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榛名の夜と霧

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毎年、梅雨の季節になると霧が発生する日が多い。霧想庵近くのナトリウム灯は霧にけむってオレンジ色のライトをにじませている。

小学館『日本大百科全書(ニッポニカ)』を元にしたyahoo百科事典で「霧」を検索して、「霧と雲の違い」の項を見ると、
 

「霧も雲もその中身は微水滴であるから同じものであるといえる。ただ便宜上地面に接しているものを霧、空に浮かんでいるものを雲とよんでいる。それでは、山頂にかかっているのは霧か雲かという疑問がおこる。この場合、山の地肌に接しているので山頂に立っている者にとっては霧である。一方、山麓(さんろく)から上を見たときには山頂は雲に覆われているとみるのが自然であろう。すなわち、中にいる者には霧、外にいる者にとっては雲である。」

  とある。そうか霧も雲も同じなのかと思っていると・・・・・・

「霧と雲とはでき方がかなり異なる。霧は普通地表面からの熱の出入りや水蒸気の補給などでできるが、雲は空気の塊が上昇するときに冷えてできる。このようにでき方が異なるので、霧の粒子は雲の粒子より小さいのが普通である。山にできる霧は斜面を上昇して冷えてできる場合が多いので、霧粒は比較的大きくむしろ雲粒に近い。このように中身からみると山の霧はむしろ雲に近い性質をもっているので、霧でもあり雲でもあるわけである。」

  あれっ、「霧と雲とはでき方がかなり異なる・・・・・・」何だか禅問答のようになってきた。

 

コメント (2)

埴 沙萠:

榛名雲想庵・・・???じゃどうもね・・・。

yum:

埴 沙萠 先生

はっはっ、ウンソウアンだと、何だかトイレで考え事してるみたいで……

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2011年06月27日 06:14に投稿されたエントリーのページです。

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