梅 2013
今年の冬は異常に寒かったのに、ここのところ暖かい日が続いたため、東京はもう桜が満開を過ぎ散りかけている。 ここ霧想庵の梅も例年に比べると半月ほど早く開花した。この梅は農協で買った時、白加賀といっていたが、本当かなあ。 |
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今年の冬は異常に寒かったのに、ここのところ暖かい日が続いたため、東京はもう桜が満開を過ぎ散りかけている。 ここ霧想庵の梅も例年に比べると半月ほど早く開花した。この梅は農協で買った時、白加賀といっていたが、本当かなあ。 |
浴室の前の日だまりで、ヒイラギの花が咲いている。なかなか可憐な花ですね。
日本大百科全書には「モクセイ科の常緑小高木。高さ5~10メートル。葉は対生し、卵形から長楕円(ダエン)形で長さ3~5センチ、厚い革質で表面は光沢があり、縁(ヘリ)に先が刺(トゲ)状の鋸歯(キヨシ)が2~5対ある。老木になると鋸歯のない葉が多くなる。雌雄異株。10~11月、葉の腋(エキ)に芳香のある小さな白色花を開く」とある。
う〜む、もう3月の終わりだし、花も白ではなくクリーム色だ。園芸種が多いとも書いてあるので、そのせいかもしれない。
と思ったらやはり違っていて、ヒイラギナンテンでありました。
同じく 日本大百科全書には「メギ科の常緑低木。高さ1〜2メートル。樹皮はコルク質で粗く、材は黄色である。葉は枝の先に集まって互生し、奇数羽状複葉。小葉は9〜13枚が対生し、卵形または楕円(ダエン)形で先はとがり、縁(ヘリ)に先が刺(トゲ)状の粗い鋸歯(キヨシ)があり、革質で表面は光沢がある。3〜4月、葉の間から長さ10〜15センチの湾曲した総状花序を数個出し、黄色の小花を開く」とある。
道理で芳香のある花が咲かない訳だ。
先週の週末は台風並みの低気圧が大暴れ。そのせいか、土の中から春が誘いだされ(というよりは叩きだされ)、一挙に色々な花が目を覚ました。
ラッパ水仙は、まだ大きな口を開けてあくびをしているようだ。
大きな画像はこちら(左下にあるスライドショーボタンを押してください)。
今年は去年よりも2週間くらい桜が早く咲いてしまったので、桜まつりを急遽変更しているところがかなりあるようだ。
近くの原ミュージアムアークの入口では、散歩に来た年配の夫婦ががっかりしている様子だ。入口近くにあるカフェ・ダールというレストランで、ちょっとコーヒーを飲みたいと思ったのだが、コーヒーを飲むためには美術館の入場料も必要と言われたとのこと。
「母さん、屋外にもモダンアートとかいう作品があるんで、入場料が必要なんだと」。
「お父さん、モダンアートちゅうのは、あのスープの缶からとか、錆びた鉄くずのことかい。うちの裏にもあんな錆びた鉄くずなら、捨ててあるだいねえ」。
「レストランなんかガラガラで人なんかいないんだから、ちょっとコーヒーくらい飲ましてくれてもいいのになあ」。
やれやれ、モダンアートは大したものなのである。
実生のアンズにやっと花がついた。こちらの山荘に移してから3年目だ。
去年、花芽ができてから剪定してしまったようで、わずかな花しか見当たらない。
さて、実がなるのはいつになるだろうか。
日曜の朝起きてみると、外が真っ白で驚いた。
4月のあたまに雪が降ったことは何回かあったが、4月の20日を過ぎてもう桜が咲き終わったのに雪が降ったのは初めてだ。
去年、放射線量を気にして伸びるままにしていたのが幸いしてか、今年は随分太いものが出てくるようになった。石にでも当たっていたのか、知らずに踏んづけてしまったのか、何だか曲がってしまっていますね。
1kg近くないと線量を測れないのでどうしようかと思ったのだが、試しに食べてみる。生でかじってもほのかな甘味がある。う〜む、美味しすぎてこれはちょっと困ったことになった。