違った視点からのレポートに期待が持てそうだ。また、他の皆様のご投稿もよろしくお願いします。

 

2009年01月05日

ストーブ料理に挑戦

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ストーブの煙突の1mのものが、どういうわけか1本余っていた。家に置いておいても無駄にするだけなので、誰かにあげて貰おうと軽井沢暖炉まで持って行った。

すると塗装代を差し引いて7掛けで引き取ってくれるという。お金を返してもらうのも何なので、買うものはないかと見ていたら、ストーブの中に入れる五徳とラウンドグリドルという鉄製のフライパンが目についた。

衝動買いして、早速、窯焼きピザに挑戦。

 

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2009年01月07日

イケア新三郷

ikea_misato

新しくできたイケア新三郷に行ってみた。
首都高から常磐自動車道経由で行ったが、首都高というのは相変わらず左右からの合流があったり進路変更をしなくてはならなかったりで非常に走りにくい。一番最悪なのは行き先表示が分かりにくいことだ。三郷インターチェンジも東出口があったり、外環三郷西インターチェンジがあったりでちょっと戸惑う。

他の店舗に比べると交通の便が余りよくないせいか、比較的すいているようだ。イケアの店舗はほとんどレイアウトが同じなので、どの店舗に行っても戸惑わなくても済む点は良いところだ。

首都圏をを突っ切らないで済むので、東京の東部・北部、埼玉、茨城あたりに住んでいる方には便利だろう。駐車場の車を見ても、大宮や水戸ナンバーというのが結構目に付いた。

 

2009年01月15日

屋敷森

windbreak

群馬は何とかと空っ風で有名なだけあって、屋敷森がかなり多い。

我が家の西側にはりんご園があるが、そこには屋敷森があって榛名からの空っ風を防いでくれている。借景ではなく、借屋敷森とでもいったらいいのだろうか。ただし、そのおかげで全く榛名の雄姿が見られない。見えるのは画面左の方の裾野の一部だけだ。

ちなみに、英語ではwindbreakerというとアノラックのような防寒着だが、windbreakというと防風林のことをいうのだそうだ。スプルースなどもよく使われるという。

2009年01月19日

せかんどおぴにおん

 


医学の世界ではセカンド・オピニオン、つまり患者が主治医以外の医師に意見を求めることは常識になっている。 今回、別件で施工業者とは違う設備屋に見積もりをとるときに、たまたま給湯関係の配管の話がでて、家でもセカンド・オピニオンの重要性を痛感した。

業者いわく、「すごい配管ですね。寒冷地ということを全然考えてませんね。一応ヒーターは入っているようですけど、寒冷地じゃ普通この倍の断熱をします。それにこのむき出しの暖房用の架橋ポリパイプ(赤矢印)、紫外線に弱いんだから、これじゃすぐぼろぼろになってしまいますよ。この長府の加圧タンクも・・・・・・。業者が知識がないんだったら、せめて設計者がチェックしなくちゃね。」とボロクソである。

まあ、多少のバイアスはかかっているとしても、架橋ポリに関しては保管に関しても直射日光に当てるなと書いてあって、遮光用の袋の中に入っているところからみても事実だろう。施工業者は暖房用の配管は途中で分からないとギブアップして、結局メーカーの技術者を呼ぶことになったくらいだから、勉強不足は明らかだ。

建築の世界だって、設備に関しては特に進歩が速いからキャッチアップが大変だ。本来なら、施工業者に知識がない場合、施工にかかる前にセカンド・オピニオンを聞いて実力の無い業者は排除すべきではないだろうか。

2009年01月22日

ステンレスの保護シート

sheet

台所のステンレス製のテーブルトップ、シンク、その他食洗機などの厨房機器には、傷が付かないように青い保護シートが張ってある。

その保護シートが、結構頑丈でなかなか剥がれないのだ。特にフレームなどで挟まれた隅の部分などは、剥がす途中で千切れてしまって、うまく剥がせない。カッターで剥がすと傷がつきそうだし、どなたかきれいに剥がす方法をご存知ではないでしょうか。

 

2009年01月23日

Yes, we can ......opener

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先週カメラを何処かに置いてきてしまったので、upする写真が無くて困っています。苦し紛れにアホネタを一つ。

米国でのObama人気はもの凄く、Tシャツ、時計、飾り皿等々色々なObama goodsやObama stuffが売られているそうだ。

普通のgoodsでは面白くないので、以前、ブッシュやクリントンのトイレブラシをご紹介したその名もstupid.comというサイトを覗いてみた。

ありましたね。yes we can openerという缶切り。5ドル99セント。何だかどんな缶でも開きそうだ。stupid.comではないが、obamaのpajamaでojamaというのも、ネーミングが笑えますね。

ところで、よく大統領が登場するときにかかる出囃子のようなものは何というのだろうと調べたら、Hail to the chief大統領万歳というのだそうだ。このyoutubeのLincolnからObamaへのモルフィングも面白い。

Obamaは米国民に責任の時代というのを堂々と訴えたが、どこかの首相が責任の時代なんていったら、それこそ物笑いのタネになってしまうだろう。

 

2009年01月26日

カインズホームにも

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久しぶりにカインズに行ったら、看板に・・・・・・

 

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2009年01月29日

バスタブ曲線を知ってますか?

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半導体、機械、車・・・・・・およそ全ての製品の故障率は、時間とともに洋式の風呂のようなバスタブ曲線を描き、その期間が大きく3つに分かれるというのが、信頼性工学の教科書によく載っている。

神様の製造物である我々人間も例外ではない。乳幼児死亡率は高く(現在は医学の発達で大分低くなっている)、その後青年期は安定し、歳とともに死亡率が上昇していく。

たいていの製品は初期故障の起こる期間があるので、そのまま出荷するとユーザのバッシングを浴びることになってしまう。そこでメーカーでは、出荷前にならし運転などを行って、わざと初期故障を起こさせて、不具合を改善してから市場に送り出すようにしている。このように製品に潜む初期不良を早めに摘出してしまうことを、デバッギング=むしとりというのだそうだ(コンピュータの世界だけじゃないんですね)。

さて、住宅の場合はどうか。出荷前のならし運転なんてできないから、引き渡し後、数ヶ月は初期不良が顕在化してくる。我が家も、とんでもないことがいくつかありましたね。皆さんのお宅は如何でしたでしょうか。
 

2009年02月23日

光回線

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最近、FTTH(Fiber To The Home)という一般家庭に光回線をひく動きは、都市部だけでなく山間部にまで押し寄せてきた。

というわけで、NTTのBフレッツを導入してみた。
2階から極短距離(1m未満)で回線を引き込んだこと、外壁が板壁であったことなどが幸いして、回線のチェックを含めて40分程度で工事は終了してしまった。

 

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2009年03月03日

セルフビルドのストラテジー

mouri

 イラストは、つだかつみ氏のご厚意による。

今回、床下暖房をセルフビルドした時の教訓は、セルフビルド一般にもいえるのではないかと思い、まとめてみた(ちょっと自嘲気味に)。

 

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2009年03月09日

コメリ

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何だか近くにホームセンターができるという話を聞いていた。ジョイフルホンダでもできると便利だなと思っていたが、コメリという新潟に本社があるホームセンターのようだ。

しかし、こんな海抜700mの地点に店を開いて、やっていけるのだろうか。人ごとながら心配になってしまう。

 

2009年03月15日

ストーブ料理に挑戦 その2

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今回は、タンドリーチキンに挑戦してみた。
鳥もも肉をタンドリーチキン・ソースとヨーグルトを混ぜたものに5時間くらい漬けた後、ラウンドグリドルという鉄製のフライパンに入れて、熾火になったストーブの中に投入。待つこと15分、スパイシーなタンドリーチキンができあがった。

前回はソースの量が足りなくて、ちょっとぱさぱさになったが、今回はジューシーなタンドリーチキンができあがった。今度はソースから挑戦してみようと思う。

 

2009年03月31日

ストーブ料理に挑戦 その3

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花冷えの中、ストーブ料理は健在。
焼きリンゴに挑戦してみた。

 

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2009年04月10日

いまだにある田植えの被害

  taue10

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田植えといっても、農作業の話ではない。

以前、田植え田植えのデメリットについて書いたが、日経BP社のケンプラッツにも、アンカーボルトがずれていて、クレームがでた事例がでていた。

我が家は、玄関を入ったところのアンカーボルトが一番ひどくて、ボルトを止めるナットが土台から飛び出している。
いまだに田植えをやっている工務店が、後を絶たないんですね。

 

2009年04月19日

maki01

来年の薪を調達しようと思って、森林組合に電話しておいたら、丁度いいのがあるので見に行かないかと連絡をくれた。
椎茸の業者にキャンセルされたので、破格の値段で譲ってくれるという。直径20cm長さが1m程度の楢かクヌギだ。しかし、400本近くをまとめて買ってくれといわれても、置き場所がないので、ちょっと困った。何人かで分けられれば良いのだが。

 

2009年04月24日

自転車洗濯機


Watch CBS Videos Online

MITのお姉さんが、ペルーの子供たちのために、自転車を動力源とした非電化洗濯機を作ってしまったというお話。子供たちの笑顔が実にいいですね。何とも微笑ましい発明だ。

ドラム式の洗濯機というのは、確かに動力を伝えるにはやりやすい方法だ。洗濯機の原理としては、垂直式よりもドラム式のほうが先だったのだろうか(確か日本は東芝の垂直型が最初だと思ったら、アメリカの技術を輸入したものらしい)。


2009年04月29日

いよいよ!です。

begin


一昨日、業者による敷地測量を行いました。さあ!始まるのですネ。


2009年05月05日

薪割り機

友人の動物カメラマン飯島正広氏が、彼の友人で油圧式薪割り機を自作した人物がいるというので、紹介してもらった。彼は自宅もセルフビルドで建て、暖炉を熱源とする床下暖房機まで自作してしまったというから凄い。

家庭用の100Vの電源ではなく、200Vを使用していて実に強力だ。
直径20cm以上のナラやクヌギを、油圧機の先端に取り付けられたクサビであっという間に割ってしまう。
節があるものや二股に分かれたものは、ちょっとてこずるが、先端をちょっと持ち上げてやれば割れる。

車で運ぶことを考えると、完全にバラバラにしないで、お尻の部分を少しくっつけて置くのがコツだという。
斧が好きな人から見たら、邪道かな?

ところで、ジョイフル本田で売っている3〜4万の薪割り機も、この程度割れるものでしょうか?どなたかご存じでしたらお教えください。

2009年05月11日

椎茸の種ゴマ

fungus01   fungus02

友人から椎茸の種ゴマをもらったので、薪に植え付けてみた。
説明書には、4月までと書いてあったが・・・・・・

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2009年05月12日

Raised Bed(揚げ床)




あげゆか」と読むと建築の方では、台所の取り外し可能な床のことらしい。辞書でraised bedを引くと「あげどこ」と出てきたが、果たしてそんな言葉が使われているのかどうかは分からない。


アメリカあたりでは、うね立てをしないで、このraised bedが良く用いられているようだ。


庭の土が石ころだらけで何かいいアイディアはないかと探していたら、raised bedに遭遇したわけだ。これは工夫したら屋上菜園にも利用できるのではないかと思っている。



 


2009年05月27日

This Old House

this old house01

アメリカのhome improvement(家の修繕)では有名なサイトで、雑誌の出版やテレビ番組もやっている。"This Old House"のタイトルが示す通り、古い家を改造してよみがえらせるという、before afterの元祖のような番組だったと思う。

home improvementというのは、開拓者の時代から綿々と続くアメリカの一つの文化なのだろう。diyやホームセンター(home improvement storeというらしい)もこの延長線上にある。

home pageの内容は、「プランニングとアイディア」「修繕の仕方」「工具と製品」の3つに大きく分かれていて、どれも動画が豊富で分かりやすい。

 

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2009年06月18日

果敢な実験!



丸ノコ盤というのは、ルーターと並んで事故が多い。

木工をやっている人で、指を1〜2本持って行かれる人が後を絶たず、勲章などとさえいわれている(余りありがたくない、勲章ですね)。
アメリカには、これを防ぐため電気伝導度(抵抗の逆数:電気の伝わりやすさ)を感知して、毎秒5000回転ものスピードで回る丸ノコの刃を、瞬時に止めてしまうSawStopなるものがある。
その発明者Steve Gass氏が、今回、果敢にも人体実験に挑戦した。や〜びっくりしましたね。かすり傷・・・・・・いや、いや、これは見てのお楽しみ!!


2009年08月13日

柳の宮殿〜生きている建築

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Make magazine online版に、ドイツの建築家Sanfte Strukturenのグループによって作られた、柳の宮殿の写真がでていた。
1998年に生きた柳の枝を組んで作ったものが、成長を続けて宮殿のようになってきたというから、息の長い話だ。柳というのは、柔軟性があるので、折れたりしないで作業しやすいのでしょうね。

ドイツ、スウェーデン、ベルギー、ポーランド、オーストリア、スイスなどで50以上の柳プロジェクトが進行しているという。

 

2009年09月02日

Macの計算機

calc00   Macの標準でついている計算機がなかなか優れものである。

ちょっと見は、な〜んだ大した計算機じゃないなと思わせるのだが・・・・・・
 

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2009年09月05日

NANTOKA HOUSE は、何とかならないものか

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家の名前に、スミレハウスとか田中ハウスなどと、何とも収まりの悪い名前をつけるようになったのは、いつ頃からなのだろうか。YAMADA HOUSE や SUZUKI HOUSEに至っては、丸谷才一風にいえば「田舎ハイカラ」もいいところだ。

話はちょっと変わるが、昔、新橋にポンヌフという名前の立ち食いそば屋があった。フランス料理屋でなく、こ汚い立ち食いそば屋というところが、ほのぼのとしていて実にいいですね。今でもカフェテリアでそういう名前の店があるようだが、これでは何の面白みもない。

閑話休題。
確かに、ウサギ小屋のような家に、カウフマン邸というように邸という名前をつけるのは抵抗があるし、落水荘と荘の字をあてるのも何だかアパートのようで具合が悪い。それである時、「ハウスはどや」ということになったのだろう。

Be0013とかBe0071というのが簡単で良いが、個人的には永田昌民さんの「東久留米の家」とか「上原の家」という「家」というのが、外連味が無く凛としていて気持ちがよい。諸兄、諸姉は如何お考えでありましょうか。

 

2009年09月11日

鉄腕アトム

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今回はちと建築ネタとははずれますが

アップルのmovie trailerをみていたら、ハリウッド製のフル3dアニメーションの鉄腕アトム---Astro Boyを10月23日から劇場公開すると出ていた。天馬博士の声をニコラス・ケイジがやったり、ドナルド・サザーランド、サミュエル・ジャクソンがでていたりと、お金がかかっていそうだ。

予告編を見た感じでは、確かにきれいなんだけれども、3dアニメにすると何だかtoy storyを見ているようで・・・・・・さてどうなることやら。

1960年代に作られた時には、30分のアニメを毎週作るなんて不可能と言われていた。しかし、動きを簡略化して1秒24コマの絵の枚数を減らした、リミテッド・アニメという手法で切り抜けてしまった。それでも、動きを不自然に見せなかったのだから大したものである。

アメリカの友人で、酔っぱらうとastro boy, astro boyを連発するヤツがいるが、これは80年代に輸出された、三枝成章が音楽を担当したバージョンで育った世代なんですね。60年代のastro boyはちょっと歌詞が違っていたようだ。

ちなみに、日本語版の作詞は谷川俊太郎であった。


 

2009年09月25日

google earth vs カシミール3d

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誰しも遠くに見える山が何という名前なのか、知りたくなるのではないだろうか。そんな田舎に住んでいなくて山など見えないという人も、話が前に進まないのでそういうことにしておいて下さい。

私の場合は、榛名に建てた家の正面に赤城山がみえるのだが、その遙か向こうに見える山が何という山なのか知りたかった。

 

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2009年09月29日

家屋調査

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「この度、貴方様が新築・増築等された家屋につきまして、地方税法第353条(固定資産税の賦課徴税に関する調査・質問)の規定に基づき家屋調査を行いますので、ご協力をお願いします。
この調査は、家屋内の各部屋に入室しますので、あらかじめご了承ください。
なお、浴室、トイレ、押入等も対象となっております・・・・・・」

という、通知が届いたので、仕事を休んでおついあいすることとあいなった。

調査官は2名でやってきたが、土間に入るなり「あれ、本当にまだ完成してませんね」と帰ろうとする。電話でまだだといっているのになあ。

 

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2009年10月13日

アメリカ流物置の建て方

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FineHomebuidingのwebに "How to Build a Shed"というシリーズが出ていた。
Shedを辞書で引くと、【名】 納屋、小屋、物置、倉庫、上屋、車庫 と出ている。
まあ、「物置の建て方」といったところだろう。

彼我の違いに、一番驚いたのは、基礎の作り方だ。
日本だったら、物置といっても、束石はまずコンクリートで固めるところだろう。ニューイングランドというのは、地震がないためか、地面にちょこちょこと穴を掘ってブロックを置いて、それでおしまいだ。まあ、物置だからだろうが、何とも簡単だ。

現在、基礎の作り方と床の張り方までだが、これから、建て方を詳しく動画で紹介していくようなので、楽しみだ。

 

2009年11月05日

コンテナ住宅



コンテナを利用した住宅というのが紹介されていた。

saikoroさんも、コンテナを利用するという。

どんなアイディアが出てくるのか、楽しみだ。

2009年11月10日

ハイテク駐輪場

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英国のガーディアンに、JFEが葛西に作ったハイテク駐輪場がビデオで紹介されていた。

なかなか良くできていて、自転車を取り出すのに15秒〜30秒しか、かからないようだが、ラッシュアワーの時は、時間待ちになってしまわないのだろうか。

 

2009年11月11日

秘密のノックで開くドア

engadget日本語版に秘密のノックで開くドアというのが出ていた。
こういうのばかばかしくて好きですね。
ノックのスピードが変わっても、パターンが同じならちゃんとドアが開く。
でも、誰かが何処かで聞いていたら・・・・・・

2009年11月13日

段ボールのシェルター

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値段にもよるが、住み込みながらセルフビルドをするときに、テントよりは居住性が良いかもしれない。雨の時は、テントのフライシートのようなものを被せるようだ。

屋外設置90日間保障、自治体と法人向けの商品とのことだが、個人にも売ったら、結構売れるかもしれない。


 

2009年11月17日

動く波の彫刻

彫刻といっても、キネティックアートと呼ばれる動く美術作品のようだ。

水の波のような3次元の動きのあるものを作るには、コンピュータのシミュレーションをしているのかなと思ったら、電卓片手に計算しているのだから感動ものだ。
素材は主に木を使って、波のような複雑な動きを出している。
科学的な計算も必要だし、木工の技術も無ければ出来ない。それを楽しんで作ってしまうところが素晴らしい。

2009年11月18日

さらば「おやじサッカー大会」

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いつ見ても「おやじサッカー大会」の画から変化の無かった佐賀井氏の尚建築工房ホームページが、装い新たに再登場した。
武蔵美の学生がインターンで来ていたときに、やってもらったとのこと。
事務所のトイレをDIYで製作した記事が、なかなか参考になります。

 

2009年11月20日

もし……

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日経BPネットに出ていた大前研一の時評
今や住宅というものは程度の差はあるが、住宅展示場で見てセミオーダーのメーカー製ものを買うというようなことが、大きなウエイトを占めている。こんな黒船がやってきたら、既存住宅メーカーは、工務店は、はたまた設計者は……?

実はこの記事で面白いなと思ったのは、本文よりも「戸建住宅平均価格の国際比較」、「国内住宅関連設備・機器のシェア」というデータの方でありました。

2009年11月28日

超風変わりな台所用品

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ThisOldHouseの「超風変わりな台所用品」というのが、なかなか笑わせてくれます。
中には何に使うのかよく分からないものもあるが、その中ではこのipod風のキッチンタイマーが便利かなと思った。
一度に2つタイマーが欲しいなと思うときが、時々あるが、これは3つまで使える。

2009年11月30日

吊り戸二題

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 以前、吊り戸の外し方は常識かで、自宅の風呂場の吊り戸を紹介したが、榛名の吊り戸がどのようになっているかも、チェックしてみた。

振れ止めの位置は、入り口の右下と、大体、同じ位置についている。

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2009年12月01日

無線LANの怪

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自宅ではairmacのベースステーションを使っていたのだが、榛名の家はip電話だけでそれに対応するNTTのルータを使っている。

イーサネットのポートが2つしかないので、ルータに内蔵する無線LANカードをいれたのだが、これがどうも飛びが悪いのだ。

最初は2階の赤矢印の所に無線LANを置いていたら、ちょっと斜め下の階下の部屋で電波が弱くて使えないのだ。

我が家は外壁は杉板でガルバのようにシールド効果は無いと思うのだが、試しに青矢印の所まで移動したら、電波が届くようになった。
それでも、一番離れた部屋までは届かない

 webで調べると、無線LANを横にすると、少しは飛ぶようになるとか、高く上げると良いとか書いてある。もうちょっと強力な無線ルータという手もあるが、今週もう一度試してみよう。

 

2009年12月04日

団地再生

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かつては、日比谷公園の暗がりで 「公団が当たったら結婚しようね」 とつぶやきあっていた男女がいたという。

1950年代半ばに、水洗トイレ、風呂、ダイニングキッチン、ベランダなどを備え、当時、若い男女の羨望の的であった公団の団地も、橋の下を沢山の水が流れて半世紀を過ぎ、各地で建て直しの時期に入っている。

自宅近くの団地も、端の方から建て直しが進み、現在、大規模な工事が進行している。

 

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2009年12月14日

効果的な?釘打ちテクニック



このドイツのお兄さんは、何ともすごいテクニックの持ち主だ。
ジャグリングのインパクトというのは、釘が打てるくらいあるとは知りませんでした。
我々がマネしたら、頭にハンマーが突き刺さるのが関の山かもしれない。ご注意を!

2010年01月06日

雪虎

snowtiger

薄めの厚揚げないしは揚げを網で焼いて、大根おろしを添えて食べるごく簡単なおつまみです。
本当は網で焼いた跡がもう少し黒く縞模様になり、揚げを虎におろしを雪に見立てたちょっと洒落た名前です。
魯山人がどうのこうのというのは抜きにして、簡単な割に美味しいので是非おためしあれ!
おろしの代わりに、青ネギを添えれば竹虎に変身。

今年もBe-selfbuildersをよろしくお願いします。

 

2010年01月07日

メジャーの裏技



へー、メジャーってこんな使い方もできるんですね!!

2010年01月08日

2x4材を切るもう一つの方法



丸ノコの刃というのは、通常3000回転/分以上で回っているという。

単に丸ノコの刃を投げただけでは、手裏剣のように突き刺さるだけだと思うが・・・・・・

木材を切れるだけの回転を与えて投げるなんて出来るんだろうか。


2010年01月15日

群馬車事情

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群馬ではというか地方都市全般でもそうだろうが、とにかく、電車やバスの本数が少ないので、車無しでは生活が成り立たない。

榛名の家がある周辺を見回してみると、大体、子供がいる家庭では2台以上車がある家が多い。一つは大型のワゴン車、もう一つは軽自動車というのが定番だ。
おとうさんが、どちらに乗っているかは、夫婦の力関係を反映しているようだ。

それもあってか、田舎の坂道をガソリンが減らないようにゆっくりエコ運転していると、後ろから軽自動車がものすごい勢いですっとんできて、あおられることになる。

 

2010年01月20日

ビックカメラで窓販売?

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住宅版エコポイントの導入で新しいビジネスが生まれているようだ。

YKK APとビックカメラが共同で、省エネ内窓の予約販売を始めるとのことだ。
ビックカメラ側は、ポイントを色々使って貰いたいのだろう。

我がbe-windowはエコポイントの対象になるのだろうか。

2010年01月27日

グリーン・オリンピック

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何処かの国に、税金を無駄遣いして、エコを売り物にしたオリンピックを招致しようとして失敗した痴人知事がいた。しかし、今回のバンクーバー冬期オリンピックでは、カナダ政府がすでに環境に配慮した施設を建設して世界の注目を集めている。

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2010年01月28日

アメリカの最も醜い浴室

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 diy networkというサイトで「アメリカの最も醜い浴室」に投票しようという特集をやっている。

今のところ「恐怖の空間」というのと「醜いピンク」というのが熾烈な闘いを続けている。
う〜む、なんとも自虐的な特集ですね。

2010年02月04日

新しい熱源の発明




これは、若者達に現実の世界が直面する問題を発明で解決して貰おうという、Lemelson-MITプログラムの一つだ。



マイナス40度にもなる地域に住むヒマラヤの人々は、家畜の糞で家を暖めているが、それが室内の空気を汚染して問題になっている。MITの学生達は何かもっと良い方法があるのではないかと考え、この問題に挑戦した。

発明したのは、一口でいえばパラフィンを使った懐炉のようなもの。

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2010年02月05日

手動懐中電灯

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災害時用にぐるぐるハンドルを回す手動充電機能がついたラジオは、既に数社から販売されている。
これは、お馴染みの妃殿下おっと非電化工房製の手動懐中電灯だ。

ハンドルをぐるぐる回すのではなく、紐を引っ張って充電するようにしてある。機能をライトのみにしぼって、価格を1260円と安く抑えている。

 

2010年02月11日

裏庭にイグルー作っちゃった

米国東部は記録的な大雪のようだ。

ヴァージニア州のお父さんが、雪にもめげず、それなら裏庭にイグルーを作っちまえと、頑張った様子をCNNの読者投稿欄に送ってきたものだ。なかなかアッパレな根性してますね。

2010年02月12日

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「やってはいけない」ビデオシリーズの一つ。

ネイル・ガンの威力というのは、 リーサルウエポンの何作目かにも出てきたが、こんなのってありかな?

2010年02月18日

触覚インタフェースもどき

CNNの天気予報を見ていたら、お天気おねえさん?が天気図を書類を取り出すように動かしていた。
指の形の差し棒で示すよりスマートですね。

これって何かで見たことがあるなと思っていたら、そうだ、トム・クルーズが出てくる映画だった。スティーブン・スピルバーグ監督のSF映画『マイノリティ・リポート』で、トム・クルーズが空間で両手を動かしてコンピューター画面を操作していたっけ。
身近なところでは、ipod touchやiphoneの、ドラッグよりも素早く操作するときの「フリック」とか拡大のときに指を開く「ピンチアウト」とかがこの範疇にはいる。

本当のハプティック(触覚)インタフェースは、例えばウサギをつかめば、ちゃんと指などにつかんだ感覚をフィードバックするものだ。これからどんなインタフェースが出てくるのか楽しみだ。

2010年02月25日

ダ・ビンチも驚く釘でモナ・リサ?



ネイル・ガンというのはこんなに止めどもなく打てるものなんですかね。



 


2010年02月26日

Bloom Box〜夢のエネルギー


Watch CBS News Videos Online

今、アメリカでは、元NASAのインド人研究者K.R. Sridharが開発した、Bloom Boxと呼ばれる燃料電池が次世代のエネルギー源として注目されている。セルだけなら手のひらに載るサイズのもの1個か2個で、家庭の全ての電力がまかなえるからだ。しかもクリーンなエネルギー。

かつてコンピュータが、大型コンピュータの集中処理からミニコン/パソコンの分散処理に変わったように、電力が送電によるものから各家庭での自家発電に変わる可能性があるのだ。

米CBSの人気ニュース番組60 Minutesで、その夢のエネルギー革命について紹介している。
紹介に当たっては、賛成意見だけでなくきちんと批判的な意見も取り入れていて、どこかの国の一方的な報道を行うマスコミとは異なり、報道の基本のような番組だ。

現在、すでにgoogleやeBayなどで試験運用されている。今のところ70〜80万ドル(6千3百万〜7千2百万円)するが、将来的には3千ドル(27万円)程度まで値段を下げたいとのことだ。

日本語の説明はこちら
http://jp.techcrunch.com/archives/20100222bloom-energy-boxes/
http://wiredvision.jp/blog/kanellos/201002/201002241329.html

 

2010年03月03日

ニコンCOOLPIX S1000pj

ニコンが開発した、プロジェクター付きのデジカメCOOLPIX S1000pjのプロモーションがなかなか良くできている。
3〜4万円でプロジェクター付きというのは、なかなか魅力的な値段設定だ。
でも、こういうことをやろうと思ったら、何台も買わなくてはなあ・・・・・・

こちらの開発秘話も面白い。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/interview/20091127_331823.html

2010年03月10日

たいにいはうす



アメリカにはtiny house(ちっぽけな家)というものに凝っている人たちがいるようだ。

このビデオ以外にも、tiny housesで検索すると色々出てくる。

まあ、胎内回帰願望の表れかも知れないが、大柄のアメリカ人が喜々として小さな家のすばらしさを語るところはなかなかほほえましい。

beの部材を使って、どれだけecoなもの、どれだけクレイジーなものができるか、コンテストをやったら面白そうなのだが・・・・・・

2010年03月26日

怪我した指のお値段、150万ドル!

tablesaw01

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 アメリカの救急医向けの専門誌「外傷ジャーナル」に載った最近の研究によれば、毎年31,400人もの人が、テーブル・ソーの怪我で救急のお世話になっているという。1日に換算すると、何と約87人だ。

そんななかで、数年前、Ryobiのテーブルソーで重傷を負った男性が150万ドル(1ドル90円換算で1億3,500万円)の賠償金を勝ち取り話題になっている。男性はRyobiが重篤な傷害を予防する措置を怠っていたとの理由で訴えていたのだ。

何故これが注目されているかといえば、Ryobiのテーブルソーが何か特別の欠陥品ではなく、アメリカのごく標準的な仕様のテーブルソーで、それが裁判で安全でないと判定された初のケースだからである。

以前、紹介したことがあるSawStopという安全装置は、「安全は金にならない」との理由で主要メーカーから採用を拒否され、しかたなく自分の会社から発売するという経緯がある。
現在、全米でこの種の訴訟が50件も係争中だという。どうなりますことやら。

ただし、日本だと私の回りを見回しても、テーブルソーなんて大層な代物をお持ちなのはnakさんくらいで・・・・・・ 彼我の差を感じてしまいますね。

2010年03月27日

自然を支配する不思議な数




フィボナッチ数というのは、確かダンブラウンのダ・ヴィンチ・コードにも出てきたが、アンモナイトの曲線はこの数列に基づいているそうだ。

また、建築に良く出てくる黄金比から導き出される黄金角?に種を並べていくと、ひまわりの種の配列になる。

などという頭の痛くなる話を、3dアニメーションを使って、美しい映像に仕上げてしまったものだ。やあ、驚きました。

映像がどういう理論に基づいているかという詳しい解説は、こちらにありますが、ひわまりの種の話あたりで頭が痛くなってきました。



 


2010年03月28日

CG落水荘



昨日と同じ作者の作品。


ご存じ、フランク・ロイド・ライトの落水荘だ。


落水荘自体のアニメーションは良くできているが、作者としては水の動きの表現をみてくれやということで頭に持ってきたのだろうし、落水荘を選んだのもそういう理由からだろう。CGで一番難しいのはゆらぎのある自然物の表現だからだ。 



 


2010年04月15日

てんぐすびょう

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ちょっとgo-shiyoさんの話に割り込ませていただいて、桜のはなし。

 先週、陸上自衛隊相馬ケ原駐屯地というところまで花見に行った時、不思議な桜を発見したことを個人のブログに書いた。その写真を植物生態写真家の埴沙萠先生に見ていただいたら、テングス病という病気であることが分かった。

テングスとカタカナで書くと意味がよく分からないが、枝の一部がぼうぼうと茂って「天狗の巣」のように見えることから、このような名前がついたようだ。西洋では「魔女のほうき」というらしい。

桜や竹に多くみられて、放っておくと周りの枝にも移って、木全体がテングス病になって枯れてしまうようだ。

最近、その原因タンパク質が解明されてTENGUと名付けられたという。

自衛隊の桜もテングスが結構見受けられたので、"Clear and Present Danger" 「今そこにある危機」にさらされているというわけだ。

2010年05月05日

日本ミツバチ捕獲箱

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 新聞やテレビでも報道されているので、ご存知のかたも多いと思うが、今、我が国でいや世界中でミツバチの異変が起きているという。
もう少し正確にいうと、品種改良を重ねて工業製品のように均一化した西洋ミツバチが、世界中で原因不明の大量死をしているのだ。

その原因について、『生物と無生物のあいだ』の著者福岡伸一氏は、NHKの視点・論点で「動的平衡」にからめて推測している。

 現在、大きな問題になっているインフルエンザの問題の本質もまた、私たちの生命観を問い直しているように思います。ウイルスが次々と変化を起こし、 新型のインフルエンザが発生しつづけるのは、私たちがトリや豚をあまりにも集約的に飼育しているからです。ウイルスに、進化の実験場を与えているようなも のだからです。
 ハチの謎の失踪や大量死は、ある意味で、いきすぎた効率思考への、文字通り、イエローカードのようなものではないでしょうか。

さて、ミツバチというのは蜂蜜をとるだけでなく、果樹を栽培している農家には受粉を助けてくれる大事な働き手なのだ。
その働き手である西洋ミツバチが大量死してしまったので、我が国古来の日本ミツバチが注目されている。日本ミツバチはほぼ野生に近いので均一化による大量 死を免れているのだろう。

北橘村で果樹園を営む友人から頼まれて置いたのが、この日本ミツバチ捕獲箱だ。果たして日本ミツバチが入ってくれるだろうか。

 

英国のからくりテーブル







英国のデイビッド・フレッチャー氏による不思議なからくりテーブルだ。
こんなのがあったら楽しいでしょうね。

2010年06月15日

アメリカ人がトイレに流すモノ

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日経メディカルオンラインに「アメリカ人がトイレに流すモノ」という興味深い記事がでていた。

死んだ金魚はおろか年間11万トンもの薬剤が下水に流されている。これは、医療現場で「使わなかった薬は必ずトイレに流すように」と患者指導しているのも一因だという(本文にはもっと凄いことまで書いてあるので・・・・・・)。
トイレだけでなく台所でもディスポーザーという代物で、生ゴミを砕いて流している。確か子供のみどり亀を間違ってディスポーザーに入れちゃった、なんて映画もありましたね。

私の友人で長野県で水処理関係の仕事をしているのがいるが、冬になると汚水処理場の汚泥の量が格段に多くなるそうだ。これは冬になると、野沢菜を沢山食べるようになるからだというが、ホントかなあ。

それにしても、アメリカの下水処理は一体どうやっているんだろう。
 

2010年06月21日

梅三昧

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左から、梅酒、梅干し、梅ジャム。

梅酒は、去年、焼酎の代わりにブランデーを使ったら美味しかったので、ことしは全部ブランデーで作ってみた。焼酎でつけたものより早く出来るような気がする。

梅干しは、自家製の梅を使用。本当は漬物用の入れ物で漬けるのが良いのだが、少量なので梅酒用のビンを代用。

梅ジャムは、キズがあって梅酒や梅干しに不向きなものを使用した。

えーと、こういうモノを作っていると、肝心のセルフビルドが一向にはかどらないので、困ったもんです。

2010年06月30日

アップルの30年を2分間で



う〜む、こうやって見ると、事務所で買った分も含めたら、ポルシェが何台か買えるなあ。


何しろ初期のマックIIなんか200万円近くしましたからね。pc9800が10MB位しかハードディスクの容量が無いときに、100MBのハードディスクは一生使えるのではないかと思ったくらいです。


でも、ポルシェよりは「Wheels for the Mind---知的自転車」 。今後も期待したいところだ。


2010年07月01日

パノラマビデオ


Car Interior Bloggie Panorama (Unwarped) from Golan Levin on Vimeo.

