即暖作戦 その1
我山荘は図面のように東西に長い構造になっている。
薪ストーブ(赤矢印)は、本来なら家の中心に置くべきなのだろうが、床が汚れたり薪運びが不便だったりという理由で、一番東の土間近くに置いてある。
一番西にある寝室(青矢印)には、石油ボイラーから温水を回して床下暖房をするようになっている。床下暖房は温まるのに時間がかかるので、週末に到着したときには寝室の温度は10度以下。今年の冬は特に寒かったので、5度くらいになっていることもあった。
薪ストーブのある土間は、ストーブをつければ1時間くらいで20度くらいになるのだが、寝室はなかなか温まらないし、そばの浴室も冷えているので、温度差が10度近くありヒートショックが心配だ。というわけで、寝室に即座に温まる暖房機器を考えることにした。略して即暖作戦。