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c) 古典落語雑学図鑑 アーカイブ

2009年03月15日

雑学図鑑1 貨幣




2009年03月23日

「江戸小ばなし」第一巻収録・江戸時刻




2009年03月24日

「江戸小ばなし」第四巻収録・木戸番




2009年03月25日

「江戸小ばなし」第四巻収録・五大橋と橋番




2009年03月26日

「江戸小ばなし」第三巻収録・長屋の台所風景




2009年03月27日

「江戸小ばなし」第二巻収録・刀に由来する言葉




2009年03月28日

「江戸小ばなし」第一巻収録・江戸時代の地名




2009年03月30日

「江戸小ばなし」第二巻収録・煙草入れの種類

2009年03月31日

「江戸小ばなし」第二巻収録・煙草道具一式




2009年04月04日

「江戸小ばなし」第四巻収録・「松山鏡」ショートショート

2009年04月29日

「江戸小ばなし」第五巻収録・『黄金餅』言い立てー1




2009年04月30日

「江戸小ばなし」第五巻収録・『黄金餅』言い立てー2




2009年05月01日

「江戸小ばなし」第五巻収録・『黄金餅』言い立てー3




2009年05月02日

「江戸小ばなし」第五巻収録・『黄金餅』言い立てー4




2009年05月03日

「江戸小ばなし」第五巻収録・『黄金餅』言い立てー5




2009年05月04日

「江戸小ばなし」第五巻収録・『黄金餅』言い立てー6




2009年05月05日

「江戸小ばなし」第五巻収録・『黄金餅』言い立てー7




2009年05月06日

「江戸小ばなし」第五巻収録・『黄金餅』言い立てー8




2009年05月07日

「江戸小ばなし」第五巻収録・『黄金餅』9




2009年05月08日

「江戸小ばなし」第五巻収録・『黄金餅』10




2009年05月09日

「落語と江戸風俗」より『黄金餅』11




2010年02月08日

うどん屋




一ヶ月前に載せた『時そば』の屋台と、この、『うどん屋』の屋台が、どのように違うかってぇと・・・同じなんですな。で、こちらの噺は人情噺寄りの落語として聴いています。

2011年06月04日

長屋俯瞰図


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江戸地図を見ると、人口100万超都市江戸の面積の約70%を武家が、寺社も約15%と侍と坊さんが土地の大部分を占め、残り15%が庶民でした。江戸時代の武家と庶民の割合はほぼ半々で、庶民50万余が大通りに面したところは大店などに占められ、その裏手はこの図のような裏長屋で、生活の場は9尺2間(くしゃくにけん)が基本でした。間口は9尺(約2.7メートル)、2間(約3.6メートル)で、火事が多かったことを見越して壁は薄くプライバシーは筒抜けの生活を余儀なくされていたんですね。

2011年06月08日

地主(家持)の収入

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江戸時代(1603ー1867)の町人の総人口ってのをみると、享保18年(1733)に総数53万6千余。男女比でいうと男が約34万人で、女は約19万人と約半数が女性でした。

その約百年後の弘化元年(1844)では総数55万9千余人と増え、男29万人余、女26万8千人と男女比が近づいていますね。

もともと地価も高かったので貸家業も増え、そのピンは芝田町八丁目の仙波太郎兵衛という豪商。江戸市中にある約六十ヶ所の屋敷の地代と店賃収入だけで、文化年間(1804ー1817)のうちの一年間に約4千両も得ていたとあります。大雑把ですが、一カ所だけの平均が年間約66両ですね。それも本業とは別の収入!・・・魂消ますねぇ。

大家の役割

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江戸において店(たな)は家屋のことで、地主・家持の代理として町屋敷を管理する差配人を大家といいました。

俗に大家といえば親も同然。店子(たなこ)といえば子も同様と、落語のなかでよく耳にする擬似親子関係が成り立っていたようです。

ところが大家・屋守は通称で、公式の書類では家主と記録されていました。

家主は、本来家持町人のことで、町の行政に参画できる家持町人の呼称で、なかには町の運営に関する諸費用を出す家主と管理人を混同してしまう大家もいたんでしょうね、その辺を落語『大工調べ』では微妙に表現されています。

店子(たなこ)

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店子の正式名称は、店借(たながり)といい、地所を借りて自分の持ち家に住む者を地借(じがり)といいました。(?)共に正式な町人とは認められなかったとあります。

住居を示す場合は、日本橋田所町三丁目日向屋半兵衛店大工勝五郎というように町名の次に家主名をいい、店借りであることを明記するきまりでした。

契約にあたっては地請証文・店請証文と、それぞれの保証人の連記・連印が必要とされたんですね。

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