パノラマ写真というのは、広大な風景を写すときにカメラをパンしてパチパチと撮った写真を貼り合わせたものだ(糊とハサミでやったり、コンピュータで合成したりの違いはあるが)。

それから類推してパノラマビデオというのもパンして撮るのか、そうすると時間差が出るし、数台のカメラで撮ったビデオを合成するのも大変だし・・・・・・と思っていたら、何と言うことはない、魚眼レンズでとったビデオをソフトウエアで極座標直交座標変換して表示するのだそうだ。

というと頭が痛くなりそうなので、現物をみていただくとすぐ分かる。

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2010年07月14日

透明なネズミ・・・・・・そして、ユーザインタフェースの未来



1960年代のはじめくらいまで、コンピュータに仕事をさせるには、キーボードから文字を打ち込むか、パンチカードに予め打ち込んだプログラムを読み込ませるかしかなかった。

そんな時代にあって1961年にダグラス・エンゲルバート氏が開発したマウスは、時代を超越しすぎていて、なかなか世の中に受け入れられなかった。世の中に受け入れられるようになってしばらくたった1968年、エンゲルバート氏がサンフランシスコで行ったデモンストレーションは伝説のデモンストレーションとさえいわれている。

そして橋の下を沢山の水が流れて、マウスはローラー式からオプティカル方式、ワイヤレス方式と進化を遂げたが、更に機械的なユーザインタフェースの呪縛を解きはなったマウスレスというインタフェースが登場した。赤外線レーザー光線とカメラを使って指の動きを検出し、それをコンピュータのコマンドに変換しているのだ。このアニメを使ったプレゼン用のビデオは実にしゃれていますね。

とても愉快なプロジェクトだが製品化される可能性はないだろうと言われている。

現在、マウスの価格は安いし、ユーザインタフェースもタッチスクリーンや音声認識といったもっと新しいものが開発されつつあるからだ。偉大なる無駄が科学を発展させるのだ。


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2010年07月21日

ハチだ!

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 網戸が風で開いてしまうので、何とかならないものかとバタバタ動かしていたら、ハチが攻撃してくる。大窓のすぐよこの軒下に、ハチがマイホームを建設中であった。

マイホームが巨大化して風で入ってこられても困るので、可哀想だがハチ取りスプレーであちらの岸に行ってもらった。翌日、まだハチがうろうろしているので見ると、同じ場所に残党がもう小さな巣を作っているではないか。どこかにハチの言葉で「日当たり良好、角地、眺望良し」などと書いてあるのかもしれない。

今年は雨が多いので、軒下に蜂の巣をかける例が多いと工務店の人が言っていたが・・・・・・
巣を見ると、ハチノコがいるようだ。昔はザザムシ、ハチノコ、イナゴは信州では貴重なタンパク源であったようだ。

 

2010年07月27日

家屋調査 その2

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昨年の9月末に地方税法第353条(固定資産税の賦課徴税に関する調査・質問)の規定に基づく家屋調査というのがあったが、未完成ということで帰ってしまった。

今回は、一応そのとき指摘があった、2Fトイレおよび1F押入を完成させて再調査となった。調査はメジャーで天井や窓の高さを測って1時間くらいで終了した。きっと、税金査定ソフトというのがあって、壁の材質や広さを打ち込むのだろう。

さて、前回も書いたが我が家は田舎にある家としては100坪しかなく、前の掘っ立て小屋もどきが建っていたときは、税金が1万円台であったが、更地にした途端に一挙に5万円台となってしまった。

ずるずると5年間くらい引き延ばした方が得だったのか、それとも、さっさと査定を受けた方が得だったのか、どちらだろうか。
広い敷地をお持ちのsaikoroさんやgo-shiyoさんは、どうしていらっしゃるのでしょうか?
 

2010年07月30日

暑中お見舞い



毎日暑い日が続きます。少しは背中がぞくぞく〜っと寒くなる映像をお届けしましょう。どうです、崖下を覗くところなどは、背中がぞくそくとしませんか。

こんな映像を可能にしたのがgoproという超小型カメラだ。わずか300ドル以下なのに、防水でしかもハイビジョン撮影できるのだから驚きだ。

サーフボードにとりつければ、Big Wednesdayのような画像を簡単に撮れてしまうのだからすごい(もっとも、サーフィンがうまければのはなしですがね)!!

2010年08月09日

蟻の王国

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5月の連休に今年の薪を調達するときに、置き場所が無いのでまだ余っていた去年の薪は、家の脇に積んでブルーシートをかけておいた。

久し振りにブルーシートをはずしたら、おお!蟻の卵がイッパイ。蟻の王国が出現している。薪には大体カミキリムシやカブトムシの幼虫、蟻などがお住まいになっているので要注意だ。

デッキに薪置き場を作ったり、家に接して薪を置いたりするのは御法度だ。

 

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2010年08月11日

何でも切る!



バスから飛行機まで何でも切ってやろうという、ノコ歯メーカーレノックス社のデモンストレーションだ。

ちょっと考えると、往復運動よりも回転運動で切った方が効率が良いように思えるのだが・・・・・・

こちらのホームページもなかなか良くできている。


2010年08月25日

残暑お見舞い



今年は標高700mあるこの地でも、暑くて暑くて屋外作業がぜんぜんはかどらない。
苦し紛れに残暑お見舞いの楽しい映像をお送りする。

ウエールズの丘で羊君にLEDのベストを着せて、デジタル映像をアナログ的に実現してしまったというアッパレな企画だ。

デジタルだアナログだなどというと、テレビにばかり出ているアホ脳科学者とか心理学者がいいそうなことだが、人間というのは今日はアナログ思考でいくぜとかデジタル思考で迫ってみるぜとかそんな単純に考えているわけではない。
科学者というのもおこがましいが、この手の輩は昔から、シゾイド人間とかクオリアとか訳のわからんカタカナ文字を並べて商売するのがうまい。

え〜と、何の話でしたっけ。話を戻すと、この牧羊犬というのはすごい能力ですね。うちにも一匹欲しいな。

こんな愉快でとてつもないアイディアを考えつく才能というのは実に素晴らしい。
また、こんな企画をやってみなはれと金を出す、samsungも大したもんだ。samsung恐るべし。



 


2010年08月29日

be-window 不調 その1

玄関の引き戸のbe-windowが不調だ。重くて疲れているときなど片手で開けるのに苦労する。

我が家のbe-windowに関しては、他の箇所も取り付けが悪くて修理した実績があるので、試しに窓枠の長さを測ってみた。両端に比べ、中央部分が3.5mmくらい下がっている。

他の窓はどの程度かと思って、ダイニングの2mの大窓で計ってみると中央部分で1.5mm下がっている程度だ。さて、2000mmの高さに対して3.5mmはアソビで吸収できる範囲なのか。

<追記>

メーカーのアイランドプロファイルさんより、下記の回答をいただいた。

シロウトには 「風返し部品(召し合せに付いている部品)」というのがよくわからないが・・・・・・

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引戸は3mm以上枠が下がると開閉に支障が出てきます。

ブログを拝見させて頂きましたが、玄関戸の写真を見ると風返し部品(召し合せに付いている部品)が鴨居木部品に当っている感じです。これですと建具は重くなります。工務店に枠の取付け位置を直してもらった方がよいかと思います。
 
ストッパーは上部は工務店で、下部はこちらで付けております。上部のストッパーはレールの中でもある程度遊びがございますので、曲がっていても性能に影響はないと思います。もちろん見た目の問題もございますし、弊社でもまっすぐ付けるようにはしており、今回下部も曲がっているというのは申し訳ございません。 
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とのことだ。

 

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2010年09月06日

be-window 不調 その2

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宮本武蔵は五輪の書「水之巻」で観見二眼ということを言っている。「観」は心で見て、「見」はまなこで見る事だそうだ。

え〜と、先週「be-windowの不調」について書いたが、upの写真をとりながらレールばかりに気を取られていて、大切なところ(矢印)を見逃していた。
矢印の所が擦れて重くなっていたのであった。

 

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2010年09月10日

ホモ・ファーベル(手の人)

ホワイト・オークの原木から大小の機械・道具を自在に使って、一気通貫でベンチを仕上げてしまう。いやはや恐れ入りました。これはもう「お見事!」としかいいようがない。

このオッサンの仕事ぶりを見ていると、開高健の次の一節を思い出す。

 

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2010年09月24日

メルボルンのdiyショップ

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メルボルンのdiyショップBunningsという店に行ってみた。まあ、オーストラリアのジョイフル・ホンダといったところか。ショッピングセンターの隣にあって大きさもジョイホンと同じ位大きい。

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2010年09月25日

雨水貯水槽

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メルボルンはここ数年雨が少なくて、植物が随分枯れてしまったと大家さんが嘆いていた。そこで雨樋から雨水を貯める貯水槽を持っている家が結構多い。
日本で売っているのは、まあビヤ樽くらいのものが多いが、こちらのものはとても大きい。ちなみに乾期に水道の水を撒いていると罰金をとられるそうだ。

2010年09月28日

オーストラリアの電気

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オーストラリアの電気は240Vだ。市内は気をつけて見なかったが、メルボルンから電車で30分くらいの郊外にあるこの辺りは電柱が建っている。

 

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2010年10月02日

不思議な小径

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大家さんの住んでいる区域は、1950年代にメルボルン郊外に開発された分譲地で1区画大体300坪以上ある。住民の取り決めで家は平屋、家の正面と裏に規定の庭があること等々色々規制がある。まあ、そのおかげで町全体としてはすっきりとまとまって見える。

その裏庭と裏庭の間に何やら不思議な小径を発見した。最初は延焼を防ぐための防火線なのかなと思っていた。大家さんに聞くと、50年代はトイレがくみ取り式で、これはバキュームカーの進入路だったとのこと。

小径が途切れているのは、その後水洗トイレになってから、この小径を買い取って裏庭を拡げることができるようになったから。買い取るかどうかは家主の意志によるので、買わなかった人の分が現在でも小径として残っているのだそうだ。

 

2010年10月05日

メルボルン博物館のモニタ



メルボルン博物館のWILD(野生)という展示コーナーには地球上の750種以上の野生生物が集められている。そこに置いてある説明用のモニタのインタフェースがとても良くできているのだ。

野生生物は剥製でひな壇の上に並べてあるのだが、そこにモニタを回転し知りたい動物にあわせてタッチスクリーンを押すと、その説明が現れる仕組みになっている。


 


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2010年10月06日

ユーカリの大木

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 メルボルンの東40
kmくらいにあるダンデノン国立公園でみたユーカリの大木だ。
高さは40~50m近くある。
ここから北東にあるヒールズビルやワインで有名なヤラ盆地あたりは、2009年2月の山火事で大きな被害を受けたという。ユーカリはユーカリ油がとれる程なので、火が点くと爆発的に燃えるのだそうだ。

ユーカリって英語だと思って色々発音変えてやってみたのだが通じない。Eucalyptusだと分かって大笑いした。ただしオーストラリア人はガムツリー
(Gum tree)と呼んでいてワトルツリー(ミモザアカシア)と並んでオーストラリアの代表的な植物だ。
 


用途は枕木くらいしか思いつかなかったが、日本の製紙パルプの原料になっていて、タスマニア島の皆伐による森林破壊は相当深刻なようだ。
一時はボルネオなどの熱帯林の伐採が問題になっていたが、悪さをしているのはそれだけではなかったようで、すさまじきものは・・・・・・

2010年10月08日

絵解きアニメーション

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むかし,機械の構造や原理を絵解きしてくれるHow it worksという本があった。
さらにアニメーションにしたらもっと分かりやすいということをこのwebは示している。

3番目に出ているミシンの原理というのは、眼からウロコであった。
ご本尊のHow it worksはどうなったかと検索してみたら、How it works magazineというのが出版されていて健在なようだ。

2010年10月14日

からくりカード

以前紹介した絵解きアニメーションの一部を、きわめてアナログ的なからくりカードに仕立てた男がいる。

アニメーションと違って、なんとなくほのぼのとした雰囲気が伝わってくる。バックに流れる曲も自分のものだというから、世の中には不思議な人がいるものだ。

2010年10月20日

3Dプリンター




こういうものが既に工業製品の試作品の作成には使われているんですね。


autodeskの社長は5000ドル以下になったらという話をしていたが、これが500ドル以下になったら面白いことになるでしょうね。特に後半に出てきた3Dスキャナと組み合わせたら愉快なことがイッパイ出てくるのではないだろうか。


2010年10月21日

1500ドルの自律一輪車



Self Balancing Unicycle略してSBU。ジャイロを3台積んで自動的にバランスをとってくれる電動一輪車だ。まあ、Segwayの一輪車版といったところか。


コンパクトなところがよさそうだが、簡単にのれるのだろうか。



 


2010年11月09日

梅の移植

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3本目の梅の移植に挑戦してみた。
今まで植木屋も頼まず自分で2本移植して1本枯れてしまったので、1勝1敗である。

本当は2月〜3月頃がいいのだろうが、その頃になると凍土になってユンボでも歯が立たないので、ちょっと早めにやってしまった。

凍土にならないように枯れ葉などを撒いてみたが、さて、どうなりますことやら。

2010年11月13日

超強力伐採マシーン






先日、子持山のほうへ行く道でこれと同じような機械を見たが、狭い道で撮影していると後ろから追突されそうなので、撮影できなかった。

チェーンソーに比べたら、竹槍とB29くらいの差がありますね。切り倒すと同時に枝払いまでしてしまうのだから驚きだ。


2010年11月14日

歩行トラクター



同じメーカーの歩行トラクター。なかなかユーモラスな動きですね。


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2010年11月18日

ボルネード・サーキュレーター

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榛名の山荘は4mx12mの細長い片流れの母屋に6mX7mの土間+台所がついており、薪ストーブは土間に置いている。最初はストーブ設置の定石どおり家の真ん中に設置する予定だったが、汚れや薪の運搬のことを考えて家の一番端に置くことになった。

まあ、そのせいで土間と一番離れた寝室とは6度くらいの温度差ができてしまう。それを埋め合わせるために安物のサーキュレーターと床乾燥用の扇風機を使っている。床乾燥用の扇風機は強力なのだが、音が相当うるさいので、結構評判の高いボルネードのサーキュレーターというのを買ってみた。

 

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2010年11月19日

diy用エンピツいろいろ



 最初に出てくる大工用エンピツというのは、銀座の伊東屋でも似たようなものを見たことがあるが、2番目のランバー・クレヨンというのは見たことない。

これは後から出てくるデルマ(ダーマトグラフ)の先を削ればいいのかなという気もするが・・・・・・


ダーマトグラフの説明には、手術をするときに皮膚に切開線を書くのに使ったなどと出ているものもあるが、そんな使い方をしているのは見たことがない。通常はスキン・マーカーという植物性のインクを使っている。



2010年11月25日

指を詰めるとどうするか

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Be floorは厚さが30mm以上もあるので、床下放熱器の熱が伝導で伝わるには相当時間がかかる。そこで放熱器の輻射熱を効率的に利用したいのだが、最初に開けた床下暖房のがらりは、幅が80mmしかないので、135mmまで拡げることにした。

それには1)丸ノコでのプランジカットと2)ルーターでの段欠きの技術がいるので、もう1年以上放ってあった。今年の春から寝室をストーブから一番遠いところに移動したので、何とかせねばと挑戦することにした。順に説明しよう。

1)丸ノコでのプランジカット
普通丸ノコで板を切るときは端から刃を入れて切るが、今回のように窓を開ける場合は、板の途中から切断しなければならない。ノコ刃を押し下げながら切り込みを入れていく方法をプランジカットという。プランジカットが簡単にできる高価な丸ノコも市販されているが、今回は普通の丸ノコでやってみた。

本番前に25mm厚のラワンランバーで練習してみた。練習では普通のカット用ガイドが使えたが、本番では適当なものが無いので、1mのアルミ定規をテープで固定してそれだけでは心許ないので足の指でしっかり押さえることにした。

慎重に丸ノコに力をかけて押し下げていくと、何とか板を切断する深さまで到達した。そのときである。無意識に枠の端ぎりぎりまで刃を持って行くように、刃の進行と逆方向に力が働いたのか、ノコ刃がキックバックし、もの凄い勢いで飛び出した。

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2010年12月15日

プロパン戦争

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わが山荘を建てたときに、工務店がガスの配管の手配をしていないから文句を言ったら、プロパンガス屋を呼んで契約すれば、タダで工事しますよという答えが返ってきた。

変なシステムだなと思ったが、結局は工事費を縛りにしてガス屋を変えさせない悪しき習慣なのだということが分かった。

我が家はガスを週末にしか使わないし、それも煮炊きにしか使っていないから使用量は1立法メートルくらいだ。それなのに、東京の家のガス代(使用量は8〜9倍位)よりも高いのだ。

そんなこともあって今回ガス屋を変えてみることにした。そうすると、今まで使っていたガス屋は工事代をタダ乗りされては叶わないと、セルフビルドで忙しい週末に一時間も粘って、値下げするとか相手の悪口とかを並べるし・・・・・・

経済産業省資源エネルギー庁によると、「LPガスは、日本全国総世帯数の約半数にあたる約2,800万世帯の家庭で使われている」というが、今度変えたガス屋にしても、インターネットで調べるとよからぬ話がイッパイでているし、LPGの世界はとんでもないことになっているのだ。
私の友人のカメラマンは、日本に余り居ないのに、基本料金だけとられてとんでもないと怒って、プロパン屋を解約してしまい、友人の農家からガスを調達するという荒業を行っている。今日日、ユーザーものほほんとしていると、法外な料金を払い続けなければならない。

そこに最近は、弱小LPG屋に対し巨大な電力業界がオール電化で殴りこみをかけ、仁義なき戦いが繰り広げられているのだ。ユーザ不在の困ったはなしは何時まで続くのだろうか。

2010年12月16日

隠しカメラ



日本では「隠しマイクの探索」というのが、警察ものと並んでニュースショーの定番の一つになっている。

アメリカでは一歩進んで隠しカメラとその発見器まで出現しているというから驚きだ。余りありがたくない技術の進歩ですね。

もうひとつ、baby cameraといって赤ちゃんの様子をちょと離れたところからwifiを使ってパソコンや携帯でチェックできるシステムも人気だが、セキュリティがきちんとしていなかったり混信したりで、自分の子と思ったら隣の家の赤ん坊が写っていたなどという笑えない話もあるようだ。


2010年12月21日

雨・木・リークス? その2

屋根伏図を見つけたので、それと前回雨漏り?によるシミがみられた位置を照合すると、その位置は棟梁と登り梁の交点でNJKと呼ばれる大きな金物があるところとぴたりと一致する(前回雨漏り?によるシミがみられた位置の右側のものは2mほど間違えてつけていて今回のが正しい位置です)。

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2010年12月23日

テオ・ヤンセン風セグウェイ

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画面をクリックすると動画をみることができます。

テオ・ヤンセンという風で動く巨大なオブジェを作り続けているオランダ人アーティストがいる。
これは彼の作品に影響を受けて、ルイジアナ大学機械工学科の学生たちが作った、テオ・ヤンセン風セグウェイだ。なんとも足の動きがかわいいですね。

 

2010年12月24日

テオ・ヤンセン 作品を語る



テオ・ヤンセンのStrandbeest (beastでない点に注意)---浜辺の生命体と名付けられた一連の作品は、モータなどは使わず北海を渡ってくる強風をエネルギー源としている。大きな身体にもかかわらず、砂浜をもぐることなく自由に動き回り、しかも自立して生きるように設計されているという。

そのメカニズムは、極めてシンプルかつ合理的。例えば海に入ってしまわないようなセンサーにしても、ハイテクに頼ることなく実に良く考えられている。

BMWのコマーシャルでご覧になった方もいるかもしれない。2010年12月9日(木)~2011年2月14日(月)まで、お台場の日本科学未来館で「テオ・ヤンセン展」を開催中。学研「大人の科学」(3500円)でも1月14日にキットが発売される。

(2007年3月カリフォルニア州モントレーで行われたTEDカンファレンスより 画面左下のview subtitlesボタンを押してjapaneseを選べば、日本語字幕つきでみられます。ステップ・カウンターを万歩計と訳しているのはご愛嬌ですがね。)

2010年12月30日

一酸化炭素警報器

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ストーブ排熱利用プロジェクトで温度に関しては大体見通しがついたが、もう一つチェックしておくことがある。

エントツの周りを囲んでそこから空気を引っ張ってくるので、あまり強く空気を吸引するとエントツの継ぎ目から排ガスを一緒に拾ってしまわないかということだ。へたをすると、排ガス中の一酸化炭素で就寝中にあちらの岸にいってしまうなんてことも考えられる。

というわけで、webで一酸化炭素警報器というのを探してみたのだが、なかなか良いものがみつからない。日本では熱感知器や煙感知器が義務化されてその規格はあるが、一酸化炭素警報器については、まだ規格がないからだ。

一方、アメリカでは一酸化炭素警報器が火災感知器の規格(UL規格)としてあり、広く普及しているという。試しに米国amazonで検索するとイッパイでてくる。値段も10ドル代からあり30ドル代が平均的な値段だ。

しかし、残念なことに販売は米国内のみとなっている。米国amazonは結構この「販売は国内のみ」というのがあって苦労する。しょうがないのでさらにwebで検索するとsearsというのが国際販売も行なっている。しかし、私が購入した製品はamazonだと29.54ドルなのにsearsだと40.49ドルと随分値段が違う。
それとバカにならないのが、運送費でそれを入れると結局、9000円以上になってしまった。

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2010年12月31日

マルチングの効果

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北側の塀の近くに薪を積む際、下から湿気が上がってこないようにブルーシートを敷いておいた。
寒い朝、たまたまブルーシートをめくってみたら、ブルーシートの下には霜柱はみられず、黒々とした土が現れた。これ程違いがあるとは驚きだ。
 

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2011年01月02日

明けましておめでとうございます

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ことしもselfbuilderの皆様のご活躍をお祈りします。

 

 

2011年01月12日

雨・木・リークス? その3

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copy right 尚建築工房

雨・木・リークス?の原因は結露ではないか。しからば軸組金物に結露するのを、室内の空気を遮断することで断ってやろうと、秋山隊長の元、尚建築工房の佐賀井・大川両氏が作業にやってきてくれた。

具体的には図の矢印の位置から、発泡ウレタンのノズルを差し込み、bNJK50という金物がウレタンの泡で包まれるようにする作戦だ(図の赤い部分が充填されたウレタン)。

 

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2011年01月13日

渋川のホモ・ファーベル(手の人)

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以前、アメリカのホモ・ファーベルを紹介したが、私の山荘のそばにもホモ・ファーベルと呼べる人がいるので紹介しよう。

いつも薪割りでお世話になっているのだが、彼が自作するのは薪割り機だけではない。も農業用の機械もあらゆるものをいとも簡単に作ってしまうのだ。友人の動物カメラマン飯島正広氏のネズミだかモグラだかの撮影用水槽も彼が作ってくれた。

今回は夏にしか見たことがなかった自作のストーブ?というか暖炉を見たくて、秋山さん以下佐賀井氏・大川氏・saikoro氏とともに大挙押しかけてしまった。

彼は溶接が得意なので、このストーブもエントツも鉄板を溶接して作ってしまった。さらに驚くべきことには、このストーブの周りには銅管を回してその中に不凍液を入れ、これを床下に銅管を配管して床下暖房までおこなっているのだ。

炎の形が美しいですね。みんなデジカメを持ち出し夢中に撮影中だ。ストーブ以外にも面白いモノを沢山見せてもらった。

その昔、学生時代に化学工学の演習で電気溶接というのがあったが、ハンダ付けと違って溶接はそう簡単ではない。第一あの目を保護するサングラスは真っ暗で、電気の火花を飛ばすまで何も見えないのだ。溶接棒はすぐ溶接するモノに引っ付いてしまうし、一度引っ付いてしまうと酸化して、その部分をグラインダーで磨かないと溶接できない……などなど惨憺たるものであった。

でも、溶接ができると作る物の幅がひろがりますね。

 

2011年01月14日

be-windowの剛毅なサービス

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暮れにbe-windowのサイドスウィングという窓を調整するために、諏訪から大雪の中「もうたどりつけないかと思いました」といいながらアイランドプロファイルの技術の人がやってきてくれた。

その時、窓枠のメインテナンスについてどんな塗料でどういうふうにしたらよいか質問したところ、「個人のユーザには、塗料をお送りしています」という。

先週、アイランドプロファイルから宅配便が届いたが、高価な2.5リットル缶オスモカラーワンコートオンリーとともに筆まで添えてあった。今時、剛毅なサービスに感謝・感激である。

2011年01月20日

雪の電子顕微鏡写真

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「雪は天から送られた手紙である」という言葉を残した中谷宇吉郎の随筆には、雪の結晶の顕微鏡写真を撮る苦労話がでている。

これはアメリカはメリーランド州の農業研究センターの人が撮影した雪の電子顕微鏡写真だ。

電子顕微鏡を使ったことのある人はお分かりになると思うが、試料をどうやって処理したのか興味あるところですね。
 

2011年01月27日

メモリーのできるまで



現在、コンピュータ以外でもデジカメやusbメモリでメモリーチップが多用され、メモリー容量はとてつもなく大きくそして安くなっている。

昔だったら、企業秘密がイッパイでメモリー工場を撮影するのは至難の業であった。

メモリーメーカーは経費削減のために吸収合併を繰り返し、メモリーチップのメーカーのシェアも随分変わってしまった。日本では、NEC、日立、三菱のメモリチップ製造部門が吸収合併で出来たエルピーダのみ。韓国勢が世界を席巻しているのが現状だ。

このビデオでもシリコンウェーハは米国で製造し、メモリーボードやusbメモリーはアジアで組み立てているというのが象徴的ですね。

今やメモリーを販売しているメーカーは沢山あるが、その大本のところを製造しているメーカーは非常に少ない。

2011年02月04日

不凍栓が凍るとは

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寒冷地では、冬、屋外の水道は凍って使い物にならないので、不凍栓とか不凍水栓柱と呼ばれる水道栓が不可欠だ。
普通の考え方だったら、水道の蛇口を凍らせない様にするには、蛇口の周りや立ち上がり部分に保温用の布を巻いたりヒーターで温めたりして凍結防止をするだろう。

しかし、この不凍栓を発明したひとりの男は発想を全く変えてこれに挑戦した。「立ち上がり部分や蛇口に水が無ければ凍らないだろう」と。戦後間もない昭和24年(1949年)、長野県の小さなメーカーでのことである。
その原理は次の倶知安町のホームページのイラストが分かりやすい。

事実、この不凍栓のおかげで我山荘より北にある植物生態写真家埴沙萠先生のお宅では、立ち上がり部分はむき出しのまま零下12度になってもちゃんと水が出るという。

その不凍栓が凍るとはどういうことだろう。恐らく立ち上がり部分から水が抜けきらないからだろう。今週末、水道屋が来るがどういう対応をするのか楽しみだ。

 

2011年02月07日

be-windowのメインテナンス

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be-windowの大窓は、重量が相当あるので、ゴムのシーリングなどが窓枠と当たっていたりすると、開け閉めがとても重くなる。
窓の密閉性とスムースさの加減が難しいようだ。
 

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2011年02月08日

いるか男

テキサス大学のHill Taylor選手(23歳)はDolphin Man---いるか男として知られる潜水泳法の名手だ。背泳ぎの50m世界記録は24秒04だが彼はそれを約1秒近く上回る23秒1で泳ぎ切ってしまった。

もちろん15mを超えて潜水すればこれは規則違反で記録としては認められない。でも、背泳ぎといえば腕を如何に効率的にかくかということに注目が集まっているのに、全く視点を変えてこんな泳ぎを披露してしまうというのはなかなか愉快である。

2011年02月10日

にんげんがっき

我々の体は水分を含んでいるので電気を通す性質がある。タッチスイッチタッチパネルというのは、電極と人体の間を流れるわずかな電流を検出して働いているものが多い。

タカラトミーが発売した『にんげんがっき』は、このタッチスイッチを応用してガジェットにしてしまった発想がすごい。なかなか笑えますね。

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2011年02月14日

雪の降る日は意外と温かい

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我が家の凍らないはずの不凍栓が凍るので、とりあえずどの位気温が下がるものかデータロガーを使って地表近くの気温を記録してみた。
2月10日の夜12時ころに寝るときは雪が降っていなかったが、翌朝起きると一面の雪景色となっていた。榛名の前衛の水沢山もうっすらと雪化粧している。
 

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2011年02月15日

金沢go-shiyoさんからの便り

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金沢の里山でセルフビルド中のgo-shiyoさんから絵はがきをいただいた。
現在、pcの不調でメールの受信はできるが送信ができないそうだ。

「ご覧のような雪景色のためほぼ作業は中断状態であまり変化はありません。
金沢市街はすでに道路にはほとんど雪はありませんが、現場は里山のため雪解けもおそくなりそうです。春まだ通し…今はそんなところです」とのこと。

我が山荘と違って、半端でない雪の降り方ですね。春になったらセルフビルダーズで、一度お手伝いにおしかけねば!

