スクラップ・スケッチ・・・390
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木工作品は色付けせず、木肌の風合いや木目の美しさ、肌触りなどナチュラルナな作品作りに拘り、頑固一徹と誹られようが構わず、自己流?を押し通していた。
が、ことハロウイーンカボチャに関しては、木目や木肌など、こちらさんのご託は通用しなかったようで、カボチャはカボチャらしく、色付けをしなければならなくなった。
その上、一年前はカボチャだけの嫁入りだったのが、灯り台まで作るおまけまで付いてきた。
カボチャが帰ってきたら来たで、フォルムが気に入らず、何で嫁入りさせてしまったのかなぁ・・・と、遅すぎる反省となった。
で、仕方なく頑固一徹を返上、修整部は時間短縮のため、天然の石で作った粘土【アーチスタフォルモ】で 補強することにした。
成形のし直しやらが加わった今、速攻で作らなければならない来年用のオートマタの、製図すら始められない。
昨日は、カボチャの修整作業が出来なかった。
手や体を動かさなかったことで、アイデアが湧き、余計な遊びに飛びついてしまった。
アメリカ大統領選がほぼ決まりかけた頃、次男が突然生後二ヶ月のトラ柄の子猫を持ってきた。
二ヶ月ほど前に子猫の里親を、仕事先の職人から頼まれたと聞き、雲隠れの半蔵を亡くして閉塞感もあったので、家内には内緒で、引き受けていた。
家内と子猫のお見合いは、感の鋭い家内には、大旨分かっていたようで、愚痴を私らにぶつけながら、まんざらでもないようで、いそいそと世話を焼き、帰宅した長男に、子猫用の餌を買いにやらせていた。
子猫が安心するよう、小さな段ボールに水とトイレを入れ、一騒動後にタオルを段ボール箱に被せて就寝。
ところが、夜中に箱から抜け出したようで、私のベッドの足下や脇などで、小さな声で鳴き始め、気になって眠れない。
長男も鳴き声を聞きつけたかして一階に降りてきたので、二人して探し回り、ソファー下奥に居て見つけたが、手が届かないという。
今朝はまたどこかに移動したのか、子猫はまだ疾走中で、カボチャの完成が昨日からストップしている。
2017年の酉年年賀状に使う、エンゼルとコウノトリの大きさ(オートマタの作り易さ)を念頭に、厚紙を切って試作してみた。
ジービーR2では、思いの外小さく作ってしまって、もう少し大きめだったらと、無駄な時間をたっぷり消費し、なおかつ自分の力量を無視した反省から、今後は着実に無駄なく仕上げられるように考えた結果、このような形の試作となった。
エンゼルとコウノトリの羽ばたき速度は違い、ここではせわしなく羽ばたくエンゼルの大きさが重要で、カラクリを仕込んでも、このサイズならギリ作れるように思える。
若干どころか、エンゼルが大きすぎるようだが、設計時にいくらでも変更が効くので、とりあえずのお披露目になった。
これから設計に入ります。
我が家に子猫が来て5日目。
次男から、子猫は特別臆病と聞いていたが、いまだに警戒がとれていない。
餌やりはいつの間にか、長男が率先してやってくれるので、長男との間はどうかと見ていると、餌を食べている最中も、長男が目の前に居る為か、警戒の声を出しては餌を食べている。
奴も無類の猫好きで、猫の気持ちが分かるようなので触れはせず、「怒ること無いでしょ」という声が毎回、子猫の食事中に聞こえる。
これは、次男が連れてきた初日に、私が子猫の目を凝視したことが原因で、敵対を解いていないとみて、翌日から目を見ないように(額を見ながら)して話しかけていた。
それでと言うことではないと思うが、昨晩は私の足下50㎝近く、椅子の足下で、丸くなって休むようになっていた。
我が輩の名前は、ココという名になっている。
いずれ近々ニューハーフ手術をするので、嫌も応もなくこれで決まりのようだ。
このココが来た翌日から3日続けて、真夜中にトイレを無視して、私の寝ているベッド脇の何処か?に大きい方をして、鼻が曲がるほどの強烈な臭いで目が覚め、夜泣きもあって、 連続して寝不足になったことがある。
現在は、不躾な方法で私を攻撃することは無く、トイレ問題と夜泣きは解決したが、収まらないのは家内の方で、余計な仕事を増やした私との冷戦が続いている。
全て私が悪い!ので、暫くは頭を下げ、小さくなって日々過ごすことになります。
新しい家族、ココが来て2週間。
未だにスキンシップを拒否する。
家猫で育ったはずなのに、野良猫のように人間を信用していないのか、手を出すと、威嚇とも恐怖ともいえないような態度をとる。
私がリハビリに行っている日に、次男が捕まえて大暴れの末、ゲージの中に入ったが、噛まれるわ引っかかれるわで、大騒動だったという。
写真右は、ココが我が家に来る前の、お見合い写真。
左は今朝撮りたてのココの表情。
明らかに前と今の表情が違っている。
人間不信の原因は、ココの尻尾が、半分以上無くなっていることに、あるのではと考えている。
家内の要求に応えてゲージを買ったが、私はゲージで飼うのは大反対で、一日も早く自由に歩き回れるように、飼い慣らす方法を考えているが、さっぱり解決の糸が見つからない。
気象庁の予測通り、今朝から雪が降っている。
11月の降雪は54年ぶりだそうで、今年の冬は厳寒になるのかと考えるとゲンナリする。
そういえば昨日の昼過ぎは、翌日の降雪を予想したのか、近所のスーパーの駐車場は満杯になり、お年寄りたちなど買い物客で溢れかえっていた。
冬の寒さには特に、負荷のかかる身になって7年。
これが私の作品と胸を張っていえるモノを、ここら辺で作らなければ、ちょっと情けないと思っている。
以前母親から、館林は空襲がなかったから、昔の建物が残っていると聞いて、それが妙に耳に残っていた。
実家へ雑用の度に車窓から見る、昭和初期や大正時代に建てられたであろう建築物が、ある日突然、館林市内からひっそりと消えていく事が増えてきていた。
いつか撮るつもりが、デジカメを抱えて歩く程度でも、若干困難な身なのだが、昨日は気候も、気力体力も良かったのか、念願の行動に移せる日となった。
写真の、このモダニズム建築は、この町に来る度、見惚れていた大正期風モダニズム建物のようで、20数年前は、活気がある印象が残っている商店だった。
で、何を商売にしていた店か、記憶に残ってなく、忘れずに、機会があれば調べてみるつもりです。