« イチゴが豊作 | メイン | 榛名の夜と霧 »

レモンの実

lemon30

5月の連休あとから咲き続けているレモンに実ができはじめた。小指の爪よりも小さな実が20個近くはついているが、摘果しないでも大体は自然に落ちて残るのはわずかだ。いくつ残るか楽しみだ。

梶井基次郎の「檸檬」が掲載されたのは、今から86年前の1925年(大正14年)だ。当時はレモンがまだ高級な果物だったのだろう。主人公がレモンを買った京都寺町通の八百卯(やおう)も、檸檬にちなんでレモンが置き去られた丸善・京都店(2005年10月閉店)も今はもう無い。
 

コメントを投稿

About

2011年06月21日 13:00に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「イチゴが豊作」です。

次の投稿は「榛名の夜と霧」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35