 

 

 

2011年02月17日

超小型データロガー

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気温や室温の変化を記録するのにデータロガーはとても便利だ。
自動的に温度を記録してグラフで出力してくれるので分かりやすい。建築業界ではおんどとりという製品がよく使われているようだ。

写真は植物生態写真家の埴沙萠先生が紹介してくれたボタン電池型の超小型データロガーだ。1個2700円と超破格値だ。無料ソフトもダウンロードできる。ここまで読んできて飛びつきそうになったのだが、専用usbケーブルが25,000円もするので、結局おんどとりなどと値段は同じくらいになってしまう。防水仕様で土にも埋められるところが魅力だが、う〜む、ちょっと残念。

 

2011年02月18日

音声認識ソフト

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数年前に放射線科の医者が、これカルテ書くとき便利ですよと見せてくれた音声認識ソフトは確か30万円くらいだった。医学用語もちゃんと変換して使い続けるに従って変換効率もよくなる。同じ頃に確かIBMから出ていた音声認識ソフトは数万円くらいだったが、ちょっと使いものにならなかった。

最近、i osで動く日本語版も登場したdragon dictationというソフトは タダなのだが、随分変換効率も良くて驚いた。
asciiのサイトでは「貴社の記者が汽車で帰社した」とか「箸を持って橋の端を走った」などという意地悪なテストをいくつかやってみている。ちなみに「貴社の記者…」は私がやったらだめでしたね。
ocrと音声認識ソフトは昔はとても高価なわりに使いものにならないものが多かったが、随分進歩したものだ。
 

2011年02月24日

紫外線の力?

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1F土間の陸屋根にはデッキを作る予定なのだが、まだいいアイディアが浮かばない。ゴムシートで防水してあるので釘は打てないし、水勾配があるのでそれをどうするかも問題だ。

ゴムの防水シートは紫外線で劣化するようなので、とりあえずブルーシートで覆っておいたのだが、ご覧のようにモロモロになって穴が開いてしまった。
陸屋根に置いたプランターも、持ち上げようとしたらパリンっと割れてしまったので、やはり紫外線の影響でプラスチックが劣化してしまったのだろう。

東京に比べると大分紫外線が強いようだが、本当にそうなのかチェックしてみるのも面白い。こんなUVチェッカーなるものも売っているようだ。
紫外線恐るべし。早くデッキを作らねば。

2011年02月25日

ハムスターが動かすテオ・ヤンセン



学研大人の科学 テオ・ヤンセンのミニビーストは側面につけたプロペラで風を受け動力にしている。
それを改造して、プリンセスちゃんというハムスターの回転車で動くようにしてしまったからなかなか愉快だ。

こちらのサイトにはその経緯が書いてあるが、最初は蒸気で動かそうと思ったそうだ。テストパイロットのプリンセスちゃんが、果たして楽しいのかどうかは聞いてみないと分からない。


2011年02月27日

究極のシャボン玉製造器



映画会社で編集の仕事をしているCharlie Visnicさんは、友人が「1日ひとつは創造的なこと」を実行しているのに触発されて、自分も挑戦してみた。これは343日目の作品で「究極のシャボン玉製造器」。

しかし、「1日ひとつは創造的なこと」っていうのは、本当に大変そうですね。

日本だともっとマジメですから、職場で「1日1提案」だか「1日1改善」なんてオジサンがいましたけど。


2011年03月01日

あなたのお宅のアメリカ製品は その1



ABCニュースのMade in Americaという特集がなかなか興味深い。


今回のお題は「あなたのお宅のアメリカ製品は」だ。う〜む、中国製の勢いは凄いですね! やらせでなく本当にここまできているのだろうか。Made in Japanという製品が一つもなかったのはちょっとさびしい。

これを日本でやるとどうなるだろう。


2011年03月02日

あなたのお宅のアメリカ製品は その2



話が前後するが、こちらがMade in Americaの第一回目の放送だ。
様々な製品を世に送り出してきたMade in America.
その絶頂期は今から30年も前の1979年。アジアからの安い製品に押されて1960年代には90%あったMade in Americaは今や50%にも落ち込んでいるそうだ。

貿易収支の赤字も問題だが、一番の問題はアメリカ人の雇用が奪われていることだ。3ドル33セント余計にアメリカ製品を買えば1万人のアメリカ人の雇用が生まれるという。

期を同じくしてNBCでもAmerica at the Crossroadsという雇用問題の特集を行っているが、こちらはどちらかと言えば正攻法だ。ABCではこのあとあっと驚くテレビ的企画が登場するので、ちょっと目が離せない。

雇用問題は対岸の火ではない。中国に進出した某窓メーカーの話では、日本人一人を雇うお金で中国人10人が雇えるという。「ものづくり日本」といっていた我が国も、恐らくアメリカと同じような道をたどっているのだろう。

2011年03月03日

あなたのお宅のアメリカ製品は その3



第一回目の放送で、1960年代に90%あったMade in Americaが現在では50%になっているという統計が示されていた。果たしてこの統計は実状を示しているのか、テキサス州ダラスに住むUsryさん(広告会社重役で4人家族 両親と子供2人+犬一匹)の家で、過激な実験を試みている。

家の中の外国製品を全て運び出し、それをMade in Americaで置き換えてみるというものだ。

その結果は・・・・・・


2011年03月09日

空飛ぶ家



おとぎ話や映画では風船で空飛ぶ家というのが出てくるが、これは本当に気球で家を飛ばしてしまったというお話。

National Geographicsが今年の秋からスタートさせる新番組How Hard Can It Be?(どれだけ大変なのだろう?)の予告編用映像のひとこまだ。

16フィート(4.8m)四方、高さ18フィート(5.5m)の小さな家だが、これにヘリウムを詰めた気象用気球300個をとりつけて飛ばせることに成功した。さすがに普通の風船では無理?だったようですね。

2011年03月10日

ジオデシックドームの温室

ジオデシックドームの温室というのは、上手く作ればセルフビルドでもできそうだ。
ちなみにこのビデオに出てくる直径15フィート(約4.5m)高さ9フィート(約2.7m)の温室キットは$4,950(40万円強)。ちょっと高いですね。日本では構造材だけ1万円くらいで自作している人もいますね。

2011年03月13日

あなたの声を聞きたいのです


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あの大震災から、48時間が経過しました。通日テレビ報道に釘付けとなっております。

町田のコストコ駐車場スロープで被災された男女!もしや、秋山さん...?関東圏在住のあの方この方、那須のnOzさん、榛名のyumさん、Be-に関わるユーザ、設計者の皆様方のあの時、そして今を知りたいのです。あなたの声を聞きたいのです。声を挙げて下さい。

2011年03月15日

またまたbe-windows不調


 

 またまたbe-windows不調などと書くと、まるでbe-windows自体に欠陥があるように聞こえるがそうではない。施工
方法がまずいからなのだ。
今までにも、以下のように寝室の大窓だけで
4回も直している

http://gwald.com/blog1/2009/07/bewindow_4.html

http://gwald.com/blog1/2009/08/bewindow_5.html

http://gwald.com/blog1/2010/09/bewindow_2_2.html

http://gwald.com/blog1/2011/02/bewindow_8.html


我が家だけでなく、同じ工務店が施工したkassさんの家も不調なのだ。
しかもkassさんの家は半月前に直したにもかかわらず、窓枠の隙間から空が見えるというから驚きだ。 

今までは寒くて窓を余り開けなかったので気付かなかったが、最近開けたらうまく閉まらない。

写真に沿って説明しよう。 写真は寝室の窓だが、窓と窓枠の隙間が上部で9mm、下部で15mm近くある。 ちなみに正常なダイニングキッチンの窓は、上部10mm、下部12mmくらい。 この位の差は許容範囲なのだろうか。 また、窓自体の垂直を水準器でみると、他の窓は大体垂直だがこの窓は若干ずれている。まあ、これも許容範囲なのかどうかは分からない。

 

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2011年03月22日

黄色い粉の正体は

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朝起きるとデッキの床に何やら黄色い粉が積もっている。
いよいよ原発の死の灰がやってきたか・・・・・・

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2011年03月25日

非虎の買い占め批判




友人の動物写真家飯島正広さんが教えてくれました。


字幕がなかなかですね。すぐ削除される運命にあるので、音声をONにして早く観てください。



 


2011年03月29日

プランター大作戦

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格納容器が働いていることさえ、あってはならないことなのに、ここに来て圧力容器破損の可能性まで出てきてしまった。はからずも世界に先駆けてとんでもないことを実験するはめになってしまっている。
折角、農協の農産物直売所の野菜を愛用していたのに、ホウレン草、カキナ、小松菜など葉物野菜が放射能汚染のため出荷制限中だ。

仕方が無いので屋上にあったプラ船を利用した大型コンテナの土を新しいものに入れ替えて、土間に置いた。まあ、私らの歳になれば、放射線でがんになるのと寿命で死ぬのとどちらが早いかという問題はありますが・・・・・・
 

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2011年03月31日

原発とBe-h@us

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最近、原発の設計技術者の方がきちんとした説明をする機会が増えてきたが、これは原発の施工現場で20年間働き1997年にがんで逝去された平井憲夫さんのレポートだ。

私は秋山先生がきちんと設計されたBe-h@usで、かくもインシデントが頻発するのは何故かと常々思っていたが、「3.素人が造る原発」の次の一文を見て妙に納得してしまいましたね。
「仮に、自分の家を建てる時に、立派な一級建築士に設計をしてもらっても、大工や左官屋の腕が悪かったら、雨漏りはする、建具は合わなくなったりしますが、残念ながら、これが日本の原発なのです」

う〜む、設計では5重の安全性といっても、施工段階ではそれが実現されていないのが現状なのだ。設計と施工……永遠の課題がここにもあったのである。

では、黒の舟唄のメロディーでどうぞ。
設計と施工の 間には深くて暗い 川がある。誰も渡れぬ 川なれどエンヤコラ 今夜も 舟を出す。Row and Row Row and Row 振り返るな Row Row。
 

2011年04月04日

おりこうなモーショントラッキング・カメラ

英国サリー大学の研究者Zdenek Kalalさんが開発したリアルタイムのモーション・トラッキングカメラ。
学習機能がついているので、だんだんおりこうになって追尾をスムースに行います。
予めビデオで顔を覚えさせておいて、写真の中から同一人物を特定するデモはなかなか面白いですね。

2011年04月06日

東電からの不思議なハガキ

tepco01    「平成23年3月14日(月)から3月16日(水)の間(一部地域については、3月23日(水)までの間)、東北地方太平洋沖地震の余震が多く、道路交通事情が悪化したことなどから、検針を中止させていただきました」……

あれっ、地震で検針できなかったのは、被災地域だけかと思ったら、こんなおしらせが入っていた。普通のサラリーマンは必死こいて通勤していたのに、歩いて検針にくるオバサンたちが来られないとは不思議な話だ。

新聞によると「対象地域は3月15、16日(一部14日も)に検針予定だった東電管轄全域で、東京23区内だけでも一般家庭69万世帯が対象となった。」とのこと。

検針しなかったから、3月分は2月と同じ料金を差し引いて後から精算というのもおかしなはなしだ。電力会社は独占企業だからこういうことを平気でできるのでしょうね。

2011年04月12日

気功師も真っ青



kinectはマイクロソフトが開発したものの中では、本来のxbox360のゲーム以外にも色々と使用できる可能性を秘めたデバイスだ。むしろゲーム以外の応用の方が注目されている。


Ar.droneというラジコン機もなかなかよくできていますね。3万円弱とちょっと高いがamazonでも手に入れることができる。




2011年04月14日

メスとドス

福島第一原発では先週末から、作業員の被曝を軽減するためリモコンで操作するパワーシャベルやブルドーザーが瓦礫の除去に使われ始めたようだ。作業員は鉛で遮蔽された移動制御室からビデオカメラの映像を見ながら機械をコントロールしている。

また、米国の得意とする軍事技術も活用されているようだ。ハニウェル社のT-Hawk micro airは高汚染地域の空撮に使われ、地雷の除去などに使われるQinetiqTalonはセンサーを付けて放射能や温度、ガス濃度などの計測に使われるのではないだろうか。

ロボット工学の森政弘博士が言うように「同じ刃物でも医者が使えば人を救うメスとなり、ヤクザが使えば人を殺すドスになる」。

2011年04月21日

タカラトミーのビールサーバー



オモチャのタカラトミーがまたまたアイディア商品を出した。


 


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2011年04月26日

魔法の杖

イギリス生まれのリモコン。
いかにもハリーポッターの国の製品らしいですね。電源のon off、チャンネルの切り替えなど杖の振り方で13種類の命令を登録できるそうだ。
「ウチはもっと進んでいるぞ!言葉だけで女房にあやつられている」という友人もいましたが……

2011年05月17日

究極のアパート改造術



バルセロナの写真家Christian Schallertは、わずか24平米しかないアパートを究極のアイディアとセンスで広く住めるように改造してしまった。小さな船の省スペース家具と日本の狭小住宅にヒントを得て、いろいろな家具を壁に収まるようにしたのがポイントだ。

扉もプッシュ式のラッチを使っているところなどは参考になりますね。ベッドは一体どこに行ってしまうのかと思ったら、ベランダの下に入っている。

しかし、最近彼は恋人と一緒になってから、こんなに手をかけたアパートを引っ越してしまったようだ。「独身者には天国だけど、二人で住むにはちょっとね」と。

2011年05月18日

脊損の学生が卒業式で歩いた



カリフォルニア大学バークレイ校のオースチン・ウィットニー君は2007年に飲酒運転で木に激突し、脊髄損傷を負い車椅子生活となってしまった。
その彼が同校のカッツェローニ教授のスタッフが開発した外骨格ロボットを装着して、卒業式典に望んだ。車椅子から立ち上がり、7歩歩いて学長と握手し満場の喝采を浴びた。脊損の患者が立ち上がって歩き、健常人と同じ目線で握手できるというのは、まさにgiant leap(大きな一歩)なのである。

CNNのインタヴューでオースチン君の明るい受け答えがいいですね。



 


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2011年05月27日

災害用トイレ



災害時に用を足すことは大変なことではありますが……
ランニング・コストもバカにならないし、夏なんか汗だくになってしまいそうだし、う〜ん、と唸ってしまいますね。

2011年06月02日

apple製品分解・修理キット

proskit

appleの製品というのは、専用工具がないとこじ開けるのがすごく難しいものが多い。
初期の一体型のmacも星型のドライバがないと開かなかったし、ノートブックタイプのものもなかなか手ごわい。
特に最近の小物は、専用工具がなかったらお手上げだ。むかし、第一世代のipodのバッテリーを交換するのに非常に苦労した思い出がある。

台湾国際コンピュータ見本市(COMPUTEX TAIPEI 2011)に、Proskitという会社から出品されたapple製品分解修理キットというのは、「iPhone 3G」「iPhone 3GS」「iPhone 4」の分解ができる工具が6点入っていてわずか5ドルというのだからすごい。いかにも中国物産展的な色使いではありますが・・・・・・
まあ、ipadも中国で組み立てているわけだから、こういう製品が出てきてもおかしくはない。
詳しくはこちらの記事が参考になります。
 

日産リーフ(電気自動車)のCF

動物写真家の飯島正広氏が教えてくれた日産リーフ(電気自動車)のCF。

最近、くら〜い話題が多い中でなかなか笑わせてくれます。歯医者さんはただでさえ恐ろしいのに、こんなもの使ってたら・・・・・・

 

2011年06月09日

アップルの新社屋



6月7日。アップルのスティーブ・ジョブズCEOが計画中の新社屋についてクパチーノ市議会でプレゼンした。


2015年までに1万2000人の従業員が働く宇宙船形の「世界一すばらしいオフィス」を完成させる予定だという。その内容は環境に配慮した・・・・・・というところは余り驚かなかったのだが、ビデオの11分くらいから始まる質疑応答のところで驚きましたね。


西海岸とはいえ、クパチーノ市の市長をはじめ、議員の大多数が中国系の人達で占められているのだ。一瞬ここは一体何処だっけと目をこすってしまったが、市長がipadを取り出すところでは思わず笑ってしまった。



 


2011年06月30日

からくりマシン2題

Melvin The Magical Mixed Media Machine from HEYHEYHEY on Vimeo

こういうからくりマシンの伝統というのは西洋に連綿として続いているようだ。
重力・水力・磁力・風力・火力……(何だか五輪の書のようですね)と手を変え品を変え連鎖反応が続いていく様はご苦労様という他ない。
ステディカムや多くの機材・スタッフ、もちろん予算もかけた割には見終わったあとにもう一つ感動がない。何故だろう。


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2011年07月09日

ハチ2011

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網戸を開けたらハチが攻撃してくるので、ふと横を見たら眼前にマイホームを建設中のハチどもが飛び込んできた。うぉーっ、もう少しで顔を刺されそう。
蜂の巣は上から下に作るわけだから、左の未完成の部分は基礎工事かな。

それにしても、ハチはbe-windowが好きなのか毎年どこかの窓枠に作られる。bee-windowと改名したほうが良いかもしれない。be-windowに使われている木が好きなのかスカンジナビアンレッドの赤い色が好きなのか、いちど暇なときに実験してみなければ。夏休みの自由研究のテーマが一つできましたね。

 

2011年07月11日

入道雲

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気象庁の梅雨明け宣言の発表にあわせたかのように、赤城の上に巨大な入道雲があらわれた。

 

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2011年07月14日

日本の学校給食

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いつもはテクノロジー関係の記事が多いworld of technologyというサイトに「日本の学校給食は健康的」という写真が出ていた。

我々の世代は、学校給食というと脱脂粉乳にコッペパンという悪夢がよみがえってくる。時々でるコッペパンを揚げて砂糖をまぶした揚げパンとか鯨ベーコンというのはご馳走でしたね。

最近の写真を見ると、ちゃんと栄養士さんが入って、とてもバランスの良い食事になっている。world of technologyでわざわざヘルシーというくらいだから彼地の学校給食はすごいんだろう。
 

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2011年07月15日

テキサスの電球に手をだすな



アメリカでも省エネの観点から来年の1月から今までのタングステン電球は消え去る運命にある。しかし何事にも州の権利が強いかの地では、「アメリカ人のいいところは、自分で決めたことを自由に選べるってことさ」「テキサスの電球に干渉するんじゃねえや」と反旗を翻しているというから面白い。終わりの方で、「旦那、いい電球がありますぜ」とブラックマーケットでタングステン電球が売られているところが笑えますね。

さて、翻って我が国では今月でアナログ放送が終わってデジタル放送に移行する。コンピュータとテレビの融合で新しい世界が拓けるとかいっていたが、一般の人はそんな使い方をする人は殆どいない。メーカーと電気屋はもうかっただろうが、今までのアナログテレビの廃棄料は結局ユーザーに転嫁され夥しい量の廃棄物が発生する。

おまけにNHKは図に乗って、コンピュータをインターネットに接続してテレビを観ていると思われる家庭からも視聴料を搾取しようと狙っている。なかなか愉快なことになってきた。



 


2011年07月25日

屋上デッキへの階段

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屋上デッキへはすでに東側には階段をつけたのだが、南側には踏み板にするbe-floorの板が余っていなかったので、階段を作れなかった。

陸屋根の屋上に更に水勾配のついた屋根を載せてあるので、屋上デッキへの出入口には40センチもの段差ができてしまっているが、これはなかなかキツイものがある。ちなみに風呂場のバスタブの段差は28センチであった。

幸いニ階の納戸の床を貼ったときに使ったパインの集成材が、東側と南側の階段分余っていたので、階段を付け足すことにした。

 

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2011年07月26日

ヒマワリの日周運動



ヒマワリの花は太陽の動きに連れて回るので向日葵(ひまわり)という名前がついたのかと思っていた。

しかし、植物生態写真家の埴 沙萠 先生によると「ヒマワリの花は、日をおいかけてまわらない」という。日を追いかけて回るのはツボミの状態で、一旦花が咲いてしまうとヒマワリの向きは東から南東を向いたままになるのだそうだ。何故そうなるのかは先生の絵日記に詳しく書いてあるのでそちらを参照してください。

というわけで、ヒマワリのツボミを朝6時30分から夕方5時までコマ撮り撮影してみた。

位置関係は画面の向かって左が南、手前が東、右が北、向こう側が西。

雨が降ったり風が吹いたりのお天気で、ちょっとヒマワリも迷っているのか、分かりにくいところもあるが、南東の方角から最後に西に向きを変えている(カメラの位置ももっと北側から撮ればよかったのですけど、今週再度挑戦できるかどうか)。

では、ヒマワリの花はというと・・・・・・

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2011年08月03日

オーストラリアの嘘つき?鳥

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   去年メルボルン郊外の国立シャクナゲ公園というところへ行ったときに、ここにはライアーバードという不思議な鳥がいると一緒に行ったオーストラリア人が説明してくれた。なかなか姿を見ることができなくて、今までに1回しか見たことがないという。

私はライアーバードとはてっきり嘘つき鳥かと思っていたら、liarでなくlyre、竪琴のことで、コトドリと訳されている。結局そのマボロシの鳥は見られなかったのだが、あのデイビッド・アッテンボロー卿がBBCで撮影に成功していた。

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2011年08月04日

寝違えた?ヒマワリ

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すでに紹介したように、植物生態写真家の埴 沙萠 先生によると「ヒマワリの花は、日をおいかけてまわらない」。日を追いかけて回るのはツボミの状態で、一旦花が咲いてしまうとヒマワリの向きは東から南東を向いたままになるものが多いとのことだ。

写真は某日太陽のふり注ぐ朝。右側のヒマワリの花は東側を向いているが、左側のヒマワリは西を向いたまま花が咲いている。寝違えてしっまったのだろうか。

 

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2011年08月08日

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 雷をまぢかに覚めてかしこまる   山頭火

赤城の山麓に雷がいくつも落ちるのが見える。その強大なエネルギーを間近にみると、やはりかしこまらずにはいられない。

稲妻の写真は、光ってからシャッターを押したのでは間に合わない。これは2連発の稲妻だったのでたまたま撮れたようなものだ。

雷といえばフランクリンの凧の実験が有名だが、私は未だにこの実験がよく分からない。あの雷のもの凄いエネルギーをタコ糸を通して鍵に貯めて、それをライデン瓶に移して放電させて電気を確認したとか、触って感電してみて確かめたとか……う〜む、追試実験をして死んだヤツも随分いるようだ。

本国のアメリカでも、本当にあの実験をやったのかという声もあるようだ。もっとも、現在のnatureなどに出ている科学論文も、8〜9割くらいは追試実験がうまくいかないと友人の生化学者が言っておりました。

 

2011年08月09日

ハスの花がひらくまで



近所の蓮池でハスの花が満開だ。大体朝の4時くらいから咲き始めて、2〜3時間で開花する。花が咲くあいだ、ず〜っと待っているのも、時間がもったいないので、ツボミの状態と開花の状態を前日に撮影しておいて、5時から1時間コマ撮りしたものと編集でつないでみた。


ただディゾルブで繋ぐのも、面白くないので、morphing用のソフトを使って花びらが変形しながら開くようにしてある。

実際に花が開くところを観察していると、均等に開くわけでなく左半分を急に開いたりかなり不均一な開き方をする。どういうメカニズムでそのようになるのが不思議だ。

また、ハスの花が咲く音というのは、残念ながら聞くことができませんでした。


2011年08月11日

ipad head girl のメイキング・ビデオ



すでにご覧になったかたもいらっしゃると思いますが、cosmo for guysのプロモーションに使われた ipad head girl そのメイキングビデオだ。

なるほど、ipadを被った女優はこうやって外をみていたんですね。

こうやってできたのが、次のビデオだ。

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2011年08月17日

買い物に行くペンギン



20年近く前に鹿児島県志布志町で飼われていたララちゃんというペンギン(1996年11月没)。なんでも遠洋漁業で網にかかったのを助けられたのだとか……

地方局では随分放送されたようだが、私は初めて映像を見た。

こうして見ると、画像データベースとしてのyoutubeというのも、なかなか興味深いですね。


2011年08月18日

3つの i pod を使ったマジック











う〜む、なかなかやってくれますね。

2011年09月15日

記録媒体を考える

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仕事で動画を扱うことが多く内蔵ハードディスクがすぐ満杯になってしまうので、外付けのディスクに吸い上げて保存している。最近はハードディスクの主流もATAからSATAへと変わってきている。その前はSCSIという時代もありましたね。

外付けハードディスクは、それぞれ電源付きのものを買うのももったいないので、最近は「裸族のお立ち台」というとんでもないネーミングのアダプタを使っている。これは文字通り箱にも入っていない裸のハードディスクをそのまま使えるので極めて経済的だ。ただし困るのは裸のハードディスクは壊れる危険が高いということだ。

イケアのタッパウエアにケースとして良い大きさのものが有ったのだが、友人の動物カメラマン飯島さんが「100円ショップでいいのがあるよ」と教えてくれた。

ハガキ入れなのだが、これがちょうど3.5インチのハードディスクにぴったりの大きさなのだ。

記録媒体というと、私が最初買ったpc8800の記録媒体はカセットテープであった。 これにパックマンのゲームなんかが入っていたっけ。

 

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2011年09月17日

今時の画像合成技術



昔はお金がかかるためハリウッドの大作でしか使えなかった画像合成技術が、今やテレビドラマでも多用されるようになっている。

ブルースクリーン(グリーンスクリーン)とCGを使った画像合成の方が、実際にロケをするよりコストが安くなってきたからだろう。

フィルムの時代だったら、リアスクリーンといって、車などの背景のスクリーンに後ろから映写機で動く景色を写して合成する程度だったものが、今やとんでもない大掛かりなものまで合成できてしまう。デジタル技術恐るべしである。

2011年09月25日

個人輸入顛末記

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アメリカのdiy人口の裾野は広い。ガレージに大道具・小道具を揃えてちょっとした工房のようにしている人も多いと聞く。そのような背景があるので、アメリカではdiy用の良い機械・工具が日本に比べるとかなり安い値段で手に入る。驚いたことにマキタ、リョービ、日立といった日本のメーカーも現地法人が独自のものを開発して、安く販売している。しかし、日本では手に入らないものが多い。

さて現在、円は76円代と「歴史的」という修飾語がつく程の円高である。これをチャンスとboshのテーブルソーとkregのルーターテーブルを個人輸入してみた。
 

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2011年09月28日

男性預かり所



オーストラリアのイケアシドニー店に託児所ならぬ男性預り所が登場、その名はMANLANDという。女性は落ち着いて買い物ができ、男性は店内を引きずり回されずにすみ、店舗はお客が落ち着いて買い物してくれるので売上が上がる、という三方一両得?の仕掛けだという。

女性にはブザーが渡され、30分たつとブザーが鳴って男性を忘れものにしないように注意してくれるそうだ。

イケアは男性だって見る所がイッパイあるからまだいいが、これは是非デパートに設けて欲しい仕掛けですね。

2011年09月29日

超低価格コマ撮りカメラ レコロ

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文具メーカーのキングジムから発売された超低価格コマ撮りカメラレコロ。なんと5000円代で簡単にコマ撮り撮影ができるのだから凄い!

 

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2011年09月30日

フィルター用のマグネット式アダプター

確かにカメラのレンズにフィルターをクルクル回してとりつけるというのは、斜めに入れてネジ山を壊してしまうキケンもあって大変だ。磁石でつけるというのは目からウロコの製品である。ただし、径が77mmのものしかないというのは・・・・・・

2011年10月14日

知っておきたい100のワザ

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アメリカのポピュラーメカニクスに、車、救急、アウトドアなどについて「知っておきたい100のワザ」というのが出ていた。まあ、玉と石が混ざっているが、私が見て面白かったのは、この薪割りの方法。斧を持つ手を移動させるというのは知りませんでした。

いっそのこと、全部動画でやってくれればもっと面白いと思うのだが……

 

2011年10月26日

This Old House 新シリーズ

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PBS (アメリカの公共放送サービス)で放映されている、this old house の新シリーズがなかなか面白い。this old house はその名が示す通り、古い家を改築して住めるようにする過程を記録した日本の「ビフォー アフター」の元祖のような番組である。

最新のシリーズはボストンの北西ベッドフォードにある古家を改築する記録だ。まあ向こうの家は大きすぎて使われる手法がすべて参考になるとは思えないが、へえーと思わせる内容がいくつかあるのだ。

今回面白かったのは、4分33秒〜8分25秒に出てくる3Dプリンタで家の模型を作る話。3Dプリンタについては以前ちょっと紹介したが、今回は施主がその仕事をしている関係で家の模型を3Dプリンタで作ってしまったのだ。日本でもCADデータからウォーク・スルーの3Dアニメーションを作ることはやっているところもあるが、3Dプリンタでここまで出来てしまうとは驚きだ。

もう一つは13分26秒〜13分30秒に出てくる足場。ペダルを踏み込むと足場が垂直に移動する。これはあったらなかなか便利そうですね。

「ビフォー アフター」と違って愛と感動の物語でなく、驚きと発見の物語であるところがなかなか良い。次回が楽しみなのだが、何故か日本では今のところこの一作品しか見られないのが残念だ。

 

2011年11月10日

日本式引き切りノコの使い方

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fine homebuildingに出ていた日本式ノコの使い方のビデオだ。

日本式の引き切りノコは、あちらの押し切りノコに比べ正確に切れるところから、木工家の間では根強い人気を得ている。また、最近の替刃式のノコも人気に拍車をかけたようだ。

ビデオに出てくるのが、KatanaとかIchibanなんて名前が付いているのかと思ったら、sharkという向こうのメーカーの製品のようだ。

さて、日本の木工の本でも、立ち位置に気をつけろとか、角材は90度回しながら切れというのはでていたが、この45度の角度で切って、反対側からまた45度で切るというのは知りませんでしたね。確かにこのように切れば、別に腕を磨かないでも真っ直ぐに切れる訳だ。

 

2011年11月11日

ipadの意外な福音

「アメリカ医療の光と影」の著者李 啓充氏のブログに、スティーブ・ジョブズの「OH WOW」という興味深い記事が出ていた。詳しくはそちらを読んでいただくとして、私が興味を持ったのはその後半で紹介されていたこのビデオのことだ。

ジョッブズが開発したipadが自閉症児とその親達に「Oh Wow!」という福音を与えているというのだ。もちろんipadとて、ソフトが無ければタダの箱には違いないが、やはりタッチパネルというインタフェースが良かったのだろう。

2011年11月14日

木造4階?建て

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 久しぶりに伊香保の紅葉を見に行った際、伊香保神社に行く崖っぷちに何やら木造4階建ての家があった。いつ頃建てられたものかは分からないが、左側の方は改装している。

 

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2011年11月16日

マンハッタンの狭小アパートの変身する部屋



 gizmodoに出ていた記事です。


学校の教師をしているエリック・シュナイダーは、マンハッタンの42平米のアパートを1833万円(78円換算)で手に入れて改装した。設計はマイケル・チェンとカリ・アンダーソンに任せ、546万円かかったという。

こういうからくり家具を見ていつも思うのだが、こういうのはこまめな人でないとダメですね。私なんかだったら、すぐベッドが出っぱなしになってしまうだろうな。


2011年11月24日

siri

日本語だとちょっと語感が悪いが、アップルが2010年に買収したsiri社のiOS向けアプリケーションだ。このCFのように音声認識だけでなく、人工知能を駆使して秘書機能を果たしてくれる世界がこんなに早くしかも手のひらに乗るサイズで現れるとは驚きだ。

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2011年12月01日

ロボットに鏡を見せたら・・・・・・



Qboという顔認識機能のあるロボットに、鏡に写った自分の姿を見せたらどんな反応をするかという実験だ。確かサルに同じような実験をすると、鏡を攻撃したり鏡の後ろに回ったりするようだが、そこまではいかないようだ。


2011年12月02日

デジタル技術とマジックの融合










21世紀のマジシャンと呼ばれているマルコ・テンペストのプレゼンテーション。
「科学者は自分の研究を発表しその成果を共有するのに、マジシャンはその秘密を教えない」。彼はそんな素朴な疑問に挑戦すべく、秘密をオープンにしてマジックのための新しいデジタルツールを開発したという。

以前もipodを3つ並べて不思議なマジックを見せてくれたが、今回もなかなか楽しい世界を披露してくれた。
右上のボタンを押して是非フルスクリーンでお楽しみください。

2011年12月06日

ホットスポット出現

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正確度と精度(このwikipediaの記事はなかなかよくまとまっている)がどの程度か不明なこと、特に正確度については標準物質を用いたキャリブレーション(較正)が簡単にはできないこと・・・・・・などがあってこれまで自分で放射線量を測る気はなかったのだが。
薪ストーブを焚くようになって、灰の放射線量がどの程度になるものか、目安だけでも知りたくてポケットガイガーなるものを買って測定してみた。

まずは、東京の自宅一階の床上→0.07マイクロシーベルト/時。
榛名霧想庵の床上→0.09〜0.14マイクロシーベルト/時。やはり東京よりは大分高い。
ストーブの灰の上。→0.14マイクロシーベルト/時。デッキ作りで余ったレッドシダーの木っ端と2年もの薪のせいか意外と少ない。

霧想庵には雨樋が一階陸屋根部分にしか無いが、その雨樋からは二ヶ所排水口が出ている。写真はその一箇所の出口。→0.19マイクロシーベルト/時。思ったよりは少ない。
ドブさらいをした汚泥。→0.32マイクロシーベルト/時。まあ、近所の養護学校の県の測定値が0.27マイクロシーベルト/時だから、余りかけ離れた値では無いかもしれない。

 

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2011年12月08日

パナソニック VS セキスイ web情報に見る企業姿勢

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屋根からの雨水の落下を放置すると、放射性物質は貯まる一方なので、秋山先生にお伺いをたててみた。すると、パナソニックの大型雨樋が良いだろうとのことで、尚建築工房に連絡をとって下さり、同工房より詳細情報の提示があった。

パナソニック エアロアイアン130WIDEがおすすめとのこと。早速、パナソニックのwebに行って技術情報をdown loadしようとした。

技術情報をdlするには、品番が必要とあるので、「前高130WIDE」と入力するとダメ。

 

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2011年12月11日

皆既月食

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月が昇った時は、傘をかぶっていてダメかなと思ったのだが、その後空が晴れてきて皆既月食が見られた。ここ榛名では大分冷え込んできた。

今年の6月16日にも、関東から西の地域で皆既月食があったが、日本全国で最初から最後まで皆既月食が見られるのは2000年7月16日以来だそうだ。
太陽→地球→月という順で並ぶため、皆既状態になっても波長の長い赤い光は地球の大気によって屈折・散乱されて月を照らす。そのためうっすらと赤銅色の月が見えるといわれている。

2011年12月13日

PETボトル考

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3.11の原発事故以来、PETボトルの水を使うことが多くなった。すると困るのは空きボトルの処理だ。2リットルの空きボトルはとにかくかさ張るのである。ボトルの回収日は週1回しかないから、ゴミ集積場のネットはPETボトルであふれかえることになる。

PETボトルを潰すところまではやっていたが、今日何気なしにボトルの入っている段ボール箱を見たら、潰してから丸めるという方法が出ていた。

 

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2011年12月20日

来年の薪場

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この雑木林の裏側が来年の薪場になる予定であった。しかし、いつも薪を世話して貰っている森林組合のおじさんに連絡すると、今年は放射線量が高くて木が切れないという。切っても本来のお得意さんであるシイタケ業者が買ってくれないのだそうだ。

12月19日に発表された環境省の「放射性物質汚染対処特措法に基づく汚染廃棄物対策地域、除染特別地域及び汚染状況重点調査地域の指定について」というなが〜い名前のお知らせにも我が山荘のある地域が含まれている。

やれやれ、国汚れて山河なし。どぜう首相は「冷温停止状態」達成と事故収束を宣言したが、現実は程遠い!真実は細部に宿っているのである。

 

2012年01月01日

謹賀新年



2012年0時00分。新年は花火で幕が開いた。

今年もセルフビルダーの皆様のご活躍をお祈りいたします。


 


2012年01月03日

除染の効果

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 雨樋が完成したので、これまで雨水が滴り落ちていた土の除染をテストしてみた。

コンクリートではなく、砂利と土が混じっているので、水で洗っても効果が無さそうだ。それに水をかけても流れていく場所が無い。

しょうがないので、とりあえず5cmくらい表土を削って移動してみた。

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2012年01月25日

ユーザインタフェース考

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机の引き出しを整理していたら、一昔前のipod nanoが出てきた。
充電したらちゃんと立ち上がったが、あれっメニューで下に移動できない。
ボタンを押したり、画面を触ったりしてみたのだが・・・・・・

 

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2012年01月26日

薪作りのモンスターマシン



こんな機械があったらあっという間に薪ができてしまう。
こういう機械が存在するということは、それだけ薪の需要があるということなんですね。


2012年01月27日

ちんしちゃいけない!



