ヤマショウビンの杖把手
心機一転。
6月最初の成形は、杖に取り付ける把手から始めることにした。
枝に見立てた杖に止まった鳥を、モズやカワセミで下絵を準備していたが、それより若干大きめのブッポウソウ目・カワセミ科のヤマショウビンを選んだ。
普段家で使っている杖は、把手部分が緩んできたり、外用の杖は家内から把手が剥げてきてみっともないから買い換えろとうるさい。
で、以前から用意してあったオニグルミやアカザの枝が7〜8本あるので、ヤマショウビンに合う枝を選んで早速作ることにした。
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心機一転。
6月最初の成形は、杖に取り付ける把手から始めることにした。
枝に見立てた杖に止まった鳥を、モズやカワセミで下絵を準備していたが、それより若干大きめのブッポウソウ目・カワセミ科のヤマショウビンを選んだ。
普段家で使っている杖は、把手部分が緩んできたり、外用の杖は家内から把手が剥げてきてみっともないから買い換えろとうるさい。
で、以前から用意してあったオニグルミやアカザの枝が7〜8本あるので、ヤマショウビンに合う枝を選んで早速作ることにした。
昨日一日で型取りが出来ると思っていた。
ところがバンドソーの機嫌が悪く、1〜2㎝ほど切り込みを入れる度にホイールからバンドソーが外れ、調節の繰り返しで結局昨日は一面だけの切り込みで時間切れとなった。
今朝はマシンは如何かと機嫌を伺っい期待もしたが、本日もご機嫌斜めだった。
結局糸のこ盤や縦長ベルトサンダーを使わざるを得なくなり、三時過ぎにようやく型取りが終わった。
杖に差し込んで眺めているうち、水性オイルの着色剤を使ってアカショウビンに替えることにしました。
昨日の夕方、愛猫ココが家出をした。
先代の雲隠れの半蔵は全てに渡って私が世話をしていたので、常にそばに居たし夜など一緒に寝てくれたが、ココは家内と息子任せなので、世話をしない私には体に触らせてもくれないのだ。
が、かわいいことに変わりがなかった。
外出は度々あったが、一晩帰らなかったことは無かったので家内共々心配をしていた。
本日午後は用事があって先ほど帰宅した直後、見計らったように放蕩息子ココが帰ってきて胸を撫で下ろしたところです。
な、訳で本日午前中までのアカショウビンの成形の成果はここまで。
なにせこのケヤキは殊のほか固く、愛猫同様言うことを聞かないが、じっくり愛でることにしている。
その後の結果報告です。
最近ハマっているR.D.ウィングフィールドの『夜のフロスト』を読んでいると、いつの間にかアミ戸を開けようとココが夢中になって戸をひっかいていた。
愛猫ココはまたしてもトンズラこきそうな御面相なのだ。
勿論鍵は放蕩猫の目の前でガラス戸を閉めてロックしておきました。
私のしたことに不満タラタラで、この後足音荒く二階に駆け上がっていきました。
ヒッヒッヒ。
杖の握り手にするアカショウビンの完成が見えてきた。
先日の水曜と木曜日は一日用事に追われ、造形作業が出来なかった。
その他の日も合間をくぐって、分厚い文庫本のR・D・ウイングフィールドの『夜のフロスト』は先ほどようやく読み終えた。
近年のテレビは、クイズや食べ物番組の他、必要もない知識を問う番組に加え、見る側を恥ずかしくするような野暮なCMが殆どなので、暇を見つけては本に齧りつく習慣が身についてしまった。
そんな訳で、把手部分を作っていて、ボンドが乾く合間の小休止に本に手を出して読んでいる始末で、大分完成が遅れていた。
アカショウビンの杖をはめ込む径は、前もって直径20ミリに開けてしまっていたので、最終的に選んだアカザの杖は若干細い。
で、把手がブレないように20ミリの木を埋め込む作業が一手間増えてしまったのだ。
この後、黒檀でアカショウビンの目を作ってはめ込み、水性着色剤でコーティングします。