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中古ライオンの爺さんたちの行動の基準は、本質を見据えた小気味良さ。ちょっと乱暴ですが、要するに魚が食えれば、ライフルでもいいんですね。
本物の中古ライオンを手に入れた後、袋詰めのエサを車に積んでいるシーン。テキサスのド田舎の農協のような所でライオンのエサを売っているというのもご機嫌なギャグですね。このトラックもいい加減セコハンですが、いい味をだしています。
キャストは、ウォルター少年にハーレイ・ジョエル・オスメント。爺さんの兄が、ロバート・デュバル。弟爺さんはマイケル・ケイン。脚本と監督をティム・マッキャンリーズ。2003年製作 アメリカ
フランスの小学生モノの映画。昔、夢中になって読んだポケット文春の、ルネ・ゴシニ・文 ジャン=ジャック・サンペ・絵の「わんぱくニコラ」を彷彿させてくれるような雰囲気も、ほんの少しあったのですが、このタイトルはいただけません。
セザールが田舎のお爺ちゃんとおばあちゃんの家に泊まりに来たシーン。子供が主人公の映画によくあるパターンですが、この映画も片親の顔も知らない準主役の子が関わってきます。この絵とは何の関係もありませんが。
親友のモルガンの父親探しを手伝ったセザールと、サラ。なんとフランスから10歳の子供たち3人がイギリスまで微かな手がかりを頼りに移動。で、このシーンはご想像に任せます。
中国の一人っ子政策で、退職するまで郵便配達に付き添っていた父親の愛犬の名前が次男坊。父親の名前と、後を引き継ぐ息子の名前は最後まで分かりません。
イタリア版の郵便配達では、マイケル・ラドフォード監督の「イル・ポスティーノ」というのもありましたね。こちらの方は実在の詩人パブロ・ネルーダ一人だけに手紙を届ける話でしたが、これも実にいい映画でした。
監督 フォ・ジェンチー、脚本 ス・ウ、撮影 ジャオ・レイ、1999年製作、中国。この映画もセコハンの父親が凜としていて、いいシーンがたくさんありました。
フランソワ・トリュフォー監督による子供たちのスケッチ集の映画。イントロからエンディングまで
私の頭の上に?マークが点灯しっぱなしの映画でした。このタイトルが原因かもしれません。
古今東西、肉親による子供の虐待は後を絶たない。というつらい現実を、エピソードに入れているのは、監督の実体験によるものなんですかね。
子供を取り巻く環境を、トリュフォー流のユーモアと慈愛の目を感じた映画でした。また、見たくなるという映画ではなかったですが。
監督 フランソワ・トリュフォー。脚本 フランソワ・トリュフォー、シュザンヌ・シフマン。撮影 ピエール=ウィリアム・グレン。1976年製作、フランス
先日いつものようにボーっとテレビをみていたら、一頭のバッファローをライオンが襲っている映像が写っていて、近くにいたバッファローの群れが集団でライオンを包囲。沈黙の威嚇を恐れたライオンは、半死半生のバッファローを諦めてすごすごと逃げ出した場面を見たんですが、この映画のストーリーによく似ていたので、感心するやら驚くやらだったですね。
今年の夏は酷暑でしたね。で、特に長期入院を余儀なくされた者にとって最近の急激な寒さは体にも脳にもこたえます。でもって、コメントはお休み。
監督と脚本 フランツィスカ・ブッフ、撮影がハネス・フーバッハ、ドイツで2001年製作
古今亭志ん五さんが、突然旅立ってしまいました。還暦っていう年齢は昔で言う厄年なんでしょうか。体力を付けて寄席に行くのを楽しみにしていた矢先にこのニュース。粋な落語を聴かせてくれる噺家が少なくなってきている昨今、もう一度志ん五さんの噺をライブで聴いてみたかったなぁ。
ロアルド・ダール原作の「チョコレート工場の秘密」の映画化。ウィリー・ウォンカ社長さんの、この工場のチョコレート、ちっともおいしそうに見えなかったと思ったのは私だけでしょうか。