むかし、電子レンジが出たての頃に卵はやったことがあったが・・・・・・
う〜む、ここまでやると何台電子レンジをダメにしたのやら。gizmodoに出ていたネタでした。


2012年02月01日

iPhone/iPadの充電状態が分かるUSBケーブル



iPhoneやiPadの充電状態を縞しまのアニメ(テクナメなんて言葉もありましたね)で表示してくれるUSBケーブルだ。

それも、充電率が少ないときは速く、充電率が60%を超えると縞模様の動きが遅くなり、フル充電になると縞模様が消えるという芸の細かいところがある。
充電器つき40ドル、ケーブルのみ20ドルで、米国amazonで手に入るようだ。



 

2012年02月08日

プロキシーで海外放送

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時々、海外のwebを見ていると、写真のような地域規制の入ったものがあって見られないものがある。これをクリアーするにはいくつか方法があるが、簡単で無料でできるのがプロキシーを使う方法だ。詳しくはこちらをみていただくとして・・・・・・
 

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2012年02月09日

[2011年の日本の地震分布図]に「情報の下克上」をみる




これは気象庁気象統計情報を元に、2011年1月1日00:00〜2012年1月1日00:00の間に日本周辺で起きたM3.0以上の地震を地図上にプロットしたものだという。‪StoryMonoroch‬ さんという個人のレベルでこのようなものが出来てしまうというのは、すごい世の中になってきたものだ。

これを見れば東日本の太平洋側に、原発を建設するのが狂気の沙汰であることが一目瞭然である。気象統計情報がどの年代まで遡れるのかは分からないが、恐らく東日本の太平洋側に地震が頻発している様子が分かるだろう。

もう20年くらい前、まだインターネットがこれ程普及していない時に、SFC慶應藤沢の設立に参画されたT先生を取材したことがあった。先生はインターネットの効果として、「これからは『情報の下克上』が起きて、教授といえどもうかうかしていると学生に先を越される時代がやってくる」と予想されていた(もう一つは「世界的規模のコラボレーション」)。

そのとき「情報の下克上」には、inputの意味合いが強かったのだが、もはやこのようにoutputの面でも「情報の下克上」が始まっているのである。


 


2012年02月15日

動く「星月夜-糸杉と村」

Starry Night (interactive animation) from Petros Vrellis on Vimeo.


ゴッホはアルルでゴーギャンとケンカの後、左耳を切って病院に運ばれた(ゴーギャンに切られたという説もありますが)。

「星月夜」は1889年、サン・レミのカトリック精神病院で描いた作品。これより1年前の作品「星降る夜」とは随分趣がちがう。
「星月夜」は病室から見た風景を元に、画面中央の北欧的小村と教会をゴッホの想像で描いたと言われている。その後ピストルで自殺。享年37歳。

はてさて、ゴッホがこんな動く絵を見たら何というだろうか。


2012年02月16日

あり得ない写真










photoshopの出現によって、よりリアリスティックな「あり得ない写真」を合成することが可能になった。プレゼンターのスウェーデン人Erik Johannsonが、デジタルカメラを最初に手にしたのは15歳の時だったという。「あり得ない写真」---電子的コラージュの秘密を披露している。

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2012年02月23日

デジカメのiso感度を上げると・・・・・・



フィルムのカメラの時代は、花火や夜景、天体写真を撮ろうとしたら大変だった。 ASA400(普通はASA100)という高感度フィルムを使ったり、露出を増やしたり、増感といって現像の段階で感度を上げる処理をしたりしていた。当然、そうすると写真がざらついたノイズの多いものになりますね。

それが、今では普通のデジカメでも簡単に花火や夜景の写真が撮れてしまう。iso感度を400どころか800、1600程度まで簡単にあげられる。ちょっとした一眼レフだと6400程度まで可能だ。

これはデジカメでは、入ってきた光をセンサーで受けて電気的に増幅しているからだ。そのとき問題になるのがノイズ。ノイズは電子回路を電流が流れる時に回路の交差した部分で磁気作用によって生じるという。iso感度を上げるとこのノイズも増幅してしまうから写真のクオリティが落ちてしまうというありがた〜い講義でありました。

まあ、原理的にはそうなのですが、もう一つ人間の目のノイズを見分けるレベルも関係してくる。だから瞬間が勝負のプロの動物カメラマンなどは通常でもiso400で撮影しているし、また一般の人は例えば花火だったらそちらのほうに目がいって、ノイズなんて余り気にしないんですよね。

2012年02月26日

1週間の地温の変化

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温度センサーが埋まったままになっているので、1週間の地温の変化を記録してみた。
センサーの位置は不凍栓の排水部と同じ地下40cm強。

地温は大体5〜6度代を保っていて、零度近くにはならない。面白いのは25日の未明から正午にかけてかなり激しく雪が降ったのだが、この時が一番地温が高く6.8度を記録している(赤帯部分)。24日が天気が良かったから、その放熱でタイムラグが生じているのだろうか。

 

2012年02月28日

ビデオが爆発的に広まるには










世界中で見られるyoutubeではわずか数%の視聴率が100万人単位にもあたる。
youtubeでビデオが爆発的に広まるには、3つの大きなファクターがあるという。
 1.Taste maker【流行を作りだす人】
 2.Participation【(創造的な)視聴者参加】
 3.Unexpectedness【意外さ、唐突さ】
youtubeのtrends manager Kevin Allocca氏がそれぞれ例を上げながら分かりやすく解説している。

むかしインターネットの創世記にiijを取材したとき、大きなワークステーションで動いていたのは、160x120pixelのとても小さな動画だった。そして、インターネットの動画といえば、不鮮明でコマ落ちしたものが相場であった。今や普通のパソコンでHDのフルフレームの動画が見られるのだから、隔世の感がありますね。

2012年02月29日

鉄火巻きの作り方

Tuna Roll - Audio Fix from Bamboo Sushi on Vimeo.


世界的なすしブームである。バンクーバーに行ったときは、ちょっと怪しげなのを含めそこら中に寿司屋があった。オーストラリアのメルボルン郊外でもtoyamaという日本食屋ですしが大人気であった。タスマニア産のサーモンがとても美味しかったが、しゃりはボソボソでひどいものだった。なんでも経営者が中国人に変わってからだめになったという。そういえば、日本人の板さんは一人もいなかったなあ。

これはアメリカはオレゴン州ポートランドにあるbamboo sushiという寿司屋のビデオだ。あっ、ワン・ツー・アンド・スリーの柳刃包丁の使い方って知りませんでした。迂闊だったなあ。何だかスキーかテニスのレッスンでも見ているようだが、別に秘伝でも何でもなく、あるところまではhow toビデオでも腕の向上が見込めるのである。

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2012年03月07日

ホームセンターで線量計が・・・・・・

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   むかしのケイタイで撮ったのでボケボケの写真で恐縮だが、山積みになっているのは線量計である。それも2種類もある。一月くらい前から近所のカインズホームで、エステー 家庭用放射線測定器 エアカウンターが5980円、エアカウンターSが6980円で販売されている。

細かい数値までは正確に測れなくても、軒下などに意外とホットスポットがあったりするので、それをチェックするだけでも便利かもしれない。しかしねえ、一家に一台線量計とは、何ともはやいやな世の中になってしまったものだ。

2012年03月08日

小さな飛行ロボット










最初はar.droneの小型版かと思ったが、さにあらず、アリのように協調して働く飛行ロボットというところがミソであった。最後のプレゼンテーションもなかなか楽しませてくれますね。

2012年03月16日

オーロラの実況中継

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広辞苑には

オーロラ【auroraラテン】
(ローマ神話の曙の女神アウロラから) 地球の南北極に近い地方でしばしば100キロメ-トル以上の高さの空中に現れる美しい薄光。不定形状・幕状など数種あり、普通、白色または赤緑色を呈する。主として太陽から来る帯電微粒子に起因し、磁気嵐に付随することが多い。極光。

 とある。現在、太陽の活動が盛んなので、オーロラも頻繁に観察されているようだ。

そのオーロラの実況中継をカナダ宇宙庁?がホームページで開始した。現地で太陽の沈んだ頃から実況が始まるので、日本では午前11時半頃から見られるようになる。
実況時間以外でも、こちらのギャラリーのページにいけば今までに記録した動画を閲覧できる。ちょっと画面が小さいのでもう少し大きな画面でみたいところだ。実際に見たらすごいでしょうね。

 

2012年03月23日

脊損患者のための自立マシーン


下部の胸椎や腰椎などに損傷を受けるとその内部にある中枢神経も損傷を受けて両下肢の麻痺が生じる。中枢神経系は再生されないので、このような脊髄損傷の患者は一生車椅子生活を余儀なくされ、直立することなど不可能になってしまう。

このビデオに登場するYusuf Akturkogluも5年前に落馬して7番目の胸椎を損傷し、下半身不随となってしまった。そんな彼を救ったのはトルコの科学者が開発したRobotic Mobilization Deviceだ。

$15,000(83円換算で124万5千円)というから、軽自動車よりちょっと高いくらい。トルコの科学者もなかなかやりますね。

2012年03月26日

金星 月 木星

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今日は日が沈んだ西の空に、金星 月 木星が一直線に並んで見える。
実際には、金星がマイナス4等星 木星がマイナス2等星なので、金星の方が大分明るく見えている。東京でもこのくらい明るければ、何とか見えますね。

 

2012年03月29日

Autodesk 123D

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AutodeskというのはCADのソフト会社だ。123Dという無料の3Dソフトを4種類も出しているが、これがなかなか良くできている。以前Autodeskの社長が3Dプリンタが5000ドル以下になったらという話をしていたが、今やあっという間に5万円台の3Dプリンタ−キットまで出現している。Autodeskとしては3Dモデルを作るだけでなく、3Dプリンタでの出力まで見据えたなかなかしたたかな戦略なのだろう。

 

 

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2012年04月03日

be-windowの窓枠の窓枠

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現在、be-windowの周りは躯体が丸出しなので、そこに本棚を作る時に余ったパインの集成材で窓枠を作った。まあ、室内なので集成材でも何とか持つのではないだろうかという楽観的観測で。

 

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2012年04月04日

拡張現実を用いたマジック











拡張現実(Augmented Reality)とは、人が知覚する現実環境をコンピュータにより拡張する技術だという。
デジタル技術とマジックの融合を目指す21世紀のマジシャン マルコ・テンペスト。彼が拡張現実を用いたマジックを、ライブでお披露目した。編集ではなくライブでこんなことをやってのけるとは、見事というほかない。


2012年04月06日

Canon EOS 5D Mark III Vs. Nikon D800




キャノンとニコンの最新一眼レフデジタルカメラの比較テスト。比較テストも演出次第で面白くすることが出来るという好例だ。

isoのテストはキャノンの性能が勝っているのが一目瞭然。しかもなかなか笑わせてくれる。しかし、それ以外はニコンの方が頑張っていますね。


2012年04月11日

ipodの意外な効果



日本でも随分前から高齢者に対する音楽療法の効果が注目されていたが、これはあるアメリカの老人ホームの物語。

若い頃音楽好きであったHenryは、もう10年近くも老人ホームでうつ状態で暮らしていた。そんな彼にipodで昔の音楽を聞かせたら・・・・・・「Oh Wow!」という変化が現れた。あのオリバー・サックスも顔出しで解説している。

このビデオを投稿したMusic and memoryという団体では、ipod(新旧にかかわらず)の寄付を呼びかけている。興味の有る方は机の引き出しに埋もれている古いipodに、新しい活躍の場を与えてみてはいかがでしょうか。

2012年04月12日

動画復活中

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私が榛名に山荘を建てた2008年当時、youtubeは確か最大400pixel(360pixelだったかもしれない) の動画しかアップロードできなかった。その時、一番大きな動画をアップロードできたのはniftyで480pixelのものが可能であった。

そんな訳で、動画はniftyにアップしていたのだが、その間にyoutubeの進歩は目覚ましく、あっという間にギガバイト単位のHDの大きな動画までアップできるようになった。そのあおりを受けて昨年niftyの動画サイトが閉じられ、拙ブログの動画部分が殆ど視聴不能になってしまった。niftyの動画サイトが閉じる前に、全部ダウンロードしたのだが、すでに圧縮のかかっている動画をyoutubeにアップすると更に圧縮がかかって画が美しくない。

動画のオリジナルを入れておいたハードディスクは、3.11の地震で棚から落ちて読み取れなくて困っていたのだが、今回、何とかそのハードディスクが復活できたので、動画を全てyoutubeにアップし、現在ブログの動画ページも整理中である。

be-h@usの建築工程などは、これから建てようと思う方には少しは参考になるかもしれない。

 

2012年04月13日

あなたのipadができるまで


何かと話題の絶えないFoxconnでipadができるまでのレポートだ。

Foxconnの上海工場では、およそ25万人(何回か聞き直したのですがa quater million peopleと言ってますね)の人々が働いている。年齢は18〜25歳。日当は14ドルで2〜3年のうちに倍になるとのこと。よくいわれているように、日本人一人雇うお金で、中国では数人雇えるというのは・・・・・・

朝礼があったりして、昔の日本のテレビ工場のようですね。


 


2012年04月14日

ねこ車のタイヤ

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ねこ車のタイヤがパンクしていて、薪を運ぶのに不便だ。
近所のカインズホームで替えタイヤをみると、ノーパンクタイヤと普通のチューブタイヤと2種類あって値段は、それぞれ1200幾らと580円とであった。ゴムの部分だけかと思ったら、ホイールもついてこの値段だ。

webで調べると、ノーパンクタイヤはちょっと重いという意見も出ていたので、今回は普通のチューブタイヤを買ってみた。まあ、580円ならまた買ってもいいやと思って。

 

2012年04月17日

家庭用ハイテック機器

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Danny Lipford の Today's Home Ownerの家庭用ハイテック機器特集。音楽やビデオをワイヤレスで飛ばしたり、明かりや防犯カメラをコントロールしたりと、盛りだくさんの内容である。

ちょっと前までは専用のリモコンで操作していたが、今では無線LAN環境が家庭で整ってきたのでiphoneやipodなどからコントロールするものが主流になってきているのが分かる。

ホームオートメーションというと、我が国ではパナソニックが強かったのだが、コントロールする機器がiphoneやipodになってくると、これからどうなるのだろうか。

私が山荘の監視用につけたネットワークカメラは、日本製かと思っていたら、edimaxという台湾製のOEMであった。日本ではmacには対応していないと発売元ではいっているが、本家ではちゃんとmac用のマニュアルもあるんですね。
 

2012年04月18日

イケアの考えるテレビとは




要するにテレビまわりのコードのグチャグチャを何とかして、すっきりさせようということですね。
HDTVで、Blu-ray/DVD、2.1chサラウンド、wifi対応などなど・・・・・・盛りだくさんのスペック。

秋までには950ドル位でお目見えだそうだが、問題はクォリティでしょうね(お得意のメイド・イン・チャイナかな)。


2012年04月23日

竹垣

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梅の後ろにあるブロック塀が余りにもブザマなので、竹垣を作ってみることにした。
以前は、いぼ結びで竹を縛ったが、今回は単純に巻きむすび固定している。

もらいものの竹なので、ちょっと長さが短いがこれで藤でも絡ませれば、暖かいうちは何とかブロック塀を隠してくれるのではないだろうか。常緑の蔓植物があれば良いのだが、ここは、冬寒いので色々なものが枯れてしまった。

 

2012年04月24日

レゴのような箱家具



困ったときの米国gizmodeのネタ
縦・横38.7cm 奥行き35.6cmの箱をレゴのように組み合わせて作る家具だ。

quirkyという消費者のアイディアを形にする会社の製品。まだ、値段も正式な名前も決まっていないが、3ヶ月以内には売り出される予定だとか。

quirkyのshopを見ると、他にも色々アイディア商品がでていてなかなか楽しい。

2012年04月26日

googleのオンライン・ストレージ・サービス その1



ネットワーク上のディスクスペースをユーザーに貸し出すサービスをオンライン・ストレージ・サービスという。まあ、光回線などのインフラが整って、高速でデータのやりとりが出来るようななったから、成り立つサービスである。昔はアップルのサービスなんか(もう名前も忘れてしまった)とても遅くて使えたものではなかったが、今はicloudとしてよみがえってますね。

私はdropboxというサービスを愛用してきたが、そのサービスを使いだしてから、cdrやusbメモリを使う機会が減ってしまった。ここにきてyahooボックスなど新規のサービスが続々と誕生しているが、極めつけはこのgoogle driveでしょうか。

各種サービスの比較は、ここに出ている。便利なサービスだが、webというのはどんなにガードを固くしても、情報が漏れだす危険もあるので注意が必要だ。



 


2012年04月27日

googleのオンライン・ストレージ・サービス その2

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早速、googleから「私をgoogle driveにつれてって」というメールが届いた。

私はmacなのでmac用のアプリをインストールしアプリを立ち上げid パスワードを入力すると、

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2012年05月04日

線量計の貸し出し

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 我が山荘のある地域は、環境省の汚染状況重点調査地域に指定されているので、市も3月から線量計貸し出しを始めた。

自分の簡易線量計と値がどの程度違うかチェックするために市の線量計を借りてきた。市で使っているのは堀場のPA-1000Radiという10万円強のものだ。

分析機器というのは、その都度キャリブレーションをとって正確さが保たれるのだが、線量計などはキャリブレーションをとる標準の放射性物質の扱いが大変だから、まあ、出荷時にキャリブレーションをとってそのままなのだろう。


デジタル表示で小数点以下3桁も表示がでるが、3桁でるから正確だというわけではない。NHKの夕方のニュースでも、関東地方の線量を有効数字3桁まで放送しているが、あれもナンセンスなはなしだ。

 

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2012年05月13日

ぷりんたぶるはうす


直訳すると、印刷できる家。要するにプリンタの代わりにCNCマシン*、紙の代わりに合板を使って、コンピュータの3Dデータを元に家を作ってしまおうというものだ(*CADの3Dデータから制作した数値プログラムにより座標位置を制御しながら立体物を製作する切削用の工作機械)。

3Dプリンタが粉を固めて立体物を作るのに対し、CNCマシンは素材を削って立体物を作る。CNCマシンはこのような大きなものはまだ高価だが、これがテーブルソーくらいの値段になってくると、いろいろ面白いことが個人のレベルで出来るようになるでしょうね。現在は小さなマシンで名前を彫ったりしている程度ですが。


2012年05月16日

汚染された家庭菜園を考える

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毎年、石ころだらけの土地を耕して客土し、ひと畝づつ家庭菜園を作ってきたのだが、線量を測ると0.2マイクロシーベルト/時台のところがあったりして、口に入るものを作るのはちょっと諦めるしかない。

何しろ市の除染指針というのが、自分で表土を削ってポリ袋に入れて、それを庭に穴を掘って埋めろというのだからおはなしにならない。こちらはシロウトの家庭菜園だからまだいいが、シイタケ業者などは廃業に追い込まれているところもあるという。

 

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2012年05月17日

イケアのハンギングパラソル

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お天気の日が多くなってくると、日よけのパラソルが欲しくなる。ちょっと形の変わったイケアのハンギングパラソルを買ってみた。白いパラソルが夏らしくて良いのだが、雨に濡れるとシミができたりカビが目立ちそうなので黒にした。
直径3m、高さ2.6mもあるので、広げるとかなり大きく、また、真ん中にポールが無いので快適だ。


値段は9990円とかなり高いが、5000円くらいの大型パラソルを買っても、パラソルのポールをさす土台が7000〜8000円もすることを考えるとお買い得かもしれない。

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2012年05月21日

240円のフィルターで撮った金環日食

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いつものことながら、直前にならないと動くことをしない。日食の2〜3日前にNDフィルターを買おうと思ってamazonなどを探したのだが、1万円以上もするフィルターしか残っていない。

天気予報も曇りがちというので、とりあえずはamazonで一番安い480円の日食メガネを買った。その日食メガネの片目のフィルターだけを利用して撮影したのが、この写真だ。

 

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2012年05月23日

キーボードのおそうじ

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数世代前のapple純正の白い英字キーボードを愛用しているのだが、どうも汚れが目立っていけない。キーの表面はウエットティシューで拭けばキレイになるのだが、キーとキーの間の汚れが掃除機で吸ってもなかなかキレイにならない。

そんな折、植物生態写真家の埴 沙萠先生が、ピンセットでキーを外して掃除すると、すっきりして文章を書くのが楽しくなりますよと教えてくれた。写真はキーを外したところ。上の方にまとまって見える将棋のコマのようなものが外したキー。  

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2012年05月24日

波に魅せられた男










Reuben Margolinは、波という極めて数学的なテーマを、動く彫刻という極めてアナログ的手法でその美しさを我々に伝えてくれる。まさに波に魅せられた男だ。

力車にも凝っているところがなかなか微笑ましいですね。

2012年05月25日

これできますか?



sprintというアメリカの電話会社が制作している不思議なTIPSのひとつだ。電話会社だからどれもwaitlessというのがテーマなんだろう。
私もやってみたけど、うまくできなかったなあ。

まずは、卵の細い方と太い方のどちらから吹くのか迷った。画面を見ると、細い方から吹いてますね。
と考えているうちに、鶏は細い方と太い方とどちらからうむのかという素朴な疑問にぶちあたった。答えはこちら

はたまた、こうやってむいた卵を誰が食べるんだろう。もし、ラーメン屋のお兄さんがこうやって卵むいていたら・・・・・・
妄想はさらに広がり、人類が卵生だったら、次のような新聞記事がでるのではないか・・・・・・

●ワコール、ハイテック抱卵ブラ発売
株式会社ワコールホールディングス(本社京都市)は、ケブラー繊維でできたハイテック抱卵ブラを開発し6月1日より販売する。ケブラー繊維でメッシュ状になっているため蒸れにくく、また、サバイバルナイフで切りつけられても安全だという。

●母は強し 渋谷駅
抱卵3ヶ月のakiさん(32)=東京都八王子市=は、東京メトロ副都心線渋谷駅で胸にぶち当たってきた男性=年齢不詳・住所不定=をライトセイバーで撃退した。akiさんは「卵児を守ろうと必死で、気がついたらライトセイバーを手にしていました」と本誌記者に語った。

とか何とか。

え〜と、話を元に戻すと、その他にも色々不思議なTIPSがあるが、この中では赤ちゃんを泣き止ませる方法というのが一番可能性があるのではないかと思う。




 

2012年05月30日

raw画像+photoshopの効果

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2012年06月05日

都会のインコ



東京の我が家の銀葉アカシアは、花が終わってマメ科の実を沢山つけている。すると何処からともしれず、何か大きな声のする鳥がやってくる。結構警戒心が強くてすぐ逃げてしまうのだが、そうっと観察すると体は緑色、嘴の大きな鳥である。

銀葉アカシアはオーストラリア原産の植物なので、何処かの家から逃げて野生化したインコが、懐かしがってやってくるのだろう。インコかオウムかはこちらに出ているが、「大きくて頭でっかちでシッポが短いのがオウム、小さくてスリムで尾が長いのが基本的にインコ」だそうだ。

最初は一羽かと思っていたら、噂を聞いて?数羽やってくるようになった。銀葉アカシアは早春に黄色の花で目を楽しませてくれたが、こんなおまけも用意してくれていた。


<追記>

どうやらワカケホンセイインコという名前の鳥らしい。こちらに詳しく出ているが、都内20箇所以上に800羽を越える野生化したインコが生息しているとのことだ。



 


2012年06月06日

再度除染に挑戦

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 寝室の頭側がホットスポットに近いので、頭側と脚側を逆にして寝ている。今寝ている状態で、頭側が0.11マイクロシーベルト/時、足側が0.17マイクロシーベルト/時くらいあるので、再度除染に挑戦した。

写真で乾いている右半分のところは、材木が置いてあったので、前回は除染できなかったので、今回はこちらも含めて表土を更に5cm程度はいでみた。除染後は頭側・足側ともに0.08マイクロシーベルト/時くらいまで下がったので、本来の位置に頭をもってきて寝ることができるようになった。

まあ、東京の自宅で測っても0.07〜0.08マイクロシーベルト/時くらいはあるから、まあ、こんなところか。

 

 ポケットガイガーだと線量を測定するのに20分近くかかるので、もう少し速く測れる機器が欲しいところだ。しかし、こんなことがあと30年近くも続くのかと思うと、やりきれないなあ。

 

2012年06月08日

Tシャツを2秒でたたむ法



how toものというのは、アメリカの専売特許かと思っていたら、これはイギリスのサイトであった。

私でもできたので、夏の宴会芸にいいかもしれませんね。
でも、油断して奥さんの前で披露すると、家中のTシャツをたたむはめになるかもしれないのでご注意を!


