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05) コンクリート術 アーカイブ

2007年07月25日

レイタンス


玄関モルタル塗り
タイルを買って、施工マニュアルをもらい、モルタルでの施工方法を勉強していると、「下地のコンクリートの表面はレイタンスなんどの汚れをワイヤーブラシやケレンで清掃する」ことが大切・・・」 レイタンス???インターネットで調べてみると、コンクリートの表面に水が浮いてきたときに一緒に出てくる微粒子で、乾くと白い細かい粉。これが接着力に影響する。そう言えば、地下倉庫のコンクリート打ちっぱなしは電気掃除機では取れない粉がいっぱい付いていて、いくら掃除しても白い粉が存在する。そこで、ワイヤーブラシと水で清掃し、これなら、モルタルがコンクリートにくっ付いてくれるだろうと思ったが、出来上がって叩いてみるとポカポカと、やはりモルタルが浮いているところがある。塗ったモルタルと次のモルタルのつなぎ目に浮いているところが多かった。一人でモルタルを練っては塗る、練っては塗る、の繰り返しをしていたためか。でも、モルタルがそんなに早く乾くわけはないし・・・  レイタンスと言うより、技量不足によるもの。気に入らないので、浮いたモルタルをはがそうとしたが、厚さ1cmほどでもはがすのは大変。結局諦めて、この上にタイルを張ることにしました。 写真のしま模様で分かるのはモルタルの練り回数?

2007年07月26日

タイル張り


タイル張り1
セルフビルドの中で、私にとって一番大変なのがコンクリート・モルタル・タイル張りなどです。木で作ったものが気に入らなければ、取り壊して作り直せばすむのですが、モルタルを平らに塗れなかったり、うまくコンクリートに接着しなかったりしても、固まってしまうと取り返しがつきません。経験不足の上に、やり直しが出来ないので残念です。風呂場・シャワー室・玄関のモルタルには苦労しましたが、どうもモルタルの扱い方がうまくなったとは思えません。今は、玄関のタイル張りで、少ない経験から考えて室内タイルを接着剤で張ることにしました。モルタルの方が値段は安いのですが、水加減だけでもかなりな経験が必要で、その上にモルタルを塗る技術に進歩がないからです。接着剤を使ってみると、素人にとってはモルタルよりはるかにやりやすいことが分かりました。水加減は関係なく、1時間経過しても粘度に変化はないので、すぐベテラン(?)になれました。でも問題がないわけではありません。くし目ゴテを使って接着剤を塗り、タイルを乗せてのレベル出し。うまく出来たと思っていると、30cm角のタイルの場合、自重で下がりレベルが狂ってしまうケースがありました。イナックスに相談したとき、接着剤を厚く塗りたい場合は、一日前に薄く塗ってレベルを合わせておいたほうが良いと言ってましたが、アドバイスを無視した罰でしょう。やはり、下地モルタルのレベル出しは大切ですが、接着剤も少し勉強すれば素人でもプロ並みの仕事が出来ると感じました。ただ、残念なことは、感じたときにはもうタイルを張る所がないことです。

2007年08月13日

メジドジ


玄関タイル1
床のタイル張りをしながらいろんなトラブルに遭遇しました。 モルタルで下地を作るとき、一生懸命平らにしたつもりですがレベルが出ていない部分があり、これがタイルを平らに敷くのに微妙に影響が出ました、どこに問題があるか分かってから張るべきでした。接着剤での張り付けでは、くし目こてで張り付けしていて、タイルのレベルを高くしようと接着剤を厚く入れてもタイルの自重でゆっくり下がったことを翌日発見。モルタルで張る場合は、モルタルのやわらかさと量を均一にしないとレベルの調整が結構難しいこと。すべては結果を見てからで、つまり失敗の原因が分かっただけでした。 最後に目地を仕上げて終わりでしたが、目地を塗りこんだあとタイルの上に残っているセメントを拭き取らないといけません。室内は塗ったあとを助手に拭き取り・清掃をさせましたが、外部側の時は助手がサボっていたのに、気にしないで塗りつけ翌日清掃したところ、磁器タイル表面のひっこんだ部分に目地材が白く残るというミスをやってしまった。助手はわが家の大蔵大臣でもあり、あまり苦情は言えないで、くぼみで固まったセメントを取るのには結構手間がかかってしまいました。

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2009年01月28日

コンクリートは水を透すのか?

concrete01

久しぶりに床下にもぐったら、風呂場に接する基礎の下部に水が少ししみだしていた。1週間後にチェックすると基礎は乾いている。

丁度、工務店が来ていたので聞いてみると、タイルの目地からしみ出すのではないか、コーキングしましょうということになった。しかしタイルが濡れていたので、来週に日延べとなった。

風呂に入った後、翌日、再度チェックすると、やはり基礎から水がしみだしていたので、風呂使用との関連は明らかなようだ。

さて、コンクリート(モルタル)は水を透すのだろうか?webで調べてみると、いろいろな議論が展開されている。この東工大の先生の「コンクリートに防水の必要な訳」というのが、真相かもしれない。

 

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2009年09月09日

コンクリートのお稽古

conc01

以前、デッキを作ったときは、基礎の半分はコンクリートの擁壁を利用して、あと半分はコンクリートのピンコロで済ませてしまった。

今回は、基礎が何も無いので、ボイド管を利用して基礎を作ることにした。何しろコンクリートを扱うなんて初めてだ。
穴を掘った後、その底に入れる捨てコンは、既に配合済みのコンクリートをホームセンターで買ってきて、水だけ混ぜて作った。

1週間後、ボイド管用のコンクリートは強度が欲しいので、セメント:砂:砂利を1:3:6ではなく、1:2:4の比率で調製した。写真はネコ車にセメント半袋、砂1袋、砂利2袋を入れて、から練りしたところ。ネコ車目一杯といった感じだ。

 

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