ソーラーウォール
ソーラーウォールの原理 Be-h@usの本(秋山東一著ジオデシック監修)より一部改変
ソーラーウォールは、カナダの会社が開発した壁面から太陽熱を取り入れる装置だ。黒いアルミの折板の表面に約2センチの窪みをつくり、その両端に小さな穴を開けたものだ。
太陽光により暖められた空気を、ソーラーウォールの内側に取り付けたファンを回して、表面の小孔から吸い込むというとてもシンプルな仕掛けだ。ただし、暖かい空気は室内に取り入れるだけであるから、蓄熱の効果は期待できない。
ソーラーウォールには、パネルをガラスで覆ったものと、覆わないものの2種類がある。1つのモジュールは幅1mX高さ2mで、我が国では25〜30万円位(ガラス有りのタイプ)で販売されている。