2012年06月12日

建物表題登記完了

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東京の家の登記は、引渡し完了後すぐに工務店の知り合いの司法書士・土地家屋調査士事務所にやってもらったのだが、今回は工務店の知り合いとなると大分離れた所にあるので、延び延びになっていた。

薪ストーブを買ったところが材木屋もやっていたので、司法書士を紹介してもらおうと思ったら、「表題登記なんて自分でできますよ」という。そんな訳でユーザー表題登記に挑戦してみた。

まずは、法務局に電話して必要書類を尋ねると、電話では説明しきれないので最寄りの法務局にいって見本をもらってくださいという。

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2012年06月13日

ユーザー車検に挑戦

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どぜう首相の愛用する「国民生活を守るために」という枕詞は、頭にくっつけると、なんでも一見それらしく思えてしまう便利な言葉だ。「国民生活を守るために」おやつはカールとか、「国民生活を守るために」結婚しませんかとか、はたまた、渋谷のラブホテル街には「結婚生活を守るために」もとい「国民生活を守るために」泊まりませんか、なんていう看板まで出ているそうだ。

さて、「国民生活を守るために」ユーザー車検してみましたと言いたいところだが、本当はユーザー建物表題登記がうまくいったのに気をよくして、今度はユーザー車検に挑戦してみたのである。友人の動物写真家飯島正広氏が、ポイントは「本検査を受ける前に私設の車検場で予備検査を受けておくこと」というので、最初テスター代5000円也を払って予備検査を受けた。
書類は大体こんなものが必要だが、詳しくはこのあたりが参考になる。

 

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2012年06月20日

ロフトプロジェクト その2

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ロフトに置いた布団が目障りなので、目隠しの桟を作ってみた。女郎屋のように格子状にはなっていないので、紅殻格子というよりは虫籠窓(むしこまど)風といったところか。

フラッシュ戸を作った時に余っていた芯材、45x24x2400を使用した。高さは380mmしかないのだが、上下に枠組みを入れたので、全部で5本あったものを全て使ってしまった。桟木の角は一応ルーターで丸めてある。

左側は私の天守閣といいたいところだが、これで桟木をつけたら座敷牢だよなあ。

 

2012年06月22日

飛び出す絵本とプロジェクション・マッピングの融合



すでに何回か紹介した、21世紀のマジシャンマルコ・テンペスト。今回は飛び出す絵本(ポップアップブック)とプロジェクション・マッピングを組み合わせて、偉大な変人=ニコラ・テスラの生涯を語ってくれた。毎回我々をあっと言わせてくれる、すごい才能の持ち主だ。スタンディングオベーションもむべなるかな。

右上のフルフレームボタンを押して、全画面表示で御覧ください。


2012年06月28日

ナショナル・ジオグラフィックス photo tips



ナショナル・ジオグラフィックス写真のコツシリーズ。内容はたいしたことないのだが、毎回オチがあって笑わせてくれる。たまには、まともなこともでてきますが・・・・・・


2012年06月29日

arduino



Arduinoの特徴はマイコンと入出力ポートを備えたハードウエアだけでなくC言語風のソフトウエアをオープンソースで提供したことだろう。今やハードウエアのarduino のボードは、秋葉原あたりでも手に入るし、freeのソフトウエアもダウンロードすることができる。では、実際にどんなことができるのかは、このビデオが分かりやすい。

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2012年07月03日

1000円以下のLED電球

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 近くのホームセンターに行ったら、東芝の700円代のLED電球が山積み?になっていたので買ってしまった。ちなみにamazonでは709円だ。

消費電力5.6ワット、白熱球20ワット相当だからおよそ1/3のエネルギー使用量だ。1年くらい前は4000円くらいしていたが1000円以下になってくると需要も伸びるだろう。ただし、1000円以下のものはE26口金という普通サイズの電球で、ミニクリプトン型の小型電球などはまだ1000円以上する。

LED本来の色は白色に近く、昼白色と書いてあるものは食卓などに使うとちょっと冷たい感じがするので、場所による使い分けが必要かもしれない。私は全部電球色を使っているが、昼白色のほうが同じ値段でも明るいものが買える。

 

2012年07月04日

非電化工房の食品放射能スクリーニングシステム

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わが山荘では、今年もイチゴやアスパラ、ブルーベリーが豊作なのだが、どのくらいの放射線量があるのか分からないので食べずにいる。南相馬などで内部被ばく量が高かった人は家庭菜園の野菜などを頻繁に食べている共通点が明らかになったからである。

最近は市でも食品の放射線量を測るサービスを始めたが、予め電話で連絡してから測定する食品を1kg粉砕して持って来いという。業者ではなく個人向けのサービスだというが、家庭菜園じゃ1kgも取れないものもイッパイあるよなあ。

かといって、食品用の放射線測定器は数百万円もするので、個人ではなかなか持てない。何かポケットガイガーのような食品用の安価な放射線測定器はないものだろうかと探していたら、あの妃殿下もとい非電化工房が頑張ってくれました。安価なスクリーニングシステムで、値段は73万5千円と105万円、必要な維持費は年1~2万円だという。まあ、グループで持つなら何とかなるなる値段まで下げてある。
また、ハードだけでなく、全国の理系の大学は「誰にも分かる機器分析入門講座」くらいやってもらいたいところだ。

人の噂も七十五日。「食べて応援」なんてアホなこといわずに、こういう状況があと20〜30年続くことをきちんと認識しなくてはいけないなあ。

 

2012年07月06日

アイガー北壁を飛び降りる


夏なので、ちょっと涼しい映像。
アイガー北壁を飛び降りてしまおうというのだから驚きだ。

ちなみにアイガー北壁には1969年に、加藤滝男、今井通子ら4人が直登に成功した、ジャパンダイレクト・ルートというのが残されている。

むかし、麓のラウターブルンネン側からシルトホルンにスキーに行った時に、ロープウエイの乗り場には、このルートの写真が展示してありましたね。北壁に刻まれたルートは文字通りまっすぐで、別名カミカゼルートともよばれのもわかるような気がした。

高田馬場には今井通子の旦那の高橋和之やっているカモシカという山道具屋がある。ある日、高そうなザックや登山靴を買っているジイさん・バアさんが「あら、今井通子の旦那さんて山もやるのね」と、言っていたのには驚きましたね。

2012年07月10日

オープンソースで油の海に挑む



今回もキーワードもオープンソースだ。

メキシコ湾のBPによる油汚染は依然として深刻だ。
その油汚染にオープンソースの技術で挑んだ青年がいた。ハードウエアだけでなく資金を集めその技術を実現するシステムまで構築したところが素晴らしい(通訳がヨットが風に向かって進む原理を理解していないのか、ちょっと変な訳のところもあるが)。


2012年07月11日

水やりタイマー考

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我が家では屋上菜園の水やりにナショナルのタイマーを使ってきた。
地上の菜園もこれから夏に入ると、結構カラカラになるので、もう一つタイマーを付けなければならない。

と思ってamazonを捜すと、ナショナルもといパナソニックのタイマーは売られていない。選択肢はタカギかセフティ3しかない。おまけにセフティ3のSAW-1という機種は、パナソニックのものにそっくりで、OEMで出していたのではないかと言われている。
 

 

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2012年07月18日

アップルの最初のロゴ

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先週は山荘に行く時間がなかったので、ギズモードに出ていた記事「【ロゴから見る歴史】アップル、マイクロソフト、レゴ、いろんな企業の最初のロゴ」より。
オリジナルはこちらの記事からの引用。

これを見ると、アップルは、明らかにニュートンのリンゴを意識していたことが分かりますね。

あと面白いのはキヤノン(キャノンではない) の、観音カメラ。こんなロゴが一眼レフについていたらすごいなあ。

 

 

2012年07月19日

レゴのように組み合わせて電子回路を作れるlittleBits



デジタル回路は、AND OR NOT NAND NOR XOR XNORといった論理回路を組み合わせ、そこにHIGH LOWの信号を流して回路を実現しているので、元々モジュール化しやすい。

そのモジュール化した回路をハンダ付けなどをせずに、磁石を利用して少しづつ組み合わせて電子回路を作ってしまおうというのが、littleBitsのコンセプトだ。磁石を利用しているので、繋げてはまずい方向には反発力が作用して繋げられない。

モジュールは光、音、センサーなどをコントロールする機能を持っているそうだが、ただモジュールを並べるだけでは限界もあるのではないだろうか。adruinoのようにオープンソースのソフトでコントロール出来るところまで行けば、もっと面白いところまでいくのだが・・・・・・まあ、対称が3歳以上の子供なので、まずはとっかかりとしては良いのかもしれない。

ちなみに、スターターキットはamazonで89ドル。



 


2012年07月24日

食品の放射線検査をやってきた

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今年は家庭菜園でできた野菜も何となく敬遠していたのだが、単に恐れているだけではしょうがないので、どこかで線量をチェックできないものかと探していた。

webで調べると、市で食品の線量検査サービスを5月から始めたことが分かったので、早速申し込んだ。

お一人様2点限りというので、空間線量の高いところに植わっていた梅と、屋上家庭菜園のレタスを測ることにした。しかし、梅はほとんで実が落ちてしまって、残ったものを集めて種を除くと、サンプル量(1kg)に達しないので、急遽玄関近くに植えてあるアップルミントに変更した。

検体を1kg、細かく刻んで持ってこいというのだが、これがかなり大変だ。家庭菜園で根菜を除いて1kg採れるものなんて、なかなかない。ちなみにアップルミントはこの写真に写っている葉を全部刈り取ってやっと1kg。

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2012年07月26日

イケアの新しいカタログ



 イケアはすでに、このようなインターアクティブカタログを出していたことは余り知られていない・・・・・・かな?
そして、今度7月末に発行される2013年版カタログでは拡張現実(AR)機能なるものが採用されるという。


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2012年07月31日

米国amazonの配送

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米国amazonでテーブルソーの刃を購入した。テーブルソーの刃は61ドル程度だったのだが、いつも送料で5000円くらいかかるので、ついつい他のものも入れて1万円程の買い物になった。

まず、驚いたのが配送料。日本円で1220円しかとられなかった。

 

 

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2012年08月03日

野生のクマとお近づきになるには



North american bear centerの創設者Lynn Rogersによれば、クマの習性を良く知れば野生のクマとお近づきになることも可能だという。

う〜む、これは顔見知りでないクマさんでも大丈夫なんでしょうかねえ。

まあ、日本でもヒグマとお近づきになっている人もいるが、まあこれは達人の領域なのだろう。

2012年08月20日

ハチ2012

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デッキでテーブルソーを使っていると、ハチがブンブンとおどしにやってくる。今年もどこかにマイホームを作っているなと振り向くと、丁度あたまの後ろのbe-windowの窓枠に只今工事中。またしても、ハチの好きなbee-windowにだ。ハチの好きな色は黒とか赤という説があるが、ハチが見ている世界はもっと短波長の紫外線領域だという説もあって、もうひとつ良くわからない。

早速、近所のホームセンターにハチ用の殺虫剤を買いに走ったが、ハチ用の殺虫剤というのは1000円近くもする。1秒当たり30円の計算だ。おまけに、「噴射が強力なので34秒しかもちません」という注意書きまである。余程「高いのにすぐなくなる」という苦情が殺到したのだろう。
ハチには申し訳ないが、あちらの岸にお引き取り願った。南無阿弥陀仏。合掌。

 

2012年08月22日

モアイを歩かせた?



イースター島にあるモアイ像は、高さ3.5m重さ20t程度のものが多いが、中には高さ20m重さ75tを越えるものもある。これをどうやって運んだのかについては、綱で引っ張ったとかコロで転がしたとか色々な説がある。

「モアイは自分で歩いた」という現地の伝説から考えだされたのが今回の方法だそうだ。こんな方法を閃いた人がいたんだろうか。

2012年08月24日

日本最大のdiy展示会

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8月23日(木)〜25(土)まで、幕張メッセ国際展示場で、日本最大のdiy homecenterショーが開催されるという。

昨日テレビのニュースでみたところでは、何やらポスターが暗示しているように、今年のテーマは「diy女子。ホームセンター・ギャル」のようだ。どの業界でもそうだが、購買力に陰りがみえてくると、ターゲットを若い女性に向けるというのは余りに安易な考え方で、この業界もイベント会社や広告会社のマインドコントロールの餌食になっているのではないだろうか。

何も女性がdiyをやるのを否定するものではないが、カワイイ電動ドライバーやキッチュなペイントなんて必要だろうか?マキタにしろリョービにしろ、米国ではなかなか良い製品を出していてその評価も高い。日本のセルフビルダーは、その製品を手に入れるために、苦労して個人輸入したりもしている。

売れなくなったら女性を狙え、なんてケチな考えは起こさずに、もっとまともなものを日本でも出して欲しい。diy女子にホームセンター・ギャル、オキャアガレってえんだ!!

2012年09月07日

あれっ、いつの間に

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榛東村と水沢観音の分岐の交差点に、いつのまにかソーラーパークの看板が立っていた。先々週は無かったので先週あたり建てたのだろう。
そのうち、ソーラー饅頭とかソーラーセンベイが売り出されるのではないだろうか。孫さんも商売熱心ですねえ。

 

2012年09月08日

5カット法 その2

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隙間ゲージが来たので、5カット法に挑戦してみた。
5回カットして前の幅23.5mm、後ろの幅22.8mmであった。その他のデータを以下の式に代入すると、フェンスを調整する間隔は

(F-B)/4x[フェンスの長さ]/5カット目の板の長さ
(23.5-22.8)/4 x 960/519=0.32mm

となる。F-B>0なので、90度より小さいため0.32mmだけフェンスの左側を下げれば良い。
 

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2012年09月10日

コウモリ

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週末は動物写真家・飯島正広氏の奥利根のスタジオにおじゃまし、夜、尾瀬のコウモリの撮影に連れて行ってもらった。
コウモリは道路標識の明かりに誘われてやってくる蛾を食べにくるのだ。

カメラはiso2000~3200に設定して2秒間露出。飯島氏がマルチストロボを焚くときに合図してくれるので、それにあわせてシャッターを切るという全くの他力本願。

ファインダーなんか覗いていられず盲撃ちなので、なかなかコウモリが画面の中に入ってくれない。デジタルカメラでなくては考えられない撮影だ。兎に角合図に合わせてシャッターを押すので、首は痛くなるし肩もコリコリ。


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2012年09月11日

水源をめぐる思考実験

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今年の夏は雨が少なかったので、東京の水瓶の水は減っている。写真は利根川のどんづまり奥利根湖の様子。ごろごろ転がっているのは流木だ。

 

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2012年09月12日

今年のクマは大変だ

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今年は山のドングリが不作なので、クマはエサが無くて大変だ。しょうがないから山から里に降りてきてクルミなどを食べる。青いクルミなんてどこが美味しいのかと思うが、何せあの巨体だから腹がすくのだろう。写真はクルミの木の下のクマが踏み荒らした雑草。

 

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2012年09月13日

放射線量@みなかみ町藤原

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みなかみ町藤原にある動物写真家・飯島正広氏のスタジオで、放射線量を測ってみた。

 

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2012年09月17日

ペダルパワーが世界を変える



(動画が引っかかってスムースに再生されない場合は画質を下げるとうまく再生されます)

ここは中米グアテマラのItzapaという村だ。アメリカ、フランス、イタリアなどから送られた廃品の自転車が、ブリコラージュで生活に必要な様々な道具に生まれ変わっている。村人の笑顔がすがすがしい。

2012年09月28日

タスマニア・デザインセンター

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今、メルボルンの南にあるタスマニアに来ている。南のホバートというところから入るのが普通だが、北の山岳地帯に行きたいのでローンセストンという町に滞在した。
山岳地帯というか島全体が木に覆われている感じで、それもユーカリの木が多い。

 

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メルボルンの放射線量

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ipodに辞書を入れてあるので、ついでにポケットガイガーを持ってきてメルボルンの放射線量を計ってみた。

左がハイデルバーグ・ハイツという滞在先、右がラトローブ大学の図書館。
他に比較するものがないので正確なことは言えないが、0.05~0.04マイクロシーベルト/時といったところが、ポケットガーガーのバックグラウンド値なのかもしれない。

 

2012年10月03日

mykiカード

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メルボルンの交通課金システムもマイキーカードというsuicaのようなリチャージ式のスマートカードに代わりつつある。今年いっぱいで、今までのメットカードという紙の切符からこのカードに全面的に移行すると言われているが、実際には駅などではもう紙の切符は買えず、このカードを買うしかない(市内のトラムなどはまだ紙の切符も買えるが)。

詳しくはこのあたりを見ていただくとして、問題はこのカードが旅行者には非常に分かりにくく不便なことだ。
例えば夜に飛行機でメルボルン空港について、市内までシャトルバスで到着すると、もうそこには1日券などの切符は売っておらず、どうやって電車に乗っていいのか途方に暮れてしまう。旅行案内所は閉まっているし、駅で聞いてもマイキーカードはカード会社の領分なので分からないというヤツが多い。

やっとマイキーカードの自動販売機にたどり着くと、カードにmyki passとmyki moneyという2種類があるのでどちらを買っていいのか迷う。切符を買うからmiki passかなと思うと最低1週間単位でしかも期限つき。おまけに市内のゾーン1の外側ゾーン2までのカードを買うと最低60何ドルもふんだくられる。

結論からいうとmyki moneyというのが、まあsuicaのように使えるカードだ。これを買うときもsuicaのように1000円コース2000円コースという選択画面が出てこないので、細かい紙幣を持ってなくて50ドル入れるとそのまま全部チャージしてお釣りがでてこないので要注意だ。

もう一つ問題なのは、駅のゲートのところにあるセンサーが良くないのか、一発で反応しないものが多い。郊外だけでなく無人駅が多くてゲートが無い所が多いから、センサーがちゃんと反応しないまま入って市内で出ると、強制的にゾーン1,2の料金を差っ引かれてしまうという、なかなか愉快な事態が生じる。

更に愉快なのは旅行者用のmyki visitor packというものもあるのだが、これが市内のビジター・インフォメーション・センターでないと買えないことですね。そこまでどうやって行くんだよねえ。

 

2012年10月04日

音のデザイン



建築家は見た目のデザインには神経を使うが、音のデザインには無頓着になりがちであるという有難いプレゼンであります。

我が山荘は、家の真ん中辺りにトイレがあって、私が夜中にトイレを使うと二階にまで屁の音が鳴り響くと不評である。また、居間はトイレと接しているから、こちらで食事をするとそばからトイレの音が聞こえてくるという愉快な状態になる。

日本の狭小住宅では、音のデザインというのはより切実な問題だ。かといって、おとひめとかいう、水の流れの音をだすものをとりつけるのも、なんだかなあ・・・・・・


2012年10月17日

ポケットガイガーType4でちょっと困ったこと

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2分で測定できるということなので、ポケットガイガーtype4を遅まきながら購入したのだが・・・・・・いくつか気がついたことをあげておく。

今までtype1で使っていたipod(第二世代)では動かないので、ipad2で使っている。

 

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2012年10月27日

世界で一番狭い家



ポーランドのワルシャワにある「世界で一番狭い」を売りにした家だ。

ビルとビルの隙間に建てたので、幅が広いところで120cm狭いところでは71cmしかない。

単に狭い家を作るなら楽だろうが、こんなビルとビルの隙間に建てるとなると大変だろうなあ。

2012年10月29日

植物用の棚

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去年は冬の間にいろいろなものが枯れてしまったので、冬の間だけ使う植物用の棚を作った。
柱は2x4材を半分にし棚板は合板で、みんな余りもの。なるべくパーツを少なくしてネジ止めし、夏はばらせるように工夫した。

踏み段の上に作ったので、柱の脚の長さが20cm違っていて、組立は現場でやるしかない。組み上がってみると、奥の柱は上端を壁に固定したのでこの長さが必要だが、手前の柱は矢印から矢印の間が不要であることに気がついた。図面を描かずに作ると、こういうことが起きますね。まあ、良しとするか。

 

2012年10月31日

現(うつつ)と幻(まぼろし)

 

AR=拡張現実とは「人が知覚する現実環境をコンピュータにより拡張する技術」のことだそうだ。

といわれても、どういうことなのかちょっとピンとこないが、21世紀のマジシャン マルコ・テンペストのマジックをみると何となくそれがわかるような気がする。どこまでが現(うつつ)でどこまでが幻(まぼろし)なのか、その境界を取っ払って知覚の世界を広げている。それもリアルタイムでやってしまうのだからすごい。

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2012年11月01日

思わず見てしまう非常時対応ビデオ



飛行機に乗った時に必ず見せられる「非常時対応ビデオ」、自動車免許更新時に見せられるビデオと同じで、まともに見ている人は少ないのではないだろうか。

最近カンタスに乗ったら、オリンピック選手が出てきたりして少しは工夫をしているようだが、それでも身を乗り出して見る程ではなかった。

そんな中、ニュージーランド航空がやってくれました。ロード・オブ・ザ・リング=指輪物語調の安全ビデオ。ゴラム君まで出てきてなかなか笑わせてくれます。

そういえばこの映画は、ニュージーランドとアメリカの合作映画だったんですね。

2012年11月05日

初ストーブ 2012

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室温が15度以下になってきたので、試運転を兼ねて薪ストーブを焚いてみた。

煙突掃除をしたときに、 ストーブ上部の煙突との接合部に溜まっていたススも取り除いたので、何となく燃え方も昨シーズンに比べると良いようだ。

ストーブの中で踊る炎を見ていると、何となく心も温まりますね。

 

2012年11月06日

シェーカー家具は水力工具で作られていた


マサチューセッツ州ボストンから西に180km、ハンコックにはシェーカー教徒村がある。GE(ジェネラル・エレクトリック)社の企業城下町・ピッツフィールドのすぐ近くだ。

あの素朴で繊細な味わいのある家具は、ここの木工所から生み出されたという。1860年代の南北戦争の頃からは、近くの川から水を引いて貯水池を作り、その水を流して水車を回し木工機械の動力源としたそうだ。

シェーカー家具は職人がコツコツと手作業で作っていたのかと思ったら、今から100年以上も前の電動工具が無い時代に、プレーナー、テーブルソー、バンドソーなどを水力で動かして、最先端の技術を駆使して作っていたのである。

1886年に出来たというテーブルソー(あたまから31秒くらい)が展示してあるが、そのフェンスを平行に動かす仕掛けは、なかなかいいアイディアですね。


2012年11月09日

5分で分かる接着のコツ



このビデオでははみ出した接着剤はすぐ拭くと広げてしまうので、1時間位たってからノミでそぎ落とすとある。「すぐ拭かないと木材に染み込んで塗装がうまくいかない」というのもどこかで読んだ気がする。どちらが正しいんでしょうね。


2012年11月16日

ソーラーデカスロン ヨーロッパ 2012



ソーラーデカスロンとは、米国エネルギー省が主催して2012年から始まった「ソーラーハウスの10種競技」である。世界20校の大学が、建築、コミュニケーション、省電性など、10種の観点からそのアイディアを競うのでデカスロンという名前がついている。2010年からは、ヨーロッパでの開催が決まり、2012年第2回目の大会がスペインのマドリッドで開催され、日本からは初めて千葉大のチームが出場した。

このビデオが優勝したフランスチームのキャノピア(=林冠 《森林の枝葉が茂っている最上層の広がり》)という作品。

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2012年12月03日

榛東村のメガソーラー・パーク その2

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既にご紹介したように、隣の榛東村では既に今年の7月からメガソーラー施設が稼働している。久しぶりに榛名湖に行った帰りにそばを通りかかったので、見学できるのかと立ち寄ったら門が閉まっていて入ることができない。

榛東村のホームページを見ると、なーんだ見学は火曜か木曜でそれも10日前に見学申込書を提出しないとだめなようだ。「ご希望される団体は」と書いてあるところをみると個人はだめなのかも知れない。ちょっと拍子抜けである。

それではというので、近くの水沢山(google mapには浅間山と出ている)の天辺から覗いてみた。

 

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2012年12月19日

gmailのなりすまし

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昨晩から私のgmailがハッキングされて、ろくでもない内容のメールがgmailの「よく使うユーザ」の欄に登録されている人宛に送られてしまった。

いわゆる「なりすましメール」だ。まあ、内容が自宅で月5000ドル稼ぐwebビジネスのひっかけメールだったからまだ良かったが、これが脅迫メールだったら誤認逮捕されてしまうところだ。

「なりすましメール」は、大分前から話題になっていたから、これを元に自白を強要して誤認逮捕した警察の情報能力というのは、相当程度が低いのではないだろうか。

 

2012年12月21日

Jimmy DiRestaの木のランプシェード



このJimmyというオッサンは毎回すごいものを見せてくれる。金属の加工や溶接が出来るとセルフビルドの世界が広がりますね。

合板の両面から切れ目を入れて何でバラバラにならないのかちょっと不思議だ。その秘密は表と裏で切れ目の角度がちょっと違うこと。オッサンが16歳のみぎり、木を曲げて見たくて、いろいろ実験して編み出したのだそうだ。

プッシュスティック代わりの消しゴム付き鉛筆、というのも笑わせてくれますね。


2013年01月01日

謹賀新年2013

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初日の出は、東の方に雲が垂れ込めていたため、太陽が山際から昇るのと雲から登るのとの2段階になってしまった。そのため、太陽が完全に姿を現したのは、7時過ぎ。夕べは晴れていたので、放射冷却であたりはすごい冷え込みである。

今年もセルフビルダーの皆様のご活躍をお祈りいたします。

 

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2013年01月05日

ヘビーデューティーなトートバッグ



昔は今のように既製服が簡単に買える時代ではなかったので、どの友人の家に行っても「シンガー」とか「蛇の目」なんていうメーカーのミシンがあった。そして主婦向けの雑誌には、夏のワンピース型紙入りなんて表紙に書かれていたものです。いまやミシンがある家なんて、ほとんどないのではないだろうか。

このjimmy direstaというおっさんが使っているjukiのミシンは、こんな厚いキャンバス地や皮まで縫えてしまうのだから工業用ミシンなんでしょうね。

2013年01月16日

屋根の雪は棟から無くなる

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今日は晴れだが屋根に雪が積もっているので、OMソーラーは働かないだろうと思っていたら8時半をすぎた頃からファンが動き出した。棟温度は19度。

あれっ、雪の厚さを通しても太陽熱は届くのか、と思って2階のベランダにハシゴをかけて屋根の様子を見てみる。手前の部分の雪を少しかいてみたが、屋根一面に雪が張り付いていてOMの受光面は見えない。

 

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2013年01月30日

人間すし??



ノルウェー水産物審議会(NSC)が生食サーモンPRのために制作した「すしダンス」だそうだ。

「握り」の他に

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2013年02月04日

雪止め金具

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先月の成人式の日に降った大雪は結構屋根にも積もった。南面の雪はすぐに解けたのだが北面の雪は硬凍雪となって屋根にのったままだ。その雪が日を浴びると50cm四方くらいのブロックになって隣家に轟音とともに落下する。
硬凍雪の比重は0.7だから50cm四方厚さ5cmのブロックは8750グラムもの重さがある。まあ、これでは文句を言われてもしょうがない。

 

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2013年02月13日

鏡とガラスを5秒で切り替える調光シート



う〜む、確かに夏の省エネにはいいかもしれませんが、この光を反射されたご近所はエライことになりますね。


2013年02月20日

カンナがけ競技会



確かに9ミクロンまで削れるワザを持っていれば普通のカンナがけなど朝飯前でしょう。でも……と、ちょっと立ち止まってしまう。今時、このようなワザが活かせる現場がどのくらいあるのだろうかと。


2013年03月20日

絶滅種の再生



乱獲により地球上から様々な動物が絶滅していった。アメリカでは1914年にリョコウバトというハトが姿を消した。

そして今、最新の生命工学を用いて、スミソニアン博物館に残された僅かなリョコウバトの遺伝子情報とリョコウバトの近隣種であるband-tailed-pigeon(シマオバトとでもいうんでしょうか)の細胞から遺伝子を再構築して、リョコウバトを再生しようというプロジェクトが進行している。何しろ遺伝子工学やips細胞などを利用した生命工学は、ムーアの法則(ICの集積度は18ヶ月で2倍、10年で100倍になるというあの法則) の4倍のスピードで進んでいるといわれているのだから。

現にスペインでは、最後に残ったブカルドというカモシカのような動物の耳から採った細胞とヤギの細胞から初のクローンを作成し、10分間生まれた子供を生かしておくことに成功したという。もはやこんなSFのような話が、本当に起きているのだ。

絶滅種の再生というのは、このハイテック技術のプラスの側面であるが、やはり究極のターゲットは人間だろう。昔、南米の何処かにヒトラーに似た少年が大量にいたという「ブラジルからきた少年」という映画があった。パンドラの箱を開けるということは、こんな負の側面も内在しているのである。



 


2013年03月21日

amazon農業ストア

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いままでこの手のものは、農協に行くかホームセンターに行かないと手に入らなかったのだが、amazonについに農業ストア まで登場した。

牛糞から耕うん機までとにかく品揃えがすごい。
ビニールハウス のパーツなどは色々面白いものが多く、アイディアの宝庫でもある。

 

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2013年03月26日

ダクトテープ

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秋山先生からインダストリアル・グレードのダクトテープをいただいた。
ちょっと見は、銀色のガムテープ(布テープ)のように見えるが、その特徴はこのアサヒペンのページに分かりやすくまとめられている。

布テープとの違いは、ポリエステルメッシュ入りだから強力なこと。安い布テープは、半分に割いて使おうとすると、途中で切れてしまったりするが、そんなことはなく実に丈夫だ。
もう一つは、ポリエチレンフィルムでカバーしてあるので、水に強い・・・・・・といったところか。

 

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2013年04月03日

??ねた二題



ちょっと遅くなったが、

「この最新テクノロジーが家づくりの効率を大幅にアップさせるだろう」なんて書いてあるので見ていったら・・・・・・

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2013年04月05日

競演アクション・カメラ

Hero 3 Black vs Contour+2 vs Sony Action Cam vs Drift Ghost from Gizmodo on Vimeo

アクション・カメラといえばgoproheroシリーズの一人舞台であった。
サーフィンでパイプラインを通り抜けたり、スキーやスカイダイビングの様子を主観移動したりと・・・・・・今まで撮ることができなかった映像を動画---それも高精細画像でしかも安価に記録できるようにした功績は称賛に値する。
しかし、最近はゾロ製品がぞくぞく登場し、sonyまでもアクションカムという製品を出している。

これは米国gizmodo編集部がアクション・カメラ4製品について比較テストを実施したレポートだ。さて、一位に輝いたのはどの製品だろうか。


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2013年04月09日

2階トイレ壁プロジェクト その1

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  納戸の棚を撤去して回廊は目出度く開通し、納戸にも陽の光が差しこむようになった。そこで、こちらはひとまずお休みして2階トイレ壁プロジェクトに移る。

先ずは回廊大作戦でぶち抜いた壁の角材を利用して、壁の下地の枠づくりだ。

天井が3寸勾配で斜めになっていたり、換気扇のダクトがあったりと前途多難である。そうそう、防音もどうするか考えなくてはいけないなあ。

 

2013年04月15日

2階トイレ壁プロジェクト その2

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壁枠が出来たので、先ずは便器側面の下地板を貼る。
天井に勾配があったり、梁がとびでていたりするので、結構微調整に時間をとられますね。

 

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2013年04月23日

2階トイレ壁プロジェクト その3

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 壁は外側から①石膏ボード ②遮音シート ③合板の順になっている。全部一枚板で換気扇のダクトを通したかったのだが、石膏ボードと合板は便器が邪魔をして一枚板では入らないので二枚に分けた。

③の合板でダクトの位置の当たりをとって、自在錐で100φの穴を開けることで、穴通しの難問は解決。ただし、石膏ボードは合板をネジ止めするときに手がぶつかって折れてしまったのが残念だ。

 

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2013年04月25日

ウイングスーツでモンセラートを飛ぶ



モンセラートはバルセロナの北西およそ60kmに位置するカタロニア地方の信仰の聖地で、有名な黒いマリア像のある修道院がある。

そんな聖地なのだが、ロッククライマーの間ではちょっとしたトレーニングが近場でできるので人気がある。昔、バルセロナに住むスペイン人の友人が、今日はちょっとした足慣らしに行こうかといって連れて行かれたが、登山靴は借り物で足が痛くてまいった。おまけに2ピッチくらい登って頂上についたら、自分たちは下降器でさっさと降りてしまい、こちらは肩絡みで80mも降りたので、首の後ろをザイルでヤケドしてしてエライ目にあいました。

さて、その聖地でもっと罰当たりなことをやってのけたのが、このビデオだ。
ウイングスーツのほうが、風にあおられにくいから、正確な飛行ができるのだろう。
高度700mのヘリコプターから700m離れた目標を目指して飛んだという。

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2013年04月30日

デビッド・ポーグ の「単純なものは売れる」



デビッド・ポーグは、ニューヨークタイムズにテクノロジー関係の記事を書いているコラムニストだ。
以前は抜群に面白いビデオのページが有ったのだが、最近は無くなってしまったようだ。代わりに「ポーグと60秒」という短いコーナーができている。

さて、幕の内弁当のように、ちょっとした便利な機能を付加するのは日本のお家芸であったが、これも度が過ぎるとエライことになる。例えばwordのように・・・・・・あとは見てのお楽しみ。ピアノを弾いたりなかなか芸達者ですね。


2013年05月07日

2階トイレ壁プロジェクト その4

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もうひとつの防音作戦、グラスウールに挑戦する。グラスウールは体のそこら中がちくちくしたりするので余り好きではないのだが、この際使えるものは何でもやってみようという意気込みで・・・・・・

最近のグラスウールは防湿気密シートの袋に入っていて作業しやすくなっているのだが、つい超特価というキャッチフレーズに目が眩んでロール状のものを買ってしまった。まあ、外壁と接する所に使うのではないので、結露の心配はないと思うのだが、一応防湿気密シートなるものも慌てて追加発注した。
 

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2013年05月08日

2階トイレ壁プロジェクト その5

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   グラスウールの施工が完成したので、まずは下地板を張る。これも1枚板だと天井や便器のタンクが邪魔をして入らないので分割しなければならない。結局、上部の三角の部分も入れると4分割になってしまった。

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2013年05月09日

2階トイレ壁プロジェクト その6

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  2Fのトイレはお客が使うことがあまり無いので、石膏ボードのままでもよいのだが、結構継ぎ目が多いので、壁の内側だけ塗装することにした。
ついでに今まで、一階の天井裏との仕切りが無かった部分も巾木で塞いだ(矢印)。

まず下地処理としては、パテでネジ穴と継ぎ目を塞ぐ。

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2013年05月10日

タケガキタテタ

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タケヤブヤケタなら前から読んでも後ろから読んでも同じだが、竹垣ではちょっとそうならなかった。

竹垣を建てる時、竹を直接地面に植えてしまうとすぐ腐るから、支柱をどうしようかと迷った。杉丸太を焼いても腐りそうだし、鉄柱を建てるにはコンクリートで基礎を作らなくてはならないのでちょっと大げさになる。
結局塩ビ管を使うことにした。

40φ4mの再生塩ビ管というのが450円。これを半分に切って1m間隔で地面に50cm位埋めた(矢印)。塩ビ管は地上には1.5m位しか出ていないが、ここに2.6mの竹を半分に割って被せてある。

横方向は車に載せる都合で4mの長さの竹がないので、以前藤棚を作る時に使った鉄パイプで補強してある。これも、見栄えが悪いのでいずれ竹で隠すつもりだ。

 

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2013年05月13日

2階トイレ壁プロジェクト その7

2fwcw17    いつもは下塗り用のシーラーなど使わないのだが、石膏ボードはシーラーを塗らないとうまく塗装できないようなので、今回は水性カチオンシーラーというものを使ってみた。

ニッペの水性カチオンシーラーには透明と白色と2種類あるようだが透明のものを発注した。ただし、透明のものはどこまで塗ったか分かりにくいので、白色のものの方が良いかもしれない。

確かにシーラーで下地処理すると、ペンキのノリが良いようだが、まだちょっとムラがあるので、来週もう一度上塗りをしてみるつもりだ。

2013年05月20日

新しい基礎型枠

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 通常、基礎型枠は木製型枠や鉄製型枠が使われているが、タイトモールドという発泡断熱材を使う方法を尚建築工房の現場で見てきた。
50mm厚の型枠はコンクリート打設後も外すことはなく、そのまま内外の断熱材として生きてくるというすぐれものだ。

 

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2013年05月21日

2階トイレ壁プロジェクト その8

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   今週は新しい基礎型枠を見学に行ったりして余り時間がなかった。石膏ボードの継ぎ目のパテが盛り上がっている部分をヤスリで削って、もう一度水性ペイントを塗り直して時間切れとなった。

正面の壁は大分継ぎ目が目立たなくなったが、向かって右の部分は光が斜めから当たっているせいもあって、まだ継ぎ目が目立ちますね。まあ、仕上げ用のパテを塗ってないのでこんなものかもしれない。

換気扇を取付け額を飾って、9割は完成した。あとは、ウォッシュレットのリモコンとトイレットペーパーホルダーの取り付けが残っている。

家内からは1階の音漏れトイレも何とかしろというリクエストが出てきて・・・・・・

2013年05月22日

ワカケホンセイインコ

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2週間くらい前から東京の家のギンヨウアカシアの木にワカケホンセイインコがやってくるようになった。今年は1羽しかこないなあと思っていたら、もうほとんどギンヨウアカシアの実がなくなった今週になってから、お友達を6羽もつれてやってくるようになった。

もう自分は沢山食べたからいいやという、インコの「オトモダチ作戦」なのかもしれない。日の出とともにやってきてワアワア・ギャアギャアとにぎやかだ。

 

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2013年05月29日

ブロック塀のコケ

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我が山荘の北側には、70年代あたまに立てたブロック塀が残っている。
もう40年近く経っているので、コケに覆われて時の流れを感じさせる。

まあ、この汚れは家の内側からは見えないので放っておいてもいいのだが・・・・・・

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2013年05月30日

コケではなく地衣類

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昨日、ブロックにコケがと書いたが、植物生態写真家の埴 沙萠 先生から「コケではなく地衣類では」というご指摘をいただいた。

webで国立科学博物館の「地衣類の探求」をみると、「地衣類とは、菌類の仲間で、必ず藻類と共生しているという特長をもっています」と書いてある。

 

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2013年06月12日

移動製材機の話からアーミッシュまで



ポータブルなんて書いてあるのでもっと小さいものを想像したが、こんな大きな木まで挽くことができるんですね。大きな丸ノコではなくバンドソーが主流になっているようだ。

伐採地での製材が終わると、また、他の伐採地に移動して製材することになる。

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2013年06月21日

すごいquadcopter



quadcopterは、単に回転翼を4つつけただけでは安定性が悪いので、付属したセンサーなどの情報をフィードバックして安定性を増しているものが多い。

ここに登場するquadcopterは、更に天井につけたビデオカメラからの位置情報をコンピュータ処理してフィードバックしているため、このようなスポーツ選手並みの能力を発揮しているという。一口にコンピュータ処理と書いたが、一番重要なのはソフトウエアのアルゴリズム=計算手順だそうだ。

Kinectを使ったコントロールというのも、なかなか面白いですね。

2013年06月28日

アスペクト比の歴史

The Changing Shape of Cinema: The History of Aspect Ratio from FilmmakerIQ.com on Vimeo.

