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2011年01月 アーカイブ

2011年01月02日

2011年年賀状

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今年の年賀状は新年にずれ込んでの印刷でした。大病してからは、時間はたっぷりあるからと焦らなくなってしまいました。いけませんねぇ。

2011年01月03日

それ行けラッキー[221]初日の出

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2011年01月04日

平成23年・年賀状

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2011年01月05日

鳥瞰図21・うどんを作る


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定年退職で急に暇を持て余した還暦過ぎの親父がはまる危険な趣味に、マジック、蕎麦作りがあります。うどん作りもしかり。この病気の顕著な症状として、中途半端な技を人に見せたくてたまらなくなるという神経マヒを起こします。で、私も50半ばでしたが、一時期家族を泣かせたちょい悪どころか大悪親父の一人となってしまった時期もありました。今でも反省しています。はい。

2011年01月07日

江戸しぐさ(一)お心肥〈おしんこやし〉

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江戸町人の公衆マナー(でいいのかな)を説いた本がブームで、絵を付けたのですが、落語通信で学習した江戸風俗の資料が役に立ちました。おしんこやし、漢字を正確に読めた人、尊敬します。で、意味はグルメに走って体を肥やしてばかりではなく、教養も身につけなければ立派な商人になれませんぞ、とのこと。

2011年01月09日

それ行けラッキー[222]力関係

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2011年01月19日

寿限無の1


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近年とんと聞く機会のなくなった噺のひとつです。もう一つは『平林』。こちらのほうは二代目桂枝太郎(1895ー1952)さんで強く記憶に残っています。前座噺を大真打ちが演るってのが洒落ていていいですね。

寿限無の2

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面白くも何ともない噺を楽しく聞かせるんですから、ものすごい実力だったんでしょうね。この『寿限無』も何本かカセットテープに録音して現役の噺家さんで持っていますが、楽しく聞かせてくれるまではいっていないのが残念。

寿限無の3

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今年ようやく一年ぶりに落語会へ行けました。次は寄席にと少しずつ欲がでてきて、ま、無理せず動こうと思っています。

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寿限無の4


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五代目志ん生の代表作なら『火炎太鼓』、八代目文楽は『船徳』『明烏』、三代目金馬『居酒屋』、三代目柳好『野晒し』『ガマの油』、八代目可楽『らくだ』『たちきり』等々昭和落語黄金期の噺家さんには代表作がありました。が、現在はとんと聞きません。

寿限無の5

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で、私も好きな噺家さんの代表作を選んでみました。あくまでも個人的な狭い範囲での独断と偏見ですので、お断りを申しておきます。

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2011年01月20日

寿限無の6

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名人上手の噺家は代表作(?)が付いているのに、あれほどの名人だった志ん朝さんの代表作が何かを耳にする機会がなかったのが不思議でした。

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2011年01月21日

寿限無の7

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では平成6年に惜しくも亡くなった二代目桂枝雀(1939ー1999)さんの代表作は、人によって大きく意見が分かれると思いますが、私は昭和55年8月4日にNHKラジオで放送した枝雀五夜のうち第一夜の『船弁慶』を挙げます。

寿限無の8

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志ん朝さんのお兄さんの十代目金原亭馬生(1928ー1982)さんは、亡くなるまでの前一年が皆すばらしい高座でした。強いて挙げると昭和56年10月22日TBSラジオのゴールデンワイド・ラジオ寄席での『目黒のさんま』と、迂闊にも放送日時が不明ですが、「さんま」の放送前同時期といっても間違いないと思いますが『品川心中』。あ、『抜け雀』もいいな。『笠碁』も・・・。

2011年01月22日

寿限無の9

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昭和期最後の名人だった六代目三遊亭圓生(1900ー1979)さんも、代表噺が人によって分かれるところだと思います。私は『乳房榎』が一番魅せられました。

寿限無の10

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青春時代にアルバイト生活をしながら遣り繰り算段して寄席に行った頃に、まだ前座でしたが後の古今亭志ん馬(1935ー1994)さんの噺に印象が残りました。後にテレビのいじわる婆さんで人気が出て、司会にも手を広げて大活躍しましたが、惜しくも60前で亡くなってしまいました。明るく陽気な高座で『羽織の遊び』『粗忽長屋』『替り目』など・・・面白かったなぁ。

