それ行けラッキー[162]カミツキガメ
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W105㎜・H32㎜・D12㎜ 材、黒檀。手紙を開封する事が発想の元に
W72㎜・H37㎜・D13㎜ 材、黒檀。この一点も大きさや幅を
W77㎜・H31㎜・D13㎜ 材、黒檀。このシリーズは、比較的楽に出来
W60㎜・H77.5㎜・D95㎜ 材、黒檀。別に印鑑入れを目的に作った訳では
ここまでで全開です。黒檀をマグロにたとえるのも変ですが、
オードリー・ヘップバーンの代表作は?と聞かれたら、大多数のファンはこの映画をトップに挙げるかも知れません。
アン王女が宮殿から抜け出した翌日、靴屋の女店主?との対比が面白かった。髪の毛を思い切ってバッサリ切る前の絵ですね。
キャストは、アン王女にオードリー・ヘップバーン。アメリカの新聞記者にグレゴリー・ペック。同僚の写真部カメラマンに、エディー・アルバート。この絵は”真実の口”の場面。
脚本 ダルトン・トランボ、ジョン・ダイトン。 撮影 アンリ・アルカン、フランク・F・プラナー。 監督 ウィリアム・ワイラー。 1953年製作 アメリカ
W155㎜・H170㎜・D19.5㎜ 材、ブナ。元々がインドア派という事もありますが、子供時代に見て以来、現在まで出会うチャンスはあったものの、こういったスリムな蜻蛉を見た記憶がありません。
W212㎜・H147㎜・D20㎜ 材、ブナ。「おっと、どっこい」 というタイトルにしようか迷ったのですが、年齢と感覚がバレてしまいますね。
W83㎜・H128㎜・D63㎜ 工具箱の隅にあったワインのコルクやら、何に使っていたのか不思議で面白いフォルムの(モノ)を寄せ集めて作った名無しの鳥。二十数年前までバリバリのヘビースモーカーだった頃のたばこのヤニが染みついていて、かれこれ40年の付き合いです。
この場面の右下にいるお掃除おばさんがオードリー・ヘプバーンという、彼女の父親、恋人、婚約者それぞれが、オードリー・ヘプバーンのイメージとは縁遠いキャストに思えましたが、実にたのしい映画でした。
一流の美術収集家にして超一流の贋作画家のオードリーの父親役に、ヒュー・グリフィス。これには啞然としました。
啞然呆然キャストの二つ目が、オードリーの婚約者。二人がからむ場面は記憶にありませんが、1960年公開の「荒野の七人」で、山賊の親玉役が強く印象に残っていたイーライ・ウォラックが、アメリカ人美術収集家で登場したときは、思わず吹き出してしまいました。
ブーメランを練習しているのが、私立探偵役のピーター・オトゥール。この映画の前後は、'62に「アラビアのロレンス」、'65「何かいいことないか仔猫ちゃん」、翌年にこの映画で'68「冬のライオン」、'69「チップス先生さようなら」、'72「ラ・マンチャの男」等々大作話題作が続いて、ピーターさん順風満帆の時期でした。
オードリー・ヘプバーンの魅力は、1953年製作の「ローマの休日」から、1967年の「暗くなるまで待って」までの14年間が作品ともに良く、この時期の主演作十数本で、圧倒的に一回り以上歳上の男優が相手役でした。で、二〜三の例外のうち、この映画は見終わった後、相手役のピーター・オトゥールが何故かヒロインとは水と油のように感じましたが、見ている時には違和感なく楽しめた不思議な映画でした。
脚本 ハリー・カーニッツ。 撮影 チャールズ・ラング 閉館過ぎの美術館の収納庫内部。この後二人は展示品を意外な方法で手に入れるのですが・・・という場面です。
監督はウィリアム・ワイラー。'51「探偵物語」、'53「ローマの休日」、'58「大いなる西部」、'65「コレクター」、'68「ファニーガール」等、堪能させてもらいました。