映画やテレビなどの画面の横と縦の比率をアスペクト比という。4;3(1.33)の時代が長く続いたが、これは黄金比1.618とも違う。その起源は映画のフィルムにある。

そして、アスペクト比は映画の歴史とともに変わってきたということを、実例を交えて実に分かりやすく解説している。『シェーン』、『アラビアのロレンス』、『北北西に進路をとれ』などなど有名な映画のシーンが盛りだくさんだ。

ちょっと話は違うが、コンピュータの初期のCRT画面が横80文字であったのは、IBMのパンチカードが80文字であったのを引きずっていたという有名な話がある。規格というのは一度決めてしまうと、抜け出すのがなかなか大変なんですね。

2013年07月05日

宇宙服を解剖する



宇宙飛行士はコンドームのようなものをつけてその先が収尿器につながっている、というのは何かで読んだことがある。そのコンドームもどきを申請するとき、みんな大きめのものを言う傾向があるそうだ。

しかし、オシメをしているとは知りませんでした。迂闊だったなあ。


2013年07月18日

スーパー楕円


大きな地図で見る google mapは新しくなってからどうも使いにくくていけませんね。写真のサブメニューで鳥瞰を選んでください


私がスーパー楕円に初めて遭遇したのは、友人の工業デザイナーの事務所であった。何だか薄っぺらい自慢のテーブルが置いてあったのだが、当時はそんなに高価なテーブルとは思わなかった。

そのとき、これはスーパー楕円といってね……と渡されたのが、坂根厳夫著『遊びの博物誌』であった。


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2013年07月23日

ハチ 2013

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屋上の家庭菜園でキュウリを取ろうとしたら、ハチがやけに沢山いる。
ふと足元を見て驚いた。もう足首が触れそうなプランターの縁に蜂の巣ができているではないか。どうやらフタモンアシナガバチのようだ。スズメバチなどに比べたらおとなしいらしいが、刺されるとスズメバチより痛いと書いてある。

いつもは一階のbe-windowの縁に作るのだが、今年はよりによってプランターの縁にマイホームを作っている。他のプランターは、杉板で囲ってあるのだが、そちらには作らず、何故かプラスチックがむき出しのプランターに作っている。木の家よりプラスチックの家が好きなのだろうか?多分、庇が出ている所が、良いのかもしれない。

 

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2013年08月02日

バイクでヒマラヤを行く



モトクロス・レーサー アダム・リーマンが父親と旅したヒマラヤ4,500kmの記録である。もろそうな山道は、ちょっと踏み外したら谷底まで真っ逆さまだ。

ヒマラヤというのは、インドとパキスタンなどの国境が接しているので、兵士の姿が結構見られ紛争地帯であるのも分かりますね。

こんな映像をシロウトがヘルメットに付けたカメラで高精細に記録できるようになったのだから、goproというのは画期的なカメラだ。

2013年08月13日

カキシブ塗料の日焼け

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写真右はカキシブを塗って1週間外に出しておいた ”正直者のイス”。
左は同じようにカキシブを塗って、家の中に入れておいたイス。
右のほうが大分日焼けして茶色くなっているのが分かる(もっと正確に比較するなら、カキシブを塗らないものも示したほうが良いのだが・・・・・・)。

どうやらこれは、カキシブ中のタンニン(縮合型のタンニン)のOH基が紫外線のエネルギーを受けて酸化されたからのようだ。
なめしにタンニンを使っている革製品も、同じように酸化されるようだ。詳しくはこちら

さあて、どこまで日焼けするものだろうか。
 

2013年08月29日

ロボハンド



南アフリカの大工リチャード・ヴァンは、テーブルソーで4本の指を失ってしまった。彼は自分の仕事を取り戻すため機械じかけの指を作ろうと決心し、米国ワシントン州のアイヴァン・オーエンに協力を要請し、ロボハンド・プロジェクトを立ち上げる。

2013年1月、このプロジェクトを知った3Dプリンタ・メーカーのMakerBot社が協力を申し出て、二人に3Dプリンタを寄付。

これにより今まで試作するのに数週間かかっていた作業が、20分でできるようになったという。

ロボハンドはリチャードのために指を取り戻しただけではなかった。フルセットの義指が数千ドルもするのに対し、ロボハンドはおよそ150ドル。そこで今まで義指を作りたくてもできなかったAmniotic Band Syndrome(羊膜索症候群)という生まれつき指のない子供たちにも福音をもたらしたのだ。

まあ、ざっと要約するとこんなところですが・・・・・・詳しくはこちらをお読みください。


まさにインターネット時代だからこそできた、アメリカと南アフリカのコラボレーション。そして3Dプリンタの可能性を象徴している。使用した3DプリンタのMakerBotもハイスペックなものではなくDIYに使える2500ドル程度のものである。

以前、東大が開発したこの手のものをTVでみた記憶があるが、神経から脳の命令をとりだして・・・・・・という非常に複雑なことをやっていた。このロボハンドは手首の曲げ伸ばし動作を利用するという極単純な仕掛けになっている。これだけでも、拡がる世界が沢山あるということがこのビデオの少年の目の輝きをみるとわかりますね。

 


2013年09月12日

ドアノブの高さ

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週末からメルボルンに来ている。
オーストラリア人の友人の家に泊めてもらったのだが、ドアノブの位置がえらく高いのには驚いた(矢印)。正確に計ったのではないが、大体140cm以上はあるのではないだろうか。

この家だけ高いのかなと思ったが、郊外のレストランに行っても、この高さであった。いくら背が高いとはいえ、ちょっと高すぎる。

 

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2013年09月18日

路面電車の行き先表示板

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メルボルンの路面電車は、碁盤の目のような道路の同じ線路上を、行き先の違う電車がいくつも走っているから、次の電車がどこに行くか気をつけなくてはならない。
そんな時に役立つのが、この行き先表示板(矢印)だ。

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2013年09月25日

シドニー・オペラハウス その1



音声が大きいので注意

今やシドニー・オペラハウスは、オーストラリア国内で17番目の世界遺産として、世界中から観光客を集めている。そんなオペラハウスも、完成するまでには工期や予算を大幅に超過し、設計のヨーン・ウッツォンが事実上解任されたり・・・・・・という話はいろいろでているので、そちらを参照してください。


これは、BBC Richard Hammond's Engineering Connections Series 2 Episode 2 of 6を誰かがyoutubeにupしたものだ。

文字通り、工学的視点からシドニー・オペラハウスを分かりやすく解説していて、なかなか面白い。オペラハウスのカーブのCGを使った解説は分かりやすいですね。


2013年09月27日

シドニー・オペラハウス その3

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オペラハウスのツアー料金が$30以上もすることは既に書いたが、シドニーではあらゆるものの入場料がとても高い。
例えば水族館$38、動物園$44、マダム・タッソー蝋人形館$35・・・・・・などなど50ドル札があっという間になくなる仕掛けになっている。

オペラハウスに関しては、無料でヴァーチャルツアーを楽しめるこんなページもあるので、是非試してみてください。特に"In 3d" というページはとても良く出来ていて、お薦めだ。

 

2013年10月10日

ドアノブの取り付け方



トイレのドアを開き戸にするので、ドアノブの取り付け方を探していたらいくつか出て来たので紹介しよう。

日本のサイトではドアノブの交換の方法は出てくるのだが、新しく取り付ける方法は出てこないので、これはアメリカでの方法だ。

ドアの厚さは室外用のドアは1・3/4インチ(44mm)、室内用は1・3/8インチ(35mm)というのが多いようだ。また、ドアの端からドアノブの中心までは2・3/8インチ(60mm)が一般的とのこと。ビデオで不思議なのは、ドアを取り付ける前にドアノブを取り付ければ楽だと思うんだけど・・・・・・

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2013年10月16日

植物の冬支度 その1

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10月に入って記録的な夏日のあと、急に冷え込むようになった。天気予報通りだ。

寒さに弱いシャボテン類などを家の中に引っ越しした。大型台風のオマケまでついてきているので、背の高い鉢植えの植物も土間にいれる。

シャボテン類は新しく出来た回廊の手摺りに吊るしてみた。まだ、時々日差しが強いので簾をしているが、そのうちそれも外して日をイッパイいれることにしよう。

 

2013年10月22日

植物の冬支度 その2

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去年までは木の切れ端の上に植物の鉢を載せていたのだが、どうも安定が悪い。東京のベランダを解体したレッドシダーがまだ大分余っているので、スノコを作った。

長さは1730mm。幅は最初400mmにしたらちょっと邪魔だったので、50mm短くして350mmにした。

 

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2013年10月25日

さらば igoogle

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今までブラウザーの開始ページをigoogleに設定してきた。ブラウザーを立ちあげた時に、google mailやニュースの一覧などをチェック出来て便利だったのだが、そのサービスも今月いっぱいで中止となる。

 

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2013年11月12日

初霜、初霰

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昨日は東京も寒かったが、水上の山奥に住んでいる友人のカメラマンからは、初雪という便りが入った。
今朝、東京からネットワーク・カメラで山荘の回りを確認すると、2階のデッキの手摺りは霜で真っ白だ。よく見ると床の上には白いつぶつぶが転がっている。

 

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2013年12月19日

ハゲワシとgopro



Kerri Wolter と Walter Neserは南アフリカでハゲワシの保護活動を行っているカップルだ。

ハゲワシに前方と後方に向けてカメラが付いているが、どうやってとりつけているのだろうか。鳥瞰図というのは正にこの画のことですね。

2014年01月01日

明けましておめでとうございます

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今年もセルフビルダーの皆様の、ご活躍をお祈りします。

 

2014年01月08日

かんたん田舎風アップルパイの作り方 その1



植物生態写真家の埴 沙萠先生から、リンゴを沢山いただいたのでアップルパイを作ることにした。普通のアップルパイのレシピ―を見ると、とんでもない量の砂糖とバターが入ることになる。そこでもう少しケンコウ的なものはないかとwebをいろいろ調べたらこのビデオを見つけた。

ビデオで紹介しているガレットというのは、フランスブルターニュ地方の郷土料理だそうだ。この方法だとバターも1/4ポンド、砂糖も少ししか使わない。一番いいのはすごく大雑把なこと。

先週作ってうまくいったのだが、写真を撮るのを忘れてしまったので、今週また作ってレポートしましょう。


2014年01月24日

コルクは何処からくるか?



へ〜え、コルクって、コルクガシの樹皮でポルトガルが世界の50%も生産しているとは知らなかった!

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2014年01月30日

楕円の鏡



う〜む、このオッサンの使っている直角定規は日本の曲尺のようですね。むこうで曲尺を使っている人はあまり見かけないが、日本の胴付きノコは家具を作る人達に結構人気があるようだ。

2014年02月06日

尻出しで歓迎?



ザ・ガン(オーストラリア大陸縦断鉄道)というのは、オーストラリアのアデレードからエアーズロックで有名なアリススプリングスを経由して、ダーウィンまで2泊3日で南北に走る縦断鉄道だ(縦断ではなくシドニーからパースまで東西に横断する鉄道もあって、こちらはインディアンパシフィックという)。

その10週年をお祝いして沿線の住民が尻出しで歓迎というのだから、オーストラリアというのは不思議な国だ。尻出しというのは英語でfull moon(満月)というのは、初めてシリましたね。

尻出しといえば、老人がネコを連れて車で旅する「ハリーとトント」では、若者たちが乗った車とすれ違う時にオネーチャン達が尻出しをするシーンがあったり、ケビン・スペイシーが噴水の前で尻出しをする名前をど忘れした映画があったりと、からかいや軽蔑などの意味がこめられていると思っていました。

しかし、歓迎の意味を込めて尻を出すというのもありなのかなあ。



 


2014年02月07日

80ドルの義足が人生を変える


この義足を開発したのは、Krista Donaldson 非営利製品開発会社 D-RevのCEOだ。彼女がいうように「寄付や援助でなく、製品を買ってもらうこと」というのは確かに大切なことだろう。

人から施しを受けたものには文句は言えないが、自分が買ったものにはきちんと意見がいえる。また、それが製品にフィードバックされ、ユーザーの本当に欲しいものにつながるというのは正論だなあ。

新興国に国民の税金をバラまいてくるだけのどこかの首相とはエライ違いだ。


2014年02月10日

榛名大雪2014

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2月7日の夜から降り始めた雪は、最初は大したこと無いなと思っていたのだが、こんなに積もるとは思わなかった。これは2月8日朝の状態。

 

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2014年02月12日

X線で隠れた美しさを見る



ニック・ヴィーシーはロンドンの南東51km、ケント州メイドストーンの近くに住む写真家だ。テレビの番組のためにコーラの缶のX線写真を撮ったのを手始めに、様々な被写体をX線を使って撮影し、『X線:身の回りの世界を透かし見る』という写真集を出版している。

植物や動物の芸術的なX線写真というのはこれまでもあったが、ボーイング777やバスといった大物まで撮ってしまうのだから驚きだ。

日本だったら、レントゲン技師の資格とかいろいろな規制とかがあって無理でしょうね。イギリスというのも、時々こういうぶっ飛んだ人間が現れる不思議な国だ。

2014年02月13日

海賊のお宝箱



う〜む、これはちょと凄すぎて、誰にも真似できるものとはちがいますね。

2014年02月17日

ヒヨドリの争い

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東京の家の2階ベランダにパンくずやバナナを出しておくといろいろな鳥がやって来る。最初ヒヨドリはパンくずはちょっとつついただけで、ぺっと吐き出してバナナにご執心であったため、スズメと平和が保たれていた。

そのうちエサが無くなってくると、スズメも追い払ってパンくずも独り占めしていた。常連は3〜4羽だったのだが、週末の大雪のあと、ご近所のヒヨドリが全員集合した模様で、10羽以上が入り乱れて食物争奪戦を繰り広げている。

人間様だって、追い込まれたら・・・・・・。ヒヨドリを笑えないなあ。

 

2014年02月19日

シカをホバークラフトで助ける



ミネソタ州のAlbert Leaという湖での出来事。緯度にすると札幌よりもちょっと北か。

シカも氷で滑って歩けなくなっちゃうんですね。でも、どうやって、湖の真ん中まで歩いていったのか不思議だ。

2014年03月04日

天眼鏡を作る



ニューヨークのゴミの山から見つけたレンズで天眼鏡を作ってしまう。

使っているのは真鍮だろうか。それをまるで木を削るようにして柄を作ってしまう。なんともすごいワザの持ち主だなあ。


2014年03月13日

50セントの顕微鏡が伝染病を防ぐ



今、日本の科学界は、割烹着を白衣代わりに着たオネエサンのインチキ論文をめぐって大揺れに揺れている。確かに今日日natureやscienceに載る論文のおおかたは、追試困難と言われているが、理研が発表したプロトコルが掲載論文の趣旨と反対のことをいっているので、アウツだろう。

その上、件の論文には数行の文章のコピペや画像の改変まであるときては・・・・・・。しかし、分子生物学でphotoshopが必修技とは驚きだ。

そんな折、こういうプレゼンをみるとすがすがしい気分になれますねえ。

Manu Prakashはインド生まれの物理学者。分子レベルで物事の本質を追究してきたが、現在はスタンフォード大学の生物工学の助教授。
「折り紙顕微鏡」は、一見すると雑誌の付録のように見えるが、蛍光顕微鏡のオプションまであってなかなかのすぐれものだ。

彼のこの「折り紙顕微鏡」の研究は、2012年にゲイツ財団から$100,000の助成金を獲得したとのこと。
よれよれのスニーカー履いてるけど、実にいい目をしてますね。

今見たら、wiredの日本語版にもでてましたね。こっちには1ドルと書いてある。

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2014年04月09日

走る、登る、踊るを可能にした新しい生体工学



現在では私達が事故などで手・足を落としてしまっても、切断肢の状態が良く、組織が壊死しない早いうちに手術をすれば、再接着もかなり可能になっている。

これには筋肉や骨、腱などといった機械的な部分をつないだだけではダメで、神経という情報系をきちんとつないでやることが大切である。まあ、顕微鏡を利用して細かな血管や神経をつなげるようになったマイクロサージェリーの発達に負うところが多い。

昔、千葉大の整形の医者を取材したときに、一番繋ぎやすいのは何かと聞いたら、おヤクザさんが詰めた小指だと言ってましたね。この前手術してやったアイツが又小指持って来てると怒ってましたが・・・・・・

閑話休題。

Hugh Herr氏は30年前に登山中に凍傷で両脚を失ってしまったが、現在はMITメディアラボのバイオメカトロニクスの責任者だ。義肢の機械的な部分の改良もさることながら神経系の情報を巧みに機械系にフィードバックさせて、今まで不可能であった、走る・登る・踊るといった動作まで可能な義肢を作り上げた。

2013年のボストン・マラソンのテロで片足を無くしたダンサーのプレゼンはなかなか感動的ですね。さて、この先はどうなるだろうか。恐らく脳卒中などで運動系の情報を伝えられられなくなった患者さんの意思をちゃんとフィードバックできる義肢の開発に向かうのではないだろうか。

 


 


2014年04月15日

自然界の驚異の世界



イームズ・チェアなどで有名なチャールズ・イームズが、IBMの資金援助を受けてPowers of ten【10のべき乗(10n)】という映画を製作したのが1977年・・・・・・今から37年も前のことである。

シカゴの湖畔のピクニックの場面から無限大にズームバックして宇宙の果てまでいき、今度は無限大にズームアップして人間の皮膚組織、細胞、原子、素粒子レベルまでいく。すると無限小と無限大で同じような世界が出現するというアイディアは面白い。

そしていま、我々はコマ撮り、ハイスピード、超クローズアップなどの技術を駆使し、コンピュータグラフィックスの技術も取り入れて、自然界の驚異を更に美しく描くことができるようになった。

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2014年04月18日

プライヤーができるまで



最近、このオッサンは金儲けに目覚めてしまって、ビデオを有料にしたりステインソルバーという洗浄剤を売りまくったりで敬遠してたのだが、このビデオはなかなか面白かったですね。

まあ、いろいろな作り方があるのだろうが、丸い鉄棒からプライヤーを作るなんていうのは知りませんでした。

2014年04月25日

汚れちまった悲しみに

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今年も庭の片隅にうち捨てられたホダ木からシイタケ(だと思った)が沢山でている。本来なら大喜びなのだが、3.11以降キノコ類は放射能汚染が高くて食べられない。耳をそばだてると、シイタケがなにやらつぶやいている。

汚れっちまった悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れっちまった悲しみに
今日も風さえ吹きすぎる
中原中也の「山羊の歌」のようだ。

シイタケだけではない。和食の3大ダシの他の2つーーーかつお節、昆布も東電が何遍もお漏らしをしているので、危機に瀕している。

和食の料理人たちは、和食がユネスコの無形文化遺産に登録されたといって浮かれている場合ではない。今や和食の根底が脅かされているのだ。謙虚にシイタケの悲しみのうたに耳を傾け、憤怒の声をあげなければいけない。

 

2014年05月15日

レッドウッドの製材



レッドウッドは米国西海岸、オレゴン州南西部からカリフォルニア州中部にかけて分布している。セコイアとも呼ばれ樹高100m近くにもなる高木だ。

バンドソーのスピードが、ものすごいですね。こんなスピードで製材したらあっという間に無くなってしまうと思うのだが・・・・・・

2014年05月20日

簡単artisan bread



artisan bread=職人のパンとでもいうものか。ものすごく簡単なので「まかない食」のようなものかもしれない。

一番の特徴は、小麦粉などの材料を捏ねないで済むこと。また、材料を大量に作って冷蔵庫に保存しておけば、その都度材料を作る手間が省けること。

グレープフルーツ大のパン4個分のレシピーは以下の通りで、砂糖もバターもミルクも使わない。

パン用中力粉 6½カップ(私は強力粉でやったけど別に問題なし)

イースト   小さじ1½

塩      小さじ1½

水      3カップ

36度くらいのお湯にイーストと塩を溶かして、そこに小麦粉を入れてちょっとかき混ぜるだけ。あとはイーストがお仕事をしてくれる。

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2014年05月23日

キャノン5200mm望遠レンズ



普通我々が使う程度の望遠レンズは300mmくらい。まあ、動物やスポーツなどを狙う人で500〜800mm程度ではないだろうか。

キャノンには受注生産で1200mmというレンズもあったが、重さ16.5kgお値段は980万円なり。5200mmというとてつもないレンズもあったんですね。

ビデオを見ても分かるように、これはもう反射望遠鏡のようだ。重さは何と100kgもあるからとても一人では持てない。ズームレンズではないからこのようなズームアップの画像をとるとしたら、移動したのか。

100kgのものを移動するのは大変だし、画像が余り鮮明でないところをみると、アダプタでもかませたのだろうか。

2014年06月21日

羽田国際線旅客ターミナル

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1週間くらいスコットランドに行っていて、ブログの更新ができませんでした。
さて、今回初めて羽田国際線旅客ターミナルというのを使ったが、成田に比べるととても楽だ。オリンピックに備えて大幅に便数を増やすなんていっているが、成田闘争は一体何だったんだろう。当時だって東京湾を埋め立てる選択肢はあったはずだ。

大体都心から成田ほど離れた不便な空港というのは、世界広しといえどもまれだ。タクシー代だって3万円近くにもなる。

 

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2014年06月23日

草茫茫

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この季節、一週間以上も家を空けると草が茫茫となって大変だ。

草が茫茫となるだけでなく、死んでしまったかと思ったバラが、何とか生き返って新しい葉をつけているので、まあ、悪いことだけではない。

 

 

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2014年06月25日

doit閉店

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doitといえば、ホームセンターの老舗中の老舗である。
他のホームセンターに無いものも置いてあり、店員の知識も豊富でいい味をだしていたのだが、東京の我が家の近くの店が閉店となる。

最初に群馬の店が無くなり、続いて神奈川、そしてついに東京の店も無くなってしまう。なんとも淋しいかぎりだ。

 

2014年06月26日

ウメの収穫

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今年はウメの出来が良くなくて、2kgちょっとしかとれなかった。2月にドカ雪が降って花芽がやられてしまったからだろうか。

 

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2014年07月15日

スーパームーン 2014

 

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今年のスーパームーンは7月12日、8月10日、9月9日の3回見られる。
8月10日が一番条件が良いらしいが、予行演習を兼ねて7月12日の月を狙ってみた。

地球に近づくので14%大きく30%明るく見えるというのだが、空に比較するものがないのだから月を単独で撮ったのでは、分かりませんね。

オートで撮ると明るすぎて、まるで丸い照明器具を撮ったようだ。月のディテールを分かるようにするには相当絞りこむかシャッタースピードをあげないとダメだ(EOS7D+Tamron18-270mm f6.3 1/320 iso400)。

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2014年07月18日

アメリカで蘇った階段箪笥

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階段箪笥は、江戸時代のはじめに狭い町家で登場したというから、今から400年以上も前のことである。

階段の下の空間を有効に利用するために、引き出しや戸棚をとりつけたのだそうだ。
階段箪笥が展示してあるこの府中家具木工資料館というのは、東京の府中市にあるのではなく広島県の府中市でした。

閑話休題。
その階段箪笥がカリフォルニア州で蘇ったというのだからなかなか面白い。その名も文字通りTansu Stairs。
作製したのは注文家具を専門に作っているDorset Custom Furniture(ヴァーモント州)。

カリフォルニア州という土地柄、日系人でも注文したのかなあ。
表紙の写真はわかりにくいですが、中のスライドショーを見ると製作過程や図面もでてきます。
 

2014年07月21日

トレーに挑戦

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ベルト・ディスクサンダーの試運転を兼ねてトレーを作ってみることにした。
まずは、sketch upで図面を描く。

 

 

 

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2014年07月24日

少年の発明が牛とライオンを救った



Richard Turereは13歳のマサイの少年だ。

彼らの社会では最近重要な牛がライオンに襲われる事件が頻発している。

この状況を何とかしようと少年が発明した警告灯が、牛だけでなくライオンの命も救ったのだ。

なかなか心あたたまるストーリーですね。


2014年07月25日

電動器械へのアンチテーゼ



アメリカのdiyをやるヤツにとっては、バンドソーやテーブルソーなどの電動器械は必携品で中にはとんでもない器械をガレージに持っていたりする。へたをすると電動器械の奴隷である。

そんななかにあって、電動器械をひとつも使わずにこれだけのものを作ってしまうとは、なかなか愉快だ。
途中でワンカットだけ幸福という漢字を書いた紙がみえたけど、ありゃ一体なんでしょうね。

2014年08月11日

Dick Proennekeという男がいた


(イントロが長いので4分くらいから見ればよいかもしれません。)


今まで何回か紹介した電動工具なしでdiyをしているChrisが影響をうけた人物のひとりにDick Proenneke(1916〜2003)がいる。

彼は真珠湾攻撃のあと海軍に入り大工として働いたが、リウマチ熱に感染して1945年に除隊。その後は優秀な機械工として働くうちに大自然に興味をもつようになり1950年にアラスカに渡る。

1968年51歳になったときに引退し、twin lakes(アンカレッジの南西220km)のほとりにひとりで小屋を建てて移り住む。小屋を建てるといっても、木を切り倒すところから始めなければならない。また、様々な家具も、あらゆる知識や技を動員してそれを作る道具からたったひとりで工夫して作り上げる。このような生活をおよそ30年間この小屋で続けたのである。こちらで小屋のvirtual tourができます(flashを使っているので、携帯端末では見られないかも)。

彼は毎日克明な日誌をつけ、16mmフィルムで映像も記録した。
1973年友人のSam KeithがProennekeの日誌や写真を元に"One Man's Wilderness: An Alaskan Odyssey"という本を出版し、Proennekeyの存在が知られるようになる。

彼を一躍有名にしたのは、彼の撮った16mmフィルムを基に作った"Alone in the Wilderness"というPBSで放送されたドキュメンタリーだ(写真から判断したところでは、彼が使っていたカメラはBolex というスイス製のカメラのようだ)。
以後、彼はセルフビルドの神様的存在として崇められている。

というのが、大雑把な説明だが、これが日本だったらどうだろうか。
1968年といえば1964年が東京オリンピックだから、日本が高度成長期に入りつつある時期だ。そんな時に例えば北海道のどこか辺鄙な国立公園の湖のほとりに、50過ぎのオッサンが小屋を建てて移り住もうものなら、たちまち国立公園の監視員がやってきて追い出されていたのではないだろうか。

まあ、アラスカの辺境の地ということもありますが・・・・・・地元のレンジャーにも慕われていたというから、こういう開拓者魂を良しとする気風がどこかにあるのだろう。

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2014年08月12日

おネエさんのアイディア



DIYというのはオッサンの領分かと思っていたら、こんなおネエさんまではまっているとは知りませんでした。

最初のテープロール・ホルダーというのは、なかなか良いかもしれない。

2014年08月19日

夏草や・・・・・・

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今年の夏は雨が多いのと暑いのとで、雑草の伸び方がものすごい。
一週間いないと、先週草刈りしたところがぼうぼうになっている。

賽の河原の石積みかシジフォスの神話の世界である。

 

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2014年09月18日

カルダーのサーカス




ーーーーーーー(略)ーーーーーーー

思ひがけない今ン頃に

ふいとけふ日に思ひ出さうと

子供ごころの何の知ろ

気軽に跳ねた

身軽に跳んだ

遠い昔

帰らぬ日

遠い昔

帰らぬ日

遠い昔だ

何も彼も

ーーーーーーー(略)ーーーーーーー

『故郷の花』三好達治


昨日、イラストレーターのつだかつみさんに、オートマタのビデオを見せていただいていたら、はるか昔に西武美術館でみた短編映画のことを思い出した。「カルダーのサーカス」だ。

アレキサンダー・カルダーはモビール彫刻の元祖のような芸術家だが、針金細工のサーカス人形でこんなパフォーマンスもやっていたんですね。

一見、幼児の「みなし遊び」のようだが、想像力を働かせてサーカスの世界を楽しむことができた。想像力は創造力の源なのである。


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2014年10月08日

皆既月食

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東京でどの程度皆既月食が見えるのか撮ってみた。

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2014年10月10日

米国Ryobiのスマホ用機器シリーズ



米国ではリョービのことをライオビなんて発音する人が多いようだが、その米国Ryobiが開発したスマホで動くPhone Worksというシリーズのレーザー水準器や距離計などだ。なかなか面白いアイディアだが、どの程度使い物になるものだろうか。はたまた、日本で売り出される可能性はあるのだろうか。

ちなみにお値段は水準器が$39.97、距離計が$79.97とかなり安い。



2014年10月31日

イグノーベル賞



イグノーベル賞についてその創設者であるMarc Abrahamsが語る。

イグノーベル賞の選考基準は、「まず笑わせ、そして考えさせること」。ちょっと見たところはバカバカしいが、それをおおマジメに考えるというのも、なかなか愉快だ。

最後のプレゼンは笑わせてくれますね。


2014年11月21日

Diresta ワザの連発



Direstaがニューヨーク州Westchester 高校にあるmaker spaceのために制作した時計表示板だ(IncとはIdea Incubatorの略)。ちなみにmaker spaceというのは、CNCルーターや3Dプリンタといったハイテックな工作機械が使える開かれたコミュニティスペースのことで、ハッカースペース、TechShop、FabLabなどとも呼ばれている。

う〜む、CNCルーターまで持っているのかと驚いていたら、今回はいろいろなワザをみせてくれた。

クッションパッド?を何にするのかと思ったら、あれはリベットのイメージだったんですね。ねずみ色の塗装がムラのある金色に変化するところのコマ撮りであれば、もっとよかったのだが・・・・・・


2014年12月05日

イケアolebyのマニュアルを解読する

oleby00   捨ててしまったと思っていたイケアolebyのマニュアルが出てきたので、じっくりと眺めてみた。

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2014年12月10日

植物用の棚 その5

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11月21日に温度とりをセットして、温度変化を記録してみたが、温度計のセンサーに日があたっていたせいか70度にもなってしまうので、センサーを日陰の位置に置いて記録しなおしてみた。