2011年01月23日

寿限無の11

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古今亭繋がりで忘れてはならないのが、52歳で彼岸に行ってしまった志ん朝さんの弟子の右朝(1948ー2001)さん。正朝・右朝二人会で正朝さんのファンの私は、右朝さんの高座を斜っかいになって聞いていたのが祟って、素晴らしさが分かりませんでした。亡くなったその年の晦日にTBSラジオで古今亭右朝追悼特集があり、『干物箱』『一分茶番』を聞いて目が覚めたのですが後の祭りでした。

寿限無の12

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それにもう一人」、昨年61歳で彼岸に行った古今亭志ん五(1949ー2010)さん。落語会では端正な噺に魅了され、これからは志ん五さんの独演会にも積極的に行こうと思っていた矢先これも間に合わずでした。名人上手の道半ばにして彼岸の道に向かった噺家さんたちの噺を、もっと放送で取り上げてもらえるといいんですが・・・。

2011年01月25日

寿限無の13

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十代目桂文治(1924ー2004)さんの晩年、東京落語会での『親子酒』が強く印象に残っていますが、なんといっても文治さんの十八番は『堀之内』。文治さんは『あわてもの』というタイトルでやっていました。

寿限無の14

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文治さんが彼岸に出かけた前年に、五代目春風亭柳昇(1920ー2003)さんが行ってしまいました。テープで楽しく、ライブでは幸福感を与えてくれた貴重な噺家さんでした。十八番は「カラオケ病院」と『雑俳』。他にもありますがもっとも柳昇さんらしい噺だと思います。

2011年01月26日

寿限無の15

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陰気でほのぼのというまるで取り合わない二つのイメージが妙に合わさった四代目春風亭柳好(1921ー1992)さんも、忘れられない噺家の一人でした。高座に上がって第一声が「落語をやらせて頂きます」。お歳の割に髪の毛がたっぷりあって真っ黒だったのが妙にひっかかって、それも噺が進むにつれ忘れさせてくれました。。私はこの師匠の『蒟蒻問答』が一押しです。

寿限無の16

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落語芸術協会ではもう一人、大人の風格を感じさせてくれた三笑亭夢楽(1925ー2005)さん。『ずっこけ』、『押しくら』、『富士詣り』、漫談『世界の珍談奇談』など、下ネタがかった噺が嫌らしくなく、妙に面白かった覚えがあります。

2011年01月27日

寿限無の17

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生前はテレビで売れまくった初代林家三平さんは新作落語派か、それとも古典落語の噺家なのか、どちらの枠にも入らないスケールの大きな(?)噺家でした。代表作は『源平盛衰記』と『娘の結婚』。ごくたまに無性に聞きたくなってくる不思議な落語家ですね。

寿限無の18

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新作落語を聴いていて困ることは、こちらが気持ちよく寝ているときに、突然奇声を発したり大声を出してわざと起こそうとすること。新作派の三代目三遊亭円右(1923ー2006)さんの高座は、地味だった記憶がありますが、ご自身釣りマニアの経験を漫談風にした1990年作の『釣りドキュメンタリー』という傑作が残っています。こういった新作なら大歓迎で、寝るなんて不作法はしないんですがね。

寿限無の19

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操り踊りが良かった八代目雷門助六さん、上方落語の桂小南さん、子供の頃から落語家だった文朝さん、飄々とした仙人みたいな柳家小せんさん、誰にも真似の出来ない貴重な芸も一緒に彼岸に行ってしまって寂しい限りです。現在は殆どの噺家が大學出。だれの何のネタを聴いても金太郎飴みたいに同じに感じてしまうのは私だけでしょうか。

寿限無の20

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この作品はフレーベル館発行の「江戸小ばなし」第5巻収録の【寿限無】に新たに色づけしたものです。この他に【金明竹】【黄金餅】【垂乳根】も収録して750円で発売中です。

2011年01月30日

それ行けラッキー[223]変身超絶技術

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2011年01月31日

鳥瞰図21・蒟蒻を作る


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