シネマ(25)点子ちゃんとアントン...1
エーリッヒ・ケストナー原作の映画を、わざわざ探して選んで見た訳ではないのですが、偶然続いてしまいました。ちなみに右端の縄跳びをしているのが点子ちゃん。中央のアイスクリーム店で給仕をしている子がアントン。
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エーリッヒ・ケストナー原作の映画を、わざわざ探して選んで見た訳ではないのですが、偶然続いてしまいました。ちなみに右端の縄跳びをしているのが点子ちゃん。中央のアイスクリーム店で給仕をしている子がアントン。
両親に黙って点子がお金を稼いでいる場面。
キャストのルイーゼ(点子)・ポッゲはエレア・ガイスラー、アントンにマックス・フェルダー。
監督・脚本カロリーヌ・リンク、撮影トーステン・ブロイアー。製作1999年 ドイツ。
一ヶ月前に載せた『時そば』の屋台と、この、『うどん屋』の屋台が、どのように違うかってぇと・・・同じなんですな。で、こちらの噺は人情噺寄りの落語として聴いています。
母熊を事故で失った幼い熊が、雄熊に育ててもらう話。身も蓋もない表現ですが中身は納得の映画です。
雄熊に母性があるか分かりませんが、小熊は雄熊のテリトリーで生きることができると分かったときは、いや、もうホッとしましたな。
猟師が雄熊の生活圏に侵入するシーン。
監督はジャン=ジャック・アノー、脚本ジェラール・ブラッシュ、撮影フィリップ・ルスロ。
1988年製作 フランス。
台湾のホウ・シャオシェン監督による心に残る一篇でした。脚本ジュウ・ティエンウォンとホウ・シャオシェン。撮影チェン・クンホウ。1984年製作 台湾。
冬冬のお祖父さんの住む村の子供たち。
妹のティンティンが仲間はずれにされた腹いせに、皆の服を川に流してしまうシーン。
川遊びの最中、水辺にあった洋服が流され、真っ裸で帰宅する子供たち。
ケストナー原作の3つ目。映画化しやすいんでしょうね。1961年に名子役のヘイリー・ミルズが双子の役を、ブライアン・キースとモーリン・オハラが両親役のディズニー映画「罠にかかったパパとママ」がありました。で、こちらのドイツ版の方は本物の双子が演じています。
監督と撮影兼業でヨゼフ・フィルスマイアー、脚本はステファン・ラインハルトとクラウス・リヒター。1993年製作、ドイツ。
この映画の5年後に、また〈ロッテ〉のアメリカ版が「ファミリー・ゲーム/双子の天使」のタイトルで公開されましたね。主役がリンジー・ローハンというかわいい女の子でした。
共演者は子役と動物に食われる、なんていいますが「罠にかかった〜」のブライアン・キースとモーリン・オハラは公開当時と10年くらい前の2回見ましたが、しっかり記憶に残っています。3作共いい映画には違いありませんがね。