カラクリ作品 羊牧場4種
休載していたホームページが、あっという間に二ヶ月も過ぎ、このほど青息吐息で再開できました。
今までカラクリの試作品を数点作ってみたが、動きがパーフェクトに仕上がった訳ではなかったので、この辺で本腰を入れなければと、ホームページまで休んで取り組んできたのですが、実は・・・。
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休載していたホームページが、あっという間に二ヶ月も過ぎ、このほど青息吐息で再開できました。
今までカラクリの試作品を数点作ってみたが、動きがパーフェクトに仕上がった訳ではなかったので、この辺で本腰を入れなければと、ホームページまで休んで取り組んできたのですが、実は・・・。
前作の失敗を踏まえ、【羊牧場】の4作品の内2作目は、設計図にあるハンドルを、向かって右壁に移動しています。
設計図ではハンドルの付く場所だったギア部分はまだ制作途中で、このカラクリで一番大きいギアを、三分の二の厚みにしなければうまく収まりません。
ヒツジの首が上下する軸が、回転する盤の面に収まらないので、設計図のミスが判明した訳です。
カラクリの画像をホームページ用に用意していたのですが、我が愛機のご機嫌が悪く、別に用意してあったこの絵で代用となりました。
今朝も、ホームページを更新するはずでしたが、急に更新できなくなっていた。
原因は分かりません。
毎日猛暑まっさかりの日に唖然呆然。仕方なく今の心境に見合った昔々のスクラップスケッチが一枚あったので、これを本日の更新としました。
で、どうなっていたか、
デジカメで撮ったカラクリの画像をフォトショップで処理しようとしても、ファイルプラウザで拒否?されてしまう不思議現象が起きていて、まだ愛機のご機嫌斜めが続いています。
今までの経験では、弄くり倒してさらに機嫌を悪くしてしまうのがオチなので、さて、こんな時はどうするか・・・。
仕事には影響がないので、無視。
カミさんとパソコンは、触らぬ神に何とやら、で、カラクリ制作に没頭することにします。
しかし、弱った弱った。
ホームページ用の画像を載せる機能が復活出来ました。
愛機のご機嫌が直ったようです。
これは5日前のカラクリ駆動部を反対側から写した画像です。
右側の円盤は、羊の頭部が上下する軸受けの盤で、ギアと同じように約三分の二の厚みに変更となり、設計図と違った余計な手間暇を取られました。
紆余曲折の末と、細かい部品が突然消えるストレスとの戦いで、予定の日にちが大幅に追加されることになってしまいました。
動物たちの床部分(駆動部天板)を乗せるまで、スムーズにギアが回転するかを、何度も試し、接着したところです。
駆動部はケヤキとマホガニーの他、真鍮のコードを使用。
黒檀材のネズミの胴体は約10㎜、尻尾は真鍮のコード、ブナ材で作った猫の前足から尻まで約18㎜、尻尾はカリン材で約22㎜。羊(鼻の頭から尻まで約90㎜)は顔と足が黒檀、胴は銀杏材で仮組の後、耳など細かい部品を付け成形して、最終調整で接着後、ようやく手が離れます。
仕上げは全体に磨きをかけて、完動品第一号の【ヒツジランド】(左右200㎜天地140㎜奥行き90㎜)は完成となります。
微調整中に、本来意図した動きとはほど遠いものになっていることに気づいた。
このまま続けても、結果が出ないと分かると、二ヶ月分の疲れがドッと襲ってきて、昨日はクーラーを入れ、パウダー状の木屑の床も構わず、横になっていた。
二作目は失敗作ではないが、成功といえるにはほど遠いモノとなった。
最終段階で早めに接着したのがアダとなって、今までの努力?と時間が疲れと共に襲ってきたわけです。
これはこれで壊さず、今後の制作姿勢の課題と戒めのため、残しておくことにします。
で、今日から気分一新。再々挑戦のため、設計図を見直し、弱点を修正から始めることにしました。
ホームページは休まずに、8月末の完成が目標です。
二〜三日前に月一回の定期検診があり、病院の駐車場から受付を済まして、専門医の問診室の前にある血圧計で計り、医者に血圧の数値を見せるのが定期検診の時の決まりになっていた。
このたかだか50メートル程度の距離に心拍数が99となっていて、付き添いのカミさんがこの数値に驚き、問診の際に開口一番、心拍数が異常に高いので気になったと医者に聞いていた。
医者から、「普通の人たちと違って、付加がかかっている体は重い重量を抱えて歩いているようなものなので、これくらいの心拍数は、歩いていれば出るでしょう」と言われ、納得したようです。