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お隣の榛東村には、陸上自衛隊相馬原駐屯地というのがある。広大な土地を占有しており、射撃訓練場、隊員向けの自動車教習所まである。
ここの桜がキレイだという噂を聞いて、行ってみた。
霧想庵から10分くらい歩いたところに北品川の原美術館分館、磯崎新が設計したハラミュージアムアークがある。
ここの桜もとてもきれいなのだが、まだ、満開にならない。
4月17日あさ起きてみると、前日夕方から降り始めた雪が、 20cm近く積もっていた。
今年は、こんな遅くまで雪とおつきあいだ。
季節外れの大雪で、雪見酒ならぬ雪見桜となってしまった。
ひとつ目は、原ミュージアム・アークの桜。
今週は寒い日が続いたので、桜が長持ちしたようだ。
「憩の森 森林学習センター」なるものが近くにある。前々から気になっていたのだが、どうやら群馬県の施設で以前は宿泊もできたし、食堂もあったようだ。
桜を見に行ったついでに立ち寄ってみると、お年寄りたちが炭を焼いていた。
炭というのは80度位の温度にして、5日位かけて焼くのだそうだ。
薪と同じく、広葉樹が適しているが、乾燥したものよりも、生木に近い方が良い・・・・・・などということを学習してしまった。
【追記】
80度というのは、煙突の出口温度で、釜の中はずっと高温になっているようです。
今年は寒いので、去年に比べると桜が2週間くらい長持ちしているようだ。
近くの杉林の向こうにグリーン牧場の桜が見える。
その手前には、何とも無粋な電線群。
聞くところによると、私道などでは電柱を立てると東京電力から私道の所有者に幾ばくかのお金が支払われるらしい。霧想庵の前の道路は不動産屋が持っていて、その道路に沿って十数本の電柱が立っている。道路の補修のことを考えると、市に寄付して公道にしたほうが便利なのに、不動産屋は東京電力からの金欲しさに寄付しないとのこと。困ったもんだ。
東京の自宅のベランダには、冬の食物が無い間だけ餌を置いて鳥の憩いの場にしてある。いろいろな鳥がやってくるが、カラス>オナガ>ハト>ヒヨドリ>スズメ>メジロと体の大きい順に力関係が出来上がっているようだ。
ハトとヒヨドリは力が伯仲しているので、熾烈な争いを繰り広げて年によって順序が入れ替わる。何だか人間さまと似てますね。ここ数年はヒヨドリが優勢だ。
ヒヨドリは縄張り意識がとても強くて、常に餌場をパトロールして他のヒヨドリが侵入すると小競り合いがはじまる。スズメがすきを突いて餌を食べていると、頭をつついて追い払っている。ヒヨドリは毎年、4月20日過ぎになるといなくなって、スズメの天下となる。
前置きが長くなったが、この写真はそのスズメに追いかけられて、窓ガラスに激突して植木に墜落したメジロである。しばらく動かなかったので、心配して窓をあけたら、頭を2〜3回振って飛び立っていった。多分、脳しんとうでも起こしたのだろう。