グラフは11月24日から12月7日までおよそ2週間の温度変化の様子である。
大体最低温度は朝の5〜7時、最高温度は11〜12時くらい。週末(青で囲んだ部分)は、ストーブを焚いているせいか、最低温度が数度高いようだ。

 

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2015年01月01日

明けましておめでとうございます

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ことしもセルフビルダーの皆様のご活躍をお祈りします。

 

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2015年01月08日

日本の指物師を見て考える



最近テレビを見なくなって久しいので、こんな番組をやっているのは知らなかった。
英語版だからまだyoutubeから消去されずに済んでいるのかもしれない。

確かに指物師の技はスゴイのだが、何だか絶滅危惧種を見ているようで素直に喜べない。その昔、工業デザイナーの秋岡芳夫さんが、誂え物を復活することで使い捨ての文化から直しながら使う文化の復権をとなえていたが、状況はますます悪化するばかりだ。

浅草の家具屋でチラッと見える正礼の三十数万円という値段が象徴的。今どきこんな和箪笥がしっくりと収まる家がどのくらいあるのだろうか。作り手の方も考えなくてはいけない。

日本の伝統技スゴイでしょうということなのだろうが、箪笥の隠し留め継ぎなんてのは"Blind secret mitre dovetail joint"という手法が西洋にもあるし、新木場を出してこないでも木は寝かせて使うのは世界の常識だ。演出者の勉強不足だろう。

今や日本のホモ・ファーベル(作る人)は、「モノづくり日本」などと言ってられない状況にある。ピラミッドの頂点を占める絶滅危惧種の下の層は金槌一本、ノコギリ一本持たない人が増えている。

これはどの業界にも言えるが、本物のよさが分からないから、選択基準は値段。そてて本物は衰退するという負のスパイラルになっている。

指物師でなく大工の世界だって、層が薄いから全体の実力は下がっている。そのうち設計者が頑張って設計しても、それを実現できない世界がやってくるのだろう。いや、もうそうなりつつあるのかも・・・・・・

2015年01月22日

丸太から脚



 おなじみJimmy Direstaの荒業です。
見ていて疑問点が2つ。

切り倒した丸太から乾燥もせずに、物を作って狂ってこないのだろうか。
あるいは立ち枯れの木だったのだろうか。

木工用の旋盤だかロクロというのはやったことがないのでよくわからないが、ちゃんと角材を作らないとだめなのだろうか。
多分、脚の上?の方は四角になっているし、回転する際のバランスの問題や、削る台の制限というのもあるのだろう。


2015年02月14日

ノミの再生



20年以上も使った古いノミを新しくよみがえらせたのだそうだ。

ここまでやってもらえると、ノミも幸せだろう。

しかしまあ、いつみてもこのオッサンの金属加工技術には驚かされますね。

2015年02月24日

スライドヒンジ スガツネvsイケア

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いつもスライドヒンジはイケアのintegralヒンジを使っていたのだが、今回はイケアまで行っている時間がなかったので、スガツネのlamp230-26/19Tというのを買ってみた。
 

 

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2015年03月25日

テーブルソーを組み立てるまで(コマ撮り)



以前紹介した「ローン・チェアができるまで」の作者が、パワーマチック社製のテーブルソーを自分で組み立てるまでのの過程をコマ撮りしたビデオだ。
いやはや、テーブルソーを組み立てるのも大変だけど、そのコマ撮りもエライ手間ですね。

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2015年03月26日

Bosch ReaXX



diy人口の多いアメリカでは、テーブルソーの事故で年間4000本もの指が失われているという。これに対しsawstopというメーカーが2009年に電気伝導度を感知して、丸ノコの刃を一瞬にして止めるマシンを発表し、社長自ら人体実験でその有用性をアピールした。

しかし、「自己責任」をモットーとするアメリカでは、テーブルソーの値段が高くなると、反発の声も強かった。

それから6年。最近、BoschがReaXXというflesh sensing machine---要するに肉(指)を感知して瞬時に停止するマシンを発表して、今、アメリカのdiy業界はこの話題で盛り上がっている。

sawstopのcontractor saw(現場で使うテーブルソー)がamazonで$1400-$1450 もするので、果たしてこのReaXXが、いくらで発売されるのかが注目される。

どうやら、今年の秋に$1500 で発売されるようだ。boschの社長も自分の指で試さないといけないなあ。

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2015年05月13日

竹でできた魔法の家



竹というと、特に屋外に作った竹垣などは長持ちしないのが欠点だ。

しかし、ビデオで6分くらいのところに出てくるが、竹を塩で処理すると虫などにもやられず長持ちするようになるという。塩で処理するとは具体的にはどのようにするのだろうか。写真からではよく分からないが、塩水につけたり蒸したりするのだろうか。

Elora Hardyはバリ島で芸術家の両親の元で育つ。彼女の創造性は最初ニューヨークで一番大きなファッションハウスのプリントデザインの世界に向けられたが、その後一転。バリ島に帰り、竹で注文住宅を作るチームの設立にむけられることになる。

竹で作られた曲線の住宅というのも美しいけど、このお姉さんも美人ですね。

2015年06月23日

家族の一員 AIBO



SONYの開発したロボット犬AIBOは、1999年から2006年の間に15万体も売れたという。初代AIBOのお値段は25万円、二代目は15万円・・・・・・とAIBOの歴史はこちらのファンサイトに詳しくでている。

まあ、ロボットにも感情移入して、供養までしてしまうやさしい国民性ということなんでしょうが・・・・・・

2015年06月24日

日の出の位置の変化

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わが山荘から見える日の出の位置が、夏に向かってどんどん左寄りになるのは知っていたが、それが何処までいくのかは確認していなかった。

今年はそれを突き止めてやろうと思って夏至の日を楽しみにしていたのだが、天気が悪くてダメだった。それが今日、東京からのwebカメラでやっと確認できたのである。
夏至と2日しか違わないから、それ程位置もずれていないだろう。

一方、冬になると太陽はどんどん右寄りになって向かいの家の陰に隠れてしまうので、冬至の位置を確認できない。
 

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2015年06月26日

木ネジのテクノロジー



一寸の木ネジにも、様々なテクノロジーが使われていることをコンパクトにまとめたWoodworkersJournalのビデオだ。

プラスネジというのは、確かに電動ドライバー向けというのが一目瞭然。日本でもコーススレッドと普通の木ねじ、ステンレス製くらいまではあるが、テフロンコーティングした屋外用の木ネジというのはあるのだろうか。

流石DIY大国、ネジ頭にしてもプラスネジの他にも角形・星形など様々なタイプがあるんですね。

2015年07月08日

ナナフシ?

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あれっ、モッコウバラに竹箒の先端が引っかかっているのかと思ったら、ナナフシ?という忍者が息をひそめていた。擬態というやつだ。よくもまあ竹箒に似せて身を隠したものですね。

日本にはナナフシモドキというのも含めて18種類もいるそうだが、本州で見られるのは主に4種類。どうやらナナフシモドキのようだ。

脚が4本しかないのかと思ってモッコウバラをどけてみたら・・・・・・
 

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2015年07月21日

メモリカード クラッシュ

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今朝ブログを更新しようと思って、メモリカードをカードリーダーに装着したら、読み取り不能との警告が出た。

カメラに入れてチェックしても、読み取り不能。32GBもあるデータが全部飛んでしまった。こういうときに限ってバックアップを取ってないんですよね。

以前別のカードがクラッシュしたときはメモリ再生ソフトで復活できたが、今回はそれもだめ。こうなるとデジタルデータはお手上げだ。

2015年07月23日

雲が湧き出す

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今朝webカメラで榛名の空を見ていたら、北の山を越えてくる雲ではなく赤城の麓からモクモクと湧きだした雲が、北から南へと流れていく。また、ひと雨くるのだろうか。

 

2015年08月04日

電動工具の歴史



World Geographic Documentariesの電動工具の歴史。

例えば・・・・・・
丸ノコを最初に発明したのは、タビサ・バビットというシェーカー教徒の女性。1813年のことである。もちろんこの時は、電気ではなく水力を使っていました。

それからおよそ一世紀。1924年にウォームギアによる携帯電動丸ノコが、登場することになる。

電動ドリルはもっと早くて、ブラック・アンド・デッカーにより1916年に世界初のピストルグリップ型電動ドリルが発明された。

ブラック・アンド・デッカーというと、なんだか今や安物の電動工具のイメージがある。しかし、1961年に世界初のニッカド電池の電動コードレスドリルを開発したり、1971年にはアポロ15号の月からのサンプル回収にNASA特注仕様のコードレスドリルを開発したりと時代の最先端を走っていた。

意外と思ったのは、携帯型のベルト・サンダー。既に1926年にポーターケーブル社によって開発されていたんですね・・・・・・

などなど、へえーっと思う情報満載のビデオである。ただし、画質が悪いのがちょっと残念。

2015年08月18日

クローズアップ用アダプタいろいろ

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マクロレンズを持っていないので、いつもはクローズアップレンズをつかっているのだが、今回は中間リング を使ってみた。
 

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2015年08月26日

バンドソーで製材 その1



バンドソーで一番やりたかったのは、製材なんです。

まずはこのビデオで製材の傾向と対策を予習。
早速、転がり防止用の製剤用のジグを作った。


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2015年08月27日

老齢のレッドウッドを倒す



カリフォルニア州ハンボルト郡の私有地にあるレッドウッド(セコイア)を2002年に切り倒した記録だ。

宮本武蔵と巌流島で決闘した佐々木小次郎の物干し竿と言われた刀も、実際は刃渡りが3尺弱だから1m以下しかなかった。
それに比べて男たちが使っているstihlのチェーンソーは60インチというから1.5m強もあるのだからスゴイ。楔を打ち込むのではなく、油圧ジャッキを使って倒している。

レッドウッドは大きい物になると、直径6m以上もあって車が通れるようなものもあるから、このレッドウッドはまだ小さい方なのだろう。それでも、男たちの身長からみると直径2m以上はありそうだ。

セコイアは日本でも記念樹などとして栽培されていて、わが霧想庵のそばにある公園にもありました。

なおレッドウッドの製材風景はすでにこちらで紹介している。

2015年08月31日

バンドソーで製材 その2

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直径30cmくらいのヤマグルミは重くて扱いにくいので、50cmくらいのところでチェーンソーで切断した。
デッキのところに少し乾燥させるつもりで置いておいたのだが、雨がふりかかって水を吸って30kg近くになってしまったのではないだろうか。

 

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2015年09月02日

すばらしい顔面補綴の技術



オーストラリアのABC放送に出ていたちょっといい話。Aussie英語で分かりにくいところもありますが・・・・・・


オーストラリア北部のダーウィンで葬儀屋を営んでいたスティーブ・スパークス氏は、皮膚がんの手術で鼻を失ってしまった。

一方、グレッグ・パート氏は最初歯科技工士として出発したが、現在では顔面の補綴技術のスペシャリストとして働いている。

これはスティーブ氏が彼の協力で鼻を取り戻すまでの記録である。


さて、日本ではこの方面の技術はどの程度進んでいるのだろうか。リハビリセンターなどにある義足や義手を見ると、結構ゴツイものが多いが、顔面となるとどうなのだろう。


2015年09月07日

トグルクランプ

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バンドソー用外部フェンスをフェンスに固定するのにトグルクランプが必要になった。

私が部品を調達するときの手順は以下の通りだ。
まずはamazon で探す。780円(税込み)であったが、たまたま在庫切れ。プライム会員になっているので、通常は送料無料なのだが、他の出品者から買うと、送料を取られる。

次にチェックするのは、monotaro。同じサイズのものが1012円(税別)とちょっと高い。確か3000円以上は、送料無料だがそれ以下だと通常送料500円(税別)。

最後はgoggleで検索。ミスミというmonotaroのように取り揃えが豊富なサイトをみつけた。図面も出ていて、サイズが分かりやすい。こちらは770円也(税別)。送料無料というところが嬉しいですね。しかもクロネコヤマトの簡易便というので送ってきてくれる。

パーツ類は単価が安いものが多いので、へたをすると送料の方が高くついてしまうのが悩ましいところだ。送料無料というのは大きなメリット。おすすめのサイトである。

そうそう、ごくありふれたものは、意外にホームセンターの方が安かったりする。 こちらは細かいパーツまではnetで調べられないところが多いので、電話でチェックするのが一番だ。

 

2015年10月22日

チェーンソーの怪我を防止するプロテクター



チェーンソーによる怪我の1/3以上は足の怪我だそうだ。Chapsを辞書で引くと「カウボーイが脚を保護するために普通のズボンの上にはく尻の部分のない革ズボン」と出ている。昔ローハイドでフェーバーさんなんかが履いていたあのヒラヒラのやつですね。

最初の写真だけ見て、人体実験するのかと思ったら、マネキン。要するに繊維が刃に絡まってストップするのだが、ビデオでは電動チェーンソーで実験している。強力なエンジンチェーンソーでも止まってくれるのだろうか。


2015年10月26日

シグマ超望遠150-600mmレンズテスト その1

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オーストラリアに行って、カンガルーや野生動物などを撮っていると、300mmだと寄りきれずあともう一歩寄れたらなあと思うことがよくある。
そんなわけで、友人の動物写真家飯島正広氏から600mmの望遠レンズを拝借した。
夕方だったので、とりあえず正面に見える赤城の地蔵岳を撮影してみた。
対照はタムロンの18-270mmで上がタムロン、下がシグマ。

600mmだと頂上のアンテナ郡が良く分かりますね。
 

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2015年10月27日

金・火・木 明け方の3惑星大集合 その1



空が澄んで星を見るのによい季節がやってきた。日の出1時間くらい前というから、東京では午前5時頃、東の空に金星、火星、木星が集まって見える。planetary conjunction(惑星の合)という現象で、今度他の惑星の合が見られるのは2021年といわれている。

24日(土曜)から29日(木曜)が3惑星が一番近寄って、5度くらいの視角で見られる。北斗七星の柄杓の水の入る部分の角度が10度だから、その半分くらいにかたまっていて柄杓ですくえる感じだ。双眼鏡で見れば、視角はおよそ6度なので、その中に収まって見えるというわけだ。

これを見逃しても11月の6日と7日には更に細い三日月?と一緒に見られるので、楽しみだ。
ちょっと寒くなってきたが、今週頑張って少し早めに起きて東の空を眺めてみたらいかがでしょうか。

2015年10月28日

金・火・木 明け方の3惑星大集合 その2

3planets02

今朝5時20分頃、撮影してみた(上から金星・木星・火星)。実際に東の空を見ると3惑星とはいうものの、火星(矢印)の影は薄くて、あれ何処にいるのと探してしまう。金星・木星がダントツに明るくて2惑星という感じである。これだけ明るければ東京でも見られるし、普通のデジカメでも三脚を使えば十分撮影できるのではないだろうか。

三脚を群馬に置いてきてしまったので、しょうがないのでisoを12800まで目一杯あげて手持ちで撮影した(EOS KissX6i Tamron18-270mm F5.6 1/30)。

日の出1時間前まで待っていると、空が白んできてしまうので、写真を撮るならもう少し早めの方がよいかもしれない。

 

2015年11月02日

金・火・木 明け方の3惑星大集合 その3

3planets03

                10/31                                                              11/01

 日がたつにつれて、木星の左下に見える火星がどんどん木星に接近してきている。

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2015年11月07日

007の秘密兵器193



今見ると、193もある秘密兵器の中には、なんだか骨董品的なものまであって微笑ましい。また、いつも秘密兵器を持ち出してくるQオジサンのキャラクタが、茶目っ気があってとてもいいですね。

第一作”ドクター・ノオ”が1962年の作品だから、ここ50年の科学技術の発達が凄まじかったということだろう。

もはやオープンリールのテープなんて再生する器械は無いし、我が家にあるカセットテープでさえ器械がみんな調子悪くて再生不能だ。ビデオに至ってはベータ、VHS、8mm、DV、HD、4Kとこれから先どういうことになってしまうんだろうか。

そんな中で、昔撮ったフィルムのスライドはそのままだって内容を確認できるし、HDや4Kにだって変換できる。ディジタル・メディアはフォーマットが変わってしまえば内容を確認することさえできなくなってしまうから、アナログ・メディアというのは資料として保存するには案外良いのかもしれない。


2015年11月26日

ジュリー・テイモア 「スパイダーマン」「ライオン・キング」を語る



 (字幕をONにすると日本語字幕で見られます)

「ライオン・キング」の演出を手がけたのは、メキシコの天才女流画家「フリーダ」を監督しシェークスピアの「テンペスト」を映画化したジュリー・テイモアでした。迂闊でしたね。

ビデオの中でも語っている「バリ島の儀式で啓示を受けた」というのは有名な話。

日本にも淡路島で文楽を学ぶために訪れているようだ。ライオンキングの象が観客席から現れたりするのは、歌舞伎にヒントを得たんじゃないだろうか。

日本の漢字からヒントを得た抽象化の技法の話も面白いが、私が一番面白いなと思ったのは、「スパイダーマン(映画ではなく舞台の)」のスパイダーマンの目線の舞台装置。こんなビルの天辺から下を見下ろした視点を観客にも見せてしまうなんて、考えつかないよなあ。

舞台で見せるスパイダーマンのワイヤー・アクションは義経千本桜も真っ青ですね。

でも、このビデオを撮影した当時「スパイダーマン」の批評家受けはよくなくて、それで「私は試練を受けている」なんて言葉が出てくるのでしょう。

2015年12月08日

イケアKOMPLEMENTヒンジ

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久しぶりにイケアに行った。イケアは何処も高速が混むところにあるので、ちょっと行くのに腰が引けるのだが、今回は三郷店のそばに、4X8尺のシナベニアを売っている材木屋があるので、頑張って行くことにした。

お目当ては、PAXワードローブ用KOMPLEMENTヒンジだ。スガツネのワンタッチスライド丁番も良いのだが、これは他に取り付け座金が必要で、ワンセット159円+88円=244円。イケアの方は4ピース入りで600円(税込み)とコストパフォマンスが良い。

多分中国製だろうが、かなりしっかりしているし、取り付けたあと微調整できる範囲も広いので気に入っているのである。

イケアに行くと、ついいろいろいらないものまで買い込んでしまうので、注意しなくてはいけない。でも、大物を買わないで小物だけ買ってるとすごいお金の使い出がありますね。

食堂に行くと、3.11より前はランチセットなどがよく出ていたような気がしたが、今は売れているのは249円のカレーばかり。やはり景気は余り良くないのではないだろうか。

このカレー、何だか具は余り見当たらず、昔の学食のカレーを思い出してしまった。 昔の学食のカレーはカレーは少ししかかかっておらず、全部食べきるのにはどうしたら良いか頭を使わなくてはならなかったが、完食したときに達成感があったものである。中には、その少ないカレーを少し残して、素うどんに混ぜてカレーうどんにするツワモノさえいた。

その点イケアのカレーは、カレーだけはたっぷりかかっているので、Plan-Do-Seeという創造力を発揮する余地がないなあ。

 

2016年01月03日

明けましておめでとうございます。

newyear2016

(写真は動物写真家飯島正広氏のご厚意による)

明けましておめでとうございます。

今年もセルフビルダーの皆様のご活躍をお祈りします。

 

2016年02月02日

キックバック実験 2題



この実験をみると、フェンスより刃に近い側にいたら直撃をくらうということですね。こんなスピードで飛んできたら、避けようがない。

また恐いのは、はずみでプッシュブロックまで回転してもっていかれて、指を切断という最悪の事態まで考えられることだ。
丸ノコなどでテーブルソーを自作された方は、特に注意が必要だ。


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2016年02月10日

OMの真実

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東京の我が家はOMソーラーの技術的元締めでもある(ちょっとおおげさかな)OM研究所が設計したものである。
設計段階では「冬の朝でも床下のコンクリートに蓄熱された熱が放射されるので、15度くらいあります。」という話だったのだが、昨日の朝チェックしたところでは、10度以下だ。

夜などはとても寒くて仕事にならないので、冬の数ヶ月はコンピュータを3階の屋根裏部屋まで持ち上げてそこで仕事をするという愉快な状態になっている。

 

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2016年02月11日

OMの真実 その2

om14

一昨日は用事があって19時以降のデータがとれなかったので、再度データをとってみた。
棟温1とか室温1というのが一昨日のデータで破線で示してある。昨日のデータは棟温2室温2などで示し実線表示だ。

一昨日も昨日も快晴で、昨日のほうが最高気温が5度位低かったが、棟温や室温は大体同じような経過をたどり、室温は15時に最高温度になる。一昨日が14度昨日が15度である。

赤で示した室温に注目すると朝7時に10度、15時に最高となって15度、その後は徐々に下がって午前7時にまた10度となっている。

要するに15時に最高温度になった後は、蓄えた熱エネルギーを一晩かかって全部放出しているわけだ。

「真冬でも朝起きた時に15度」という要求仕様は満たしておらず、明らかに設計ミスである。なにやらシミュレーションのデータまで出してきたが、あれは一体何だったんだろう。

OMの補助暖房を使えということなんだろうが、使うとガス代が4〜5万にもなるシステムというのはいただけませんね。

零下7〜8度になる榛名の山荘はOMは入っていないが、外断熱のおかげか週末に行った時に10度くらい。コストパフォーマンスを考えたら、断熱にお金をかけた方がよほど効果的なんじゃないでしょうか。

 

2016年03月01日

v8 エンジン チェーンソー



v8 エンジンの駆動系もさることながら、チェーンのほうもすごい力がかかるから、切れてぶっ飛んだりしたらエライことですね。重さは200kg近くになるので、こういうガタイのオッサンが2人必要になる。

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2016年03月08日

引き出し用の継ぎ手4種



引き出しを作るときに役立つ4種の継ぎ手を分かりやすく解説している。
具体的には、butt joint(突き合わせ継ぎ)、rabbet joint(実矧ぎ:ビデオではrabit jointなんてスペルが間違ってますね)、lock joint、half tail dovetail jointの4種類。

ただし、12mm厚くらいの薄い合板を使う場合はベニアが剥がれる危険があるので、できるものが限られるのではないだろうか。

lock jointは以前試したことがあるが、最後のhalf tail dovetail jointはルーターで加工するときに剥がれそうですね。

2016年03月11日

スノーシューズの作り方



久々のクリスおじさんの登場です。

最初は1インチ(約25mm)のトネリコで作ろうとしたが、曲げる時に折れてしまったので、少し薄い3/4インチ(約19mm)のヒッコリーで作っている。どちらも堅い木だから加工が大変ですね。

私だったら、最初のトネリコの木が折れた段階でめげてしまうが、笑ってすませているところがいいなあ。

2016年03月24日

空から見た羊の動きが美しい



ニュージーランドで撮影された羊の群れの動き。まるで水の流れのように渦をえがいたりして、美しいですね。

よく目を凝らすと羊の回りにいる黒い牧羊犬が羊をコントロールしているのが分かる。ボーダーコリーという種類だそうだ。

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2016年03月30日

タイ式パイナップルの剥き方



タイの市場で見かけたパイナップルの剥き方。
こうやって螺旋状に硬い部分を切り落とすのがミソのようだ。芯の部分は取らないんですね。

でも、市場には指が8本しかないオバサンもいたそうなので、真似するときはくれぐれもご注意を!

2016年03月31日

瞬間接着剤で指がくっついてしまったら



Finewood workingに出ていたビデオ。

アロンアルファなどの瞬間接着剤で指がくっついてしまったらどうするか?
答えは見てのお楽しみ。
う〜む、でも実験するのはちょっと恐いですねえ。


2016年04月05日

木工の喜び



woodgear.caに出ていた「木工の喜び」。あれっ、こんなことできたっけ、と見ていたのだが・・・・・・はっはっ、そういうことか。

2016年04月06日

合板へのラブレター


Love Letter to Plywood. By Tom Sachs from Tom Sachs on Vimeo.

鉄がキングなら、合板はクイーンだという合板讃歌。なかなか美しく撮影されています。

話はちょっとそれるが、プラスドライバーのビットが3種類あるというのは知らなかったなあ(2種類は知ってましたが)。でも、この項目だけなんだかちょっと浮いてますね。


2016年04月28日

なぜ風力発電の羽は3枚なのか?



簡単に説明すると、4枚だとコストが高くなるし、2枚だと高速で回転しすぎて音がうるさいからだそうだ。ふーんというしかないなあ。

2016年06月21日

ユーザー車検 2016

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4年前にユーザー車検に挑戦してから、ここのところずっとユーザー車検を利用している。
予め、国交省の自動車検査インターネット予約システムで検査日を予約して、まずは私設の車検場で予備検査を受ける。まあ、テスター料5000円を払っても、これをやっておいた方が確実だ。

私は3ラウンド目の午後に予約したのだが、早めについてしまったので何時から受付開始かたずねると、今すぐでも良いということで何だか時間が節約できて得した気分になった。
 

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2016年07月04日

梅干し・梅ジャム

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今年は梅が豊作で6〜7kgとれた。梅酒は先週浸けて、梅が黄色くなるまで待っていたのだが、余り待っていると落っこちてしまう梅が結構あるので、エイヤと全部とってしまった。

昨日、黄色くなった梅を2kg梅干し用に漬け、2kg梅ジャムを作ったたのだが、写真を撮り忘れてしまった。今日は残っている2kgの梅の半分を梅干し用に半分をジャム用に加工する。2〜3日放っておけば黄色くなると本には書いてあるが、そうすると週末が終わってしまうので、青梅で試してみる。

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2016年07月12日

突然の来訪者

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先週の日曜日、霧想庵の裏手のオバサンが「シカだ!シカだ!」と叫んでいるので、出て行ってみると・・・・・・

 

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2016年07月21日

ナナフシ2016

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去年と同じ時期、同じ場所でナナフシ(ナナフシモドキ)を見かけた。モッコウバラがすきなのかなあ。寿命は大体数ヶ月らしいので、去年のナナフシの子孫なのだろう。

単為生殖を行い、オスが非常に稀とあるので、多分メス。来年もお目にかかれるだろうか。

 

2016年08月16日

ポーツマスのベンチ

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7月のおわりからポーツマス(イギリス)→バルセロナ(スペイン)と回ってきたので、ブログをさぼっていました。

まずはポーツマスのはなし。ポーツマスというと日露戦争の講和条約が結ばれたところか、という人がいるが、あれはアメリカのポーツマス。こちらのポーツマスはあのトラファルガーの海戦で名を馳せたネルソン提督が根城とした昔からの軍港。2016年のアメリカズカップ予選もここで行われた。

さて、ポーツマス南部の海岸沿いには、多数のベンチが並んでいて、散歩やランニングに疲れた人が座ったり、老人が座って静かに海を眺めていたりする。

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2016年08月18日

ポーツマスで見かけた電柱

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絵に描いたようなスター型接続をしているので、電気ではなく通信回線。
電気やケーブルテレビは地下を通しているようだ。

 

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2016年08月19日

ヒースロー空港の回転寿司

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確か2年前には無かったと思ったが、ヒースロー空港に回転寿司ができていた。
結構ひとが入ってますね。
英語では文字通りconveyor (belt) sushiというのだそうだ。
オーストリアから来ている院生に聞いてみると、ウィーンにもあるとのこと。
It's amazingとかterrificとかfantasticとかいうところをみると、どうもあの仕掛けが面白くて入っているような感じもしますね。
 

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2016年08月22日

草刈り 2016

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日本に帰ってきたら、自動みずやり装置が故障していて、野菜は全滅。その一方、雑草の方はぼうぼうに伸びている。

 

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2016年08月23日

バルセロナのアパート

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11年ぶりのバルセロナである。スペイン人の友人の奥さんが亡くなった後、新しいパートナーを見つけたというので、そのお祝いを兼ねてやってきた。

イギリスからフェリーでサンセバスチャンについて、そこから南下してこようと思ったのだが、フェリーは飛行機よりも高いしバカンスで宿はとれないしで、今回はバルセロナだけに留まることにした。

一泊185ユーロ(22200円、1ユーロ=120円換算)だが、町のど真ん中にあって交通の便は良いし広さも91平米あるので、2人で2万円強はまあしょうがないか。

スペインはユーロ圏に入ってから、結構物価が高くて、昔のように1000円以下のhostalに泊まってbarで豪遊するというイメージはもうない。ユーロ圏に入って一番得をしたのはスペインじゃないだろうか。

さて、件のアパートは古いビルを旅行者用に改装したものだ。何故かイサム・ノグチのあかりシリーズが好きなようで、イッパイ吊り下がっている。キッチンも完備しているので、近くの市場やスーパーで食材を仕入れてくれば、結局レストランで外食するより安くつくのではないだろうか。酒はbarで飲めばよい。

ただし、問題は階上の音が響くこと。深夜にシャワーの音で目覚めてしまった。古いしっかりとした建物でも、上下の音は結構響くものですね。

 

2016年08月30日

サグラダ・ファミリア(聖家族教会)その1



何しろ夏のバルセロナは、ものすごい数の観光客がおしかけて大変なので、なるべくならサグラダ・ファミリアは敬遠したいところなのだが、友人のManelが内部は完成したので是非見てこいというので、でかけてきた。

内部は美しいキリスト像が鎮座するようになったのと、ステンドグラスの文字が増えたのが印象に残った。

最近のバルセロナは何処の名所も事前予約と拝観料が必要だ。
まあ、事前予約はインターネットでしておけば、長い列に並ばなくても済むので、便利かもしれない。
観光客はプリンターなんか持っていないから、携帯やipadなどの画面のバーコード(QRコード)を掲示すればokだ。

一方、拝観料のほうは、昔はとられなかったカテドラルやサンタマリア・ダル・マール教会でもとられるようになった。
サグラダ・ファミリアは、建設費などを拝観料でまかなっているのでしょうがないが、大体20ユーロ以上。カサ・ミラ20.5ユーロ カサ・バトリョ22.5ユーロと結構な値段だ。


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2016年08月31日

サグラダ・ファミリア(聖家族教会)その2



サグラダ・ファミリア西側の正面は受難のファサードと呼ばれ、最後の晩餐からキリストの磔刑、昇天までの有名な場面が彫刻されている。東側の誕生のファサードと対照的である。今日はこの西側のファサードの神様のチンチンをめぐる話題を紹介しよう。

寄りかかっているのは、堀田善衞『時空の端ッコ』 p144 「バルセローナのケンカ」という項目。なおこれは、1991年1月に書かれたものである。


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2016年09月10日

diresta流 pedestal trestle table



pedestal tableというと、このような一本足のテーブルをいうが、pedestal trestle tableというとこのような二本足のテーブルをいう。どちらもまあテーブルの定番である。

この二本足のテーブルの方をdiresta流に豪快に作ってしまおうという企画だ。
いやはや、こんなブットイ丸太を削る木工旋盤まで持っているとは驚きですね。

2016年10月14日

十三夜?

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今年の9月は天気が悪くて十五夜を楽しむことができなかった。
十五夜のおよそ一ヶ月後の十三夜は、十五夜についで美しい月がみられるというので、期待していたのだが、これも天気が悪くてだめ。
その一日後の十四夜の月が美しく輝いていたので、撮影してみた。
左から135mm、300mm、500mmの望遠レンズで捉えた十四夜の月である。

 

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2016年10月24日

GeeBee R-2

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イラストレーターのつだかつみさんから、GeeBee R-2という飛行機の模型をいただいた。制作におよそ3ヶ月かけた力作である。

 

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2017年01月04日

謹賀新年2017

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たしか酉という象形文字は酒の徳利のようなものが起源になっているらしいので、やはり鳥でないと・・・・・・

今年もセルフビルダーの皆様のご活躍をお祈りします。

 

2017年01月15日

大雪2017

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天気予報が当たって、朝から雪が降り続いている。
この辺は、普通は半日も降れば降り止むのだが、今回はそんな気配がない。

もう4回くらい雪かきして疲れました。2,014年2月の大雪を思い出してしまった。

 

2017年01月21日

大雪2017 その2

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今週も朝から吹雪。

北風に吹かれた雪が 舞っている。雪の降り方は一定ではないが、カメラの条件を変えて撮影してみた。(1/180 f6.7 iso400)

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2017年02月02日

額縁

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 miter sledとベルトクランプが揃ったので、額縁作りにとりかかる。
まずはmiter sledを利用して、フレームの留め継ぎを作る。順序としては、先にガラスをはめ込む溝や、飾りとなるフレームの加工をしておいたほうが、フレームの端が割れたりしないのでいいようだ

 

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2017年02月13日

手すり

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家内が大晦日に右足を骨折して救急車で運ばれたので、トイレと浴室に手すりをつけることにした。
手すりを取り付けるのに市販の金具もあるが、それでは面白くないので木製のものを作ることにした。参考にしたのは東京の家の手すり。
50x40x25のブロックから、手すりの35mmφの丸棒が当たる部分を丸く削ってある。問題はこのカーブをどうやって削るかだ。
手すりの丸棒も木工旋盤で削りたかったが、私が持っているものでは450mmの長さのものが精一杯なので断念。
 

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2017年02月23日

バンドソーの基礎知識



バンドソーの刃はhardback,flexback,bimetalの3つに大別される。電動ドリルの恐竜でおなじみのIzzy Swan氏が、直線切り用のhardbackと曲線切り用のflexbackについて要領よく解説している。

hardbackは、ホイールのセンターより手前にセットするというのは知りませんでしたね(大体マニュアルにはセンターにしろと書いてある)。

あと、当然のことながら刃だけは安物はダメだとのこと。

2017年05月07日

ドローンで空撮



友人の動物カメラマン飯島正広氏がDJI Mavic Proという小型のドローンを買ったので、我が霧想庵の空撮をしてもらった。

昔は空撮というと、新木場の東京ヘリポートまで行って、何十万も払ってヘリをチャーターしなければならなかった。

撮影するのでドアは開けっ放し。音がうるさくてヘッドセットをつけて怒鳴らないと会話ができないし、冬は寒くて死ぬ思い(カメラマンは身を乗り出して撮影するのでもっと大変)。また自衛隊の基地の回りは迂回しなければならなかった。

それが今や20万円もしないドローンで簡単に空撮ができてしまうのだから、すごい世の中になったものである。

こうやって空撮でみても、外壁のペンキが大分白っぽくなってきているのが分かりますね。

2017年06月13日

アンズ酒

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去年は実が熟してオレンジ色になるまで待っていたら、3個くらいしか残らなかった。そこで、ことしはまだ青いうちにアンズ酒にしてしまおうと思った。

結構虫に食われているのもあって、それを除くと500gしかなく、ジャムを作るのにも量が足りない。今年はウメも不作で、梅干しが作れるかどうか分からない。花はイッパイ咲いたのですがね。

 

2017年06月21日

『荒野の決闘』のイス

   

イスのイメージで頭に焼き付いているのは、映画『荒野の決闘』でワイアット・アープ役のヘンリー・フォンダが、ポーチで座っていたイスである。
フォンダが反っくり返って座っていたイメージが強かったので、ロッキングチェアーだとばかり思っていたのだが、確認したらそうではなかった。


このDVDのジャケットに使われている写真の構図は実によくきまっていますね。

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2017年06月27日

ハンモック

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UCカードのポイント交換でもらったハンモック。1400ポイントだから7000円というところか。
amazonでも6979円だから、同じものなのでしょう。

ハンモックというのは、取り付けるのに柱が2本必要で、しきいが高かった。しかし、このハンモックスタンドというのがあれば、どこでも使えるので便利ですね。それに折りたためるところが良い。腰痛持ちとしてはちょっと心配だったが、かなり快適。

でも、作りが安っぽいなと思ったら、made in vietnamと書いてある。
イケアのハンモックは、スタンドだけで1万2千円(多分中国製)だから、最近は中国も人件費が高くなって、ベトナムに代わったのかもしれない。
ただし、イケア製は折りたためないので、狭い日本じゃ邪魔になるんだろう。

 

2017年07月06日

杉とケヤキ

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埴 沙萠先生のところで、杉とケヤキの板を大量にいただいてきた。写真に写っているのは1回分でこれを3回やったから、かなりな量である。

お隣の大工さんが、沼田の製材所で燃やしてしまうような部分を貰ってきたものだという。もう、その製材所はご主人が高齢になったので、閉めてしまったようで残念。
 

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2017年07月11日

簾の巾

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風呂場の簾が古くなったので、取り替えた。
ホームセンターでも、amazonでも既成の簾の巾は最大176cmしかないから、ご覧の通り脇が少し空いてしまう。

Be-h@usの規格では、柱と柱の中心が200cmで柱の太さが10.5cmだから、窓の横幅は200-10.5=189.5cm以下ということで、176cmでは当然脇が空いてしまうのである。

これに対し、今までの日本家屋では、柱の中心から中心までが一間=181.8cmだから、10.5cmの柱を使えば、窓の幅は181.8-10.5=171.3cmと176cmあれば十分足りるのである。

風呂場の前にはヒイラギナンテンのトゲトゲの葉が茂っているし、手前には窓巾いっぱいのブラインドがあるので、まあ、よしとするか。

2017年09月21日

Dewalt DW735個人輸入顛末記

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2年ほど前にバンドソーで製材したヤマグルミの板が、乾燥が進んでやっと使えるようになってきた。そうなると必要になるのがジョインター(手押しカンナ)とプレイナー(自動カンナ盤)である。
というわけで、今回は定番のプレイナーDewalt DW735を個人輸入してみた。

webでみると、DW735は台つきで$639、台無しで$599というところが多い。
米国amazonは、ここのところ日本へは輸出できないといってくる。そこでDewaltのサイトで、2店くらい海外へ輸出可というところに輸送費を含めた見積もりを依頼したが、不埒にも応答なし。

カリフォルニアにあるMike's Wood & Metal Toolsというところが、本体549.95ドルと安かったのだが、輸送費がFedExで$858.77 、UPSで $945.88と本体よりも高い。
以前、輸送を依頼した米国ヤマトは見積もりを依頼し、担当から返事をくれると言ってきたのだが、数日応答なし。

そこで、以前、Boschのテーブルソーを買ったcoastal toolで、本体$599、輸送費$376、計$975で購入と相成りました。輸送費は同じFedExで何で2倍以上も違うのか不思議だ。
 

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2018年01月01日

謹賀新年2018

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今年もセルフビルダーの皆様のご活躍をお祈りします。

 

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2018年01月02日

初日の出2018

sunrise2018

天気予報では大晦日の夜から雨といっていたので、ダメかなと思ったらちゃんと初日の出をみることができた。

横着をして三脚を立てずに手持ちで撮ったので、カクカクの動きになってしまったが、ご愛嬌でしょう。

 

2018年02月15日

長手盆 ver2 その1

nagate1801

スーパー楕円の公式の指数を変化させて、n=2で楕円、nがそれよりも大きくなると長方形に近づくという図はよくみかける。
しかしここに示した図は指数を2.72にして、縦横比を変化させたものである。
外側から縦横比3:4(スタンダードサイズ)、1:√2(日本の黄金比)、1:1.62(西洋の黄金比)の順である。

今まで作ったスーパー楕円の長手盆は縦横比3:4(図の一番外側)のものが多かった。どうも映像屋というのは、スタンダードサイズのものが多くなってしまう傾向があるようだ。
今回は日本の黄金比1:√2で作ってみることにした。
ちなみにこの図は、Super-ellipse Calculator & Plotterというwebページで作成したものだ。このページで実寸(1:1)でpdfファイルをダウンロードすると、何枚かに分けて実寸でプリントアウトできるので、とても便利だ。
 

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2018年02月19日

長手盆 ver2 その2

nagate1802

全部ルーターで穴を掘るのは大変なので、まずはボール盤に20mmφのフォルスナービットをつけて深さ25mmくらいの穴を掘る。板厚が35mmあるので、25mm掘っても10mm近くは底板の厚さがある勘定である。
今回の板は杉板なので、それほどモーターに負担はかからない。真ん中辺は
ボール盤の奥行きが無くて届きませんね。

 

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2018年02月26日

バンドソーのお稽古



本当はdirestaの「木のスプーン」というのを作ってみたかったのだが、いきなり真似すると怪我をしそうなので、まずはやさしいこのビデオに出ているバターナイフを作ってみた。


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2018年04月04日

紙飛行機オジサン



wiredに出ていたビデオです。
John Collins氏は折り紙と空気(航空力学)を学んで、2012年に紙飛行機の飛行距離の世界記録を達成した。
スザンヌという彼の妻の名にちなんだ紙飛行機は、フットボール選手のJoe Ayoobによって飛ばされ、何と69.14mも飛んだという。
後半にはその折り方と調整法が詳しく出ているので、実際にやってみた。

や〜、確かにこれはよく飛ぶんですね。

この他にも、手元に戻ってくるブーメラン飛行機や羽ばたくコウモリ飛行機なども出ていてとても楽しい。
お天気も良くなってきたので、紙飛行機を飛ばして大空を見上げてみたらいかがでしょう。

2018年04月05日

GoProの変なマウント



ここのところ身売り話まででて、ちょっと落ち目のGoProだが、こういうおバカなものを出してくるとは大したもんですね。

$59.99なんて値段まででているが、まあ、Newsの日付をみると4月1日だから、エイプリルフールなんでしょう。

むかしはこの手のエイプリルフールものが競いあってでてきたものだが、最近は世の中全体に余裕がないのか、めっきり減ってしまいましたね。

2018年06月25日

梅酒・梅干し2018

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2016年には、梅が6〜7kgもとれたのに、去年は不作、今年は2kg程度しかとれなかった。
1kgづつ梅酒と梅干しにしてみました。来年はもう少し梅の実がなってくれるといいのだが。
 

2018年07月10日

サンディングペーパー比較

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今回、床研磨に使ったサンディングペーパーを比較してみた。
左が米国amazonで買った25枚入9.99ドルのもの。箱にはmade in chinaと書いてある。送料7ドルを入れても1枚あたり74円。
右がカインズホームで売っていたマキタ用で5枚入り400円弱。1枚あたり80円弱。これは日本製かなあ。

使用感は、左のものが圧倒的に長持ちする。例えていうと、紙やすりと布やすりくらいの差がありますね。最近、made in chinaも結構いいものが出てきてあなどれない。アメリカ経由でなく直接中国からAliExpressなどで買えばもっと安いのだろうが、玉石混交で開けてみるまでは分からないところが怖いですね。
 

2018年07月25日

ヒヨドリも暑い

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最近、頻繁にヒヨドリが庭を飛びかっているなと思ったら、玄関の上のモッコウバラの枝に巣を作っていた。

逆光なのでフラッシュをたきたいところなのだが、脅かしてしまうので断念。
ヒヨドリもこの暑さにはまいっているのか、口を開いてハアハアいっている感じだ。
まあ、脱げない羽毛服を着ているわけだから、暑いんでしょうねえ。

 

2018年08月07日

ヒヨドリ通信 その2

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卵を発見してから1週間後。4羽のヒナがかえっているようだ。
しかし、灼熱の太陽が照りつけていて何だか元気がなさそうだ。

親鳥は、忙しくエサを運んでくるはずなのに全然やってこないし、夕方ちょっとやってきたらすぐいってしまった。残念ながらヒナは熱中症で死んでしまったのだろうか。
 

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2018年08月14日

ヒヨドリ通信 その3



1週間後の状態。大分羽も生え揃って鳥らしくなってきました。

もうそろそろ巣立ちだろう。

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2018年10月22日

初ストーブ2018

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まだ室温は20度くらいあるのだが、寒気が急にやってきたのを口実にストーブを焚いてみた。
本当は木工で出た木っ端が貯まりすぎて、処理に困っていたのが・・・・・・

木工で出た木っ端は、薪に比べると乾燥度が高く水分が数%。あっという間に200数十度になる。ストーブ屋のオヤジが、「薪は一に乾燥二に乾燥」と言っていたのは当たっているなあ。

石油がとんでもない値段になっているので、薪ストーブはありがたい。

 

 

2018年11月01日

3M防じんマスク

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バンドソー、テーブルソー、サンダーなどを使うときは、かなり塵がでるので使い捨てのマスクをしているが、普通のマスクだと細かい塵は防ぎきれない。
そこで、3Mの使い捨て防じんマスクを買ってみた。1,885円也。

このマスクの良い点は、排気弁(矢印)がついていること。
普通のマスクだとメガネが曇って苦労するが、このマスクだと排気弁のおかげで大丈夫だ。ちょっとゴムがきつめの感じがするが、この程度きつくないと、周りから塵が入り込むのかもしれない。

 

2018年11月12日

どんぶり鉢のお稽古 その1

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私の持っている木工旋盤では、棒状のものは挽けてもボウル状(ボールとまぎらわしいので以後どんぶり鉢)のものは挽けなかった。
チャックと呼ばれる、木を固定するものが無かったからである。

米国amazonでNOVA G3というチャックを89ドルで売っていたので、早速注文した。
お値段は、チャック本体89.99ドル、アダプタ17.93ドル、送料13.45ドル、計121.37ドル也。1ドルをちょっと高めに120円で計算しても、14,564円である。

同じものをオフコーポレーションで買うと、本体15,750円 アダプタ2,625円 送料712円 計19,087円だから、amazonの方が4,500円近く安い。

という訳で今週はどんぶり鉢のお稽古をした。参考にしたのは、FineWoodWorkingの
このページ
 

 

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2018年11月19日

どんぶり鉢のお稽古 その2

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どんぶりの外側は、この前よりきれいに仕上がった。
しかし、底にダブテイルを掘って、鉢の内側を削る時にちょっと刃先が引っかかったと思ったら、このように底の一部がぶっ飛んでしまった。

 

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2018年11月27日

どんぶり鉢のお稽古 その3

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やはりケヤキは硬くてなかなか手ごわい。外側は何とか削れたが、内側は硬くてなかなかはかどらない。
 

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2019年01月01日

謹賀新年2019

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イノシシの写真というのはなかなかいい写真が無くて、友人の動物写真家飯島正広氏に借りました。親子連れのイノシシのちょっと微笑ましい写真です。

さて、今年もセルフビルダーの皆様のご活躍をお祈りいたします。

 

2019年01月21日

どんぶり鉢のお稽古 その4

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アラスカ式丸太製材機で製材したヤマモモの木は、どんぶり鉢のお稽古に使用した。
しかし、今回も鉢の内側を削るときに鉢底の一部がぶっ飛んでしまった。

木工旋盤がダメなのか、削るノミがダメなのか・・・・・・
しかし、"A Good Craftsperson Never Blames the Tools"の諺のとおり、やはり腕が未熟なんでしょう。

ここで諦めるのは勿体無いので、またもやarbortech ball gougeのお世話になりました。
ball gougeで削るときは、鉢を固定するのにハンド・スクリュー・クランプが役立った。
 

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2019年05月28日

屋上菜園 2019

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今年は連休のあと結構寒かったので、野菜の育ちがあまり良くなかったが、先週から急に暑くなってきたので、急にぐんぐんと育ち始めた。

今までトマトはトマトケージで育てていたが、ちょっと窮屈なので、ことしはトレリスを使って支えを作ってやることにした。

ナスはまだ一番花が咲いたところ。キュウリは5節目くらいまで育っている。一番手前の中玉トマトは、2本仕立てにしたところである。
 

2019年06月03日

天板留め金具



テーブルの天板は木目の横方向に収縮するので、エプロンにネジ止めしてしまうと割れが入ったりする。そこで、このビデオのようにtable top fastenar(天板留め金具)を使って固定するのが推奨されている。

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2019年06月25日

屋敷森伐採 その1

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我が霧想庵の西側2軒上にはりんご園があって、風よけのためか30m近くもあるスギやミズキが茂っている。そのため榛名方面の山が見えず、冬には2時過ぎには暗くなってしまうのであった。
りんご園は2年ほど前に火事を出して、荒れ放題になっていたが、最近、牧草地にするとかで木を切ることになった。

 

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2019年07月01日

屋敷森伐採 その2

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ついに目の前の杉の木は伐採されて、山が大分見えるようになりました。
一番左のミズキがちょっと邪魔なのが残念。

 

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2019年07月17日

雑木林伐採

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我が霧想庵の東には、このような雑木林が広がっていた。手入れをしないものだから細い木が密生していたのだが、高さだけは高くなって、一階からは赤城が見えなくなってきたのである(これは二階からの眺めなので、晴れていれば赤城が見える)。
 

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2019年08月19日

網戸用隙間テープ

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網戸の脇から蚊が入ってこないように貼る隙間テープを買ってみた。
隙間テープというと、スポンジ状のものが多いが、網戸用に使うのはこの毛足のあるものが良い。

be windowの隙間テープもよく見ると、大分へたってきて隙間があいているものもあるので、長さが10mあるものを購入。
毛足が6mm,9mm,12mmと3種類あるので、自分の網戸に合ったものを選ぶことが大切。

amazonもお盆の間は、なんだか発送に時間がかかるようで、肝心の網戸の枠の方はあまり進みませんでした(といって暑さでやる気がなかった言い訳)。

 

2019年10月29日

生落花生

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友人に掘りたての生落花生を大量にいただいた。
我が家の屋上菜園の落花生に比べると、ずいぶん大きくて立派だ。

まずは半分を40分ほど、塩ゆでにしてみた。我が家の落花生に比べると、ちょっと歯ごたえがある感じだ。
残りは圧力釜で5分塩ゆで。う〜む、こちらの方が何だか柔らかくて美味である。
塩ゆでの落花生というのは、市販の炒ったものに比べると、数段美味しいような気がするなあ。

2019年11月06日

生落花生 その2

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ここのところ肋骨にヒビが入って痛みが止まらないので、diyはちょっとサボっています。
そんな訳で今週は、我が家の二階の家庭菜園の落花生に登場してもらう。
去年は何だか草に紛れて良くできなかったので、今年は1本だけ苗を植えてみた。

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2020年01月01日

明けましておめでとうございます

今年もself builderの皆様のご活躍をお祈りいたします。

私の方は11月にがんが発見されて、そのままずうっと入院となり、大晦日に一時帰宅が許可され二泊三日で霧想庵に戻ってきたところです。

今、我が国の病院は医療費抑制のため二ヶ月で放り出されて、他の病院に移らねばならないシステムとなっています。オリンピックなどクソくらえといいたいところではありますが、まあ、それで退院できるというメリットもあるかもしれません。

2020年02月10日

仮設の手すり

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病院から福祉タクシーで退院したときに困ったのは、駐車場がじゃりで凸凹で車椅子がスタックしてしまうことと、家に入るときの段差(家の中は全然段差がないのだが)。

その後、二本杖で歩けるようになったので、デッキの階段に仮設の手すりをつけてもらった。工務店のTさんが、ツーバイ材であっという間に作ってくれた。仮設なので体裁はどうでもいいと言ったのだが、なかなか美しい。さすがプロはすごいなあ。

 

2020年03月24日

春の雪 2020

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今年は暖冬だなと思っていたら、3月に入ってから3〜4回雪が積もっている。
今朝も起きたら、吹雪という感じだったが、あっという間に太陽がでてきた。

これはもう、昼までには溶けてしまうだろうなと思っていたのだが・・・・・・

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2020年03月29日

春の雪 2020 その2

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昨夜は大雨だったが、天気予報が当たって明け方から雪に変わって、朝起きたら雪が積もっていた。
春の雪には珍しく、乾燥した粉雪であった。

 

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2020年05月26日

肺炎入院顛末記 その1

4月21日から37.5度以上の熱が2日も続き22日には38.3度の高熱が出てしまった。

1)まずは、かかりつけの医療センターに電話すると、37.5度以上の発熱がある場合、市の運営する診療所の発熱外来を受診しろとあっさり診療拒否。

2)発熱外来というと、熱のある患者がいっぱい待っていそうなので迷う。
確か県のホームページをみると、
1.風邪の症状や37.5°C以上の発熱が4日以上続いている。2.強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。3.高齢者や基礎疾患等のある方で、上の状態が2日程度続く。
この症状のある方は「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください、とあるので
相談センターに電話(私の場合は3に相当)。
なんといってもこういう場合、患者が望むのは、家族もいるのでコロナがどうか切り分けてもらうことであるし、最初に切り分けるのはスクリーニングの基本中の基本である。
しかし、ここでもあっさりと拒否され、市の相談窓口の電話番号を紹介される。

結局PCR検査なんか、最初からやる気はないのである。これで自宅待機になって重症化した患者が何人もでて問題になったというのを実感しましたね。
検査しなければ、患者数も増えないという日本の医療行政というのは、全く腐りきっている。

3)市の相談窓口に電話すると、何のことはない発熱外来を受診しろという有り難いアドバイス。たらい回しの連続である。

4)しょうがないので発熱センターを受診すると、私のようなコルセットをつけた患者はレントゲンも撮れず、聴診だけで誤嚥性肺炎という神業的診断。抗生剤を渡されて様子を見ろとのことであった。

 

2020年05月27日

肺炎入院顛末記 その2

発熱外来でクラビットという抗生剤のジェネリック薬品をもらったのだが、3日飲んでも熱は下がらず。家内が医療センターに電話し強引にねじこんで、泌尿器科でやっとCTを撮ってもらうことができた。

CTを見ると右肺が真っ白。まあPCRの確定診断ではないが、このように片側だけ炎症を起こしているので、コロナではないとのこと。内科の先生にも相談したところ、誤嚥性肺炎が疑われるので即入院となる。
自宅で薬だけ飲んでいたら、もっと悪化していたかも知れないので一安心といったところか。

2020年05月28日

肺炎入院顛末記 その3

入院翌日から、7時・15時・23時と8時間毎に抗生剤の点滴。おまけに500mLの補液(乱暴にいうとポカリスエットのようなもの)まで追加。抗生剤は1時間くらいで落ちるのだが、補液の方は5時間もかかるので、その間動きがとれない。

点滴を8時間ごとにするから、手の静脈には留置針が入ったまま。これが結構困るんですね。起き上がったりするときに手に力を入れると、針が動いて輸液が漏れてエライ目にあった。

6日間計18本の抗生剤を点滴したが、熱は下がらない。採血もするから血管は穴だらけ。また、ずっと寝てるから、仙骨部が赤くなって床ずれ予備軍まで発生。一生のうち、こんな薬漬けになったことは初めてで、全く地獄の日々でありました。

2020年05月29日

肺炎入院顛末記 その4

6日間抗生剤を点滴しても熱が下がらないので、呼吸器科にバトンタッチということに相成りました。普通は3日程度様子を見て、改善が見られなければ、次の手を考えるというのが常識である。もっと早くに呼吸器科に送ってもらえればよかったのだが・・・・・・

呼吸器科でCTを撮ってみると、入院時のCTより悪化して肺の下のほうまで白くなり、胸水まで溜まっている。呼吸器科の主治医によれば、これは絶対に誤嚥性肺炎ではないとのこと。誤嚥性肺炎なら、誤嚥した食べ物が肺の下のほうに落ちるから、肺の下部が白くなり肺の上部が白くなることはなく、痰もかなりでるそうである。

最初の診立てが違うわけだから、抗生剤で熱が下るわけがないのである。全く無駄な最初の6日間でありました。

2020年05月30日

肺炎入院顛末記 その5

呼吸器科の診断は特発性器質化肺炎ということであった。まあ、特発性というのは原因が良くわからないということ。

ステロイド剤を100mg大量投与するところから始めて、様子をみながら減らしていった。熱は下がり、肺のX線像も改善がみられるようになった。

ただし、ステロイド剤の大量投与で困るのは、血糖値が上がることだ。血糖値が上がるから食前に指に針を刺されて毎回血糖を測定される。この測定値と食べた主食(ご飯)の量で、糖尿病でもないのにインシュリンを打たれることになるのである。

こちらはインシュリンなんか打たれたくないから、食事はおかずは全部食べるが、ご飯は残すようにするとか、毎回頭を使いながら食べることになるのである。

主食だけが判断基準になるというのも、おかしなことで、おかずに糖質のポテトサラダとかマカロニサラダのてんこ盛りなんかあると、血糖が上がるので要注意なのである。

2020年06月02日

肺炎入院顛末記 その6

レントゲンで肺の様子をチェックしながら、ステロイド剤を徐々に減らして行って、25mgになったところで、ようやく退院と相成りました。

退院したのが、5月23日であったから、ほぼ一月入院していたことになる。

まあ、今回の収穫はリハビリでよく歩いて、歩行が安定してきたことだろう。ナースステーションの周りを一回りすると60m。これを朝昼晩10周づつ回って1.8km。

この他にリハビリの部屋で自転車こぎを10分。これがなかなかきついんですね。おかげで、杖なしでも短距離なら歩けるようになりました。

2020年12月01日

一日遅れのビーバームーンと赤城山

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11月の満月は、ビーバームーンと呼ばれるのだそうだ。
その由来は、アメリカインディアンがビーバーのワナを仕掛ける時期だからとか、ビーバーが冬の為のダム作りを始める時期だからとか・・・・・・2つの説があるという。

今日はもう一日遅れだが、赤城の上に煌々と月が輝いている。

 

2021年01月01日

謹賀新年2021

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今年もセルフビルダーの皆様のご活躍をお祈りします。

写真はイギリスのニューフォレストというところで見かけた牛です。「ニュー」という名前がついても100年以上前にできた森林公園です。牛が対称形に寝そべっているのが面白いですね。

 

2021年07月31日

7月のウメしごと

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去年はウメが1kg程度しかとれなかったが、今年は豊作である。完熟して黄色くなるまで待っていたのだが、毎日数個づつ落ちてしまうので6月の終わりに採ることにした。

 

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2021年10月22日

秋の収穫

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裏のオバサンから芋掘りにに来いというので、行ってきました。

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2021年11月20日

名月赤城山

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17時頃に、既に半分くらい欠けた月が赤城山から昇ってきたときには、ちょっと薄い雲に覆われていて、月蝕は見られないかもしれないと思った。

 

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2021年11月28日

初雪2021

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昨日あたりから赤城山に冠雪が見られるなと思っていたら、こちらの榛名側では大して積もらなかった。

 

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2021年12月31日

クルミの木剪定2021

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東京の家のクルミの木がずんずんと伸びて屋根より高くなってしまったので、剪定してきた。

医者に「骨折すると一生寝たきり」なんて脅されているので、岩登りのハーネスつけて慎重に木に登りました。
5年前に比べると、大分枝も太くなっているので、チェーンソーで切り落とすとき相当緊張した。そんなわけで、写真を撮っている余裕はなかったので、これは5年前の写真である。

 

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2022年02月09日

外気温の記録

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 安いデータロガーで、室外の温度変化を記録してみた。
グラフを見ると、0℃以下の日はあまりないが、今年は結構寒くて0℃以下の日が続いているのである。一番左の零下1℃くらいの日は、車の温度計ではマイナス7℃にもなった日だ。うーむ、3〜5℃くらい高く表示されているようだ。これは、ちょっと校正しないといけませんね。

 

2022年02月11日

大雪2022

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久しぶりに天気予報が当たって、今シーズンで一番の大雪となった。

20cmくらい積もっただろうか。今回は湿った雪だったので、体が不自由な身にとっては、雪かきが大変でした。

2022年02月15日

室温比較

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前回、inkbirdという安いデータロガーで測定した外気温が高めにでるので、dht22という温湿度センサーをraspberry piに接続して室温を測定したものと比較してみた。

19時から翌日の9時30分まで30分ごとに、同じ場所に置いて温度を測定したものをグラフ化してみた。赤がdht22、青がinkbird。やはりinkbirdのほうが高めに出ている。ちょっと面倒くさいが、そのうち水の氷点と沸点を測って較正してみよう。

 

2022年02月18日

室温比較較正後

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これが較正後のinkbird(青)とdht22(赤)の比較である。

何だかほとんど変わっていないみたいですね。

う〜む、しょうがないので、今度はアルコール温度計も入れて、室温の比較をしてみよう。

 

2022年02月19日

室温比較 その2

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アルコール温度計で、30分毎に温度を目視で記録するなんていうのは、面倒くさいのであまりやりたくなかったのだが、挑戦してみました(緑)。

dht22(赤)が何故20時から22時にかけて、温度が上がっていたのかは分かりませんが、3つ比較してみると、dht22のほうがアルコール温度計の表示に近いような気がします。inkbird(青)がなぜ較正してもダメなのかは不明である。

2022年12月31日

近所のコナラの木

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近所のコナラの木?が切り倒されてしまった。
請け負ったのは近所の水道屋のようだが、なんで水道屋がクレーン車までもっているのかは不明。

 

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2023年01月03日

闘争勝利

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なんだか昔の全共闘のタテカンの文言のようになってしまったが・・・・・・

え〜と、今まで米国tauton社のfinewoodworkingという木工雑誌のweb会員だったのだが、最近あまり面白くないので、6月にキャンセルする旨のメールを送っておいた。
すると、「auto renewal list(自動更新リスト)から外しておきますね」という返信がカスタマーサービスから来て安心していた。しかし、10月にクレジットカードから59.95$の年会費が引き落とされているではないか。

早速、カスタマーサービスにメールをすると、自動更新になっていますというふざけた返事。
しょうがないので、6月のカスタマーサービスの返事などエビデンスをつけて、再度メールすると、「すんまへん、お詫びします」という近江商人か伊勢商人のような「頭下げるだけならタダでんねん」という感じで、一向にに返金するつもりはないようだ。円高の時ならまあ、しょうがないかと諦めていたかもしれない。

しかし諦めずに、「これは御社だけの問題ではない、アメリカ人全体のhonorとdignity(名誉と尊厳)にかかわる問題ですぞ!」と脅しのメールを送るとやっと返金してきた。

ただし、クレジットカードから引き落とされた時は、59.95$(1ドル152.66円)=9,152円、返金時は(1ドル131.67円)7,894円。行って来いするだけで、1,258円損している。まあ、返金までこぎつけたので、よしとしましょう。

 

2023年02月11日

大雪 2023

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昨日は南岸低気圧のせいで、ズンズンと雪が降り積もり、一時はどうなることかと思ったが、夜に雨に変わったらしく、朝起きるとたいして積もってはいなかった。重い雪なので雪かきが大変である。矢印のところに月齢20日の月も見えます。

 

2023年04月12日

スギ花粉2023

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今年は予想通り、スギ花粉が倍くらい多いようである。
我が霧想庵は杉林に囲まれているので、外に出してある車の屋根は悲惨なことになっている。
黒い屋根の車は汚れが目立ちますね。
洗っても洗っても、毎日降り積もるのである。

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2023年05月08日

不思議な寺の建物



5年位前に我が霧想庵よりちょっと上あたりに、ギンギラギンのお寺だか神社だかが出現したので、新興宗教の神殿でもできたのかと心配していた。

最近、探検してきたら、佛光山法水寺という台湾の禅寺でありました。敷地も広くて高いところにあるので、赤城、日光白根、子持山、小野子山などがよく見える。

拝観料もタダ。仏像の説明などは、スマホをかざすと説明がダウンロードできて便利である。
隣の古くからある水澤寺は、ちょっと負けていますね。今や伊香保の観光コースになっているそうである。


2023年05月30日

屋上菜園2023 その1

rooftopgdn20231

今年の屋上菜園5月18日の状態である。なんせ風が強いので、5月いっぱいは風よけのアンドンが外せない。
右後ろのヤグラは、手前がトマト、後ろがきゅうりである。

 

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2023年07月08日

ウメ2023

plum2023

写真に写っているのは一部だが、ことしは10kg程度ウメの実がとれた。
梅酒、梅干し、梅ジャムと作ったが、無農薬なのでだんだん黒星病という病気が増えてきて困っている。そのため、梅ジャムの比率が高くなってしまいました。

 

2023年08月23日

風呂用水中ポンプ買い替えその1

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10年以上前にカインズで1万円以上で買った水中ポンプが動かなくなってしまったので、amazonで評判の良い中国製のポンプを買った。

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2023年09月07日

風呂用水中ポンプ買い替え その2

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東京の家のtotoの便座がだめになったので、そこについていた漏電保護プラグを利用することにした。15Aと書いてあるので、使えると判断した。

写真を撮り忘れたが、漏電保護プラグと水中ポンプはACコードを撚ってつないで、熱収縮チューブをかぶせました(なんせ暑くてはんだ付けする気になれなかったもので)。

 

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2024年01月01日

謹賀新年2024

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今年もセルフビルダーの皆様のご活躍をお祈りします。

 毎年真夜中に見られる伊香保の花火が我が家の2階から見られなくなって、音だけが聞こえました。

それに比べるとこのシドニーの新春花火大会は豪華ですね。

2024年01月25日

TOTOシングルレバー水栓 TKG31UPX をTKS05301Jに交換

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東京の家のTOTOシングルレバー水栓 TKG31UPXが水漏れするようになったので、交換することにした。本当は中身のカートリッジだけ交換したかったのだが、東京まで行ってもしダメだったら面倒くさいので、シングルレバー水栓を全取っ替えすることにした。交換前の写真を撮り忘れたので、これは交換後の写真である。
TKS05301Jは私がamazonで見たときは14,000もしていたので、しょうがないので他で買ったが今はもう少し安くなっているようである。

交換方法は色々ネットに上がっているが、これを参考にした。

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